一日後記

2004年10月31日(日) 巻紙。

ここのところ土日出勤が続く相方は、今週も仕事。
どこかへフラリと出ようかとも思ったが、
天気があまりよくなかったので、買ってきたFAXの設置と部屋の掃除をする。

FAXの設定を済ませて、ちょっと困ったものが残った。
前のFAXで使っていた感熱ロール紙3本‥‥元々自宅にあったのは
1本だけで、半年前に店のFAXが壊れた時に2本貰い受けた。

先日買いに行って知ったのだけれど、今時のFAXは普通紙が主流のようで
感熱ロール紙を使う機種はもうないらしい。

あいにく階下のFAXにはB4の規格が合わず、
他に使い道を考えようにも浮かばない。


針金ハンガー通してメモ用紙にでもするかぁ。



2004年10月30日(土) 一家団欒。

先日、実父から再びPCのことで相談があるから
来てほしいと言われていたため、久しぶりに実家に帰った。

トラブった箇所を直し、実父が分からないという場所を
説明しながら彼のサイトを更新していく。
あれこれやっていたら、すっかり夕方。

そこへ愚妹から電話があり
来月の式のことでこれからこっちに来るという。
私の方も、相方が棚卸で帰宅が遅くなるため
せっかくだからと夕食を一緒にすることにした。

よくよく考えたら、娘婿抜きの家族だけで食事なんて
何年ぶりのことだっただろう。
大抵は私の相方が一緒だったり、仕事であちこち飛び回る愚妹は
滅多に揃うこともなくなってしまった。
寒いからと熱燗ちびちび飲みながら実母の手料理を食べていると、
心の底からリラックスできたような気がする。
少しささくれていたところも、消えたようだ。


その帰り。
リラックスしすぎた上に熱燗が効いたのか、高崎線で寝過ごした。
上りに乗っていたはずなのに、目覚めると上野から下っている。
どうやら車内清掃の間中もずっと眠り続けていたらしく、
それに気づいた瞬間、顔から火が出そうになった。

これが湘南新宿ラインだったらと思うと
‥‥‥下手すりゃ小田原まで眠りっぱなしだったかもしれない。



2004年10月29日(金) 雑記。

先日帰ってきたばかりのノートが、再びおかしくなった。


破砕その後。
ずっと尿を濾すための容器を持ち歩いている相方だが
結局コショウを細挽にしたようなもの(失礼!)が2粒程度しか出ていない。
それでも必要であれば困るから、と苦労しいしい
サンプル容器に移して今日持って行ったら
『この程度じゃねー』とアッサリ捨てられたという。
細かく砕きすぎたのか、はたまたまだ体内に残っているのか。
2週間後にCTの予約を入れさせられた。


破砕 おまけ。
主治医である副院長は、塩田まるお(漢字ド忘れ)氏を細長くしたような
もっと言えばナポレオンズの背が高い方に似てらっしゃる。


勤務先 1。
閉店セールのお蔭で、ものすごく忙しい。
販売にとって忙しいことは何よりとはいえ、一人で店を回すのも
限度というものがあるもので。
そんな限界を、7年ぶりに実感。


勤務先 2。
大抵のお客様に聞かれるのは『お店、いつまで?』と
『あの方(社長夫人)、お母さん?』。
特に後述の方は以前からよく聞かれていたのだけれど、
あまりの忙しさについ口をすべらせた。
『いえ、あれは違うんです。』


こんなことを書いていた午前1時、突如睡魔が襲って椅子から転げ落ち
そのままフローリングの床で2時間ほど眠ってしまった。
‥‥‥‥体がギシギシする。




2004年10月27日(水) 連鎖反応?

