だって好きなんだもん - 2007年12月30日(日) クリスマスのほぼ直後に、 我が家にDSがやってきました。 前に迷ってた、にんてんどーでぃーえすらいとちゃんです。 ……FF4がやりたかったのさ……。 本体はノーブルピンクが可愛いなぁという感じでしたが、 さすがクリスマス直後って感じで、 ノーブルピンクとアイスブルーは売り切れ。 メタリックロゼとクリスタルホワイトで迷ったのです。 色はぴんくが良いけど、メタリックはあんまり可愛くないのですー。 あくまで私的感覚ではですけど、 シャープな感じが前に出てるっぽくて。 どうしようかなぁと売り場の周囲を見回していて、 透明保護ケースを発見! 傷付くの嫌だからこれ買おう。 あ、クリスタルホワイトに、このぴんく色掛けちゃえ! ……というわけで、クリスタルホワイトに相成りました(笑) 自宅に帰ってどきどきしながら透明ぴんくの保護ケースを掛けたところ、 非常に可愛い感じに仕上がって満足です。 というわけで、ちまちまこつこつとFF4を進めて、 現在地底に入ったところです。 らりほー♪ 思ったよりも悪くは無いと言う感じ。 ミニゲームが楽しいです。ポーチカポーチカ♪ ……ただ、リディアと100題は難しいぜよ……。 でも、セシルと100匹は楽しいぜよ♪ 今のところストーリー自体に改変は無くって、 ミニゲーム要素が詰め込まれた感じです。 このミニゲームの出来は結構面白いかも? ……気になるのは、セシルの声優さんかなぁ。 棒読み&抑揚が無いので、えっらいドライなひとに見えて見えて……。 私、もうちょっとセシルって無駄に熱いヒトだと思ってました。 周囲が見えてない、要所要所で叫びまくる主人公というか。 セシルってハタチよね? (すーふぁみ版では少なくともそうだったはず) 16、7くらいに思えるんですけども……ローザの方がお姉さんっぽい。 これってスクエニ側の演技要望の結果なのかなぁ。 じゃなくって役者の力量その他の問題だったらちょっと不満。 色がついてない声優さんを使いたいのは解るけど、 もうちょっとマシなのは居なかったのかしら……。 パロポロの感動シーンも思いっきり盛り下げおってからに!(泣) 公式を見たときから解っていましたが、 カインもちょっと不満ー。 これは役者さんの方ではなく、スクエニの配役として。 私、同輩ライバル的な関係が好きなのですよ。 元々セシカイは(カインの方が1コ上だけど)同視点だと思ってましたし。 (幼馴染みだもん、頼れる兄貴というより同輩親友でしょー?) 今回カインの方が兄貴的な配置にされていて 更に切なさ度がアップというか。 棒読みドライ男に比べるならカインの方が良い男だと思うのに。 いや、私は主人公カップル三角関係は元々感情移入少なくて エジリディの方に思い入れ過多なので、まあ……いいんですけど。 スクエニって主人公のライバルを絶対に年上にしたがりますよねー……。 同輩ライバル、良いと思うんだけど。 カインが渋め兄貴になっちゃってゴルベーザと被る被る。 で、ここにエッジも加わるんですよねぇ。 (エッジは確か26歳とかそれくらいじゃなかったっけ) ……兄貴だらけでどーすんのさー。 やっぱりカインは、セシルの対にしておくべきだと思います。 兄貴ばっかりじゃつまんなーい。 ローザに対する想いを堪えきれずに言っちゃうあたりも、 やっぱり兄貴的立ち位置のキャラより セシルと同じような精神年齢レベルに居た方が良いと思うし。 もう、見るからにカインのバランスが悪くって悪くって……。 兄貴ならもうちょっとカッコ良く居て欲しいなぁ。 まあ、エッジの参戦が遅いので、 早めに兄貴キャラを出しておきたかったのかもしれないと思わなくも無く。 でもギルバートが外れてカインが戻ってくるまでに オヤジ&ジジイ度が超高くなるのであんまり意味無いかもー? パロポロが離脱してからリディアが戻ってくるまで、 私の心の癒しはヤン氏でした。 あのヒトがいちばん思考がまとも。おまけに強いし。 正直、磁気の洞窟とゾッドの塔は、 戦力バランス的にものっすごいキツかったです。 白黒の魔道士が、MPに不安ありのテラだけなんですものー(悲鳴) リディア、ギルバート、ローザ、ポロムと それまで回復役が充実していたし、 (ギルバードの「かいふくのうた」は超お役立ちです) 白魔道士(=回復役)と黒魔道士が一人ずつ居て MPに困ったことは無かったので、無茶辛かったです。 