懊悩煩悩
目次過去will


2004年02月19日(木) 出発前夜

 あーあーあーまだ何も荷造りしてません…明日なのに明日なのに。無事帰ってこられたら褒めてやってください。色々と大変なことばかりですが頑張ろうと思います。


2004年02月16日(月) 何が何やらあわただしく

 妹の大学受験合格きたわァァァァァと喜んだりレアル-バレンシア戦のクソ審判にムカついて悪態つきまくったり次節は土曜開催でこりゃバイエルン-HSV戦とかぶって見られないじゃんこうなったらバイエルン戦のチケットとったけど捨ててバレンシア-バルサを見るべきかとバイエルンファンにあるまじき考えでいたりなんだか出発数日前にしてまだ初日の宿を決めていないというすさまじいギリギリぶりでおまけにいっそ適当に行った先で宿を決めようかとかそういう事態になってしまいそうな予感がするというかなんつーかもうスペインという国の適当さに苛々するわけです。なんで試合日程決まるのがこんなに直前なのよう…ううう諦めきれないバレンシア-バルサ戦。


2004年02月14日(土) ちょっくら東京行ってきます

 わーもう出発まで一週間切りまくってるのにまだ具体的なプランなーんも立ててないというすさまじいいい加減っぷり。宿もとってないずら!どうするんざましょーねこの人は。おまけに今日は夜バスでちょいと東京までぶらーりと。明日の夜には帰ってきてまた月曜火曜出社して水曜から永のお休みをいただきます。そして吹き替え版王の帰還を見て口頭試問が終われば朝からルフトハンザでいざドイツ〜親もうすうす個人旅行だと気付きはじめているようです。無事帰ってこれたら褒めてやってください。これからカメラの電池を買いに&明日の帰りの飛行機のチケットを買いに行ってきます。


2004年02月08日(日) 王の帰還

 二度目見てきました。一般公開ではこれが初、ということで二時間半前に到着しても既に列が。しかしこの間のピカデリーでの待機と違って暖かい場所で二時間ほど待つってのは有難いなあ。晩ご飯も食べに行ってる暇がないのでひもじくジャンクフード買ってきてもぐもぐと。パンフは5日にもう買っておいたので今回はグッズをもりもり購入。エルフのブローチ、滅びの山&リングのピンバッチ、アラゴルンの剣モチーフのペーパーナイフ、ブックカバー5枚でしめて10400円。一緒に見に行った人ももりっとブックカバー買ってたんですが、私とその知人とでブックカバーの在庫が切れてしまったそうで。映画館側もさすがに先行でそんなにブックカバーが売れるとは思ってなかったのか。現在注文中なのでまた入荷するとのことでしたが。

 前に並んでたのがとにかく大声で自分は今までどんな映画を見ただの、原作ではこういう展開だの得意げにしゃべり倒す輩だったのでとんでもなく鬱陶しかった。私らはまあ原作読んでるしもう映画も見て二回目だからどうってことはないですが未見であろう周囲の人への迷惑とか考えないのかと。実際ウザそうな顔してる人チラホラいたしなあ。館内入って映画始まってもまだしゃべってるし…エンディングになってもしゃべりよった時はいい加減しばき倒してやろかとも思ったんですが、通路挟んで後ろにいたヤツにボロボロ泣き崩れている女が注意するのはあまりにも鬼気迫りすぎかと思ってやめてしまった…

 ●ネタバレてんこ盛りなので注意(重大なセリフ等は反転させときますが)
 
 で、映画ですが二度目の方がよりエモーショナルに見ることが出来たなあと思いますね。一度見てどこがカットされてるとかそういう覚悟(?)が出来てるからか、しっかり集中出来たし。さらに、二度目ということで字幕を見るよりセリフをきちんと聞き取ることが出来たというのも大きい。やっぱりなっち訳は信用出来ないなというのを改めて確信いたした次第です。滅びの亀裂での「Don't let you go」が「放さないで」ってどういうことなんだ…一回目見たとき、意味掴めなくて一瞬キョトンとしてしまったんですわ。ちくしょう、あんな大事なシーンでやらかしおった!あとなっちの十八番、「ホビット庄のことを?」もクライマックスでやっぱりきてたー!げんなりすることうけあいです。そして灰色港のフロドのセリフ…「I tried to save the Shire,and it has been saved,but not for me」の最後のnot for meの部分をなぜ「僕は行かなきゃ」にしてしまうのか。大事なシーンなのになんてしどい訳!それ以外はおそらく田中明子氏の手が随分と入っているのか、良かったかなとは思いますが。

