懊悩煩悩
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2003年07月22日(火) 腰痛酷し

 久々に来なすった新聞勧誘がもうしつこいのなんのって。まず名乗りもせずに「(ドアを)開けてくださいよ〜」とか言ってる時点でなんかアヤシイとは思ったけど…やっとのことで帰ったはいいけど、去り際に思いっきり侮辱の言葉を吐いて帰ったのは許せん。もう二度と来るなよ産○新聞の勧誘野郎。ウチはマンション住まいかつ季節柄クールドアにしてるので、隣近所への勧誘の様子も丸聞こえだけどとにかくしつこい。向こうさんが断ってるのに「また来ます、また来ます、また来ますぅぅ〜」…あんな粘着系じゃないと新聞勧誘なんて職業は務まらんのかもしれませんが、人を侮辱して帰っていくのは根本的に間違ってるだろうよ。

 先日からチマチマとやってる翻訳がえらく楽しくて、ハマりこんでしまいそうな予感。しかしこんな地道な作業、一体全体誰の為にやってるかといえば、とりもなおさず自分がデータとして閲覧したいからなんですな。あと、英語・独語の勉強として。今のとこごく一部の人にアドレス公開してる段階で、まだサイトとしての体裁も何も整ってない状態です。ある程度の翻訳をこなしてサイトをきっちり整頓して、その上で誰かの役に立てればいいなと。忙しい人だったりするとやっぱり日本語のテキストとして読む方が断然いいわけですから。柔道の時も、テレビ出演の際の発言をビデオから起こしたり、イベントでの発言をノートにメモってそこからテキストに起こしたり、そういう地道な作業が結構好きなんですわ。ある種単純作業というか、そんなに難しくない(ビデオ起こしは結構しんどいですが…)作業でかつ後々まで残せて、見た人に喜んでもらえるというのが嬉しいんですな。「地道な作業で自己満足と感謝を得る」この二つが大きな原動力です。

 


 ところで、これを見てくれてるといいのですが…Uちゃん、メール届いてますか。届いてたら至急返事お願いします。色々とお忙しいかと思いますが、そちら様の返事が来ないことにはこちらはどうすることも出来ません。刻々と来たるべき日が近づいてきてますので(まだ三週間ほどはありますが)なるべく早めに返事下さい。ホントにお願いしますよ…


2003年07月19日(土) 骨太の精神

 近頃は五日勤務して二日休み、というサイクルになり少し落ち着いてきました。作りかけて放置していたサッカーサイトに手を付けはじめてます。公式サイトの和訳をちょろりちょろりと。ただし英語ですが…情けないですが独語はまだ翻訳出来るレベルではなく。久しぶりの逐語訳で中高時代を思い出します。随分と英語からも遠ざかっていたので、わからん単語だらけでえらく苦労してます。ネットにある翻訳機はアホなので、少し長いセンテンスの文をぶち込むともれなく頓珍漢訳を披露してくれてげんなり。手引きでひとつひとつ辞書を引いていると日が暮れてしまうので、こんな時はgoo辞書の出番です。一瞬で出てくれるのでサクサク翻訳が進む。…といいのですが、チラホラわかりにくい構文が出てきて蹴躓くことも多い。
英語でこのザマじゃいざ独語をやるとなると先が思いやられます。頑張れ自分。

 ブンデスリーガの各チームはそれぞれ公式サイトを持ってますが、私の好きなチームはもう更新がハンパじゃないペース。多い日は一日に何度も更新されるし、シーズンオフでも更新ストップということはありません。動画も2日に一度ぐらいのペースで上げられているし、さらに有難いことにニュースや動画はアーカイブとして残してくれるので、トップからのリンクはなくなってもそこから辿れるという。環境も快適だし、恐ろしくデカいサーバーなんだろうなといつも羨ましい思いで眺めてます。おそらく世界一充実したクラブチーム公式サイトかと。なので翻訳するにしてもカラダが追っつきません。だけど楽しい…今までのゴタゴタした時期を抜けて、心身共にすっきりとして(季節柄湿度は高いですが)やる気がみなぎっております。あとは独語を勉強してインタビューの記事を訳せるようになれれば…日本に入ってくる情報はどえらく歪曲されてる場合が多いので、現地情報がカギですし。と言いつつも実はやるべきことがわんさかあるので、翻訳だけに力を注げないのが残念ですが。まずは部屋の掃除から。