そして困った挙句にセシルさんが回復役として目覚めました(笑) 今回、パラディンの白魔法が結構使える感じです。 (すーふぁみ版では役に立たないを通り越してた) 勿論本職には劣りますが、(90で頭打ちのテラより)MPもあるし、 ケアルの全体掛けでも150前後は保証。 まさかセシルの白魔法に頼る日が来るとは思わなかったですよ。 磁気の洞窟はセシルの攻撃が恐ろしく弱いのに 敵にぼこぼこにされてしまうので非常に役に立ちました。 HPの減った味方を庇って時間を稼ぐ間に回復魔法を唱える! 株下がりまくりのセシルさんが頼もしく見えた瞬間でした。 ……あ、今回敵の思考が随分賢くなっている気がします。 弱ってる子や後列を集中的に殴ってくるのです。辛いー。 そしてスリップが地獄のような脅威。 だらららららららららららーって減ってくのです。 ダークエルフには一度めこめこに凹まされてしまって、 がむしゃらにレベル上げてました。 ここだけでセシルのレベルが10上がったくらい。 21→31とか。で、今地下に来たばっかりでレベル40かな(笑顔) 無論、後入りと比べて突き抜けてます。 現在、ぱーちーのアイドル・リディアが戻ってきたので 後は心置きなくエッジ目指して突っ込めます! オープニングムービーのエジリディは超素敵ー♪ ……ああ、早くエッジに会いたいよーう。 そしてエジリディの夫婦漫才を見せて頂戴(待て) という感じに、満喫中。 やっぱりFF4、好きだなぁ……。 これから先どんなに良いRPGに出逢っても、 私のベストはこのFF4から動かない気がします。 ... イオンまとめ。 - 2007年12月29日(土) しばらくご無沙汰してました。 イオンの物語の一幕が、昨日をもって終了しました。 サイトの終了ということですが、 「一幕」と書いたのは私が思った以上にイオンに魂が篭ったためで。 他の皆様と紡ぐ場は終わってしまっても、 この子の物語は続いていくのだと。 そんな風に思えるところへたどり着きました。 イオンが生まれたのは、11月の中旬。 ……思えば遠くへ来たものね、と 振り返ってふと微笑みたくなるような心地です。 早かったような、長かったような約2ヶ月間。 もしかすると、参加出来なかったかもしれない物語。 生まれなかったかもしれない娘。 最初にGM様と巡り合せてくれたご縁と、 そして何度もメールをくださったGM様には本当に感謝の気持ちで一杯です。 最後まで日記には書きませんでしたが、 イオンという名前はギリシア語で「すみれ」という意味。 15歳の少女に似合う名前……と探していて、 菫の花なら可愛くていいなぁと思って使いました。 姓のイーリス程に迷わず、ぽんと決まった感じです。 前にも書いた通り、ランドリオールのイオンちゃんと被るので どうしようかとほんの少し迷ったのですが、 他に候補を探そうという気が起きなくて決定。 結果的に、手軽に決まった割には このイオン(ION)という単語は、 私にとってとても大きな道標の役割を負ってくれました。 また、これは後から知ったのですが、 「行く=さまよう/さすらう」という意味も持つようです。 科学用語のイオン(マイナスイオン等々)はこちらです。 多分この「行く、さまよう」の意味も、 スミレの花に同じく、ヘラの巫女イオの物語からイメージ付加されて 生まれた言葉では無いかと思いますが。 (比較的有名な神話だと思いますので、調べやすいかと思います) 途中、この「さまよう」方のイオンになってしまった気配で 本当に心配したんですが、 エンディングでは無事に復活してくれました。 良かった良かった。 ……人事みたいな書き方ですが、 本気でイオン、私の手の内から離れちゃって。 登場の演出なんかは受け容れてくれますが、 気持ちの部分は完全に独走状態だったのですよ。 イオンがエンディングで何度か言うことになった 「強くなんてない、私はすごく弱いの」 という言葉は、何より彼女の行動原理を現していた言葉でした。 弱いけれど、弱いままでは居たくない。 見つめるだけで居たくない。 強くなりたい。 そうして、手探りで、時に迷いながらも 立ち止まることを潔しとしないのだと思います。 