 RotKは3時間20分と長丁場ですが、全くだれることなくラストまで突き進んでいくので、むしろもっと時間が欲しいくらい。サルマンや寮病院のシーンはカットするにせよ、デネソールがあれでは只の狂人だわ。彼なりの葛藤やら何やらも含めて描かないと、せっかくミナス・ティリスの都は荘厳で格好いいのに勿体ない。どう考えてもゴンドールよりローハンに就職希望したい感じ。セオデン王の演説がかっこよすぎてゾクッと震えがきた…TTTのヘルム峡谷の戦闘シーンも格好良かったけど、今回は更にしびれ度UP。とにかくスケールがデカい。PJのすごいところは、スケールのデカさだけじゃなく、ちゃんと人々の細かい表情も描いてるところだと思います。アップを使うところと、引きのアングルの使いどころ、更にそれを音楽とマッチさせる素晴らしさ。烽火がどんどん伝わっていくシーンはじんわりうるうるくるものが。ガンダルフのミナス・ティリスの宮殿に入っていくシーンは格好よすぎる。LotR、TTTとガンダルフは私的に萌え〜な感じだったんですが、今回は燃え!燃え!燃え!っつーかガンダルフ最強すぎ。

 もうラストでは涙の堤防大決壊でしまいにゃ声出そうなぐらいしゃくり上げてました。さすがに嗚咽レベルになると周りに迷惑かけるので必死で我慢してましたがそれはそれで恐いような。エンディングテーマでまたボロ泣き。あの歌詞はいかん、いかんぜよ、涙が止まらないぜよ。エンディングの前に、「THE END」とクレジットが出るのがまたいっそう寂しくて…もう続きはないんだと思うと。SEEのリリースはあるけど、それはあくまでRotK映画版に映像を追加するのであって、続きではないわけだから。

 RotKに不満がないと言えば嘘になるし(カットされたシーンの数々に、外してほしくない重要なシーンがあったり、もっとフロドとサムの旅に時間を割いてほしかったというのもあるし…キリス・ウンゴルの塔のシーンが随分と短かったり、ミナス・モルグルのシーンが短いし、それゆえにフロドが指輪にずんずん侵されていっているのがわかりにくかったことは否めないので。あとサムワイズ殿の決断がなかったゆえに、灰色港のフロドの「いつかお前の番もくる」がカットされたわけで。エンディングのフロドの「二つのものに引き裂かれることなく〜」というのも、それに関わるシーンがないので原作未読者にはわかりづらいと思います)正直詰め込みすぎてじっくりキャラクターに感情移入する間が与えられないのは残念でならない。一般人、というか原作未読者には不親切なシーンも山盛りだし。けれど、それらを差し引いたとしてもこの壮大な物語をよくぞまとめ上げたとPJならびにスタッフを賞賛したい。文庫本にして10冊にも及ぶこの話を、トータル10時間弱にまとめあげるのは到底無理なことなわけです。原作者のトールキンはもうお亡くなりになっているから、監督独自の解釈で作り上げられていくわけですし。おそらく、万人が納得する形には誰がやったところでならないと思います。それを敢えて挑戦したこと自体に拍手を贈りたいし、ここまでのクオリティに仕上げられたことには惜しみない賞賛を贈りたいと思います。

 ●とりあえずネタバレ終了

 とまあつらつらと書いてしまいましたが、是非皆さん見に行ってくださいまし!そして見るなら是非二回は見てくださいましね。きっと一回目とは違う見方が出来ると思います。さらに原作を読んでくれたらもっと嬉しい。出来れば追補編も読んで、あの素っ気なく時系列で書かれた文章の中に宿っている様々な物語を思っていただきたい。私はこれから関連書籍とホビットの冒険、シルマリルに手を出していこうと思っております。トールキンの深遠なる世界を、たっぷりと味わうために。


2004年02月06日(金) RotK見てきました

 言いたいことは山程あるのですがまた明日も見に行くので感想はそれからにしたいと思います、とりあえずあれですね、原作を読破した翌日に見るもんじゃないですね。とだけ言っておこうかしら。克明にセリフや流れを覚えているだけに何処がカットされたとかが気になって集中出来なかったあほたんです。でも夜が明けてじんわりと思い返すと涙が出ちゃう、だって女の子なんだもんと冗談はさておき、また職場で涙ぐむあほ一匹…


