一日後記

2005年10月31日(月) 鰯の頭も・・・。

下の写真は内側から撮った私の実家の玄関。






頭に血の上りそうな野口さんがこのような状態で
家内を眺めてもう1年ほど経つ。
もう家族の間ではインテリアの一部というか
完全に溶け込んだものになっていたので
何のオマジナイなのかをすっかり忘れていた。

改めて聞いてみると、千円札の番号を全て足して
33になるものを写真のように玄関などの
人の出入りが多い所に貼ると、お金が貯まるのだそう。

実際効果があったのかどうかは少々疑問だけれど

「会社も無事にいってるし、大きな病気もしないで済んでるんだから
 それだけでもよしと考えればいいんだ。こういうのは。」

と、傍にいた実父が笑いながら言う。
確かにそんなものなのかもしれない。

そして偶然私の財布の中には合計数33の千円札が。


玄関は(義父母と共同なので)無理としても
2番目に出入りの多い居間のドアにでも貼ってみるか。






2005年10月28日(金) “海藻”。

ふと コレが食べたくなった。
ちなみに“海藻”というのは食べ物の名前。そのまんま。
実家だけでそう呼んでいたのか
一般的にそう呼ばれているのかは分からない。

昔は実母がよく作っていたが、いつの間にか作らなくなって久しく
最後に食べたのはもう10年以上前だと思う。

原料の海草(実母に聞いても名前が分からず)を
煮溶かして千切りにした人参を混ぜて固めるという作り方だった。
雰囲気からすると“おきゅうと”に近いのかもしれないが
原料が違うのだろう、あんなにきれいな緑色にはならない。
色はヒジキを煮たような真っ黒い色をしていて
おまけに、煮ている時の匂いが結構臭かった。
で、それをタッパーなどに入れて固め
適当な大きさに切ってお醤油でいただく。


勿論スーパーなどで見かけることもないし
食べたいと思えば作るしかないわけだ。
おそらく実母のことだから、これもまた茨城や千葉の
郷土料理に近いのかもしれない。


明日の朝にでも祖父に電話してみよう
・・・長電話になることを 覚悟の上で。



2005年10月26日(水) 悪筆?

夜、帰宅すると郵便受けに一枚の不在票。
私の方に思い当たる場所からであったため
2階に上がって再配達をお願いしようと受話器を上げた。

・・・が。





あの・・・数字読めません。


本来ならキーボードで済むはずのことを
(読めない数字を推理するのも面倒なので)
オペレーターさんと直接やり取り。


宅配の方が急いでいるのも分かるし
ご本人は読めるだろうと思って書いていらっしゃるのだろう。
でも 数字くらい推理しなくても
読める書体にしていただけないかなと
そんなことを思うのは 自分勝手なのだろうか。



2005年10月25日(火) 銀杏。

階下から銀杏のお裾分け。
銀杏は好きだけれど、買ってまで食べたいとも思わなかったので
ここ何年か家で食べることもなかった気がする。

実家にいた頃は父が好きだったせいか何なのか
スーパーのビニール袋にたくさん銀杏があり
よく炒って食べていた。
もっとも子供のうちは『鼻血が出るから』という理由で
あまり数は食べさせてくれなかった。
実際それが原因かどうか分からないけれど
銀杏を食べた後、鼻血を出したこともあった。

そういえば実家がある市内には大銀杏の雌木があって
実の落ちる時期に拾いに行ったことがある。
今住んでいる近所にも短いながら銀杏並木があるにはあるが
思い返せば実が落ちていた記憶はない。
全部雄木なのかもしれないと思う。


そんなことを考えながら、教わった通り水洗いをした銀杏を
いらなくなった封筒に入れてレンジにかける。
途中何度か爆ぜる音がして出してみると
最初に爆ぜたヤツらしきのが、スライムのように
べっとりと封筒の内側にはりついていた。

無事だった銀杏の皮をむき、
暫しそのヒスイのような緑色に見惚れてしまった。




2005年10月22日(土) お尻にやさしい・・・?