家電だの機械だのというのには、壊れる連鎖反応が
あるとしか思えない時がある。

先日からおかしかったDVDレコーダーが、
いよいよまずいことになってきた。
CDとDVDの再生はできるものの、録画ができない。
今までクリーナーをかけかけ誤魔化してはきたのだが
いくらかけてもDVD-RAMの読み取りをしてくれない。

次におかしくなったのがFAX。

子機が使えなくなり、親機が通話中に切れる。
今じゃ滅多に固定電話を使わなくなったとはいえ、
全く使わないわけでもないので、これはちょっと困った。
子機の利点であるはずの『家の中ならどこでも話せる』
ことが使えないのは、結構不便だと実感するここ数日。


色々出費がかさんで痛い財布を考える私を知ってか知らずか
機械好きな相方は、妙にニヤついている。
「今週末は棚卸で休みなしだから、来週に買おう!」

‥‥‥‥はいはい。
どうせまたこっちは放ったらかしなんだから。



2004年10月25日(月) 破砕。

先日不惑の年を迎えた相方が、腎結石の破砕手術を受けた。
手術ったって開腹するわけでもなく、超音波で体に傷つけることなしに
中の石だけ砕くもの。(1cm強育った彼の石は、もはや投薬だけでは不可)
それでも一応『同意書』ってものはあって、私もサインした。

14:30に診察室に入ってその後レントゲン、結石破砕室へ。
全て終わったのが17:30。(うち破砕室1時間半)

最初の診察には私も同行したが、後はずっと待合室で待っていた。
見かねた看護士さんが、術後の点滴で安静にしている
彼の傍へ行っても構わないというので行ってみると
全然痛みもなく、本当に楽だったのだそうだ。

枕元には直径4cmほどの円形容器。
その中には円錐形の伸縮可能なコップ(ただし底は細かい網)に
なっていて、尿を暫く濾し取らなければいけないらしい。
ちなみに術後の相方の尿は、見事に真っ赤っ赤。

手術自体は思いのほか痛みもなく終わったのに、
どうも相方の様子がおかしい。
話を聞くと、術前にやった浣腸がショックだったようで。
(超音波は空気を通れないので、腸の空気も抜く必要がある)

「だってさぁ、トイレの個室で看護婦さんが
 『パンツ下ろして壁に手ついて後ろ向いてくださーい』って言うからさ。
 そしたら(ガウンの)裾まくってズブ!だよ!
 さっき診察室にいた若い看護婦さん、
 しゃがんで俺のケツにチューブ突っ込んでんだよ!」

‥‥‥彼には悪いが、5分ほど笑いが止まらず。
さすがに座薬は『自分でできますから!』と断ったらしい。
『もしかして新世界への扉開いちゃったりしてー♪』とからかうと、
半分マジで噛み付かれた。

で、今回のお土産は以下の1枚。





腎臓(黒線)のエコー写真。
赤線で囲んだ中にある右上の白いのが結石。





2004年10月24日(日) 最短。

確かに少しだけ長めにしてある襟足が、
気になることは気になっていた。
元々のクセだからだろうか、外側にはハネてくれないし
カーラー1個巻き込んだかのように自然と内巻き。

全体的に伸びてきてしまったこともあり、朝のうちに
いつもの美容室で切ってもらうことにした。

『やっぱりココが気になって・・・もう少し短くしようかな、と。
 ついでに全体的にちょっと揃えて欲しいんです』

かれこれ4年以上通っているから、説明はこれで大丈夫だと思っていた。

が。


しょりっ!
しょりしょりしょりっ!

‥‥レザーの音が近くでした瞬間『あ!!』と思ってももう既に後の祭り。
そこでストップをかけるわけにもいかず、
もうあとはなすがまま。まな板の上の鯉。


結局ここまで短く切ったことなんて、なかったぞというくらい
短くなってしまった。



2004年10月19日(火) 20年ぶり。

22時過ぎ、お風呂場でラジオを聴きながらのんびりしていると
小学生の頃に大好きだった曲が流れた。

幼稚園の頃から一緒だった幼馴染の家で見つけたレコード。
確か彼女の父親のものだったけれど、
テープにダビングしてもらって何度も聴いた覚えがある。

何故この曲に惹かれたのかは分からない。

メロディーなのか、歌詞なのかは忘れてしまった。
それでも幾度となく聴いていた記憶だけは残っている。

ところがいつしか興味がなくなり、
中学に進んだ頃にはパタリと聴かなくなった。
それ以来、殆ど耳にすることはなく
今日久しぶりにほぼフルコーラスを聴いた気がする。
というか普通この曲はフルじゃ流れないだろう。滅多には。
少なくともいつもチューニングを合わせるFM局では、
絶対流れなさそうだもの。


