兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2004年10月30日(土) 劇団☆新感線 「髑髏城の七人」

10月16日に観にいった、劇団新感線の「髑髏城の七人」の感想をモロネタバレになるか、伏字諸々入りつつなのか、劇には触れずに感じた事だけ言うか分からないが、今更書いてみようと思う。
ちなみに今は、劇団新感線。☆のマークはどこに入っていたか悩んでいる。
劇団☆新感線。だったか、劇団新☆感☆線だったか‥‥ここまでしつこくは無いはずだ。

兎に角もう、二週間近く前のことになってしまった。必死で思い出せ自分。パンフレット(3000円。かなり出来がいい。衣装など見所もあるし、解説や出演者達のコメントなども読み応えアリ)買ったんだからそれもみながら思い出せ。

当日、会場は有楽町の日生劇場でした。隣の宝塚劇場にはいつだったか来た様な気がしていたのに、なんだか記憶が曖昧で、本当にここだったかしら。と帰り道思ったのは内緒。
高速バスに乗っかって二時間。バスが遅れてしまって少し焦ったけれどなんとかちゃんと待ち合わせには間に合って、昼ごはんは美味しいパスタやさんで。二時間近く喋り続けて席を占領したけれど、ゆっくり出来てよかった。昔と違って体力がないので、こういう風に動かないともう辛い今日この頃。

さて、日生劇場はJR有楽町駅から結構遠かった。同行者に道は全て任せきり。後をついていって。向かいの帝国ホテルでトイレを借りて(ゴージャストイレかと思って緊張してたら一般客も一杯居てそうでもなかった)さて、入場してみれば人人、さすが人気の劇団だけあって、繁盛してる匂いがする。
実際開幕した時に辺りを見回してみたけれど空いた席は殆ど無かった。

髑髏城の七人、については、せめてストーリーのあらすじだけでも見ておくかとネットで検索し、個人的な感想などは決して見ないようにして出かけたけれど、同行者が買ったパンフレットを覗き込んで「一体どんな劇なのよ」と思う。
あっさり時代劇(シリアス)なのかと思っていたら、隣の宝塚にも負けないじょ。という程の濃い化粧(ただしビジュアルバンド系)をした人々が、絢爛豪華かつ、格好よく、あでやかな着物やら甲冑やら身につけて、パッチリ映ってるじゃないですか。

この時点でのキャストのイメージ。
玉ころがしの捨之介・天魔王‥‥市川染之介 この時点で正体ばれてもいいのか。でもむしろ潔くて安心できるかな。どの役をするかは確かにもう、ネットで知っていることだし、みんなもそういう事なんだろう。現代劇とは言わないけれど、この人はどういう演技をするのかな?
沙霧(さぎり)‥‥鈴木杏 声が印象的。いつも走り回っているイメージだ。唇とか可愛いよね。出演してた映画「リターナー」は、観なくてもいいやと思った映画なり。
無界屋蘭兵衛‥‥池内博之 グループの中で、見た目によらず静かにしている人。そうか、舞台にも出てるとは聞いていたけれど。
極楽太夫‥‥高田聖子 同行者が言うにはこの人古株の良い女優さんらしい。生粋の舞台女優さんという事になるかな。どういう人なんだろう。
狢穴二郎衛門‥‥ラサール石井 他の俳優さんたちの名前はこの時点ではいまいち分かっていなかったので、目に付いていた。本物見るの初めてだなー。くらいか。

さて。劇が始まりまして。
いきなりですね。ハリボテの地蔵さんが目を光らせて、出てきたもんで。
笑っていいやら引いていいやら。新感線見慣れている会場の人たちは大笑いしてるんですが。
こんないい劇場で、このギャグ!? と思ったですホントのところ。学校演劇見たい〜とか思って。
でも、物語が進んでいくうちに、全然気にならなくなりましたけれど。
ま、地蔵さんが何で目を光らせてるかって、そのお供え物を取った百姓らしき男が出てきたからなんですけどね。
この男がストーリーテラーみたいな役目をするのかなぁと思いながら見ていた。
ここからの話をきっちり書くと、とても間に合わないのではしょりますが、話はどんどん進む。

