Home Page
「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2005年03月28日(月) 春の夜の珍客

0時を回った頃、試験休みからずっと夜更かし生活を送っているchimomoが
不意に「ママ、それ、何?」と聞いた。
日頃より周囲に「反応が遅い」とか「マイペース」とか言われまくっているわたし。
今回もご多分に漏れず、何のことかわからずに、数分遅れてから
「へ?」と返事をした。

「それ―――」と、彼女が指差す方を見ても、さっぱりわからない。
「その箱の横に… 茶色いの―――。」

言われてよ〜く見てみると、ちょっと気に入っている可愛いピンク色の小物入れに
何かとまっている。

「とかげ?だっ!!!」

でも体長3cmくらいの、ちっちゃなちっちゃな「とかげっちょ」。
わたしはトカゲは嫌いじゃないけど、でも触れない。
思わず、飛びのいてしまった。
でもchimomoは、小さい頃から男の子と一緒に遊んでいたせいもあって
トカゲを捕まえるなんて、何の抵抗もない。
よくちっちゃな掌に、おっきなトカゲを乗せて「可愛い」と言っていた。
またそのトカゲも逃げもせず、彼女の掌でノンビリくつろいでいたから、爆笑してしまう。

それで、その珍客の「こどもとかげっちょ」は、写真のモデルになって
数枚に収まり、chimomoに撫で回されたあと、外の葉陰に逃がされた。
真っ黒な目玉を、くりくりさせた可愛いコだった。
飼えるものなら飼いたかったけど、やっぱり自然の中で生きていく方が
彼(?)にとっては幸せだろう…。

ここは東京なんだけど…
郊外なので緑が多いからか、バッタにザリガニに蛇(青大将)に野ねずみに…
たくさんの生き物が暮らしてる。
トカゲも多い。

真夜中の珍客に、春を感じた夜だった。
chimomoが居てくれて、ホント 良かった。
ほっ…。



2005年03月26日(土) 好きなモノに出逢うと嬉しくなるね。

昨夜はとても月の綺麗な晩だった。
chimomoを塾へ迎えに行きがてら、月を愛で、携帯電話のデジカメで何枚か切り取ってみた。
たかだか130万画素のデジカメでは、なかなか月の優しさまでは写せないけれど、
それでも雰囲気くらいは撮れてるかな と思う。
近いうちに「こころいろれんず」に載せよう…。

よく利用する駅舎の改築がほとんど終わり、エスカレーターも付いてりっぱになっていた。
わたしとしては、ひなびた趣の駅が好きだったのだけど…。
その駅舎の中に雑貨店がopenしていた。
家庭用品から観葉植物、アクセサリまで種々雑多なジャンル。
その中に、わたしの好きなお香のコーナーがあって、色取り取りの香炉や香立てが並べてあった。
お香の種類もたくさん揃えてあって、この多国籍なお店がすっかり気に入ってしまった。
幾つか買ってきたので、写真を撮ったら、工事中のままだった「毬香炉」を作りだせるかな…。
花粉症が重くてしんどかったのだけど、何だか気持ちがラクになっちゃって。

それから24日に発売になったRPGゲーム「シャイニング・フォース・ネオ」をゲットして来ちゃった。
初回特典のみに付いているDVDまで、ご好意で頂いてしまって。
嬉しかったぁ♪(*^_^*)

久々に良いコトあった夜だった。



2005年03月25日(金) 春雷

一眠りして午前1時を回った頃、そろそろ起きて仕事しようかな…
なんてごろごろしていたら、いきなり強い雨音がしたかと思うと、
ばんばん!とベランダの屋根を打つ音が!

雹(ひょう)が降って来た(@_@;)

あ ひょ―――!!
(なんちゃって 寒いシャレ…)

気温が大きく下がったので、低気圧が通り過ぎてるのかな と思っていたら、
ガラガラガラ!!という天地を揺るがすような雷の音が鳴り響いて
もぅ びっくり。がばっ!!と、飛び起きてしまった。
大慌てでパソコンの電源をコンセントから抜き、モデムのケーブルを引っこ抜いた。

春雷だ―――。
木張りの床の上で、大きな鉄の球を転がすような音。
春の嵐はいつも突然で、そして大荒れになる。

春雷が鳴ると、木々が目を醒まし、芽吹くという。
桜が咲くのも、もうすぐ―――。



2005年03月21日(月) 大地震

昨日、お墓参りの帰りに父の家に寄ってのんびりしながらTVをつけたら…

福岡と佐賀で震度6の地震が起きたというニュースが!
佐賀にはpapaさんのお母さんと末の妹がいるので、怪我をしていないか
心配でならなくて。
電話は繋がらないだろうし、電気やガスのライフラインが止まっているかも気になるし。

