僕は

一度

糸を切った

操り人形


一人で歩いてた

操り師も居ない

この僕に

誰も見向きもしない


操り師を求めて

窓をみた


一生懸命練習する君に

僕は

恋をした


ボタンの目から

喜びを流すことは

ないけれど


君の気持ちを

一生懸命演じるよ


だから

もう一度

糸を繋ごう

今年で

丁度１年


君を思い出にすることが

やっと出来た


儚い想いも

喜びも

全て思い出に


君と繋がるものを

イヤだと感じなくなった


今年からは

素直に

「いい思い出だったよ」と

語ることも出来る

夢色々

声も聞こえる

風の唄


夢が叶うとき

何かを失う


失った夢を

また誰かが綴る


夢色々

想い色々

あなたが

嫌い

もう大嫌い


私を

こんなにのめり込ませた

あなたを

恨むの


だけど

好きで

好きで

堪らない


嫌い＝好き

こういう公式が

あったりもする


私の中で

廻り始めた

テープに

何を入れようか


迷っている私に

あなたが来て

抱きしめてくれた


テープに

録音しよう


あなたへの

儚い想いを


始まりは

あなたから

あなたに会いたい

唯

それだけ


願いは

たったそれだけだよ？


願いが

私を苦しめる


軋み続ける

心の扉


願うのじゃなかった

『あなたに会いたい』と


思いもしなかった

願いが

カナシミになる

なんて・・・

空も

雲も

太陽も

人の感情も

全部一緒


だけど

違うんだ


信じるものが


分かり合えばいいのに

お互い分かり合えば

絶対いいことあるのに


全て繋がってる

同じものが

繋がってる


全部

公平に繋がってる

あまぁい

あまぁい

メロンパン


上にまぶしてある

砂糖っていう

宝石が

私を呼んでいる


一口

また一口と

溶けていって

なんだか

幸せ気分

空とは

どういうものだろうと

思い馳せる

この私


土の中で

いつも一人寂しくて

誰か居ないかと

探してみるけど


みんな

私の食材達


仲良くしたくても

欲に負けて食べてしまう


骸だけが

私の話し相手


こんな私だから

空を見ようと

土から出た


私を


太陽が憐れんで

一人じゃない

楽しい処への

招待状をくれたんだ