国が豊臣の手で統一されつつある時代。
関東だけが、髑髏城を根城にした、天魔王率いる黒甲冑の武装集団「関東髑髏党」に支配されていた。

彼らに追われる沙霧(いうなれば「あずみ」のような格好をした少女)を狢穴(ぼんやりに鋭い刃を覗かせる浪人姿)、そこに通りかかってた捨之介(女は大事にしろや。な、着流し色男)が助け、無界と呼ばれる色町に連れて行き、極楽太夫他の女の中に隠してやろうとする。
そこに太夫たちを取り巻く面白チーム「関八州荒武者隊」があらわれ、若い頭のこぶしの忠馬(佐藤アツヒロ。金の蓬髪、パンフでは高下駄に反り刀。舞台では踵にローラーの付いてる靴‥ヒーリーズを履いて)を中心に、太夫たちに絡んで踊ったり歌ったり滑ったり、騒いだり。
捨之介を恋敵と思ったか、チャンバラ始めたところに、無界を取り仕切る蘭兵衛(青地の着物にかけた白の薄衣も色っぽく)が登場。捨之介と顔見知りと分かる。
さて、ならゆっくりするかねというところに、沙霧を追った髑髏党。
切った張ったが始まって。髑髏党の甲冑からはロケット発射。その辺に居た鳥が焼き鳥になり、香ばしい。

そこに、ものすごい効果とものすごい甲冑を被った天魔王の登場だ。
捨之介、蘭兵衛と、浅からぬ因縁があるらしきことを呟くだけ呟いて退場し。
一同、混乱の中、なぜ沙霧が追われていたのかというちょっとズレているけれど確かに気になるところに注目し。
沙霧が髑髏城を作った一族の生き残りであり髑髏城の設計図を持っていると知る。
彼女が言うに、髑髏城のカラクリを漏らさぬために天魔王に殺された一族の敵を討ちたい。との事。
実はウチらも、天魔王に一族殺されたの。という太夫たち。
ここで、天魔王はどうやら、関東のみならず全国を支配したいと思っているらしい。そしてここまでの悪者オーラそのものに、恐怖支配でやってきているらしい。という事が分かる。
この辺りだったか‥‥最初にお供え泥棒をしていた百姓がひょろりと出てきて、忠馬の兄の仁平だと名乗る。忠馬はホントは百姓の出で、村の女の子を守るためひと悶着して飛び出したらしい。今はそんな忠馬を慕った手下達と一緒に暮らしてるんだね。
ふんどし一丁に短着物の仁平を黙らせるため、思い切りカン○ョーした後の、仁平の悶えっぷりが見事である。

紆余曲折ありまして。みんなで天魔王を倒そう!ということになった。
捨之介は、あのゴツイ甲冑を切る事の出来る刀を探しに、鍛冶師カンテツの元へ。
このカンテツ、師匠ガンテツの技を受け継ぎ、濁点も受け継いで途中からガンテツと名乗る。人の名前を覚えず、捨之介を池田と呼び‥池田だったと思ったが‥斬鎧剣のことを田中と呼び続ける愛すべき男‥‥。
太夫たちは、無界を守るべく南蛮鉄砲を出してきたり、裾に針金が入ってSFなミニスカートを履いてみたり、そんな太夫たちに、忠馬たちは台所仕事を仰せつかって立ち働いたりで仲がいい。
しかし。
捨之介がカンテツの元へ行って居る間に、無界は襲われ太夫と忠馬のみが生き残り。忠馬の姿を見た兄仁平が味方し。
蘭兵衛は、いつのタイミングだったか、髑髏城に単身乗り込み、術をかけられ傀儡と化す。
重要人物かと思われていた狢穴は、徳川家康お忍びの姿と判明。活躍するかと思いきや、無界から拒絶され。


