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2012年10月08日(月) 「ボーン・レガシー」


「ハートロッカー」で注目して以来じわじわとお気に入り度が増しているジェレミー・レナーですが、私の中では今回が一番かっこよかったー!映画としてどうだったかはひとまず置いといて(…)これジェレミー鑑賞的にはおすすめの一作だと思います。ずっと出ていてアクション多い。そりゃ「ハートロッカー」も出ずっぱりだったけどあれはなんというか非常に緊張を強いられる映画だし(良い意味で)、アクション見られる「アベンジャーズ」はあくまでその他大勢の中の一人だし。最初から最後までジェレミー愛でつつ普通にステキ…!と思える映画って貴重だと思うの!

ただ内容が面白かったかと言われると正直微妙というか…。ジェイソン・ボーンシリーズの裏側で起きてた出来事という設定ですがそこに固執している所為で説明が冗長、しかももったいぶっててわかりにくい印象で、テンポがあまりよろしくないです(特に前半)。なんとか計画なんとか計画って極秘プロジェクトの名前ばかりやたらたくさん話題に上るんだけどこっちはそれが何だったか全然憶えてないのでわりと( ゚д゚)ポカーンな感じでした。あと、マット・デイモン版のような哀愁漂う雰囲気がほとんどない。主人公違うんだから雰囲気も違って当然だと言われればそれまでですが全編通して醸し出されていた男の悲哀がこのシリーズの特徴のような気がしていたので、マット・デイモン版と比べるとどうしても薄っぺらい感じがしてしまう。

しかしそれでも!それでもジェレミーは良かった!!!なんていうかヒロインがピンチのときグッドタイミングで助けに来てくれるヒーローのような王道的かっこよさがあって、そこがとても新鮮でした。マルタ(レイチェル・ワイズ)の屋敷で彼女を救うシーンが特にナイスアクション。動きにキレがあったよね!かっこよかった!家の場所をなぜ知ってたかとか一体いつから潜んでいたかとか後からまったく説明なかったけど(笑)いいです問題ありませんかっこよかったから!後半は壁のぼったり屋根から屋根へ軽快に移動したりアサシンクリードかと見紛うばかりのフリーランと、盗んだバイクで走り出すチェイスシーンが見どころ。こういうハリウッドっぽい普通のアクションも似合うんだなーっていうのがほんと新鮮だった。ていうかよく見ると顔ちっちゃくて脚長くてなにげにスタイルいいよねジェレミー!今まであまり意識してなかったけど!
それからしょっちゅうリュックしょってる姿が愛嬌あるってkaiさんのレビューで拝見してすごい楽しみにしてたんですが、序盤の山シーンでああなるほどこういうことね〜と納得していたら都会に降りてきてもずっとリュックだった。やだかわいい…。キュンときた!ちょっとキュンときた!

レイチェル・ワイズは相変わらず美しかったです。ただ美しいだけじゃなく取り乱す演技とか迫真だしやっぱり存在感あります。あと久々スクリーンでノートンくんの姿が見られて嬉しかったんですが、あの白髪混じりの老け感は…役作りなの……?ちょっと衝撃だった…もう気安くノートンくんとか呼べない…ノートンさんて感じだよ…。そんなノートンさんはジェレミーを追う当局側の司令官。貫禄あったしキビキビ命令するときの張りのある声も存分に堪能できました。が、私としてはやはり「インクレディブル・ハルク」でリヴ・タイラーにシャツの着方を直されてたかわいいノートンくんが忘れられない…。「世界中がアイラブユー」でにこにこ笑ってたノートンくんや「僕たちのアナ・バナナ」でえぐえぐ泣きじゃくってたかわいいノートンくんが忘れられない…!(何年前の話) いつかまたかわいい役を…!

ラストは結構唐突っていうか続編作れそうな終わり方だったけど、このままジェレミー版で続くのかなー?逃げるジェレミー追うノートンの組み合わせなかなか良かったと思うので、続くのなら楽しみです!



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ボーン・レガシー
【THE BOURNE LEGACY】

2012年 アメリカ / 日本公開 2012年
監督:トニー・ギルロイ
出演:ジェレミー・レナー、レイチェル・ワイズ、エドワード・ノートン
(劇場鑑賞)




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