一日後記

2009年10月26日(月) おつかいもの。

先週の話。

誕生日を迎えた相方が『“誕生日だから”って、コレもらった』と
会社の女性達から某和菓子店のお団子の包みと超有名ファッションブランド
(何故この会社がお菓子を扱うのか、私には理解できないのだが)の
チョコレートを持って帰ってきた。

・・・で、やっぱりここはお返しをどうするか考えてしまうわけで。

デパートなどへは行き慣れているような方達だから
そこで買えるものじゃ面白くない。
“黒松”も“虞美人”(←共に地元で私がおいしいと思うお菓子)も
以前おつかいものにしていたから、同じものでもなぁと。

普段あまり甘いものを食べないせいで
知っているお店が少ないのはこういう時に少し困る。

そういえば先日実家に手土産で持って行ったバームクーヘンが
好評だったし、確かにおいしかった。


というわけで、車で15分ほど離れた“ドイツ菓子 デザート倶楽部”という
小さいお菓子屋さんへ箱入りのバームクーヘン3個を買いに行く。
(自宅用のものを買わなかったので、画像ナシ。すみません)

甘すぎず、ほんのりレモンの香りがして
割とさっぱり食べられる。

『夏なら冷蔵庫で冷してもいいのだけれど、今の時期なら
 軽くレンジで温めた方が、バターの香りが立っていいと思うよ。』


そう言って相方に渡したが
果たしてちゃんと伝えてくれたかどうか!









2009年10月25日(日) 乾徳山にて。

“コースに変化があって、面白そうな山がある”と聞いて
昨日行ってきたのは山梨市にある乾徳山(2,031m)。
3:45に家を出て、登山口バス停横の
20台弱ほど止められる駐車場に着いたのが5:50。
朝食やトイレ(道を挟んだ向かいの乾徳公園内にある)や
色々準備を済ませて7:00山歩き開始。
天気予報では晴れだったけれど、そんな気配は感じられず、どうやら曇りベースの模様。

20分ほど所々舗装された林道を歩くと
大きい登山口の看板があり、そこから登山道へ。
最初こそ陰鬱とした杉林が続くが、段々広葉樹が増え
この時期の賑わいも手伝って、歩くのが楽しくなってきた。




左:駒止付近にて。この先に“錦晶水”という水場がある。

右:森林帯から国師ヶ原に出ると急に視界が開け、乾徳山が間近に見える。


国師ヶ原から再び少し森林帯を歩くと、中腹にある扇平に出る。
ここは一面のススキ野原で、振り返ると富士山が真正面。
風の通り道なのか、この日唯一ここだけ風が少し強く、寒いと感じた。




扇平から南東方向。曇っていたので遠くはうーっすらとしか見えなかったが

青墨で描いたような山々の景色もまた、いいもので。


ここからは大好きな岩場の連続。
鎖場も2〜3箇所あるけれど、最後の天狗岩以外は
案外簡単で、鎖を使わずに登れた。




左:ここもれっきとした登山道で、写真では分かりづらいが、右側の尖った石に黄色で→が書いてある。

右:最後の難関である高さ10mほどの天狗岩。最初こそ鎖に頼ってしまったが、2mほど登れば後は何とかなった。

登りきればすぐ山頂なので、ちょっとした達成感が味わえる。10:29山頂着。

一応、これを避ける巻き道もあり(帰りはこちらを使った)、自信のない方はそちらがおすすめ。





山頂から見えた富士山。ちなみにすぐ周りは紅葉した山々で、その対比がとても美しかった。

最近載せきれない写真があるので、いずれ折をみて別ページにまとめようかと考案中。

(ほとんどほったらかしの弊サイト)


あまり広くはなく、ゴツゴツした岩は殆ど尖っており
山頂での休憩は錦晶水を沸かしてコーヒーを飲んだ程度にとどめ、下山開始。
食事をしたり長い休憩をするつもりだったら
展望も良く場所も広い扇平の方がいいと思った。

国師ヶ原までは来た道を戻り、分岐で道満尾根への下山ルートを辿ったが
“下山道”と書いてある割にはなかなか勾配がきつい場所が多く、ハードな道だった。
(もっとも、登山道を下る方がもっとハードなのかもしれない)
徳和集落で少し散歩を楽しみながら、14:05駐車場に戻る。