沙霧、太夫、忠馬、仁平、捨之介、カンテツは髑髏城に乗り込む。
え。あと一人は誰かって。だって髑髏城の「七人」ですものね。
いるんですよ。初めは忠馬の仲間。裏切って髑髏側、更に裏切ったり乗り換えたりで、なんとも申しがたいその名も「裏切り渡京」という、そろばんがお友達と言う男が。
狭霧は、髑髏城の図面が頭に入ってる、実は設計者本人である天才。
裏切り渡京は、沙霧に喝を入れられて、そろばん(大)を構えて応戦。
太夫は、唐鉄砲に勝気な美人。
忠馬は、拳の〜と付くだけあって、実は背負った刀は抜かずに素手で。
仁平は、先祖譲りの鍬を華麗に振り回し。
カンテツは、捨之介に寄り添って、切れの落ちた刀を、戦闘の中軽やかに研ぎ(とぐんだよ! そのために居るのだよ!) 
そして捨之介は、カンテツの助けを借りて、百人斬りの殺陣を。

や、長かった。
それぞれの見せ場あり、殺陣あり、ドラマありで。

捕らわれた蘭兵衛と、天魔王の会話により。
蘭兵衛が、実は、信長の側近森蘭丸であること。
天魔王と捨之介は、それぞれ信長の影武者であった事、が判明するのだけれども。
こっそり外国と手を組んで豊臣に対しようとしていた天魔王、その策ならず、外からは豊臣に命じられ、徳川の軍勢が迫る。
天魔王、これ策を練り直すべし! と逃げを決める。
全てを知る部下達を皆殺しにし、捨之介を捉え、自分に替わって死んでもらおうとするが。
沙霧たちに、なり代わりを見破られて。

捨之介と天魔王は、最後の勝負!

勝負の末に、捨之介は傷を負い(色々すでに負ってたけど)、天魔王は高笑いしつつ
「外に迫り来る徳川の軍勢、このままでは納得すまい。させるためにはお前(捨之介)の首は必ず必要云々‥ざまーみろ」と言った。
「諦めない! そんな風には!」
みたいな狭霧の台詞の後。、髑髏城からの脱出を決めた七人の姿が舞台奥、スモークに包まれて背後からライトに照らされ。
スローモーションで、殺陣をしつつ、逃げの場面。

暗転。

色々ありまして。
狢穴こと徳川家康の前に、狭霧以下膝を付いて並ぶ。
狭霧:「ここに天魔王の首あり。豊臣からの報奨金、いただきたく」
服部半蔵:「殿、しかしあれは‥‥」
殿:「金を渡してやれ‥‥。これ以後、私の前に二度と姿を見せるな!」

殿、退場。狭霧達は、怪我を負ったものの無事な捨之介を囲んで、騙してやった
騙してやったと、喜び。
捨之介だけが、果たしてそうかな‥‥? とポツリ一言。

そして、それぞれ、報奨金から分け前を頂いて、それぞれの道へ‥‥
エンディング。





‥‥‥って、全部書いちゃったじゃないかー!
二時間もかかってるよ。(途中でテレビみたりしてるけどな!)


ん〜、書いていて、思い出せないことが沢山あって、そういうシーンは、つまりはインパクトが無かったんだなと。
全員で天魔王を倒そう! とするところのきっかけとかは‥‥沙霧と、太夫にははっきりした訳がある。一族殺されたし。それと助ける忠馬は、太夫に惚れてるからでしょ。忠馬兄は、忠馬とともに、一念発起。
でも、捨之介の気持ち、一人で先に行ってしまった蘭兵衛の気持ちは、今整理すればよく分かるけど、ちょっと描写が足りなかったかも。
飄々と、天魔王の事を見ぬふりをして生きてきたなら、捨之介にも蘭兵衛にも、今までを思い出し、気を入れ替えるシーンがあったら分かりやすかったかも。や、でも、それがないから捨之介なのかなぁ。
天魔王は、蘭兵衛と信長のつながりを羨んで彼をそばに置きたがったみたいだけど‥‥恋愛感情があったのかな。
なぜ、二人を殺さず手元に残そうと思ったか‥‥二人にサポートさせるつもりだったのかもしれないけど、いまいち、いまいち‥‥。