ザ・フォーククルセダーズの
『帰ってきたヨッパライ』




2004年10月18日(月) LIVE STRONG

先月4日に注文しておいた品が、やっと到着。
船便だったから時間がかかることかかること。

今年のツール・ド・フランスをご覧になった方や
自転車乗りの方は多分ご存知かもしれない。
王者となったランス・アームストロングや他大勢の選手、
プレゼンターの方々の腕にあった黄色いリストバンド。

前にも書いたが、このランス・アームストロングという
アメリカ人選手は嘗て癌を患い、克服して
ツール6連覇という偉業を成し遂げた。
そして癌患者のための基金を設立して、様々な活動を行っている。
自転車レースに限らず、バザーやパーティetc。

残念ながらまだその活動は北米のみらしいけれど、
その一環として先のリストバンドの存在があるわけで、
購入金が基金の一部となる。

アメリカのナイキでは1本1$で買えるようだが、これまた残念ながら
日本では取り扱ってない。ゆえに取り寄せ。
おまけにこれ、最低10本単位でないと通販で買えなかったので
話を知人数人にして、共同購入することにした。


もし興味がある方は、Lance Armstrong Official Websiteの右下
黄色い輪っかが目印のWEARYELLOWをどうぞ。(英語)







大人用ワンサイズのみ。
はめる時はちょっとキツいけれど私の腕でも結構ゆるゆる。






2004年10月17日(日) 茅ヶ崎にて。

山下公園、逗子…とりあえず海に行きたくて
あれこれ考えた結果、茅ヶ崎にした。
駅で『湘南新宿ライン増発!』といったポスターを
見かけたせいかもしれない。

別に何がしたいとかではなくて、
ただ天気のいい日に海を眺めていたいだけだったのだけれど。

幸いにも今なら電車で1時間程度乗っていればいい。
乗り換えも必要ないし。


本当に何もしなかった。

松島の時のように桟橋みたいなところの突端で座っていると
不意に波をかぶってびしょ濡れになったり
消波ブロックに座って目の前ギリギリに立ち上る白波を
ただぼんやり見ていただけだった。






この直後、大波かぶってびしょ濡れ。
PHSのカメラだから画像荒い……。



2004年10月15日(金) 5/365。

朝の天気予報によると、東京は実に8日ぶりの晴天だったらしい。
確かに仕事を放棄してどこか行きたいくらい、
久々の青空を見た気がする。
そんな空を見て、『スカート穿いて行こうかな』
という本当に訳の分からぬ気まぐれを起こした。

年間通して、スカートなんて穿く日など5日程度のものだ。
まず夏はバイクウェアの日焼けがあるから穿かないし、
冬は寒いからやっぱり穿かない。
穿くとすれば春か秋だけれど、どちらかといえば
この手の気まぐれは秋に起こることが殆ど。

しかも、人と会う予定がない日に穿くのが好き。
理由は簡単、見せ慣れてない姿を見せるのが嫌なだけ。
早い話が完全な自己満足。
ついでにこれまた久しぶりにエナメルのバックバンドの
パンプスなんぞを出したりしてみる。


ところが幸か不幸か、今日の仕事は滅茶苦茶忙しかった。
店としてみれば普段の6倍以上の売上になったのだから良かったわけだが、
こんな時に限ってタイトスカートなんぞを穿いてしまい
思うように動けない。足なんか半分しか開かない。
よって店の中では跳ねるように走り回り、
在庫を取りに行くため裏に回れば裾を持ち上げて大股闊歩。

