一日後記

2006年11月29日(水) 初ベーコン。

いずれ作ってみたいと思いつつ、最初に調べた時はソミュール液
(燻製を作るとき最初に材料を漬け込む塩水みたいなの)
の割合が何か面倒くさく感じて手を出していなかった。

 ※基本的に手間ひまかけて料理するのは苦ではないのだが
  分量をキチンと計ってというのはどうも苦手である。
  それゆえお菓子やパン作りならともかく、料理はほとんど目分量。

でも先日“鶏ハム”を作った際、同じような要領でできるのではと思い
簡易タイプ(?)で試してみることにした。

・材料:豚バラ800g、クレイジーソルト適量、黒胡椒適量。だけ。

豚バラにクレイジーソルトをジャリジャリになるくらいまぶして
密閉したビニール袋に入れ、日に1度ひっくり返して冷蔵庫で10日ほど。
私はそれほど気にしなかったが、肉から出る水分が心配なら
あらかじめキッチンペーパーで包んでもいいかもしれない。

塩漬けが終わったら、水道の水を細ーく出したままの状態で
3時間弱くらい塩抜き。
後で燻製にして身が縮むことを考えると
“ちょっと抜きすぎたかな”程度が丁度よさそうに思う。
その辺の塩梅は、途中で薄く切ってチンして食べてみるのが一番簡単。

で、それを乾かすために今度は冷蔵庫で丸一日ラップなしでねかせる。
時期もいいし外で乾かしたいのはやまやまなのだが
あいにくお隣ではお家を建てている最中でちょっと埃っぽい。
乾かしたらあとはいつもの燻製作りと同じだが
肉の塊なので今回は2時間ほど燻してみた。




できあがり。(800gは入りきらなかったので半分ずつ燻煙)

少し香りが強めになってしまったが、私はこのくらいの方が好き。

我慢できなくて写真より味見を優先。(苦笑)



どちらかといえばポトフなんかの煮込みものより
たくさんの野菜と一緒にパスタの方が合いそうだな。コレは。







2006年11月25日(土) オフ計画。

昨夜 妊娠6ヶ月を迎えた親友を祝うべく飲んでいた席で
前からやってみようかと思っていたことを切り出した。


それは
シュールストレミングを喰らうオフ

シュールストレミングといえば“世界一臭い缶詰”。
そこからハナシは更に広がり、ついには

臭いものを喰らうオフにまで発展。


ただ、どうせやるなら人数が多い方がいいだろうということで
一度仮計画のまま 参加してみたい方を募ってみようかなと。
 ・場所:川口or赤羽周辺の土手。
 ・日時:とりあえず今は寒いので、暖かくなった頃。
 ・メニュー:シュールストレミング、臭豆腐、くさやetc。
       デザートは勿論ドリアン。

くどいようですがあくまでも『仮計画』なので
実際のところ諸事情によりできない可能性もあります。
(特に肝心のシュールストレミングは今日現在、どこの会社にもない様子。
 ニシン不漁のせいとも 爆発物扱いで空輸ができないせいとも。)
しかしそれでも参加してみたいという物好きな方好奇心旺盛な方は
メールか掲示板にてご一報いただければ幸いです。



えー もし何の音沙汰もなかったら、企画倒れになったと思って下さい。













2006年11月24日(金) 北茨城にて おまけ。

■汐見滝と不動滝。汐見滝はすぐ傍まで普通に行けるが
 不動滝は石を選んで歩かないと川に落ちる可能性あり。
 実際私が滝を見ていた場所まで来ていた方はいなかった。




・・・この滝壺なら潜れそうだなぁ・・・。


■そういえば上の2つがある花貫渓谷周辺で
 何かがないなと思って気がついたのは、自販機が見当たらなかったこと。
 ゴミになるからなのか、はたまた単に“ない”だけなのかは不明。

■どぶ汁を食べながらしきりに思っていたのは『日本酒飲みたぁぁい!』。
 最近は滅多に日本酒を飲むことはないが
 何故だかどぶ汁にはそれしか思い浮かばなかった。無論飲んでないけど。
 
 ・・・いやホントに飲んでませんから!