でも、全体的に面白かった。何せ笑えて。
カンテツが最高でしたね。次が二平で、その次忠馬。
忠馬が、佐藤アツヒロという名前で、つまりは光GENJIのあの人だと思い至ったのは、舞台を見てから数日後のことだった。同行者よ、言ってくれよ。
道理で、ヒーリーズなんか履いて滑るはずだ。道理で、花道を戻って走る時口ずさむ歌がガラスの十代だったはずだ。こんな風に舞台に出るようになってたとはね。
貰った役も生き生きとしていて良かったし、これからもちょっと見守ってみようかな。
カンテツは、もう、間の取り方が絶好調にすばらしい人で、兎に角この人の舞台はまた見に行って見たいと思った。

役者として、ドキっとしたのは池内さんかな。あんな色っぽいとは思っていなかった。仕草も静かでしなやかで、たまんなかったです。血を飲まされて舞台の上でのたうつシーンがあるんですが、あー、口元がにやけそうになりましたとさ。
鈴木杏の印象は変わらず。頑張ってんな! と言う感じ。
市川さんは、なるほど流石に立ち居振る舞いは素敵だなーという風で。こういう色男の砕けたようなのもちゃんとできるんだーとなぜか感心。鼓を打つシーンもあったよ。




新感線の舞台は、前々から面白い、面白いから絶対、と聞かされ続けてきて、今回こうやって、偶然にもチケット譲ってもらっていく事ができたんだけれど。
それだけ面白かったら、ハマったらヤバイなぁと思っていて。
で。
やっべーなー‥‥色々つぎ込んでしまいそうだなぁ‥‥と思いつつ。
お金が無いのと、今のところ舞台熱は前ほどではない事、東京は近いけどやっぱり出るのに少し面倒、などあって。
少しお金たまるまでは、傍観、注目、しておこうとおもいました。



以上! 感想でした。

では、また明日。



2004年10月27日(水) 報・連・相だっつの!

30過ぎた男が、ちょっとした伝達も出来やしねー。と怒りそうになってしまいました。

学校では、パートナーと午前午後に分かれて授業を受け持っていますが、午後も遅くなって「今日はなんだか疲れた」とか言い出したので、「午前の授業そんなに大変でしたか」と何気なく聞いたところ。
「○○の先生達が集まってね、パソコンでどう授業を進めるか相談してたんです」
って。
そのような話が持ち上がっている事については、知っていましたが。
え、今こっちから話しかけなかったら、私に連絡しないつもりでしたか?
あのね、そんな些細な事(今回は重大だったけど)でも、連絡して相談してもらわなくちゃ、満足に授業がこなせない。
この間もその前も、あったでしょうが。パソコン室のインクの発注の件とか。やったならやった、まだならまだと言いなさい。こっちから聞く前に。

んー、どうもこの人は、ちょっと会話のキャッチボールが出来ない。
私もそんなに会話上手ではないけれどもね。

最近目に付く事が多いこの方は。
職員室では居眠りしているらしいし。
授業中でもマイノートパソコンでプログラム打ってたりするし(授業に関係ない)
自分から仕事を取りに行かないし。頼まれても自分からやらないし。(確かに暇ではあるので、私が取っちゃうのもあるっちゃある)
マトモに生徒に接した事も無い。(時々話しかけるか、いきなりキレて叱るだけ)

んでも、流石に切れたのは、どこぞの掲示板ネタで、新潟の地震のことを笑ってた事ですかね。悪いけど知り合いあの中に居るんですけど、って何度も言ったはずでしょう。聞いてませんでしたね?
30過ぎたオッサンが。笑っていい話と良くない話の区別も付かないのね。
先日のノック・テン台風が途中で温帯低気圧に変わったときも。
「いいネタだったのに」とか言い出すしね。
「ハ! ネタですか」
とか、言っちゃいましたよ、年上の人に向かって。

