思うこと
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2002年06月22日(土) W杯について

まずは日本。とりあえず予選リーグで一勝挙げられればいいや、と思っていたのに、決勝トーナメントに残れたのは嬉しかったですね。でも俺は、ロシアに勝ったことの方が嬉しかったです。チュニジアもベルギーも、現実の国際社会で日本とは利害関係あまりないけど、ロシアとは大ありだからね。

次は共催(競催?)国の韓国。日本と同じく決勝トーナメント進出が精一杯だろうと思っていたのですが、4強の座にまで登りつめてしまいましたね。国民全体が優勝を願って応援したお陰なのではないかな、と思ってます。対称的に日本が決勝トーナメントであっさりトルコに敗けてしまったのは、国民全体が「どうせ決勝に勝ち進めるなんてことはないだろう。予選リーグを突破できれば善しとしよう」と、目標を「予選突破」までに置いていたからなんじゃないかなあと思ったりしました。

個人的に「よくやった!」と誉めたいチームはアイルランド。アイルランドって北海道ほどの広さの国土に横浜市とほぼ同じ、350万人の人口しか持たない小国。わずか350万人の中から選ばれた代表なのに、決勝トーナメントにまで進出したことに敬意を表したい。13億人もの中から選ばれた代表にも関わらず、一勝どころか一点も挙げられず、予選リーグ敗退した、どこかの国とは大違い。

ダークホースとしてベスト4に進出してきたトルコ、セネガルには勝ったけれど、シュートのために回ってきたパスを、一度ならず空振りしてしまうという、かなり怪しいプレイがあったこともあり、準決勝でブラジルの餌食になるのは間違いないでしょう。

さて、そのセネガルの初戦の相手は、かつての宗主国フランス。まさに因縁の対決に、旧植民地側が勝利したことは、かの国の人々にひときわ喜びを与えてくれたのではないでしょうか?

何故か日本人に大モテの、イングランドのベッカム。学生時代の知り合いの女の子も「ベッカムかっこいい」と言ってたけど、そんなにあのルックスいいのかなあ?日本や韓国の選手の方が俺はルックス的に好みだけどなあ。

ところで、新聞記事によると、鎖国をしている北の国は、南の国が輝いているのが余程気に入らないらしく、「南の国」がW杯で勝ち進んでいることも、それどころかW杯の開催国のひとつになっていることすら、人民に隠しているとのこと。なんだかなあ・・・。


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