一日後記

2007年03月30日(金) ぐるんぐるん。

富士急ハイランドの“ええじゃないか”で

ジェットコースターの類では生まれて初めて

降りた後に涙が出た。


でもまた是非乗りたいんだけどね。





スケルトン観覧車の車窓より。

ちなみにこの日、朝はもの凄い雨だった。





2007年03月29日(木) 多すぎる選択肢。

『日暮里に生地買いに行きたいんだけど・・・』

趣味で洋裁をしている実母がそう言い出したのは
確か半年くらい前だ。
それから暫くお互い都合がつかなかったりで行ってなかったが
『そろそろ行きたい』ということで、日暮里駅南口で待ち合わせをする。

ここには“日暮里繊維街”という布地などのお店が集中している場所があり
手作り大好きな方達の、いわばメッカとも言える場所。
残念ながら私は裁縫に関しては全く興味がないため
存在は知っていたものの、行ったのは初めてだった。

サイトによれば4月1日まで繊維街全体がセール中とのことで
繊維街には母と同じ年頃の女性がとても多い。
中には20代前半くらいの方もいらしたけれど、たぶん
服飾関係の学生さんなのかなと思う。

それにしても日暮里〜鶯谷まで繋がる50軒以上の生地屋さんは
思った以上に圧巻だった。
以前は行くのを楽しみにしていた母ですら、最後には
『これだけ多いと、分かんなくなっちゃう』とため息をつきだしたほど。
そりゃ地元のキ○カ堂に比べたら品数は圧倒的に多いし
何せ街が生地屋なのだから、無理もない。

選択肢が多すぎるというのも、いささか困ると思った。
結局母が買ったのは3〜4種類の生地と
ワゴンに並べられていた裏地2つ。

『日暮里まで行って、買ってきたのそれだけか?』
帰ったら父にそう言われていそうである。





この日の東京 最高気温が24.8度でほとんど夏日。

おかげで日暮里駅〜尾久橋通り周辺の桜が満開だった。

たまたま木から直接咲いていた桜を撮っていたところ

傍で母が『ワキ毛みたいに咲いてるのね』と言う。

“無駄なところから咲いている”という意味らしい。






2007年03月25日(日) 母語録。

■動くものを目で追うようになったという姪のちー坊。
 それを妹から聞いた母の一言。

 「メリーゴーランド買ってあげようか」

 どうやら“メリー(天井から吊るしてくるくる回るヤツ)”を
 言いたかったらしい。
 ただ妹も慣れたもので。
 『お母さん、ウチそんなの入るほどお金持ちじゃないから!』


■最近、病院の勧めでかなりハードな着圧ソックス
 (むくみなどを緩和するため圧力がかかるハイソックス)を
 購入した母の説明。

 「ひざ下のパンストみたいなの」

 ・・・矛盾してるし。


■母も私も雑穀米が好きなのだが、父や相方はあまりそうではない様子。
 
 「ムチムチしてて、美味しいのにねぇ」

 肉感的な雑穀米。



そんな母。
何を勘違いしたのか四谷三丁目と新宿三丁目の駅を間違えた。
地下鉄から上に出たら伊勢丹が目の前にあって
ひどくびっくりしたらしい。




2007年03月24日(土) へぇー・・・。

親友A嬢の日記で初めて“読み逃げ”という言葉を知り
驚いたものの、正直『アホくさ』と思った。
単に“ROMる”を言い換えただけじゃないか。

参照:ITmedia news 「mixi読み逃げ」ってダメなの?

早い話が“日記読んだら感想を書け”ということらしい。何だそりゃ。
考えただけで息が詰まりそうになる。


強制されたコメントでも、嬉しいものなのだろうか。
“読み逃げ禁止”を表記している管理者は
読んでくれた友人・知人に対して何を求めているんだろうか。


それにしてもこの“読み逃げ”という言葉の悪さよ。




2007年03月11日(日) 崖椅子。

崖だの縁だのがめっぽう好きなので、今回はあちこちに座っていた。
幸いにも城ヶ崎海岸には柵が必要最低限の部分しかなく
行こうと思えば崖っぷちギリギリまで行けてしまう。(無論自己責任で)

足元数m下には砕ける波と白い泡。
家に帰ってカメラを見てみると、実に10枚近くが
“崖っぷちにいる私”であった。




崖椅子度:★(かなりゴツゴツしていてお尻が痛い。長居には不向き。)

眺め:★(ぼーっと海原だけを眺めるにはいいけれど・・・)





崖椅子度:★★(割と座りやすくて、風が心地いい)

眺め:★★(近くの崖の波飛沫も見えて○)





崖椅子度:★★★(かなり座りやすい。長居可能。)

眺め:★★★★★(対馬の滝がよく見える場所にあるため、眺めはここが一番良かった。)





崖椅子度:★★★★★(座りやすさに背もたれもついて、崖椅子というより崖ソファー。)

眺め:★★★(入り組んだ崖に打ち寄せる波と足元の渦がバッチリ。)