あれで私が怒ってたことがわからないようなので。
よほど鈍いと思う。
コミュニケーション。難しい。


では、また明日



2004年10月26日(火) GIFアニメーション(その後)

giamdっちゅーアニメーション作成フリーソフトを使いました。
学校のパソコンは、win98で、bmp形式でしか保存できないペイントしか入っていない(ほかに入れる予定は無い)ため、bmp→gifをサポートしてくれるソフトがほしかった。

ご提供は 
古溝剛のオリジナルソフト公開ホームページ さん。

授業でも一応触った事のあるペイントからの導入だし、面白がってやってくれるかと思ったら、反応が薄かったよ、というのが前回の話。
ところが、あまり器用ではない、一年生がふと興味を持って、単純ながら、動きのあるHPを作り始めると、みな興味を持ってくれまして。
今は、音楽を鳴らしたり、gifアニメーションが入っていたりという、効果を楽しむHP作りをしております。

実際にWEBに公開するとなり、その折のお客さんの都合を考えていけば、重い画像や、アニメーションや、音楽、ジャバスクリプトが入っているHPは、正直あまりいいものではない、と思います。
でも、ここでは、HPでモノが動く楽しさや、音楽が流れる面白さを、味わってもらえればいいかなと。フォントサイズはこんなタグを入れるだけで変わるんだとかを、理屈ではなく感覚で覚えて行ってもらえれば、いいんじゃないかなぁと。
一通り教えたら、人に見せる効果についてとか、更新していく事の大切さについてとか(耳が痛い‥‥)、著作権、画像の重さがどう感じられるか、を教えて行こうかなと。
そのときに、今教えているものを、ちょっとだけ、使ってもらえたらいいと思う。


楽しむのが一番さー。


チウわけで、自分がこのgiamdを使って初めて作ったアニメーションgifはこれ。
繰り返しは一回のみ。更新しないとダメ。実際にはKAWAI音楽ツール「音楽を作ろう!」を使って、短い音楽も付けてあったりして。



さて。いかがでしょ。
「あじさいの唄」に出てくる栗之助のような顔の犬になったな、と。
深夜放送観ないで終わっちゃったらしいから、最近出たというDVDを見てみたい。

では、また明日。



2004年10月17日(日) 今度はパンクですわ。

左のタイヤが前後ともパンクですわ。縁石に擦ったんですわ。

でも、先日丁度入会した「まいどプラス」のロードサービスを使い、スペアタイヤは冬用のスタッドレスにして。
タダですわ。結局は。
むしろ二本も交換してもらってラッキーですわ。丁度交換しなくちゃならないくらい磨り減ってましたし。

ん〜、負け惜しみとかではなく。

昨日のことは昨日の事で、まー、これで連絡が取れなくなるなら、縁の切れ目だろと思ったり、店の名前だって思い出せなければその程度の思い入れだろうとか、日記だってここでつけてるんだから別にいいやとか。

さて、しかしこれで兎にも角にも、悪い事が二度続けて起きまして。
じゃあ、次に来るのは、「二度あることは三度ある」か「三度目の正直」か、といつも考えます。
たいていは三度目の正直の方に賭けますが、今回は良く考えたら、先週の木曜日にもあまり良いとは言えないことがありまして。

その件に関してはちょっと人に迷惑をかけたかもしれないが、自力で解決済みですし、他の二度は別段誰にも被害を及ぼしてないし、そうとなったら「二度あることは〜」もすでに現実のものとなっておるわけで、もう悪い事も打ち止めであります。


われながら前向きですが。
最近ね、気持ち的に強くなってきたっつーか。昔だったら色々と凹んでいたことにもあまり落ち込まなくなってきたんですよね。対人関係には相変わらず弱いけれど、凹んだ時には「一番強気で調子に乗っている自分に心の中で励まされたり、説教されたり、叱られたりしてみる」という技を編み出してからは、なんだい、そんなの頑張れる! というのも多い。
この技はですね。調子に乗ってる自分がどんな大それて偉そうな口利いて人を励ましているか、という事に気付かされると同時に、んな事言うなら自分がまず励まされてみろ、そして強くなれ! という二重にすばらしい技です。