ファイナルからエンディングまでの1年の間も 一見立ち止まっていたように見えるのですけれど、 長く考え抜いて答えが生まれる時を待っていた そんな風に思えました。 必要な時間だったのでしょう。 最終的にイオンが立ち止まることも逃げることも選ばなかったのは、 彼女の前に立った2人のひとの影響が多大にあります。 ひとりは、兄のエアル。 彼から与えられた思考過程がイオンの風切り羽となり。 ひとりは、前に日記に書いたNPC様。 この方の遺してくれた言葉がイオンの灯火となり。 悲しみは確かに彼女の心の中に残りながらも、 誰かを幸せにすること、自分も幸せになること、 どちらも見出せる人生を生きていこうと道を歩き出したようです。 大変な道を選んだ気もしますが、 イオンならきっと周囲も味方につけて 頑張ってくれるんじゃないかなと……そう思います。 とりあえず、総括。 幸せな物語に出逢えた2ヶ月でした。 ... 連絡……方法が解らないとき。 - 2007年12月24日(月) 非常に大変なことが判明しました。 2月10日、私、踊らなきゃいけないんでしたーーーーっ!!!(泣) ……というわけで、踊りの発表会が2月10日なのでした。 ケー番は解っているものの、 電話……というのも何だか気が引けて、 メール……は、1年前のメールの日付を見て不安になってみたり。 GM様の方にはmixiで連絡つくんですが、 総括役様に連絡つけた方がいいのかなぁとか迷ってみたりして、 結局ここになりました……。 (何してるんだと言われそうー) どなたか、ダヤン様(FF11ねーむ)に連絡つく方、 ゆきのが悲鳴を上げていたとお伝えくださいますと幸いです……。 ご本人様、ご覧になってらっしゃいますでしょうか(おろおろ) GM様が見失ったって仰ってたのは記憶にあるんですけども。 ……悔しいので、ザフラにゃんの落書きでも書いてよう……。 ザフラにゃんは去年のJGCで作ったキャラです。 システムはゲヘナ〜アナスタシス。 紺色の翼を持った堕天使さんで、ジャグラー暗殺士。 信条が 運命:否定 神:否定 という中々小粋(違)なお姉さんです。 「否定ばっかりのキャラか!」と言われてしまいましたが(笑) 神様に執着する天使のお母さんと弟と仲が悪く、 反発するように堕天したという過去を持っているもので。 「最初から定められているものなんて無い。 全ての道はこの手で切り開いてみせる」 ザフラが抱くそんな志を表現してみたものです。 ザフラはアラビア語で『花』という意味。 闇を切り裂く、夜明けの花。 私の中にはそんなイメージがあるキャラクターです。 (翼の紺色も夜明け前の空の色って感じで選びました) 余談ですが、最近某所でザフラという名前のキャラさんと出会いまして、 最初びっくりしました(笑) うちのザフラにゃんは、いっそライラに変えちゃってもいいかな。 アルフライラ――千夜。 千の夜を越えて、その先に待つものを……。 ... つれづれ - 2007年12月19日(水) 「ねえ、ゆき(仮)ちゃん。一升って何キロ?」 …………。 即答できるかーっ!(笑) うちのままんは、やっぱり私のままんだと思います。 唐突なところが。 そういえば、ネタがいっぱいあって 何から書けばいいのかと思ってましたが、 多分待っている人が居るだろうこれから。 きらら舎 確か、まだ日記には挙げてなかったですよねー。 (書こうと思って書きそびれたことが何度かあるので そろそろ忘れてる←チェックすればいいんですけども) この夏ごろから、私が良く利用している石屋さん。 取り扱いは石だけじゃなくて、 初期頃の長野まゆみの著作の雰囲気を持っているお店です。 今年のミネラルショーに行かなかったのは、 このお店で石を買っていたから、まあいいかなと思ったせい。 スルーするのに足る理由がありましたのですよ。 ですが、いちばん最初にお石を手元にお迎えするなら、 やっぱり自分の足でお店に出向いて、 面と向かい合って選ぶ方をお勧めしたいかな、と思います。 私は幾つか石と出逢ってきた中で、 水晶系(水晶、薔薇水晶、紫水晶)や、白や透明、淡い青系の石が 自分と波長が合いやすいことが何となく解ってきましたし 今は気が向くものを気の向くままに(笑)購入していますが、 最初の最初は、やっぱり特別だと思いますから。 「欲しいな」ってタイミングの時に 居心地の良いお店で、気持ちよく出逢った石と 永く縁が続くと素敵だなあって思います。 