休憩時間込みでざっとまとめると
7:00駐車場→7:23登山口→8:33錦晶水→8:49国師ヶ原→9:22扇平→10:29乾徳山山頂→
11:08下山開始→11:48扇平→12:11国師ヶ原分岐→13:09道満山(展望ゼロ)→
13:48下山道出口→14:05駐車場
と、こんな感じ。(下山時、相方の足が頻繁につったのでペースダウン)

帰りに“ほったらかし温泉”が近いので寄るつもりだったが
以前何度か行っていたし、“花かげの湯”という看板を見つけて
予定を変更し、そこで遅めの昼食と汗を流すことに。
市営の温泉施設のためか市外利用者500円と安く、しかも洗い場の水道が銭湯式
(一定量出ると止まっちゃうやつ)ではないのがまた嬉しく
湯温も露天風呂は少しぬるかったものの、内風呂が私にはちょうど良かった。

16:00帰路についたところ中央道に入ってすぐ、調布で事故渋滞18kmと知り
八王子から圏央道坂戸ICに回って、19:10帰宅。






2009年10月24日(土) 逆ギレ。

乾徳山での山歩き(これは別に明日アップする予定)を終え
帰りにふらりと立ち寄った日帰り温泉にて。

脱衣所に入ると、その子が何をやらかしたかは知らないが
ひとりのの母親が、5歳くらいの男の子を大声で叱りつけていた。
別に聞き耳を立てずとも否応なく耳に入るその話から察するに
連れはその子とおばあちゃん(母親の実母らしい)で
おばあちゃんの家に泊まりで遊びに来ていた様子。

私には子供もいないから母親の気持ちは分からないけど
そりゃ怒りたい時だってあるんだろうな、程度に最初は思っていた。

が。

ずーっと子供に対して怒鳴り散らしながら
『こんな温泉、(子供と)入ってても気持ちよくない!』だの
『楽しくないわよ!(子供と)こんな温泉入ってても!』だの
しきりに『こんな温泉』を連発。
その、怒鳴り散らす母親の横を清掃の方が伏目がちに通り過ぎる。


お風呂に入る準備をしながら聞かされ続けたその大声に
何だかこちらが今度はムカムカしてきた。

“公の場所でいい加減にしてよ。
 そんなに怒鳴るなら家でやってよ。
 というか、おばあちゃん何で娘を窘めないんだろ。
 サッパリしようと思って来てるのに
 あなたのお蔭でこっちまで気分悪いわ!”
 
そんな気持ちを腹にとどめつつ、ロッカーの陰からひょいと身を出し
『あのー、もう少し静かにしてもらえません?』と
思わずその母親に言ってしまった。

そうしたらその母親、暫く何かブツブツ言っていたが
脱衣所を出る時に私に向かって一言。

『静かになんて怒れないのよ!!』

・・・そんなの知らないっての。


直後、一部始終を見ていた私の隣の女性と目が合ってしまい
二人とも肩をすくめて苦笑い。





2009年10月19日(月) もやもや。

午後、車で近くのスーパーへ買物に出た時のこと。
重い荷物が多く、それらをやっと積み込みさて帰ろうとしたら
ちょうど向かいの空きスペースに入れようとしている一台の軽自動車。
黒の、何だかカーテンやぬいぐるみや室内ライトが賑やかなそれには
ちょっとヤンキーっぽいお母さんと4年生くらいの女の子。
その車が入ったら私も車を出そうと、ケータイのメールを見ていた。

ところが視界の片隅にいるその軽自動車の動きが少しおかしく
どう見ても空いているスペースに駐車する角度じゃない。
(隣の車のほぼ真ん前で停止していた)
こちら側からは軽の前側しか見えないから『???』と思っていると


ゆるゆるとそのままバック。

“えっ?!”と思った時は既に遅く、小さく『ゴン』という音。

それでも何度か切り返す姿が見えたから暫く様子を窺ってみると
次々来る車に焦ったのか、突然その場を離れてしまった。
ぶつけられた方はバンパーに少し傷がついているような感じに見える。
(車から見たので確実ではないけれど)


ただ・・・その後、色々やることがあったという言い訳で
私もその場を離れてしまった。
本来ならお店の人に話しておくべきだったんだろうし
もし私がそのぶつけられた方の立場ならと思うと
帰宅してからずっと軽い自己嫌悪に陥っている。