時々、尾骶骨あたりに擦り傷を作る。
軽ければ大したことはないのだけれど、
ひどい時はカサブタができるまでに発展してしまう。
人様から普段見えないところのカサブタと侮るなかれ、
はがれかけの時はとても痒い。
でも場所が場所だけに掻くことなんてできない。


ちょっとした時間の合間などに
ごろり横になって腹筋やストレッチをする癖があるのだが
ほぼ100%家ではジーンズなので、余計いけないらしい。
何故なら傷を作るのは後ろのステッチ部分と決まっていて
しかも腹筋はなるべく静止をキープするよう心がけている。
フローリングの床の上で
同じ部分に体重が何度もかかっていれば、そりゃ傷もできるもので。

とはいえヨガマットは何か薄くて心もとないし、
厚めのキルトはちょっと滑る。
いちいち着替えるのも面倒くさいし、まぁ傷ができたらできたで
仕方ないやと半ば諦めていた矢先。

地元のスポーツ店で『あったらいいなぁ』と
思っていたのを発見、即買いしてしまった。





折り畳みできるウレタン製ストレッチマット♪




2005年10月19日(水) いただきもの。

あまり というか、殆ど自分から甘いものを食べたり
注文したりすることもない。
拙宅の場合2人ともそんな感じなので、買い置きのお菓子もない。
もひとつ言えばスーパーやコンビニのお菓子売り場で
足を止めることも、まずない。

よって大抵家に甘いものがある時はいただきものが多く
余程気に入らなければ、最初のうちだけ手をつけて
放ったらかしということが ままあるわけで。

それでも最近愚妹から出張のお土産にもらったチョコレートに
はまり気味なのである。
それほど甘くなくて、カカオの香りと苦さがしっかりしてて
2〜3日に一度は口に入れる有様になってしまった。
一度に一枚が私にとっては丁度いい。





cafe tasseのタブレットチョコレート。



2005年10月18日(火) 準備。

去年、ごさい漬け(大根と秋刀魚のお漬物)に使う
秋刀魚を漬けなかったことを後悔したので、今年は漬けることにした。

お刺身にも使える秋刀魚10本、頭と尻尾を切り落とし
菜箸でワタをかきだして5〜6等分の筒切り。
よく水洗いした後、半日ほど細く水を出した水道の下において
さらに血抜きをする。

血抜きをした秋刀魚を一個一個ペーパータオルで
水気をふき取り、塩を敷いたホウロウの容器に並べ
秋刀魚と塩を交互に重ねていく。
祖父から『塩と重石はケチるな』と聞いていたから、
塩はかなり多目で重石は計11kg。

匂いが漏れないよう二重にしたビニール袋で密閉し
(何せ生魚ゆえ時間が経つと結構な匂いがする)
階段下の一番涼しいところへ安置。
来月末くらいになったら、大根か聖護院を加えて
暫くなじませ出来上がり。
おそらくお正月の頃には、
秋刀魚も発酵して骨まで食べられるかもしれない。


にんまり。





血抜き中。
(容器に入れた後だと白いホウロウに塩だらけで何が何だか分からなかった)
ちなみに秋刀魚1本50円〜♪




2005年10月17日(月) ムキになるペーパードライバー。

とある事柄を検索していたら、こんなサイトをみつけた。

http://go-red.co.uk/game/parking-game.htm


30分やって1つもうまくいかないのは
『キーボードの矢印で操作しなきゃいけないからだー!』と
無理矢理己を納得させることにした。


ちなみに検索してみた言葉は

“車庫入れ”である。



2005年10月16日(日) 腹の虫。

相方につきあって早朝から都内某所。
寝坊したり準備するべきものを忘れていたりでバタバタしていたら
朝食を食べるヒマがすっかりなくなってしまった。

お昼過ぎまで講習がある相方と一旦別れて
駅までの道を戻りつつ、2時間ちょっとどうしようかと考える。
とてもお腹が減っていたけれど、
同じくらい空腹であろう相方のことを考えたら
何となく自分だけ食べに行くのも悪いような。