波長の合う石も、自分の環境の変化とともに変わってゆくそうなので、 楽しみながらお付き合いしてくださる 石好きの方が増えてくださったら嬉しいなぁと思います。 そして気づくの遅れて大変ごめんちゃい(穴掘って埋まった) 姉者ーーーーーーーーーー! 妊娠おめでとーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!! 寒さが本格的になってきた時期なので、身体には気をつけてね? 姉者は絶対気をつけると思うので大丈夫だと思うけど、 旦那さまやおとーさまが、 流行のインフルエンザとか貰ってきたりしないように。 いつか、なかごちゃん(←まだ言う/笑)と対面できる日を 楽しみにしています♪ ... FINAL - 2007年12月14日(金) 生かすつもりが生かされた……。 っていうか泣かされたー(涙) ……予想はしてました。 如何考えても、普通に生き残ってくれそうに無い、と。 とりあえず、また語りたいです。 ちくしょう。 大好きだぜ、エンノイア様(名前言っちゃった) ... バッドフラグだ……(遠い目) - 2007年12月13日(木) ……何かもうこれ、本当に奇跡でも起こらない限り バッドルートというか、 死亡ルート一直線なんですけど……。 直感娘イオンが迷った段階でマズいと気付くべきでしたね。 思考の迷宮の中に填まり込んじゃって出てこないー。むきー。 ……キーアイテムを手放したのは……如何出るでしょう。 うふふふー(涙) 泣いても笑っても、明日がファイナルイベント。 出来れば、大事なNPC様の命くらいは守って散りたいところです。 (散るの前提なあたりどうよ) 本当に本当に願えるなら、ハッピーエンドを切に希望したいです。 (……ただ。イオンはその権利手放してるよなー……と思う) 勢力としては、負けてしまっても構わないんです。 ただ……命と想いとを繋いで紡いでゆけたら……。 ... 今日もイオン、明日もイオン。 - 2007年12月10日(月) 一応今週末がラストイベントの予定なので、 クライマックスに向けてイオン最高潮です(多分) イオン日記、しばらくお付き合いください(ぺこり) 日曜の昼にはえらいことに為っていたイオンの心境ですが、 昨日の夜にNPC様とお話しさせていただいて、 上手く軌道修正が叶いました。 一応整理できた、見えた! と思ったものの、 あんまりにもイオンらしくないバッド路線っぷりな思考回路に 何かすごいマズイ気がする……と思っていたのですが。 案の定、やっぱりひっくり返りました。 願いの方に少し我慢してもらうことになるでしょう。 大切なひとを大切に出来なくて、 何が願いか、何が夢か、って感じの気分になっているイオンです。 甘くて甘くて甘すぎる感じですけれど、 こっちの方がずっとイオンらしくて好きです。演じやすい。 この週末は体調がよくなかったので、それに引きずられてたかな。 ふと思うのですが、 今、イオンが傍にくっついてるNPC様、 何気にイオンと生い立ちが似てる、ような、ような。 某様が何だか優しいのは、その影響もあったりしませんでしょうか……。 それとも単純に、めげない・まけない・屈託ないが信条の イオンの努力(?)が実ったんでしょうか……。 (イオンの場合、努力というより勢いという方が正しいですが) 某様の生い立ちは公表されていなかったので イオンに微妙な相似部分があるのは全くの偶然なのですが、 ちょっとびっくりしました。 ラスト間際で大分切羽詰ってますが、 頑張りたいと思います。 むー、イオン、幸せになるんだぞー! ... 命短し恋せよ乙女 - 2007年12月09日(日) 一晩寝て起きてうだうだ考えていたら、 本当に不意にすっとイオンの気持ちが見えました。 ……茨道だけど、この道を進むワケなのね、貴女は。 ともあれ、会っておきたいNPC様も居るし、 PC様方にそれ寄越せーって方も居ると思われるので その辺りを通過してからですが。 まだ、はっきりと決まっているわけではないです。 でも、イオンの今の気持ちはこんな感じ。 「どっちを選んでも、私の心は死んじゃうの。 小さい頃から思ってきた願いと、 この頃気付いたなくしたくない想い。 兄様みたい……って言ったら怒られちゃうかな。 