こうして歳を経る毎強くなっていくのですね人間って。

ん〜、昨日観にいった舞台の感想、今日ココで書こうと思ってたんですが、そんなこんなでまた後日。

では、また明日。



2004年10月16日(土) すみません連絡ください… (携帯リセットされました)

今日は劇団新感線の「髑髏城の七人」を堪能し、その前後のランチ&ティーを楽しんだ一日だったんですが。

携帯のデータが吹っ飛びました。
氏名、電話番号、メールアドレス、諸々設定、今までつけてきた絵日記、撮った写真、落としてきた着メロ、お気に入りの店の情報、気になっていた作家やミュージシャンの名前のメモ……何もかも全てっす。

だからすみません、私と親しい方。
申し訳ないですが、氏名、電話、メルアドを携帯に送ってくださいませんか〜。
ついでに、股知り合いな方々のデータも頂けると嬉しく思います。芋づる式に取り戻していきますから〜〜。(T_T)/~~~

おねげぇしますだ……。
がっくし……。




ちなみに水に落としたわけでもなんでもなく。
携帯から、サイトが観にいけなくなるという不具合が発生したため、設定をクリアしたところ、設定どころか全てが消えたという、人為的なもんですわ。
AUサイトのQ&Aに書かれていたあっさりしたもんを読んで実行したですが、設定だけじゃなく、オールクリアになるならば、きっちり注意書きしておいてよ!!!!!

では、また明日。



2004年10月11日(月) ブラックジャック格好いい!

オープニングだけで泣きそうになってるって一体どういうわけだ。
あ〜、良かったな連載(テレビだとなんて言うんだろ?)始まって。
ビデオ撮っておけばよかったかなと思ったけど……ま、いいか、撮っても見返すかどうかは分からないからな。それよりリアルタイムで真剣に見たほうが良い。

悪ぶって格好いいブラックジャックも好きだけど、ピノコと居たり、恩師や信頼している相手と一緒にいる時のブラックジャックのあの、無防備っぽいところが女心をくすぐるよね。
そう思う人はきっと他にもいる! と。思うんですけど。

ブラックジャックにはピノコが居てよかったなぁって思いますです。今までも時々やってたスペシャル2時間放送の時のエンディングは、ピノコとブラックジャックの二人の日常生活のラフ画だったんで見てはニヤニヤしてたりで、今回からのも、エンディングはピノコとの生活で。ウヒ。
あ〜もう、可愛いよピノコ。
今日は、18歳になったピノコ(ピノコの嘘妄想)が出てきたけど、ちょっとドキっとしちゃった。
ピノコが本当に18歳だったらとはみんなが考えた事なんだろうけど、その後では必ず、今の年齢だからいいんだよなぁと当然思いなおします。
ブラックジャックには過去の恋もあるしね。

そしてやっぱり大塚明夫さん。
ものすごいイイ声で「ここまでの提供はP&Gとご覧の……」とか言うんだもの。
反応しちゃいますな。


***

二話目には、お気に入りキャラである写楽とワトさんも出てきた。
「三つ目が通る!」のアニメって、ずっと昔テレビでやってたと思うけど(そしてうっすら覚えているオープニングかエンディングの曲)今アニメにすると、ワトさんがびっくりするほど異人顔。でも美人で嬉しかったな。
三つ目が通るも、未完の作品になってしまって残念。ただ、アレだけ沢山の漫画を描いてきて、完結した作品も数知れずだから、それだけを残念がるのも何だし、出ている分だけでも充分楽しいなと思います。

