気ままな日記
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2002年08月28日(水) 望みは望みとして・・・

先日、友人と話していて、マンスリーレオパレスの話題になった。
「自分専用の部屋を借りたいと思ったことない?」と彼女。
「あるある、しょっちゅうある。」と私。
せっかく休暇をとっても、親の目があるもんだから、なんとなく平日の昼間っから家に居辛くて、結局いつもの時間に家を出て、1日過ごせる場所へ行くのだが、そういう時に、靴をぬいでひとりゆっくりくつろげる場所がほしいと、つくづく思うのだ。
それってなんだか、リストラされたのに、家族には言えず、仕方なくいつもの時間に家を出るのだが、行くところがないので、公園のベンチで1日しみじみ過ごし、妻が作ったお弁当を鳩と分かち合いながら食べて夕方帰宅し、「あら、早かったのね。」という言葉に罪悪感を感じるおやじみたい。

わたしのそのお城にあるのは、1枚板で作られた文机とノートパソコン、天井まである本棚、やれやれと身を沈めることのできるカウチソファ・・・。
テレビはつけっぱなしが予想されるので、敢えて置かずに・・・。
カーテンの色は気持ちの静まりそうなグリーンといきましょう。
とにかく本当に好きなもの、必要なものに囲まれて過ごせる部屋。
それならいっそのことワンルームマンションといきたいところ。

「でもさー、それって子供が小さいうちは、やらないほうがいいと思うよ。最近の子供はませてるから、お母さんがよそに部屋を借りたなんてわかったら、絶対勘ぐるから・・・。」と彼女。
「へ〜〜、そんなもんかなー。」と私。
「せめてさあ、高校卒業まで待たなきゃね。」
高校卒業・・・あと5年半。
これまでの5年半と同じくらいの早さで、いや、もっと早く過ぎ去るのかもしれないが。
と、いきなり現実問題に引き戻される。
実際セカンドハウスを借りたとして、そこで過ごせる時間なんてどれほどあるだろう、その前に、今の状況でできること、しておいたほうがいいことがあるんじゃないかって気もするし・・・。
まあ、明日部屋を借りに行こうってわけじゃないんだし、願望は願望としてあっていいか。


2002年08月22日(木) あとの祭り

隣の家から回覧板が回ってきた。
「サマーフェステイバルのお知らせ。」住宅地の真ん中にある小学校の校庭で毎年行われる夏祭りのことだ。
サマーフェステイバルだなんて言い方にいつからなったのだろう。
街中の地下商店街で行われるサマーセールを連想させられる。
3000円以上お買い上げで抽選券が1枚、特賞はペアでハワイ旅行4泊6日の旅・・・。
白々とした蛍光灯の下で行われるイベントにこそふさわしい響きを持つ言い方だ。

その昔、公設市場のある通りにずらりと並んだ夜店。
そこのクジで当てたおもちゃのサングラスは、縁が白く、グラスの部分がオレンジで、夜店の黄色い電球の光を反射してとてもおしゃれに気取って見えた。
お祭りが終わって家に帰ると、両親はすでに寝静まっていて(まだ9時だというのに!)、家の中は真っ暗だった。
「明日の朝、見てもらおう・・・。」そう思って枕もとにそのサングラスを置いて眠りについたが、朝の光の中で見るそれは、子供の目にもいかにも安っぽく、つまらないものに映った。

サマーフェステイバルの目玉であるビンゴゲーム。
当たる賞品は、高価なおもちゃに慣れきった近頃のお子様にもウケそうな、東急ハンズあたりで買ってきた代物だ。

今夜も、盆踊りを練習する曲が、開け放った窓から聞こえてくる。
風向きによって、遠くになったり近くになったり。
住宅やマンション群に阻まれてそのかけらひとつも見えないが、打ち上げ花火の音・・・。

今年もまた夏が終わる。
行く夏を惜しむとかそういう感じではなく、何か大事なものを見落としてしまったような感覚・・・。

花火の音も、祭りの賑わいも、それが華やかであればあるほど、なんだか哀しい。


2002年08月14日(水) 明日は我が身

職場のロビーに、「みなさまの声」という投書箱が置かれている。
来訪者からの苦情、要望、ご意見、何でも書いてね・・というもので、別名「目安箱」。
その内容のコピーが定期的に全職員に回覧されるのだが、「子供向けビデオを見飽きてしまったので、新しいのを置いてください。」「庭にシーソーを設置してください。」など、思わず、「ここはレジャーランドじゃないんだけど!」と言いたくなるようなものが多い。
が、その中に混ざって、
「受付にいる、Mという名札を付けたスタッフは、とてもそっけなく冷たいので、涙が出てきました。」とか、「ミッキーマウスのエプロンをつけた受付の人がとても愛想が悪い。」などと、シビアなものもある。
そのうち私の名前も、この回覧に登場するんじゃないかと、胸の名札をウラ向きにひっくり返して歩きたくなった。

追記: 私も物好きなもんだから、Mさんって一体どの人だろうと、この忙しいのにわざわざ受付まで見に行って、「やっぱりあの人のことだったわ。」と、妙に納得して戻ってきたのだった。


2002年08月11日(日) ガッツポーズ

今夜の巨人戦。
4−2で迎えた9回ウラ。後藤の一発で同点になり、さーてこれからだわ!と思ったとたん、
「放送時間が残り少なくなりました。」というアナウンス。
いっつもそう。これからって言う時に必ず訪れる放送時間の終了。
せめて10時までやってほしいなあ。
ここぞっていう時に、一発はなった選手のガッツポーズが大好き。
久々TVの前でコーフンしてしまった。

ところで試合の結果はその後いかに?


2002年08月08日(木) 夏休み

区役所で用事を済ませたあとは、お風呂屋さんへ行く。
風呂屋といっても、「ゆ」マークの暖簾がさがった番台さんのあるアレじゃなくて、ジャグジーやサウナ、仮眠室やリラックスルームのそろったスパ。
暑〜い夏に、あったか〜い湯につかり、全身をジャグジーの泡で刺激されるっていうのもなかなかいい気持ち。
入浴後は、こういう施設にありがちなダボダボで締め付けないデザインということのみを良しとした、派手派手な模様の館内着を着て、リラックスルームへ。
アロママッサージというものを以前、別のところでやってもらったのだが、オイルを全身にぬってズルズルナデナデされることが、どうしても気持ちいいとは思えず、緊張しただけだったので、今日はもちろんパス。
みなとみらいの景色を眺めつつ、本も読まず、ものも考えず、ひたすら無心に「休んだ」。

こういう日にしか日記を書かないせいか、なんだかわたし、遊んでばかりいるみたい。

職場のあれこれを、差し障りなく、でもズバズバと書けるセンスと技術があったらさぞかしすっきりするのに、と思う今日この頃である。


2002年08月02日(金) もっと句点を

2日間にわたって研修だった。
その名も「法学概論」。
仕事に関係ありそうだし、静かに座って聞いていればよさそうだったので、一応自分で選択した科目なのだが、やっぱり睡魔と物思いに襲われ、気分転換に落書きなんかして過ごした。
そういえば学生の頃、一般教養科目の中で、1番退屈だったのは法学概論だったっけ・・・。(今ごろ気づいても遅いけど)
それにしても、1つの法律の条文の主語と述語の間に、「又は」「および」「並びに」「( )但し書き」がぎっちりはさまっていて、年々記憶力の悪くなっている私としては、最後までくると主語がなんだったか忘れてしまっている。
なんとかならないのかしら。
・・・と、興味の持てない責任を、条文の長さのせいにしたりしながら過ごしたのだった。


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