兄様は、自分の命と父様の願いが天秤の両端だったから。 どちらを選んでも、私の心は死んじゃう。 願いを選べば、あの人は一人になると言われた。 想いを選べば、私はきっと笑い方を忘れてゆくでしょう。 どちらも選びたくない。 ……ならば、どちらも選ばない。 もう一度問いかけてみる。 それでも届かないのなら。 あの人が復讐に心明け渡してしまっているのなら。 取り返しがつかないのならば。 私は私の心のままに従って、 後悔しない行動を、してゆくの。 ――最後に何も……そう、本当に何も、この手に残らないのだとしても。 示されたふたつの道の先には、 心のどこかが死んだままの私しか居ないと解っているから」 ... イオン関連で吐血 - 2007年12月08日(土) ……あーあーあー……。 すんごい地雷が手元に……。 (というか、参加してる皆に地雷があるらしいですが) 思い出すまいとしていましたが、 マフィを思い出します。 去年の秋に、共に歩いた少女。 哀しい未来を歩かざるを得なくしてしまった少女。 イオン、頑張って。 ちょー頑張って、頼む! どう解決したらいいのか……。 ……迷ってます。……寝よう(しくり) 一人で解決できる範囲の問題ではないですよ、これ……。 ... 『つきこいのうた』 - 2007年12月05日(水) 目の前に差し出された手に、イオンは己の目を疑った。 月光の下、まぶしいほどに白いその手。 常に手袋に覆われていたそれが、今自分に向けて伸べられている。 初めてだった。 それが、すべてを揺らがせた。 『つきこいのうた』 王宮に忍び込む為に中級女官の真珠色のローブを選んだのは、 それが一番早く都合がつきそうだったからだ。 勿論本物ではなく良く似たまがい物である。 普段の下町娘の衣装は動きやすいが、 万が一見咎められた時に言い訳が立たない。 新王が立って揺れる王城に紛れ込むのに いちばん良さそう役柄は何かと考えれば、 権力に擦り寄ろうとする親の手で送り込まれた 下級貴族出身の新米女官という線が無難だ。 新米兵士というのも考えたが、 夜に王の居室付近でウロウロしているのはいかにも怪しいので止めた。 その面女官ならば、夜伽に差し出されたと言い訳が出来る。 潔癖なあの人は夜伽の女官など受け付けないだろうけれど、 貴族たちがどう動くかは全く別の話だ。 見つからずに行ければそれに越したことは無いが、 用心しすぎて困ることは無い。 この半年で、黒装束で隠密するよりも、場に馴染む格好で紛れ込んだ方が ずっと目立たないこともあるのだとイオンは学んでいた。 そのためには立ち居振る舞いが目立たないようにしなければならないが、 王宮での振る舞いならばイオンにはお手の物だ。 良く似た型の同色のドレスを手直しして、お仕着せもどきを作るのに1日。 普段の装束でまず城壁を越えてから、 人気の無い場所で衣装に着替えた。 久し振りの上質の絹の服は、 軽くて肌に吸い付いてくるような感覚が懐かしかった。 潜入は決して易しいものではなかったが、 それでも予想していたほどに難しくは無かった。 昔に王女のもとに伺候していた頃の記憶や 兄がもしもの時の為に話してくれた秘密の抜け道、 人目を忍ぶ恋人たちが内緒で逢瀬を重ねる為の小道、 そして女官の衣装と半年の情報班での経験が役に立ってくれたが、 何よりも一番の理由は、相当厳重だろうと思っていた 王の居室付近に一切の警備が敷かれて居なかったからだ。 何かの罠かと一瞬疑ったが、彼の人の性格を先んじて考えれば頷けた。 「護衛など不要だ」その一言を、無愛想な顔で言ってのけ かつ通してしまうだけのものを持っている人だから。 (To Be Next) ****** 中途半端ですいません。 どーしても書かなきゃって感じだったので書いてしまいました。 そして続きます。 本当に続きますからー! イオン、勢力移動です。 やるとは思ってなかったです。 ええ、イオンでは本当に絶対に無いと思ってました。 ……手袋外して勧誘されました。 ジョーカー切られたと思いました……。 「来るとは思ってなかった」と仰られていた通り、 私もイオンの抱いているものからして 絶対に勢力移動は出来ないと思っていたんですよねぇ。 「手袋を外して」の一文を見たときに、頭真っ白になりました。 普段から手袋付けっぱなしで外さない人なんですよ。 それは落ちろと言われているのと同義ではないかと思うわけですー。 