なんとうか、途中から三つ目話しになっちゃいますが。「三つ目が通る!」は、生まれて初めて二次元的にも三次元的にもエロスを感じた作品。どのシーンでキャッと思ったかも、どこで読んでいたか場所まで覚えている。(写楽が敵にとっ捕まって、台座に縛られ、くすぐりマシーンに掛けられていた。今思えば嗜好的に大分偏ってますね)
すっごくすごくドキドキしたっけ……。週間雑誌連載中だった頃で、手塚治虫が誰かも知らず、雑誌とは何かも知らなかった。
だから、もう一度その場所に行けばあるもんだと、こっそり後日立ち読みに行ったのに、無くて。
大分大きくなってから、写楽のデコに貼ってある×字バンソコウと絵柄で探し当てて読んだ。
ベクトルが変わったのか、エロいとは、もう感じなくなってたけど。

年端も漫画も良く知らんような子供(小学校低学年か、もしくは幼稚園児ですらあったかもしれない)に、エロスを感じさせるとは、流石だよ。
手塚漫画はどうしてあんなに色っぽいのだろうかと。体のフォルム、表情、視線。
でも、エロくはないのね。素敵だなぁ。


では、また明日。



2004年10月06日(水) 今日からフレッツISDN

だから日記書いてるわけですよ。
いや、一年以上光を待ちましたが、結局空きが無いままで。これだったら一年前からフレッツISDNにしときゃ良かったと心から思う次第であります。
ADSL未対応地域なんか作るなッ! としみじみとNHKに言いたいです。

余計なお金は出したくなかったので、ヤフオクで500円の古いTAを買い(ISNメイトV−6DSU)、今現在OS2000を使っているので、2000用の.infファイルをダウンロードしといて、無事接続完了しました。
んが、昨日の夜の時点で繋がらない。幾度やってもエラー601で、パスワードとIDがあってませんとか言われてしまう。
TAのお金をケチったからかなぁと思いつつも、エラーが出る場所が場所なので、明日(今日)プロバイダに連絡してみよう、と泣く泣く寝た。

したら、やっぱりプロバイダの不手際だって。なんや「混雑している状態でしたので」とか言われまして、そんなの分かるかい! と。
ホントは、工事日忘れて手続きやってなかったんじゃないだろうな?
私の契約してるプロバイダは結構評判が悪いので、そんな事を思ってしまった今日この頃でした。

まあ、こうしてISDNになってみて、表示の速さなんかは、体感として少しは分かる程度に早くなったと思います。
差なんてないよ、とよく言われますが、それは心の持ちようで、常時接続じゃないからって焦っているときの気持ちで待つのと、ゆったりとした気持ちで待つのは全然違って感じるもんなんじゃないかな。


理屈は分からぬながらも、少しずつ少しずつ、今まで拒否反応ばかりだったネットワーク関連にも、興味を覚えるようになってきた。頭でっかちな知識でも一冊本読めば取っ掛かりになっていくものですね。
や〜……授業ないときが、暇で、暇で。
父兄に配るチラシ折ってたりとか……。



めでたかったので、今夜はいい肉を食べました。
ステーキ肉です。ステーキ肉。
ところが、絶対にあるはずのナイフが見当たらず(多分姉のしわざ)、結局包丁で小さく切り分けてから食べたので、あまりムードがありませんでした。
高い肉を食べる時にはムードも必要だと思います。


では、また明日。



2004年10月05日(火) GIFアニメーション

部活の子たちに何かやらせてみたいと思い(今はゲームなどばかりしている)、GIFアニメーションの簡単な奴ならば、ペイントを使ってできるだろうと、まずは自分が作成してみる事にした。

GIFアニメと言うからには、BMP画像をGIF形式に直さなければならないわけで、じゃあ、と思い、フリーの画像変換ソフトを……と思って探し出したら、BMP画像をそのままGIFアニメーションに変換できるソフトがあった。
ちょっと名前を忘れちゃったので、後日書いとこうと思うが、なかなか便利だったのです。
で、分からないながらも生まれてはじめての作品も小一時間ほどで出来上がったので、ソフト名と一緒に日記に乗っけてみようと思う。満足いく出来ですよ。初めてにしちゃ。


さて。じゃあ使い方も分かった事だし生徒に勧めてみるかなと、持ち出したはいいものの。
「そんなの興味な〜い」の一言で終わりですよアナタ!!
や、薦め方も唐突であまり良くなかったとは思ったけど。
一人だけ、元々小説書きや映像をやってみたいと言っていた生徒が釣れたけど。

