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いろいろ日記

2023年09月22日(金) すれ違い

思いきってメールした。
何度かやりとりして、
急遽、会うことになった。

彼が定年になった翌日に。

私はその数日後、入院することに
なっている。

入院、手術、
不安だった。

だから
抱いて欲しかった。
しっかりと強く抱きしめて
欲しかった。

でも、結局、
会うことのできない事情が
でてきた。
会えなくなった。

不安と淋しさが押し寄せてくる。
きつい1日だった。

彼は私の事情を知らず、
すぐ会えると思っていたみたい。

術後の処置が長引くから、
来年まで会えないよ。

淋しい。










 





2023年09月06日(水) もしも

もしも、彼が
またやりなおそうというのなら、
わたしは なんの躊躇もなく、
彼の胸に飛び込むだろう。

もしも、彼が
このままフェイドアウトするのなら、
それが二人の運命と諦めよう。

彼との時間は、
退屈で憂鬱だった私の人生に
輝きをくれた。
一筋の光だった。

記憶が霞まない限り
私には幸せな思い出がある。
思い出を少しずつ再生しながら
時を過ごすのもいい。

不倫は悪か?
一般的には悪でも
いい人生だったと思える自分は
幸せなんだろう。

ほとんど恋愛経験がなかった私にとって、彼の存在は私の存在価値を高めてくれるものだった。

私と繋がってくれて有難う。

彼に言いたい。
もう一度、会って言いたい。








2023年09月05日(火) 突然の・・・・

突然 彼から連絡が来た。

1年ぶり?
やっとやっと彼への気持ちは落ち着いてきていたのに・・・
忘れようと忘れようと・・・
できていたのに・・・

1年前 何気に私から送ったメール。
何度か往復して もう彼は戻ってこないんだ と
諦めていた。

それでいい と 揺れながらも納得していた。

彼は特に会いたいとも抱きたいとも言わない。
ただ 今こんな状態で生活しているというだけのメールだった。

それでも メールBOXに彼のメールを見つけた時 私は喜んだ。
胸がキュンとした。

まだ彼を愛してたんだ・・・・愛してたんだよ。

無理やり 彼の悪いとこを思い出しては
「あんな奴・・・別れて正解」と
思おうとしていた。

往復する中で 私は脳疾患のことを話した。
自分的には一応完治し、定期検査もし、お薬などで
コントロールできているので 問題ないと考えていた。

彼からの返事

【それは繰り返すというから用心してね。】
そうしてそのあとは 一転 明るく明るく ひたすら明るい
メールだった。

ああ、終わったんだ 
もう 彼は終わらせようとしている

そう思えるメールだった。

最後に 【元気で。】と。

これでいいんだ これでいいんだ

私は自分に言い聞かせるように最後のメールを送った。

【ありがとう。

メール 嬉しかったよ。

お元気で。】

もう返事は来ない。

毎日毎日 来ないであろうメールBOXを確認する。

確認しては胸が痛む。


自分がそういう風にしたのに胸が痛む。

また 忘れるためには どのくらいの時間がいるのだろうか。


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