閉店後、裏の事務所で呆けたように一服していると
集計を終えた社長夫人にからかわれた。


『○○さん(私)が珍しくスカート穿いてきたからじゃない?』





2004年10月14日(木) コンビニにて。

勤務先の斜向かいにあるコンビニ。
仕事がある日はそこで朝のうちにお茶やらお昼やら
煙草やらを買い込んで出勤することが常だ。
大抵買うものなんて決まっているから、煙草あたりは
迷わず出してくれることが多い。

ちなみに先週まで買っていたのは
野菜ジュースにゼリー飲料に煙草とお茶。
ここ3ヶ月ほど、昼は野菜ジュースとゼリー飲料が
定番になってしまっている…しかも、飽きずに同じもの。

ところが、先週になってそのゼリー飲料の方が消えた。
仕方ないなと思いつつ、店内をウロウロしていると
顔馴染の店員さんから『あのー、いつものゼリーのお探しですか?』と
声をかけて下さって、奥に下げたものから出してくれる。
『まだ在庫ありますから、おっしゃて下さいね』と
有難い言葉をいただくが、そうそう毎回も言いづらいもので。


結局、今週から買い物カゴの中身は
おにぎりと野菜ジュースに煙草にお茶と相成ってしまった。



2004年10月13日(水) 憧れのKにきや。(半分私信)

午後、A嬢から神戸でのオフ会の詳細メールが入る。

いつもお世話になっている『Kにきや』美人看板娘(女将?)
9番レモン姐さんのところで毎年行われるオフ会。
神戸にも一人旅で行きたかったし、今年こそはと行く気マンマンだった。
Kにきやさんにも行きたかった。
噂に聞くナマモノセットも食べたかった。
話でしか存じないお義兄さんにもお会いしてみたかった。

それなのに。

そーれーなーのーにっ!!


翌日は愚妹の結婚式。

オフに行って翌朝、神戸の親戚(父方の実家が神戸なので)と
一緒に東京に帰ってそのまま式に出席しようかという
滅茶苦茶な強行軍も考えたが、
半ば二日酔いで式に出るわけにもいかないだろう。

そんなわけで。


また誘ってー!レモ姐!!



2004年10月12日(火) 口コミ。

随分前からおぼろげに決まっていたことなのだけれど、
築40年超の勤務先である店舗兼住宅を取り壊すことになった。
(木造2階建て。この近辺で瓦葺の家なんて珍しい。)

ただ『取り壊す』ことは決まっていても、
それがいつになるのかということや
その後仮店舗を構えて営業するのかどうかということの詳細は
まだ決まっていない。
(予定ではとりあえず今年一杯ということらしい。)
即ち、私自身の身の振り方も未だ不明。
まぁその辺はどうにかなるさと楽観的に見ているのだが。

一部の常連のお客様にはそれらしきことを言ってある。
それでも一応まだPOPを貼るのは早いからと
あくまでも口頭で伝えるのみ。
普段から特別広告なんて出さない店だし。

ところがこれが侮れないもので。

たまにしかいらっしゃらないお客様が、何故か知っている。
同じ会社に常連さんがいらっしゃるとか
そういう繋がりもないのに『お店畳むんだって?』と、
いきなり常連さんのように言われたら、ちょっと怯む。
適当に言葉を濁して応対。
…だって私だって詳しく知らないもの。

お陰で最近若干忙しくなったのはいいのだが、
これがあと2ヶ月持つかどうかが少々不安ではある。


ふと、バンドの『解散ライブ』を思い出した。
そういえばあの時が一番チケットの売上良かったんだったっけ。



2004年10月11日(月) カリカリ梅。

掃除しながら、炊事しながら、

気づいたら100均で買ってきたカリカリ梅を全て食べ尽くす。


推定消費個数 30個。




2004年10月10日(日) 移動。

私が普段使っているノート、以前モニタが壊れた折に
HDの交換も勧められていた。
その時はまだバックアップも取っていない状態だったので、
とりあえずモニタだけ直してもらって、一度返してもらっている。

