蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2005年08月22日(月) 詩人

ふと見上げれば空はすっかり秋模様。ごく薄い青色の空のかなたに、さっと刷毛で掃いたような雲がある。日が沈めば心なしか吹く風も涼しい。やっとやっと、夏が過ぎていく。残暑は油断ならないけれど、今年は昨年ほど暑さに苦しめられずにすんだようだ。

日ざしの強い昼間、いやいや鳴いているようにも聞こえるセミの声は相変わらず、あぶらゼミとみんみんゼミばかり。それでも夜、エアコンをつけずに窓を開けて風を通してみると、文字通り猫のひたいの庭からは、リ・リ・リ・リ、と虫の音がする。まだまだ暑いけれど、やっぱり秋はすぐ近くにいる。秋が近づくとうれしい。

帰るよ、と電話してきた相方に、もう秋の空だねと言ったら、詩人だねえ、と返される。え?だってほら、高くて薄い水色でさあ、と説明すると、そうだね、小学校の運動会の練習のときによく見た空だ、と言う。そっちの方が詩人ではないか。

晩ごはんは、さんまの塩焼き。


2005年08月13日(土) 夏休みのこと

朝から蒸し暑い。ここ数日に比べて気温はやや低いものの、まとわりつく湿気に体がだるくなる。かなりむくんでいて、寝起きの顔は今日も一重まぶた。エアコンのせいか知らないけれど、のどが痛くて鼻水が止まらない。いよいよ夏風邪か。

思い立ってHPのリニューアル作業。家事の合間にパソコンに向かう。いや、リニューアル作業の合間に家事、か。

夏休みとはいえ、掃除・洗濯・買い物・食事の支度・その他もろもろ、というのがなくなるわけではない。うちは相方と二人だからそんなに大変ではないし、食事はときどき外に出かけたりして、かなりの部分を免除されているのだろうけれど、それでもやっぱり何にもしないわけにはいかない。

9日間の夏休みも今日と明日で終わり。帰省を除いては特に遠くへ出かけることもせず、ずっと東京にいた。自転車に乗ったり、午前中のヨガのクラスへ参加したり、美術館へ行ったり、ひたすら漫画を読んだりした。退屈している暇はない。昨日からのどが痛くなって少しペースダウンしたけれど、ほぼ毎日ヨガと自転車で体を動かして、暑さにもめげず、我ながらよくがんばった。と言ったら、きっと相方に笑われるだろう。え?これっぽっちで筋肉痛なの?と。

9月には東京シティサイクリングに参加する。都庁から片道35キロのサイクリングだ。レースではないので気楽だし、大勢で走るから道に迷う心配もない。自転車のイベントに参加するのはこれがはじめて。35キロも走りきれるのだろうか。それに当たり前だけれど、ゴールしたあとまた走って帰ってこなくてはならないのだ。

このところ、ヨガと自転車がますます楽しい。楽しくて仕方ない。体を動かすことの楽しさをひさびさに思い出したようだ。楽しんでいるうちに丈夫な体になるといい。


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