暇ーそうにネットサーフィンしてるくらいなら、ガツガツ何かやってみたほうがいいんじゃない? と思うのは大人の意見で。
向き不向きってやつなんだろ〜ね。

それに、そのたった一人もすぐに飽きてしまった様子。勿体無や、勿体無や。
後ろから見てた分にはかなり動きのいいのを作ってたと思ったんだけどなぁ。


では、また明日。



2004年10月02日(土) イチロー / NHKスペシャル

イチロー、凄いね! 素直に感動。
ここまでヤフーの速報なんかで見守ってましたが(学校職員全員で)、こうして土曜日に試合が見られる状態で、記録を見ることができてよかった。
その後の記者会見を見て、惚れ直した。
努力の人だね。マリナーズは負けっぱなしだったけど、その中でも頑張った。
長谷川選手が、同チームのイチローを一ファンとして見ていました、とか言ってた。そしてイチローが孤独のように見えたとも言っていた。
決してチームで孤独であるという事は無かったのだろうけれど、周りに引き込まれない自分だけの世界を、持ってこのシーズンを過ごして来たのかなと思った。
なんか感動しすぎて今のところ上手く言えないけど。
きっと人として尊敬できる人だから、同じ日本人として、つい自慢してしまうね。
や、こんな時だけ日本人を強調してしまう、そういう一市民。


***

日本人って凄いんだよというつながりで。
NHKスペシャル電気自動車の開発を見た。
ガイアの夜明けとか、ニュースジャパンのコーナーとか、日本の企業や技術者が頑張ってる所を見られる番組は大好きだな。

最高時速400キロ(F1以上)と脅威の加速力、八輪駆動の電気自動車は凄かった。
自動車企業の開発ではなく、研究者として純粋に、早く、性能良く、安全でクリーンなものを作っていこうと、色々な分野の技術者を取りまとめる。
三村、三島両氏はいつも眉を寄せていて、いつも真剣な目をしていて。そして技術者をして
「この人が要であり、この人が居なければ私たちはばらばらで何の力も無い」と言わしめる人。
電気自動車は、突き詰めれば電気の発生に風水地以外の力……つまりは原子力を使う事でもあるから、本当にクリーンかといわれれば、違うと私は思うけれど。
それでも単純に、できあがった車は未来の車に見えたです。
テストドライバーを勤めた片山右京さんが
「バックトゥザフューチャーみたいな加速力ですよ。エンジンではありえない。このままどこかにワープしそうな、あの感じ」
と表現したのが、素朴で説得力のある言葉で印象的だった。

中国でも電気自動車は開発されている。三村・三島両氏は中国に出かけていって、なんと自分たちの開発した車の映像を惜しげもなく見せた。
私だったらそんな事しやしない。中国は脅威ですもん、ちょっとでも技術を見せたら、100倍返しだと思うのね。
中国の技術者たちは、打ちのめされたように見えた。ちょっとかわいそうなくらい。でもその後、  教授の論文はすでに全て読んでいる事、研究もしていること、情報を集めている、などと語った。
もし、隠したらこんな風には言ってくれなかったかもしれない。

最後に見せた、自動車会社の社員たちの前での、走行テストの場面で。
社員たちは笑顔を見せていた。
教授の真剣な表情を思い出して、こりゃいつか自動車は自動車に負けるかな、と思った。
あの笑顔の裏に、負けん気が隠されているならば別なんだけど。
それでも、教授は自動車会社の人に、とうとう認められたのだと笑顔を見せていた。


今日は色々とね。
日本人って格好いいなと思った日でしたよ。



そしてたまたま放映していたタイタニックのラストシーンだけ観て泣く。
チクショー。もう二度と見るまいと思ってたのに。
いつも、好きな人に先に死なれる映画には弱い。
今朝なんてそういう夢で泣いて(タイタニックではなく。普通のフィクションで)胸が痛くて目が覚めた。

では、また明日。


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