赤や茶
緑も少し混じって
落ち葉の海
小波を聞きながら
自転車をこいで
寒さを気にしないフリをする
いつか
落ち葉の上に寝転んで
雲を見たいな
と思いながら
海を通りすぎる
秋だから
思う
そんなコト
私は
人を責めたてる性質が
あるみたいだ
刃物で刺すように
人を
傷つける
そんな人間
どんな刃物より
怖い
どんな刃物より
人を傷つける
紅いものは
流れなくても
痛めつける
言葉の刃物
木が光ってる
先のほうは
金色に
下のほうは
紅色に
ひらり
と降りる
その子達を
私は
見つめる
そんなこと
気にしない
大人達
犬を連れた老人
降りてきた子達を
温かく見つめる
私は
誰になるのだろう
貴方を好きな理由なんて
ありません
そんなくだらない物なんて
言いたくないから
そんなの唯の理由付け
だから
ありません
いつのまにか
好きになった
それじゃあ
貴方を好きになった理由には
なりませんか?
それとなく流れる
優しい言葉
疲れた肩に
そっと乗るは
愛しい言葉
早く忙しい
時の中に
早く流れる
冷たい中にある言葉
どんな時にでも
何処かに隠れてる
そんな言葉を
探そうよ
駅から
家までの
帰り道
貴方から 離した手が
少し熱くて 寂しい
こんな想い
初めてで
今までになかったこと
振り返って見ても
電車は
もう 出ていて
吐息は
白い
星が
遠くて
透き通っている
あぁ
寒いなぁ
さっさと帰ろっと!
髪が舞って
足音が続いてく
風に憧れを
抱いて
夢を
描いて
扉の前に
足を震わせ
ノブに手を伸ばす
罪に穢れることも
あるだろう
罪悪に縛られることも
あるだろう
悲しみに打ちひしがれることも
あるだろう
善に救われることも
あるだろう
優に癒されることも
あるだろう
喜びに明け暮れることも
あるだろう
答え切れない疑問を
探し
汚れた服さえ
勲章と
感じる
こんな感覚を
知っている奴は
酔狂かもしれない
ここに来てくれた人
1000人も居るらしい
ありがとうございます
感謝の気持ち
言っても言いきれない
唯うれしいです
俺の前で
いつもドジるお前
何も無いところで こけたり
猫好きで撫でようとして 引掻かれたり
テストで1問ずらして 解答したり
ドジした後に恥ずかしそうに
えへへと
笑うお前
俺が
ドジしたら
とても心配して
泣きそうになるお前
お前って
ホントイイ奴
少し意地悪な弟
と
猫かぶりの妹
私は
そんなきょうだいの
長女
弟と妹は
仲良し
私は
少し遠い存在
昔
私が自由奔放に
生きてたから
二人が
協力するようになった
らしい
今ごろ
仲良くしたくても
やっぱり遠い存在
それでも
大切なきょうだい
煙草の煙が
風を辿り
草原のざわめきが
俺を包む
あぁ・・・
またウルサイ奴が
俺を急かす
わかったわかった
と
手を振って
また寝ようとする
そんな俺の手を
握って
引っ張り起こす
それが
日常茶飯事で
俺の幸福
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