2003年07月15日(火) 三遍回ってワシントン

 会員になっている某コンビニエンスストアから情報流出のお詫びの文章と商品券500円也が送られてきました。正直、全く知らなかったので吃驚。いつの間にしてたんだ…ニュース等で報道されたらしいけど見た覚えがない。TBCの件やその他、昨今はこういうのが多くてホントに困る。おおかたバカ社員が業者にリスト売ってセコい小遣い稼ぎをしてるんだろうけど。世知辛い世の中ですから、需要と供給があれば成り立つ経済ですから、これからもこのテの事件はなくならないかと。それにしても情報流出の代償として500円とはえらくケチってるなぁ、と妹が横から突っ込んでましたが。会員になったのはいいものの、あまりこの系列のコンビニは使ってないのでさてどうしたものか。ここで働いてる友人にノルマ達成の為に頼まれて入ったやつですからねえ…私も別系列とはいえコンビニエンスストアに籍を置く身、相身互い助け合うこともまた必要かと。

 それにしても、アルバイトという身分でコンビニを見るとまた幾分楽(というか大分楽な仕事ですな)でありますが、これが店長となるとそれはもうものすごい大変さを要するので端から見てるとホントに同情というか、絶対にコンビニには就職しないぞという決意をよりいっそう固くさせてくれるわけです。昼夜問わずトラブルが起これば呼び出されるし、つきあいで朝まで飲んでそれからまた仕事なんて気が休まる暇がない。本部のOFCからはつつかれるし、アルバイトの不満も聞いてあげなきゃならんし、利益を上げなきゃならんしで年中キリキリ舞い。どこのコンビニにもその傾向はあると思いますが、夕勤・夜勤は人間的にダメなのが多く、特にウチはもう伝統的に夕勤が壊滅的なのでアルバイトの私たちでも辟易するほど。どうしても気軽に働けるかつ採用されやすいので、レベルが低いというか何というか。店長もこの時間帯はいないことが多いのでますます堕落するというまさにデフレスパイラル。あと数ヶ月もしたら今のコンビニを去ることになるだろうと思いますが、これからもきっとあのままなんだろうなと思うと暗澹たる気持ちにならざるをえません。
 
 いくつかのアルバイトを経験しましたが、やっぱり塾講師が一番しっかりした人間が多かったかなと。私が半年ほど勤めたところは特に塾長が鬼のように厳しく、面接でかなり搾られたうえ、ある程度の大学の学生までしか採らないということでそれなりの人たちばかりでした。うっかり私のようなそれなりじゃない人間が採用されたばっかりに苦労続きで、肉体的にも精神的にも限界が来て辞めてしまいましたが。塾長を除き職場の人は良い人が多かったかれど、一人どうしてもウマが合わない数学担当の一歳下の男性がいました…妙に突っかかられて非常に気分が悪かったという記憶しか残っていない。たまたま研修中の模擬授業を一緒にやった時にしどろもどろ支離滅裂状態の自分を見られたので、おそらくその人の中で私が+自分より下の人間+というインプリンティングがなされたんでしょうな。全くこちらに対する敬意というものが感じられなかったし、対応もつっけんどんでほとんど談笑なんてものもなく。他の人とは男女年上年下関係なく、スムーズな関係を築けてたので余計にネガティブな印象として残ってます。トータルで考えると、自分の血肉として身につけることが出来たことが多く、実りある経験だったのでもうあまり気にしてませんが。どうも同年代の男性とは上手く付き合うことが出来ずちょっと情けない。目上の人だったら問題なく、むしろ好かれる方向に持っていくことが出来るんですが…やはり女子中・女子高時代さらに大学でもほぼ女子大状態というのは少なからず弊害ももたらす模様。

 話は変わりまして。
 先日、会期ギリギリに「バルビゾン派から印象派」展を見に行ってきました。行きたい気持ちはあれど、就活の慌ただしさと梅雨の気怠さに身体が言うことを聞かず、ダラダラとしている間に会期が終わろうとしていたので慌てて身支度整えて天保山へ。だれた身体をコローの絵がお出迎え、一気に背筋がピンと伸びて早くも鑑賞モードオン。コロー、トロワイヨン、デュプレといったお馴染みの面々は勿論のこと、カミーユ・フレールの「小橋」やディアズ・ド・ラ・ペーニャ「林間の空地」に強く惹きつけられました。一点だけですがクールベの「ピュイ・ノワールの小川」という作品もあり。バルビゾン派から印象派にまたがるため、それぞれの派の点数がやや少ないのが残念ですが(トータルすると100点ほどの展示)じっくりと二時間ほど居座ってきました。珍しく、ポストカードも欲しいものばかりでしこたま買い込み。ずっとぐずっている子供やキャッホッホッと走り回る子供が鑑賞の邪魔になって残念でしたが、おおむね良い時間を過ごすことが出来て満足。

 またつらつらと書いてしまいました。読んでくださってる方はどうもありがとう。その時その時の所感をただ気の向くままに書いてるだけなので、鬱陶しかったらじゃんじゃん飛ばしてもらって結構ですよ。読んで気を悪くされたらすみません。所詮自分の城でたらんこたらんこ好き勝手書き連ねてるだけなんで、それ以上もそれ以下の他意もありません。ということで今回はこの辺りで。
 