特に最後の写真の場所は、下手をすれば居眠りできそうなくらいで
間違いなく今まで座った崖椅子の中ではトップだった。
もっともこれらを撮った相方は、全く座ろうとしなかったけれども。

その帰り、門脇崎灯台でふとある疑問が頭をよぎった。
私: 「これ・・・変なハナシ、飛び込もうと思えば できるよね。」
相方:「できるんじゃない?柵ないんだし。」

ふと横を見ると、やっぱりありました。“いのちの電話”の看板が。







2007年03月10日(土) 伊豆ドライブ 2。

9:15に宿を出て、石廊崎へ。
少し山側を走っていると急に視界が開け、目の前が一面の菜の花。
今まで菜の花は何度も見たけれど、ここまで広大なのは初めてだと思う。




9:45頃、石廊崎着。
灯台までは20分ほど歩くことを、ここに来て思い出す。
というのも6年くらい前に輪行旅行で来たことがあり
その時は愛車(自転車)を押して坂を上っていったのだ。

久しぶりに訪れたそこは、ジャングルパーク(2003年閉園)
の廃墟のためか余計うら寂しい雰囲気。
以前来た時はもっと人がいて、賑やかだった。




石廊崎先端。柵の先はまだ行けそうなので、本当はそこまで行きたくて仕方がない。


12:10堂ヶ島着。
13:00発の千貫門クルーズまで間があったので、周囲を散策していたら
ちょうど干潮時でトンボロ現象が見られた。
この界隈はその様子が似ていることから“伊豆の松島”と
呼ばれているらしいが、松島のような波の穏やかさはない。
私はこちらの方が好きだ。




左:展望台から見えたトンボロ現象。
干潮で点線の部分が島と陸続きになっている。

右:天窓洞入口。落石があった影響で、当分は中に入れないそう。残念。


帰り、沼津ICに出る途中で見かけた“湯治場 ほたる”で立ち寄り湯。
スーパー銭湯みたいに様々な種類があるわけではないけれど
ここの湯船はとにかく大きくて、プール並み。
渓流に面して窓もないお風呂は3段階の温度に分かれており
熱めのお風呂でも外気が適度に頭を冷やしてくれる。
休憩施設も整っているから、ゆっくり休むことも可能だと思った。
(ちなみに今回利用したのは1時間700円の方。
 この料金でフェイスタオル1枚が無料で貸し出されるのは嬉しい。)

厚木の辺りで1時間少々渋滞に巻き込まれたものの、22:00過ぎ帰宅。







2007年03月09日(金) 伊豆ドライブ 1。

3:00に家を出て、城ヶ崎海岸に着いたのが6:20。
ちょうど橋立吊橋は朝日が眩しかった頃だったので
若干寝不足の頭には、いい目覚まし代わりになる。




18m下は浜だからあまりスリリングな感じがしない。


そこから10分ほど車を走らせ、今度は門脇崎灯台と門脇吊橋へ。
この辺りはかなり崖の方まで行くことができるので
縁好きにはたまらないものがある。
あちこちの崖っぷちに座ってはしゃいでいたのだが、その辺はまた後日。




奥に見えるのが門脇崎灯台。こちらは真下が海でちょっとスリリング。

灯台に上った9:00頃はかなり天気が怪しかった。

ところで先の橋立吊橋も門脇吊橋も定員100人。イ●バ物置か。


伊豆高原駅周辺は大寒桜がとてもきれいで、
思わず駐車場に車を止め暫し散歩。
河津桜が葉桜になり諦めていたため、思わぬお花見になった。




ドライブと散歩でだるくなった足を駅横にある足湯で癒し
“おもしろ博物館(城ヶ崎文化資料館)”と
“怪しい少年少女博物館”へ立ち寄る。
個人的には“怪しい〜”の方は一度行ったらもういいやという感じだ。
そういえば熱海の秘宝館へ行った時も、そう思ったっけ。懲りない奴。

その後R135を南下し下田の黒船ホテルで立ち寄り湯。
平日の14:30頃だったせいか女湯は貸切状態で気持ちがいい。
露天風呂で風に吹かれていたら、トンビに散々裸を見られた。

16:00弓ヶ浜近くの宿に到着。
真下が海で、工事現場にある足場のような階段を下りると
そこにあったのは6〜7mくらいある自然にできた砂山と、ソリ。

・・・そりゃ、登るでしょ。




2回もこれをやったら足はガクガク、靴下の中まで砂まみれ。


宿の周囲には大した施設もないため、夜空がことのほか美しい。
ただケータイが殆ど圏外で、辛うじてテラスから何かの拍子に繋がる程度。
夜、5分以上メールチェックを試みつつ
ぼんやり星空を眺めていた。







2007年03月02日(金) 何気ないもの。

所用で出た先で、いいなぁと思った風景。





滅多に車も通らず、鳥の声と枯葉が風で揺れる音しかしない場所。

カラーより、こんな色合いがしっくりくるような気がする。







日暮れの空がとてもきれいで、慌てて停めたコンビニの駐車場から。

こういう空を見ると、心が少しほっこり。




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