そういえば改札の案内板に図書館があったのを思い出した。
雨も降っていることだし
たまには図書館で読書ってのも、悪くない。
細くて急な坂を上ったところにあるそこは思いのほかきれいで
天気のせいだろうか、人も少なく静寂そのもの。

適当に書架から本を引っ張り出して、空いていた椅子に座り
暫く読みふけっていた その時。

ぎゅぅぅぅ〜〜〜・・・・・

自分でも驚くくらいのお腹の音。
静かな場所ゆえに音が増幅されている感じがする。
急に恥ずかしくなり慌てて外の喫煙所で煙草を吸いながら、
ペットボトルのお茶を一気に1/3ほど流し込んで胃袋をごまかす。
そんなことを2〜3度繰り返していた。

お昼過ぎ再び待ち合わせて、やっと食事。
どういうわけだか普段あまり食べないお肉が食べたくなって
久しぶりに半ライスとステーキ。
ライスおかわり自由なお店だったため、相方は1度おかわり。


聞けば彼も講習中、ずっとお腹が鳴りっぱなしだったそうで
講習にもなかなか身が入らなかったという。





2005年10月14日(金) お楽しみ。



デジカメじゃないので画像が粗いのはお許し下さい。
それゆえこれより小さくすると、何が何だか分からない…。
写真を撮ることを快諾して下さったお店の方に感謝!


週1度、必ずと言っていいほど行くお店のランチ。
丼ものもあるけれど、私は専ら日替わりのワンプレートをお願いする。
お野菜中心のここへ通うようになってから、
使ってみたいけど使い方が分からなかったテンペや
お豆料理のヒントなどを得るようになった。

写真中央:ひよこ豆とキャベツのサラダ
右上より:テンペのフライとお野菜入りオムレツ
      玄小麦入り玄米
      (玄小麦のプチプチした食感がたまらない)
      ひじきのサラダ
      蕪とセロリのお漬物
      大根や人参などの煮物

これに蕪がたくさん入ったお味噌汁と梅酢を水で割った
ドリンクがつくので、結構お腹いっぱいになる。
しかもオーガニックのお野菜なので、
根菜類は大抵皮付きで食べ応えも十分。

ちょっとした しあわせ。



2005年10月10日(月) 態度。

少し前から、クルマを買おうかと話をしている。
まだ決定したわけではないが、とりあえず

・ある程度バラしたロード2台が積めること。
・とはいえワゴンは大きくて嫌だから、なるべく
 コンパクトカーの類であること。(軽自動車は好きじゃないのでパス)
・予算。

この3点は譲れないので、まずWebで見た上で幾つか絞り
実際に見積もりを出してもらうことにした。
それに、ロードが積めるか否かはやはり実物を見ないと分からないし。

土曜日、相方とまず2つを見に行く。

見積もりを出してもらっている間、大抵最初は相方に向かって
話をしていることに気がついた。
そっか…やはりこういうのは男性主導なんだろう。

ところが拙宅の場合、免許持ちは私だけとあって
仮にこのままクルマを買ったとして運転するのは私のみ。
それをポロっともらすと、相手の体の向きが私の方に向いた。
面白いもので、これはこの日行った2箇所とも同じ。

翌日曜日、相方は仕事なため私だけで別の2箇所を見に行く。
ところが(偶然なのだろうか)2箇所とも
サラリと見積もりを出されてハイ終了。
オプションなどの話も全く出ないまま、何かかなり機械的で
できればちょっとここでは買いたくないなと思ってしまう。
いやまだ買うと決めたわけじゃないけど。


うーん。夫婦で行かないとおかしいのかなぁ。



2005年10月08日(土) オフ会。

午前2時過ぎ、義母が腹部の痛みを訴え緊急入院。
とりあえずすぐに生命に関わるものではないことと
連休明けまで詳しい検査ができないこともあり
経過観察の意味もあって、そのまま入院することになった。
(もっとも朝起きるまで入院したこと自体、全く気付かず。)

午後、お見舞いに義母のもとを訪れると
痛みだけでもおさまっているせいで思いのほかピンピンしている。
余程具合が悪そうならその後の予定をキャンセルしようかとも
思ったが、まぁ今のところ問題なさそうなので上野へ移動。