2003年07月08日(火) ささのはさらさらも何処へやら

 連日スポーツ新聞の一面をにぎわす阪神の連勝ぶりに、期待感とほんのちょっとの不安がないまぜの日々です。たぶん今シーズンは大丈夫だと…このまま優勝してくれるだろうと…思っているのですがどうなりますことやら。これからまたボチボチと更新していきますので何卒よしなに。
 
 まあ何というか、就活が長引いているおかげで、「自分を見つめ直す」という作業を毎日じっくりと行っているような気がしますよ。ここ数ヶ月の間に、就職に対する考え方もガラリと変わったり、自分の人生の行く先を深く考え込んでみたり。あとは世の中の事象を経済や産業と結びつけて色々考察してみたり、新聞の記事も余すことなく拾い上げてみたり、とにかく何かを考えることが格段に多くなったような気がします。別にそれが格好良いとかそんなんじゃなく、ただ当たり前のことを今更やってみてるというかそんな感じですが。中でも、自分の人生の行き所ってのはドタマを捻りに捻ってそれでもまだ答えが出ない命題ですな。この年で見つけられないのは当然なのかも、という思いともう見つけちゃってる人もいるわけだし…という漠然とした焦りと。やっぱり、人生の目標を掴み取れた人は強いなとつくづく思うわけです。知人とか見てると特に。現在の(一応)安定した職を放り出して自分のやりたいことに力を注ぐってのは、昔は簡単なことだと見くびってましたがいやはやどうして、この年になるとそんな生易しいことじゃあございませんというのが身に染みてわかります。だからこそ、その人の望む通りになってほしいと願わずにはいられないわけです。たとえ回り道でも、どれだけかかったとしても。

 あとは対人関係についても色々思うところがあるわけです。ネットの発達の功罪…というとえらくしゃっちょこばった表現になりますが、要するにネットと人間関係というか。メールという(特に携帯メールなんてのはその最たるものですが)手軽なツールが出来てからというもの、人間関係が大きく変わったんではないかと。私論で申し訳ないけれど、近しい人との関係は遠ざかり、離れた人との関係を近づけるツールだなという印象を受けます。親しい間柄ゆえに、メールが来てもなかなか返事を出さなかったり、相手の時間を思いやる必要がないツールゆえに、傲慢になってしまう面は否めないのではないかと思うのですよ。例えば、こっちがクソ忙しい合間を縫ってちょっとした気遣いのメールを出したって、向こうさんからは返事のひとつもないわけです。きっちりとした返事を求めて、という目的のメールではないにせよ、ちょろっと返事のひとつでも寄越せよと思わずにはいられない。これが遠い間柄だったら、そもそもメールの文面だって変わってくるだろうし、先方も丁寧に返事をくれるでしょう。手軽さがもたらす一つの欠陥であるとしみじみ思います。これが暇な時だったらまた感じ方は違うかもしれませんが。というかあれですよ、ヘタに気を遣われるほうが胸クソ悪いんで、私の状況がどうだろうが、メールのひとつぐらい送ってくれてもいいんじゃないんですかね。ここまで来たらもう内定あろうがなかろうが、ハラ括って生きていくしかないんですから。いつまでも毎日セミナー・面接生活は送れないですよ。いい加減遊んだり美味しいモン食べに行ったりしたいですよ。卒論のこともありますしね。とダラダラ不満をぶちまける前に、自分から電話のひとつでもかけてみろってもんですな。…結局、そこなんですよ。メールが発達してから、電話なんてほとんどしなくなった。今更、わざわざ電話ってのも…というので、ますますメール頼りの生活になる、と。メールというのは非常に受動的側面を持っているがために、このような焦れた気持ちになってしまう。電話だと、双方向コミュニケーションツールなので、相手が電話口でシカトなんて行為に及ばない限り、コミュニケーションは成立します。けれど、メールはいくらこちらがアクションを仕掛けても、相手の返信がなければ一方通行に終わってしまうツールです。なんてしたり顔でつらつら書いてるのも格好悪い。こうして書いてる自分も、人からのメールを1ヵ月ほど返事してないということで、ウダウダ言う資格はなし、ということで無理矢理この話終わり。

 結局のところ、相手がどうだとか言っても、実際相手がどんな状況にあるかなんてことは把握出来ないわけです。ハーバマスだったか誰だったか、その人の立場や視点に立たねば理解することは出来ないと言った、まさにその通りであります。一見、お気楽そうな、何の障害もない順風満帆な人生を送ってるように見えたとしても、その人が秘かに抱える苦悩なんて知るよしもない。その人が私に吐露しない限り、わかるわけがない。だから、こうして他人の事情を慮らずに、人に対して不満を持つのは止めようと思いながらもつい文句を言ってしまう弱い人間です。社会学の理論は理解できても実践はなかなか出来るものではなく。言うは易し、行うは難し。


えもんかけ |MAIL

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