2004年02月02日(月) ええいああ

 とりあえずは飛行機のチケットなんぞを確保してみました。あとは宿…バイエルン-レアル戦のチケット取れなくてしょんぼりです。当日ダフ屋狙いで行くかそれとも大人しく次の日のUEFAカップバレンシア-ベジクタシュ戦に備えてスペインでのんびり滞在するか迷っとります。いい加減決めないとなあ。
 
 土曜日は昼頃待ち合わせでのんびり昼ご飯を食べて(ビッグステップ7Fのとこのデザート激ウマ!)いざ二つの塔エクステンデッド。まだDVDは封も開けてない有様ですがいやー是非皆さんご覧になってくださいよう!ボロミア萌えの方は是が非でも何を置いてもご覧になるといいですだ。旅の仲間ではどうにもダメな人としての描かれ方が多めでしたが二つの塔エクステンデッドでは執政家長男らしいシーンがありますだ。というかボロミアったらゴンドールのアイドルさながらの描かれ方。辛さを増していく指輪の旅の中で一服の清涼剤のようなメリーとピピンもようがすよーあと改めてアラゴルンって格好いいなぁと今更ながらにしみじみと。これで隣りに座ってたおっさんがもう少し大人しくしてくれてりゃ最高だったのですがねえ。いきなりウェットティッシュで顔やら首筋やら拭きだすわ(匂いが物凄い、しかも最後のほうでまた拭いてた)やたら手を上下左右に動かすわ(後ろの人に邪魔)始まって早々からしきりに時計を見てばかりだし、挙げ句の果てに貧乏ゆすりさながらに足をコツンコツンと鳴らして…特に床が響く映画館だったので集中切らされてイライライラ。もう我慢出来なかったので「止めてもらえますか」と言ってしまっただよ。言っても止めなかったら止めるまで言い続けるつもりだったが不幸中の幸いにしてすぐに止めてくれたのでちょっとホッ。つきあいで来てたっぽいんですが見る気ないなら出て行ってくれんかね。お義理で見に来るには4時間は長いですよ。

 その後はいつものごとく飲み〜たまには趣向を変えて魚料理メインで。いやー刺身が旨いこと旨いこと。普段、スーパーで買うようなマグロはどうにも不味いので食べないんですが、そこのはちゃんと食べられたですよ。そして素晴らしすぎる酒との出会い。以前から美味しいよと勧められてたんですが、なかなか飲む機会がないままに日が過ぎ去り…「クセがないからガンガン飲める」と推薦者の言葉通り、全くもってクセのない喉ごし、それでいて料理に合うことといったら。生魚と日本酒というのは日本の素晴らしい文化ですね。春鹿という銘柄なので、皆さんも居酒屋でその名前を見かけたら是非是非。ただし飲み過ぎには注意。これはホントにつるつると何合でも飲めてしまう魔性の酒だ…

 それにしても今指輪の原作を読み進めるにつれ、本当に辛すぎて読めない…というか王の帰還ではコレをやるのねと思いながら読んでるわけですが、文章ですらこんなに辛いのに映像で見たら本当に涙が止まらないんじゃないかと思いますよ。だいたい二つの塔の最後の方のサムのセリフを反芻しては職場ですら涙ぐんでおる始末なわけで…王の帰還に至っては既に試写会行った人の情報だと大して興味もなく見に行った人すら後半一時間泣きっぱなしとか。うおおおおもうあと三日ですよ。一応7日も先行上映で見に行くんですがその前に5日に知人が先行上映当選したのでそれにくっついて行ってきます。それまでに何としても原作を読み終えないと。原作にもないシーンがあったりするらしいのでそれも楽しみ。今出てる映画雑誌も既に総ざらえしてたりするんですが、ネタバレ恐くて見られない有様。結構核心のシーンがバンバン画像で出てたりするらしいので買うだけ買って映画見るまで放置プレーイ。すっかり心を指輪につなぎ止められてサッカー放置状態。というかもう既に忙しすぎて年明けのバレンシアの試合三試合も溜まっている…ブンデスに至ってはウィンターブレイク前の試合も合わせると五試合以上溜め込んでいる…とりあえず王の帰還見終わったら少しずつ片づけていこうと思います。


えもんかけ |MAIL

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