2009年10月16日(金) そういえば・・・。

来年の東京マラソンの10kmの方に申し込んでいたのだけれど


・・・抽選の結果案の定、落選。




2009年10月12日(月) 谷川にて。

一週間ほど前にラジオで谷川岳の紅葉が見頃と聞き
行ってみたいなと思っていた。
ルートはいくつかあるようだが、まずは初心者向けの天神尾根コースを。
3:10に家を出て関越道をひた走り、5:45谷川岳ロープウエー土合口駅着。
ロープウエーの運行開始時間が7:00からなので食事と仮眠をとり、7:05乗り場の列に並ぶ。

7:25天神平駅着、7:35山歩き開始。
人が多くて思うようなペースではいけなさそうだが
お天気がとっっっても良かったのが、何より嬉しい!





左:天神平から見た谷川岳。向かって左のトマと隣のオキと耳ふたつ。

右:歩き始めて30分ほど経った場所から。その先の熊穴沢避難小屋までは、前日の雨でとてもぬかるんでいた。



8:35熊穴沢避難小屋着。次々と来る人のために道も小屋も混雑していた。
暑くなったので着るものを調節したり一服したりで中休止し、再び歩き始める。
それまではぬかるんでいた道も序々に岩が増え始め
植生も変わってきているのが分かる。
谷川岳は天候が厳しいので、1500mあたりが森林限界なのだそうだ。




左:9:50ザンゲ岩。所々にこういう岩があって、少し休める。それ以外はほとんど立ち休み。

右:10:05肩ノ小屋着、広場から西側俎嵒(まないただら)方面。


10:20トマの耳着。とりあえず数枚写真だけ撮って、先に進む。




左:10:35オキの耳(谷川岳山頂1977m)着。トマもオキも記念写真を撮る人の列が。

右:オキの耳から朝日岳方面。遠くには綿帽子をかぶった山々まで見えて、眺望は素晴らしかった。

ガスもなくこれだけ晴れるのは珍しいと、写真待ちの最中に聞く。


その後休憩場所を探して少し進み、富士浅間神社の奥の院付近で
腰をおろして一時間ほど休憩。
あとは途中まで来た道を戻り、天神峠へ抜けることにした。




左:奥の院から一の倉沢方面への縦走ルート。行ってみたかったけど、相方の体力を考え断念。

右:14:00天神峠のリフト乗り場に向かう途中振り返る。あれに登ったんだなとしみじみ。


14:20リフトで天神平まで下り
さらにロープウエーで15:15土合口に戻り、16:00駐車場を出る。
もう少し早く下山できれば温泉にも寄りたかったけれど
その後の渋滞を考えて温泉はあきらめた。20:40帰宅。




水上ICへの途中『日本一のモグラ駅』である土合駅にて。

462段の階段を上り下りする時間も体力もなかったので、見てきただけ。(苦笑)



2009年10月06日(火) これって・・・

以前デイリーポータルZ(←リンクあり)というサイトで、気になる記事があった。

それは『サンマで巨大アンチョビ』(←リンクあり)というものだったのだが
これを見て“(殆ど)ごさい漬けのサンマと一緒じゃない”と。
魚を発酵させるところまでは同じだし
(違う点は、ごさい漬け用のは中骨ごとブツ切り。発酵が進んだものだと
 サンマとはいえ中骨ごと食べられる。クセが強いので好みは分かれるだろうが)
何より、朝食にご飯を炊き忘れてパスタでごまかすことも増えてきた拙宅では
保存がきくアンチョビ(もどき)が自作できるのはありがたい。


で、とりあえず8尾をアンチョビ用に仕込むことにした。


うまく出来れば来年のアタマあたりでまとめて報告するつもりだが
何もなければ“失敗したか”と笑っていただければと思う。




2009年10月04日(日) 思ったより・・・。

朝歩いたり走ったりして約半年、たまには大会なんかも面白いかと
千葉県いすみ市で開催された“いすみ健康マラソン”に出てみた。
但し10kmがせいぜいなのと、マラソン大会など
高校時代に嫌々やって以来だったので、自己安全圏内の5kmで。
(元がダイエット目的だから、今のところそれ以上走る気がない)
相方は5kmウォーキングに参加。