いつもお世話になっているPOST-Aのオフ会だった。

毎度のことながら、ここでのオフはとても楽しい。
料理も美味しかったし、久々にみんなと会っても
ケラケラ笑いながら時を過ごすことができる。
今回は奥まった個室でだったので、親友の子供も同伴。
おっかなびっくり彼を抱く男性陣が
何ともいえずおかしくておかしくて。

4時間ほど上野で過ごした後、帰宅。



2005年10月05日(水) イメージ。

仕事の終わった夜、友人達に会うため都内某所。

親友の子供とは生まれた直後に会ったきりだったが
3ヶ月ちょっとしか経ってないのに、妙に成長したように見える。
体つきとか、表情とか、動きとか。
もぉ すごい可愛いの一言しか出てこない。

ふとその親友が『何かharuちん、雰囲気違う』と言い出した。
確かに仕事で打ち合わせもあったので
あまりラフな格好はしていなかったし、
コンタクトも仕事用のカラーレス。
(それ以外の時はグレーかパープルのカラコンを愛用)
でも別に髪型がひどく変わったとか、そういう訳でもなく。

遅れて到着したS氏は表で煙草を吸っていた私の後ろを
私と気付かず急ぎ足で通っていった。
彼曰く『Harukiさんて諸肌脱いでるイメージがあるから分からへんかった』
とのこと…どういうこっちゃ。


ちなみにその元髭美男子S氏の髭、
最近剃ったと聞いて会うのを楽しみにしていた。

つるっつるになった剃り跡も触らせてもらって大はしゃぎ。



2005年10月02日(日) 3倍分。

昨日の続きである。
何せ早朝から出かけてしまったために時間が余り、
多摩から新宿に戻ってきたのが14時過ぎ。
何だかそのまま家に帰るのも勿体ない気がして
水道橋の後楽園に移動。
そういえばここ数年くらい行ったことがなかった。

人混みが苦手なので、行くのは平日偶然相方が休みの時が多いが
実は結構、絶叫マシンの類が好きなのだ。

『もし混んでいるようならパスポート買わないでおこう』
そう思って園内に入ると、意外なほどガラガラ。
人気の高いジェットコースターすら15分も並べば余裕で乗れる。
そんな状態だったので、早速パスポートを買い
片っ端から乗り物乗りまくり。
メリーゴーランドとコーヒーカップ以外は全て乗り
好きなものは2度3度とリピートし、気付けば5時間弱経っていた。

夜、ファミレスで食事をしながら
ざっと計算してみると乗った回数のべ16回、
金額に直すと12,200円分。
パスポートが4,000円なので、3倍分は乗ったことになる。
よく乗ってたもんだと我ながら驚いた。


しかし無意識に安全バーにしがみついていたのだろう。
今日は二の腕が少し筋肉痛。





東京ドームの屋根は
いつ見ても巨大なメロンパンに見える。




2005年10月01日(土) だらだら。

だいぶ外を歩いても気持ちよい季節になってきたこともあり、
多摩動物公園まで出かけた。
別に上野動物園でもよかったが、たまには違うところもいいだろうと。

(行って気付いたのだけれど今日は『都民の日』ということで
 多摩も上野も入園料が無料だった。
 今考えると多摩の方が広い分、人口密度が低い気がするので
 上野に行かなくて正解だったかもしれない。)

しかし動物にとっては別に都民の日だろうが
秋晴れの日曜日だろうが、そんなことは関係ないのだろう。
コアラは相変わらずユーカリの木の上で眠っているし
レッサーパンダは時々木陰の間からチラリと
尻尾がのぞいているくらい。

元気が良かったのはサル山の水たまりへ飛び込む
子猿くらいだったように思う。
ちなみに親猿はといえば、日陰でのびているか
2〜3頭かたまって毛づくろい。

もっとも動物にサービス精神など期待はしてないが

それにしても。






あまりにおっさんくさいカンガルーには、思わず笑ってしまった。



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