■大洗までの途中に寄った海産物のお土産屋さんで
 茹でたタコ1匹と干物を買う。
 お店の方が“アマダコ”と言っていたのが気になっていたが
 帰宅して調べるとどうやらミズダコをそう言うらしい。

■そのお土産屋さんにいた、鼻白の犬。
 『わぁー♪』と思って頭を撫でていると
 私の手をペロペロペロペロ ずーーっと舐めていたのに
 相方がケータイのカメラを向けた途端
 ずぼっと両脚の間に顔を突っ込んできた。
 



落ち着くのか。そこは。






2006年11月23日(木) 北茨城にて。

夜が明ける少し前に出発し、汐見滝吊橋に着いたのが午前9時前。
(本来ならもっと早く着く予定だったのに、下調べ不足で若干ムダ足。)
紅葉はピークを過ぎたとはいえ、まだまだキレイだし
天気も幸い思ったほど悪くなく、吊橋と近くの不動滝周辺を4kmほど散策。




汐見滝吊橋(左下)は結構小さい。

ちなみにこの吊橋の先はキャンプ場へのハイキングコースで

殆どの観光客は渡っただけで引き返す。



12時に相模屋さんという民宿でランチの予約をしていたため
小一時間かけて平潟に移動し、六角堂とその付近を散策。
岡倉天心が“海を見ながら思索にふける”ために建てたそうで
建っている場所は海に面した岩場な上
広さは大人3人が胡坐をかいて座れるかどうかくらいしかない。




六角堂から見える五浦海岸。

六角堂に背を向けて海を撮ればいい波飛沫具合の景色だったが

それだとどこから撮ったか分からなくなってしまった。



で、今日の目的である“アンコウのどぶ汁”を食べに行く。
私が子供の頃、お正月に茨城の祖父母の家へ皆が集まると
アンコウ鍋が定番メニューだった。
ただその時食べていたのは“アンコウ鍋”で“どぶ汁”ではなく
どうせ食べるならそちらにしようと。




“どぶ汁”は基本的に水を加えずアンコウのみで作るので

味がものすごく濃厚で美味。今回食べたのにもアンコウ以外はネギしかなかった。

肝の脂で指先をオレンジ色にしながら、お行儀悪いのを覚悟で骨までしゃぶりつくし。げふ。

ランチ料金には民宿にある平潟港温泉への入湯料も含まれていて

食後は温泉に浸かって体の中も外もホカホカになる。



その後大洗までちょくちょく道草食いながらドライブ。
しかし途中で天気が悪くなってしまったため
写真を撮る気がせず20時半頃に帰宅。





2006年11月18日(土) 雑記。

■なかなか美味しいと思う梅干がない。
 家で食べるのだから通販でくずれ梅でも買おうかと思ってはいるが
 最近は蜂蜜が入っていたり変に甘いものがあるので
 買うのに躊躇してしまう。

■牛スジ1kgを下ごしらえして、半分は冷凍し
 半分はたっぷりのコンニャクと大根・人参で味噌煮にする。
 2人で3〜4日分くらいの量にはなるのだが
 これを食べた翌日の肌は、めっちゃくちゃ調子がいい。
 鶏ガラスープやら牛スジやら、寒くなると
 そんなものが食べたくなってくる。

■最近、相方が休みの日はお鍋が多い。
 ということで明日はモツ鍋にするべく、豚のゆでモツ400g弱を
 皮つき生姜・長ネギの青いところと一緒にまずは圧力鍋へ。
 (ゆでモツといえど、そのままではあまりおいしくない気がするから
  しているだけで実際その手間が必要か否かは不明。)
 ゆでこぼして冷水に取り、細かいところを掃除し
 また水から(今度は普通に)ゆでこぼすこと2回。
 昆布ダシをベースにして、どういう味付けの鍋にするか思案中。