で、その再修理に出したのが昨日のこと。
また暫くはもう一台のデスクトップで用を足さなきゃいけなくなった。
こっちにではメールソフトも使っていないし
(サーバー上のメールをWebで読むようにしている。)
サイトを作るソフトも、デジカメの画像をいじるソフトも
入れていないから、当分は写真なしの後記になるだろう。

もう一つ、少々切実な問題。

デスクトップがある場所は寝室のライティングデスクの中。
拙宅の約束として『煙草を吸うのは居間だけ』というのがあるので、
例えばここを書いていて考えることが必要になった場合
居間まで行って一服しなきゃいけない。
おまけに私は深夜まで起きてPCをいじることが多いので、
寝室では相方の安眠妨害にもなりかねん。
ノートと違ってキーボードの音はぱこぱこ言うし。

仕方がないので、ノートが帰ってくるまでの約2週間
台所のワゴンの上にデスクトップをお引越し。
幸い無線で飛ばすようにしてあるため、モニタとHDDとキーボードを
持ってくればいいだけだ。ここなら煙草を吸いながらでも大丈夫。

『よし!』と思った後、アンプに繋ぐヘッドホンのコードが
微妙に足らないのを発見。



2004年10月09日(土) 台風直撃。

気象庁も『できるだけ外出は控えて下さい。』と
いうほどの強烈な台風が東京を襲った日。

それでも予定がつまってた。

午前中、所用で外に出たらば駅までの5分ですっかり
ジーンズの裾はぐだぐだ…先が思いやられる。
その後受講の予約も入れてあったりで、一息ついたのが午後4時すぎ。
6時からは上野で、いつもお世話になっているPOST-Aのオフ会。

雨はますますひどくなっていたが、とりあえず
行きゃどうにかなるだろうと上野に向かう。
私が着いた5時くらいはまだ何とかなったけれど、
他の皆が着いた5時半にはほぼ真横に雨が降っていた。

途中、仕事日の相方からメールと電話。
最初のメールは『店、早じまいしたから今から帰る。』というもので、
その後の電話は『ヤバイよ。電車止まってて帰れない。』というもの。
後で聞いたら開いている電車のドアの上から、
滝のように雨が落ちていたのだそう。
(その後彼は何とか遠回りして無事帰宅)
正直、『今日は帰れないかな』と思った。


ところが。

その約4時間後、店を移動するために皆で外に出たら
あれほどの雨がまるで嘘のように止んでいる。
どうやら台風の速度は思ったより速かったらしい。

お陰で皆からもらった楽しい気分そのままに、帰宅することができた。



2004年10月06日(水) 大手町。

東京駅丸の内北口を出た界隈のオフィス街。
何度もこの辺りは自転車で走り回っているから
全く見知らぬ場所というわけでもない。

但し、私が知っているのは日曜・祝日の時だけだし
空いている車道をすっ飛ばしているのが好きだという
その程度の認識しかないわけで。

ちょっとばかり用があり、今日は昼頃にこの街にいた。

いつも見ていたゴーストタウンのような光景とは異なり、
スーツ姿の男性や制服姿のOLさんがうじゃうじゃ。
いつもすっ飛ばしていた道も、たくさん車が並んでいる。
その間を、これまた休日には見かけないメッセンジャーがすり抜ける。

何か違う街に来たみたいだ。


目的地である某ビルがなかなか見つからずに、猛ダッシュ。
約束5分前にやっと見つけエレベーターに飛び乗ったら
今度は途中までしか行かないと気付き、慌てて乗り換える。
着いた時にはすっかり汗だくになっていた。


それにしても、きれいなものだなぁ。
ずっとビルの谷間で販売の仕事をしている身にとっては、
ビルの上で広い窓がある『オフィス』というものすら
何だか新鮮味を感じずにはいられない。


用を済ませてエレベーターホールに出ると、
雲のメリハリに目が釘付けになる。





22階エレベーターホールにて。



2004年10月04日(月) バッグの底。

掃除ついでに、しまいこんだバッグの中を確かめた。
まぁ結構封を切った煙草やら、とうに期限が切れた居酒屋の割引券やら
そういったくだらないものが多いのだけれど、
自分でも理解不能なものが。


カフェイン錠4箱。
(しかも全部使いかけ)


それぞれ別々のバッグの中から出てきた。

何でこんなにあるんだろう?