それを突っぱねられるほど、イオン強くないです。 自分の気持ちを少しずつ自覚しつつある15歳の女の子です。 お兄ちゃんに色々と磨かれた思考回路してて、 怒りや憎しみといった感情に侵されることは無い子ですが、 ちょっと甘えっ子なところのある、ごく普通の少女です。 哀しみや淋しさといった感情にはめったくたに弱いです。 (ということにこの頃気付きました) あたままっしろに為ってる私と違って、 イオンはイオンなりに考えた上で、その手を取りました。 流されたわけではなくて、 自分の想いの方を優先したわけでもなくて、 確かなひとつの願いを抱えて。 「命を大切にしない人間に守れるものなんて無い。 けれど、命を賭けなければならない瞬間が来ることもある」 それが今回の道標であるエアルの言葉です。 イオン、兄と同じような道に、足を踏み入れた気がします。 ... イーリスの意味。 - 2007年12月03日(月) そういえばタイミングを外していたんですが、 イオンの姓、イーリスについて、 チャットの中でお話できた機会が少し前にありましたので こっちでも詳細語りをしてみようと思います。 さて。 イーリスは、イリスの長音表記です。 というと、「ああ」と直ぐに思い浮かんだ方もいらっしゃるでしょうか。 おそらくイエスと答えていいんじゃかなと思います。 ギリシア神話の虹の女神、イリスのことです。 長音表記と短音表記については、 「ギリシア 長音表記」と入れてググると簡単な解説が引っかかります。 ぶっちゃけ意味するものに差異はありません。 イリス。 権能は虹の女神。 そして、古来虹が天と地を結ぶ架け橋のイメージを持たれて来た様に、 ヘルメスと共に神々の伝令の役割を持っています。 イオンには、この伝令の女神としてのイメージを 使わせていただいています。 元々、革命軍に所属する少女キャラにするとしたところで、 軽装備系の職業を振ることは決まっていました。 (正規軍の青年騎士、反乱軍の盗賊少女、は私の第一パターンです。 先の凍夜は、これが上手く当てはめられなかったために ミックスしたみたいな感じになりました。 青年騎士に使いたい名前が先に登録されていて、 闇の王国は女性キャラばかりの登録だったので……) ふっと思い浮かんだのは斥候。 それだけでは設定として使いにくいので、 情報を扱う班と遊撃隊とに兼任所属、ということで落ち着きましたが、 軽やかに戦場を縫って舞う、 そんなイメージの少女が思い浮かび、 それに合わせて候補から姓を選びました。 ギリシア神話から取ったのは、 兄のエアルの名前が先に決まっていたため。 エアルはギリシア語で春(同名の春の女神も居ますが、中性名詞です)。 この名前は、凍夜の従弟のセカンドネームとして 付けていたものでした。 今回、凍夜リベンジ・凍夜従弟・全く別の女性キャラ、 いずれかで行こうと思っていたので、 3つ目の選択肢になるにあたって、 お蔵入りになる凍夜従弟の名前の兄を出すこともほぼ即決。 というわけで、どうせなら今回は名前の言語を揃えようと思ったのでした。 虹というイメージよりも 伝令の役割を第一意義に取った名前ですが、 現時点では虹というモチーフもちゃんと利用させてもらっています。 何気にとっても相性良く組み合いそうなので(笑) イーリスの長音表記にしたのは、 イオンとエアル、それぞれの名前と組み合わせた時に、 こちらの方が落ち着きが良いように感じたからです。 あと、今日では短音表記が代表的な分、ちょっと遠まわしかなと。 (すぐ解っちゃっても面白くないかと思って) 虹にこめたもうひとつの願い、 口にする日は、果たして来るでしょうか。 折り返しを過ぎた物語。 虹はどんな空に架かり、どんな絆を結んでくれるでしょうか。 ... そんなこととは思ったけれど…… - 2007年12月02日(日) えー。 今日は主に私信です。 メールのお返事を見ました。 ……何やってんねーん!!!(絶叫) 一瞬、何事があったとかとぎょっとしましたよ!? ……まあ、二人からほぼ同じ内容のメールが入っていたので どっきりかなぁ、コレと思ったのも事実ですが。 真面目に何かあったとしたら……と思って 当たり障りの無い返信考え込んでしまったじゃないですかー! 全くもうー(苦笑) とりあえず、何事もなくてよかったです。 