■ここに住み始めて以来、一番よく行っている
 八百屋さんが閉店することになった。
 近くて安くて回転もよくて重宝していただけに、残念。 

■夕方、ラジオを聞いていると“ヒゲ面(めん)談義”という内容で
 トークをしていたのだけれど、気になるのは所々に入る女性の声。
 上品な声で『ヒゲめん談義』と言っているものの
 やっぱりどう考えてもそこは『ヒゲヅラ談義』としか思えない。





2006年11月16日(木) 冬支度。

朝晩の冷え込みがとうとう我慢できずに
コタツと湯たんぽを出した。


もうひとつ寒くなってくると毎年仕込む“ごさい漬け用サンマ”。
脂が乗っていて丸々としたものだと
漬けるにはあまり向かないので、小ぶりなものを予め注文しておく。




サンマ25本はやっぱり圧巻。


うち5本はなめろうにしたり〆サンマにしたりの別用途。
思ったより大きいものが来てしまったので
(あまり小ぶりなものは出回らないらしい。)
結構な量ができてしまった。

残りは頭とワタを取って6〜7個の筒切りの後
きれいに掃除をし、細く出した水道で血抜きすること10時間。
ザルに取って1個1個キッチンペーパーで拭きながら
塩とサンマを交互に並べて重しをし、ハイ終了。


そして捌きながら『勿体ないなぁ』と思った頭25個と中骨5匹分は
焦がさないようグリルで焼いて お味噌汁のダシにしてみた。

まぁ美味しかったけど・・・
さすがに25匹分の頭から出たダシは濃厚すぎたかもしれない。






2006年11月11日(土) 検索ワード。

一応このページにはアクセス解析をつけているので
サーチエンジンからいらした方は
どういう検索ワードを使ったか分かるわけで。

で、いずれそれをネタにしようかなと
そんなことを思っていた矢先に出てきた検索ワードが


“植草四郎”。



・・・・思わず 大笑いしてしまった。



2006年11月09日(木) アテ。

鶏ハムを作ろうと燻製のサイトを見ていたら
急に“くんたま”が食べたくなった。
とはいえコンビニのものじゃ何か物足りなくて
昨晩から茹で卵に下味をつける。




醤油味もいいけれど、今回はコンソメをお湯に溶かして塩を足し
ローリエの葉っぱ一枚を入れて一煮立ち。
煮立ったら固ゆで卵を放り込んで粗熱を取り、冷蔵庫に一晩寝かせる。
12時間ほど漬けたらザルに並べてベランダでちょっと乾燥。

使わなくなったフライパンにホイルを敷いて
チップを一掴み強、アミの上には卵を並べボウルでフタ。
煙が出始めたら火をなるべく弱めて約1時間燻し
火を消して30分放置。




く・ん・た・ま〜♪





ついでに作ったスモークチーズ。燻し方は卵と一緒。



晩酌がうまいんだな。コレが!







2006年11月04日(土) 2度目の幕張。

CYCLE MODEを見に行くため一人幕張メッセ。(相方は今回仕事)
去年から始まったこのイベントは中身が充実していて
今年も楽しみにしていたのだ。




Panasonicのランドナーを実車で初めて見た。デモンターブル(フレームを2つに分けられる)のタイプ。

雰囲気がランドナーぽくないなぁと思っていたら、パーツは殆どMTBのもの。旅先でも入手しやすいからだろう。


試乗コーナーは案の定どこも長蛇の列で、3つ乗るのがやっとだった。
(値段の高いものばかり狙っていたせいだろうけれども)
今回乗ることができた中で一番素晴らしいと思ったのは、TREKのMadone SSL 6.5
踏み込んだ感触・直進性ととにかく“素直なバイク”という印象が強く
しかも、驚くくらい乗っていて軽い。
その前に乗ったものが、いやにモッサリした感じだったからかもしれないが
・・・それにしても 70万かぁ。


そのTREKブースで試乗待ちの間、隣のCyclestyle.netでは
セパレートの衣装の女性(サイクルスタイルガールを略してサイスタガールというらしい)の
撮影が始まっていた。下の写真はそれに群がる男性陣。