2004年10月03日(日) 体質。

相方が『血尿出た』と言っていたのが木曜日。
本当に一時的なものだったらしいから、それほど心配はしてなかったが
(これが何日か続いたのなら話は別)
当の本人が少々弱気になっていたのと
階下の義父母が心配するので、今日になって隣町の病院へ。
本来なら翌日にでも行かせるべきだったかもしれないけれど、
職場の慢性的な人手不足のお蔭で行けるはずもなく。

余談だが、相方の上司なんか降圧剤を貰いに行く暇もなくて
白目を真っっっ赤にしながら仕事をすることもあったという。
(高血圧の人に時折見られる症状らしい。)
ちなみに相方の会社はドラッグストア…皮肉なもんだ。

日曜診療も受け付けているとはいえ、やっているのは外科と内科。
とりあえず外科でレントゲンとCTをかけられた結果、
また腎臓に石ができていた。
尿検査の方は異常がなかったので、おそらく他の石が
排出される際に尿管を傷つけたのだろうと。

去年も、腰が痛いと言ってレントゲンを撮ったら結石だったし
過去にも石が尿管で止まったため激痛を伴い
病院へ行ったらモルヒネ射たれて帰れなくなったこともあった。
まぁよくそんなに石ができるものだと思うが、
体質によるところもあるそうな。

どういうわけだか、石ができるのは決まって右側。



2004年10月02日(土) 無題。

朝。メッセンジャーバッグに必要なものを詰め込み
MTBで隣町のスクールへ初受講。
正直なところ5年も使ったものを一からさらうというのは気恥ずかしい。
気恥ずかしいながらも我流の癖を取るために
単調なことを続けていたら、次第に眠くなってきた。
机の下で己の右足を左足で思い切り踏んづける。

終わって外で一服。
ひさしぶりに担いだメッセンジャーバッグを
咥え煙草のまま直そうとして、左人差し指に根性焼きを作った。


昼。来月挙式を控えた愚妹のことで、実母と電話。
昨日海外出張から帰ったばかりで相変わらず忙しいらしい。
その忙しさゆえ彼女なりに悩むところもあるようで、
それについて実母と色々話し込んだ。
ついこの前は私自身が悩んでいることで電話したばかりなのに、
こういう時の私はすっかり『長女モード』になっている。

そういったことを全て受け止めてくれる実母に、
改めて母の偉大さを再認。


夕方。ロードを引っ張り出して土手へ向かう。
明日から天気も悪くなりそうだったので、
少しでも晴れている時に風に吹かれていたかった。
青かった川面が薄い紫色に変わる頃、帰宅。
スタンドをロードのリアハブにセットしながら、最近まともに
駆らせていないことに何故か罪悪感を感じた。

そういえばここのところ、ここも自転車ネタから遠ざかっている。




2004年10月01日(金) 夜空。

昨日・今日の東京は風が強くて
夜空にぽこりと浮かぶ月が、特にきれいに見えた。

今勤めている店にしても、拙宅にしても窓から見える空なんて
ほんの僅かばかりなせいだろうか
少しでも空間が開ける場所に出ると、空を見上げる癖がある。
夜の場合そこに月を見つけたら、つい眺めてしまう。
先日の十五夜の時も、仕事帰りに人の流れの端っこで
雲の中で消えそうなそれを眺めていた。

今日は帰り道に歩道橋で少しお月見。
足の下は交通量の多い道路なのでお世辞にも風流とは言いがたいけれど、
拙宅から一番近い『空が広く見える場所』でもある。


月を眺めて不思議に思うのは、
それを眺める場所がどんな場所であろうとも
心が穏やかになれるということ。


 < 過去  INDEX  未来 >


Haruki [MAIL] [HOMEPAGE]