左:7:30頃、移動途中の白里付近にて。

天気予報では曇りだったし、このくらいならいいなぁと思っていたのだが。

右:着いた頃には曇りどころか、ここ数日の雨が嘘のような上天気で暑いくらい。

ちなみに(増田明美杯)とあるのは

増田明美さんがここの出身とあって、特別顧問をなさっているため。

近くでお見かけしたら、思ったよりすっごい小柄な方だった。


9:25ウォーキングの相方を見送った30分後、5kmコースのスタート。
普段と違うのどかな風景の中を走るのは気持ちよくて
走ることよりも、そちらに神経がいってしまう。
特に(晩生のものだろうか)ソバの花が一面に咲く畑には思わず目を奪われた。

そんな感じで風景を楽しみながら走っていた私を
ひょいと抜かして行かれたのは特別ゲストの瀬古利彦さん。
おそらく3.5kmを過ぎたあたりだったと思うのだけれど
何を思ったか“この人のペースについてみよう”と。

・・・結果400m弱で撃沈しました。ええ。
おまけにそのおバカな好奇心のせいで息は上がり
やっとこさといった状態で完走。

ところが完走証をもらってびっくり、212人中16位。
確かにいつもよりペースも早く、半分より前だったらいいなぁくらいにしか
考えていなかったから、思いがけない順位に嬉しくなった。




左:何とかゴール。アスファルトの照り返しがキツかった。

右:帰り、久しぶりに近くの太東埼灯台に寄る。潮風が心地よく、暫く海を眺めてボンヤリ。





2009年10月02日(金) 眠くなる筒。

少し前から腰痛がし始め、時折右足の大腿部あたりまで軽い鈍痛。
10日ほど前にレントゲンを撮ると椎間板ヘルニアの疑いがあるというので
午前中にMRI検査を受けてきた。

※レントゲンでは椎間板は映らないのだけれど、ヘルニアだと骨と骨の間が
 ほかの部分より狭くなるという。
 一方MRIは椎間板の部分も映るため、判断には有効なのだそうだ。

このMRI。入ったことのある方はご存知だと思うが
筒の中に入って暫くすると『ガガガガ・・・』という
工事現場のような音がする。
確かにうるさいといえばうるさいのだが、私の場合
等間隔に聞こえてくるその音は、何故かとても眠気を誘うものなのだ。

現に今回(2度目)も5分経たずに眠ってしまっていたし
最初にMRIをかけた時など、筒の中で反響する己のいびきで目が覚めた。
まぁ幸い技師の方に起こされるようなところまではいかなかったが。


結果、やはりヘルニアだったようで
ほんの僅かだが、骨と骨の間からはみ出ていたり
他の部分に比べて水分が少なくなっていることが分かった。

ただ、運動禁止にするほどひどいものではなく
走ったり自転車だったり山歩きの類を止められることもなく
強いて言えば『腹筋と背筋を鍛えて下さい』とのこと。
サポートする筋力が上がれば、だいぶ違うのだそうだ。


それにしても、担当のお医者様が説明中何度か
『加齢で・・・』と言いかけた時に『あ、ごめんなさいね』と
気を遣って(?)下さっていたのが逆におかしかった。




2009年10月01日(木) 教訓。

先日、少し肌寒い瑞牆山の山頂でお湯を沸かして
カップラーメンを召し上がってらした方がいた。
それ自体は一つ100円前後の、近所のスーパーでよく見かけるものだったのだが
それが一際おいしそうに見えるわけで。
しかも別のパーティーはカプチーノメーカー持参でコーヒータイム。
早い話、とにかく湯気の立つものが羨ましく思えて
その場で『とりあえずお湯を沸かせるものだけでも買おう』と考えていた。
(以前自転車でツーリング中、カイロで外部から温めるより
 自販機の温かいコーヒーを飲んだ方が精神的にも格段にラクだったせいもある)


それで、知人の薦めや口コミを調べて購入したのが
モンベルのジェットボイル。(←リンクあり)

それが今日届いたので、相方に口頭で使い方を説明していたら
最後にフタを外そうとして親指にヤケド。


そういえば薦めてくれた知人も同じようにヤケドを負ってしまっていたから
これのフタを外す時は、要注意なのかもしれない。



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