モーターショーと違い、自転車関連のイベントでこういう格好の女性は珍しい。



面白かったけれど4時間ちょっとメッセの中をウロウロしていたら
ちょっと人ごみに酔ったようになってしまった。
そのまま帰るのもしんどかったので、近くの海浜公園を散歩して帰宅。




夕陽と空がとてもきれいだったのに

この公園は浜まで行けないようになっている。それが残念。





2006年11月03日(金) よだれまみれ。

動物園や水族館の類が大好きなくせに
サファリパークという場所には行ったことがなかった。
それで、向かった先は那須サファリパーク。

最初はクルマも買ったことだし、それで回るつもりだったが
ちょっと調べてみると、結構エラい目に遭った方もいらっしゃるそうで
園内のレンタカーを借りて回ることにした。
(ちなみにバスだと大人1名で1,000円 レンタカーは1台で2,000円。)

最初はライオンやトラなどの肉食獣エリア。
ここでは無論窓を開けることはできないので、サラリと見て通る。

次のエリアにはダチョウとキリン。
入口で草食動物用エサを買ってあったので、半分ほど窓を開けてみると




ダチョウ 助手席側から運転席まで突っ込まんばかりの勢い。
残念ながらキリンはチラ見されただけでスルー。

後は全部草食動物エリアなのでのんびり見られるかなー
・・・と思ったのは、甘かった。




こわい。こわいよ ロバ!(↑ロバアップ)
何せ大きい上に窓をべろべろべろべろ舐めてくるし
シカとのダブルタッグで身動きできずにいると
後ろから体当たりされて車がゆさゆさ揺れている。
サイドミラーは齧られたりぶつかったりで
ドライバーにとっては全く意味のないものになってしまっていた。




ちなみにこっちはゾウ鼻アップ。鼻毛丸見え。鼻息ぶふふー。


初めて行った感想。
・動物に囲まれて身動きが取れない非日常的な状況が楽しめる。
・個人的にはマイカーで回る行為は、あまりお勧めできない。
 よだれまみれになることはまず確実だし(一応コイン洗車場併設)
 あちこち齧られることは必至。意外にあなどれない草食獣。
・雄のシマウマと雌のロバをかけ合せた“ジンキー”。
 雄のロバと雌のシマウマをかけ合せた“ゼブロイド”。
 ・・・素人目にはどっちがどっちだか さっぱり分からない。










2006年11月02日(木) 椰子の実。

10年以上前から気になっていたものの
その頃はネット環境もなく、食べ方も何も分からなかったが今は違う。


というわけで、買ってみました。椰子の実。




重さ2.5kg。お店の方の話だと(力はいるけれど)
包丁で切れるとのことだったが、コレ絶対無理!!
ということでマイナスドライバーをノミ代わりにして穴を開け
まずはボウルにジュースを出してみたら、1ℓに満たないくらい。
味はといえば・・・うす甘くてちょっと青臭い。
おそらくこれが太陽輝く南国のビーチなんかだったら
ノリで“おいしい”なんて言ってしまうのだろうけれど
あいにく今日の東京は曇天模様で南の島のイメージからは遠すぎる。


もうひとつ、ジュースを出したあとの中身も
スプーンでこそげ取ってわさび醤油で食べるとおいしい・・・らしい。
なので再びマイナスドライバー登場。
途中までヒビを入れたら、てっぺんに開けた穴に親指を入れて
あとは力任せに割ってみた。




傷をつけたそばから茶色くなってしまった。


とりあえずスプーンで中をこそげて、そのまま食べてみる。

・・・味 しないよ。
というかどっかのサイトで“イカみたいな食感”ってあったけど
全然イカの食感じゃない。パリパリするし。
よーーーーく噛んで やっとココナツの風味が少しするかな程度。


結論:はっきり言って“おいしい”ものではなかった。
   でも好奇心が満たされたことで 満足満足♪




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