気ままな日記
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2006年10月28日(土) |
世界史は一応授業で習ったけど |
高校卒業に必要な必修科目の履修漏れが問題になっている。 ひとたび、一箇所で見つかると、ここでも、あそこでもと、次々に発覚していくのは常のこと。 それにしても、入試に有利なようにとのはからいが、結果として、受験に関係のない科目をこの時期に重点的に履修しなくてはならなくなるとは、皮肉なことである。 学校側の不手際の責任を生徒に押し付けるのも気の毒な話である。 ただでさえ、この時期、受験科目ではない授業の最中は、「内職」といって、受験勉強にいそんしんだもの。今回も同じことが起きるのではないだろうか。 ならばいっそのこと、このまま卒業はさせてあげて、生徒に教材を送り、1年ぐらいの期間をかけて、通信教育のようにレポート提出で補ったらいかがでしょう。 そのほうが、上の空でガシガシと授業をこなすよりも、知識としては、身につくような気がするんですけど。
来年の卓上カレンダーを買う。 凝ったデザインのものが、色とりどりに文具店の店頭を飾っている。一応あれこれと見て回るのだが、結局は、スペースをとらない縦長のもの、1日ごとのスケジュールをメモ書きできるもの、来月分のも隅っこに印刷されているもの、というタイプに落ち着く。 今年は、月曜日から始まるタイプのものを使ってみたのだがやはり、長年見慣れているせいか、日曜日から始まるもののほうが、しっくりとくる。 来年からは、4月29日のみどりの日が、昭和の日に改名。 祝日が日曜日に重なった場合に、月曜日が振替休日になるのと同様、土曜日に重なった場合にも、金曜日あたりを振替休日にしてほしいなあ、などと、今年の秋分の日や天皇誕生日の曜日を眺めながら思ったのでした。
特殊勤務手当、略して特勤。 負担や苦労が多い業務についている公務員に、支払われる手当てだ。その中には、こんなものにまで??というものがあると、今朝のニュースで報じていた。 その例としてあげられていたのが、給食の調理員や、ガスメーターの検針。前者は、火を取り扱うので危険だからという理由で。後者は、ガスメーターの位置を探すのが大変だからだそうだ。 それらの業務に就いたことがないので、わからないのだけど、危険を伴うなら、安全管理の徹底をするのが先。メーターの位置も、そうしょっちゅう変わるわけではないだろう。 税金を課し、徴収する仕事に対しても、この特勤は付く。納税者から、いろいろごねられたりすごまれたり、メンタル面での負担が大きいからだ。 カウンター越しに撲られたり、督促のためにある家を訪問したら、わざと飼い犬が庭に放されていて、袖をかみちぎられたという話も聞いた。 どっぷりと組織の中に埋まってしまうと、その手当てが妥当なものなのか、金額は正当なのかどうか、わからなくなる。 納得のいく説明のつくものについては、手当てを支給し、そうでないものについては、そのほかの方法で補うことを考えた方が良さそうである。
先日に引き続き、昔の日記を読む。小学4年生のときに書いたものだ。 以下抜粋。 「わたしはお母さんとふたりで、横浜の三越へ買い物に行った。そしてゆう子ちゃんのたんじょう日のプレゼントをさがした。でも、だいたいの物が、200円以上とか、150円ぐらいなものばかり。あれはもったいない、これは高すぎる。もったいない、とかいってるうちに、時間がたってしまったので、急いで消しゴムとメモと、ボールペンを買うことにした。もし、ゆう子ちゃんがわたしの家にこなかったら、品物はわたしの物になるのだ。そのほうがいいな、とわたしは思った。」 そのあと高島屋にも行ったことが書いてあったが、最後にまたしつこく、 「ゆう子ちゃんに200円もプレゼント、おしいなあーと思った」 と書いてある。 ゆう子ちゃんは、となりに住んでいた友達。仲は悪くなかったと思うんだけど。 他人に喜んでもらえるということよりも、しきりに「惜しがって」いるとは、なんともわたしは、みみっちい子供である。
行くか、行くまいか。 するか、しないか。 来るか、来ないか。 出るか、出ないか。
たったふたつの選択肢しかなく、 起こり得る可能性も、ふたつのうちどちらかひとつしかないのに、
このたったふたつのことに、日々惑わされて生きている。
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