心臓に悪い悪戯は出来れば勘弁してくださいー(へろ) ... Is he a hero? - 2007年12月01日(土) 今年も残り1ヶ月。 思えば早いものですね(しみじみ) と、いうわけで、漢字検定。 2級も準2級も無事に合格しましたー♪ 先に2級の合格証書が届いて、準2と2級とどっちが上だっけ……と 悩んでしまったのは内緒です(笑) 今度の2月の試験に準1級にチャレンジしようかどうか、 未だ少し迷っているところです。 読むだけなら比較的何とかなると思うんですけども……。 さてさて。 先日の『早春香』。 イオンのおにーちゃん、エアルの考察の産物です。 はっきりと驚異的な人です、私の中では。 穏やかに笑いながら心中に壮絶なものを抱えていた人。 ぶっちゃけ、すっごく私好みのお兄さん像になりました(笑) 恩という一線を越えてしまえるなら、 別の場所で妹と生きていく人生もあったでしょう。 イーリスの名がもたらすもの全てを捨てさえすれば、 宮廷の謀略の中で命を落とすことは無かった人です。 だけれど、養父から受け継いだものを捨てることを どうしても選べなかった。 騎士団は実の両親の敵に近いもの。 けれど、騎士の養父に戦場で妹と共に引き取られ、 子供の居ない養父母と最初こそ(当然ですが)衝突し、 それを越えて穏やかであたたかな家族になることに成功して……。 子供の自分たち2人が何も無く放り出されたとして、どうなったか。 むしろ普通に生きていけたかどうかもあやしい。 養父母は、実際にとてもとても温かな愛情を注いでくれました。 お父さんの方は跡取りとして期待したエアルに 厳しい言葉を向けることもありましたけれど、 優しさに裏打ちされた厳しさで、エアルもそれは正しく理解していました。 体の弱かった養母は、息子と娘が出来たことを非常に喜び、 とてもとても可愛がってくれました。 彼女が向けてくれる優しさに、イオンはまっすぐに無邪気に育ちました。 あらゆるものを惜しみなく与えてくれた2人に、 エアルは多大な恩と愛情を抱いて生きていくことになります。 また、自分は騎士にならざるをえなかったけれど、 仕えた先は平和志向の継嗣の王子様。 いつかは無意味に人を殺す剣を持たずに済むかもしれない。 ……そんな思いは結局夢と消えてしまうのですけれど。 新王の政策転換で戦線が拡大し、 国外どころか国内でも争いが起き、 いくつもの戦場に立ち、浴びて尚余りあるほどの血にまみれ、 数えるのも空しいほどの人を斬り命を奪い、 己と同じような戦争孤児を数多に作り出し……。 身を焼くような焦燥感と怒りを感じながらも、 エアルはイーリスの名を地に落とすような真似は出来ませんでした。 イオン一人がどさくさに紛れて出奔するくらいなら何とかなるでしょうが、 貴族位を継いだ自分が同じことをすれば大変なことに為ってしまいます。 例え血縁の無い親族の陰謀で殺されてしまう可能性が高くても、 親族だからこそ、イーリスの名までも殺すような真似はしないだろうと。 行き場の無い、思いの作り上げた籠の中。 その中でもめいっぱい自分の翼を伸ばし羽ばたかせ、 精一杯にギリギリのところで生き抜いた。 ……私にとって、エアルはそういう人です。 そして己が抜け切れなかった場所から妹を解き放ち、 その先を歩いていって欲しいと思っていた……んだと思います。 昨日のイベントで、 「エアル兄さん、黄泉の国から呼び出しますのでお話しましょう(笑顔)」 みたいな気分になりましたけれど(笑) んー、絶対何か勘付いてたと思うなー、エアル。 イオンに何かをさせたくて、頼る先を指示してたはずだと思います。 (でなかったらすごい間抜けだ、エアル) そんなイオンと言えば、私の思惑を越えたところを飛び始めて 魂入ったなーこの子って感じです。 逆に私の思惑を入れようとするとギクシャクする……(遠い目) あっという間に育ちました。 何気に今、思春期です……(えー) 恋愛っぽいことさせるつもり無かったんです。 無かったんですが……解った、君は君の思うままに生きたまえ(どどーん) まさか其処に行くとは私思ってなかったよー(笑) イオンはきっと、さみしいと死んじゃうウサギさんだとこの頃思います。 ...
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