昨年の新潟の大地震では友人が被災して、連絡が取れるまでずっと心配で
眠れなかったのを思い出す。
あまり間を置かずに起きた災害に、続いて身内が遭うことになるのはツライな…。

ニュースを見ていたら、佐賀では新潟の時のような大きな被害はあまり出ていないようで、数時間後には電話も通じて、みんな無事だということがわかって
ほっ… と胸を撫で下ろした。

それでもまだ余震が続いているというし、震源に近い玄界島の人たちはゆっくり眠れないと思う。
どうかこれ以上大きな被害が出ませんように…



2005年03月20日(日) 去るものは日々にうとし

今日はお彼岸のお中日。

わたしの母は、20年前に亡くなっている。
ちょうど結婚した年 その秋のお彼岸の入りだった。

お彼岸やお盆に亡くなる人は、生まれ持った寿命を使いきったからだそうだ…。

去るものは、日々にうとし というでしょ。
母が亡くなってから、時間が飛ぶように過ぎて行く気がする。

のんびりと、父とchimomoと一緒にお墓参りに行って来ます。

杉林のいっぱいある場所なので、ツライけどね。(^_^;)

---------------------------------------
今日、20日は、和久さん(いかりや長さん)の亡くなられた日。
1年前の今日、とても とても悲しくてたまらなかった…。

でも―――

去って行った人は、みんなこころの奥底で生きているから…
残された者は、頑張って生きていかなくちゃ ね。


去年の春のお彼岸は、雪が降ったんだよ。



2005年03月18日(金) まるで雪みたい!

先日のぽかぽか陽気の日から、花粉症が重くなった。
わたしは子供の時からアレルギーを持っていたので、春はいつもクシャミ・ハナミズと仲良しだった。
もちろん、あの時代には「花粉症」なんていう言葉もなく、世の中に認められてもなく
「風邪でしょう」なんてお医者さんに言われて、風邪薬を処方されたりしてた。
花粉症が「現代病」として市民権を得たのは、最近のことなんだなぁ… って
実感したり。

鼻炎薬が手放せなくて、でも飲めば飲んだで眠くなっちゃうし、
飲まなければ仕事が手につかないくらい、壊れた蛇口のように
ひっきりなしにハナミズがぽたぽた―――。(T_T)

毎日だるくて、ごろごろしながら仕事も進めていたのだけど
今日、とうとう伸びてまとまらなくなった髪に我慢できなくなって
強い風に飛びまくる花粉の嵐の中、行きつけの美容院まででかけることにした。

そしたら―――!!

自転車に乗ろうとしてサドルを見ると、なんと!
パウダーみたいなものが降り積もっている。
コレ、花粉なのね!!
もう雪みたいに積もってるの!

うぅ 目がかゆい…。

今年は通常の30倍の花粉が飛ぶとか。
数分 外にいるだけで、自分の上にもすごい量の花粉が降って来ているのかと思うと、
もぅ それだけでクシャミがでちゃう。

憂鬱な春が、満開になりつつある…。



2005年03月16日(水) 何となく気まずいけれど

今日の東京は、すごくぽかぽか。
桜が咲く陽気。
一昨日は雪がちらついて、冬のように気持ち良い位、冷えてたのに。
(そ〜なの。わたしは冬が大好きなのね。)

結局chimomoは10時過ぎまで起きて来なくて。
わたしは鼻炎が今日は酷くて、お薬飲んだら家事をしながら眠っちゃって。(~_~;)
鼻炎薬って、眠くなっちゃうんだもの。

その間にchimomoが起きてきて、腹ごしらえした後、ゴミ出しに行ってくれた様子。
気まずかったから、彼女なりに気を遣ったんだと思うけれど
くすぐったい位に嬉しかったりする。

やっぱり「ありがとう」を言っておこう…。



2005年03月15日(火) 日常茶飯事なのだけど…

chimomoの学年末試験の結果もまずまずで、学校からの面接の電話もなかったし
3年生になれそうなので、試験休みはのんびりできて ほっ…。

のんびりしすぎの感じがするchimomoは、朝から夕方までずっと携帯の着メロを作っていて、
クタクタになってしまった様子。

出来上がった着メロは、わたしのvodafone用に作ってくれていたようなんだけど
それをわたしが喜ぶ前に、「長時間携帯の小さな画面見つめてたから
疲れちゃったんだよ」って言ったから、怒ってフテ寝しちゃったんだよね。
わたしは心配して言ったんだけどなぁ…。

彼女がフテ寝しちゃうと、晩ご飯も食べずに朝まで爆睡しちゃうんだよね。

まぁ そういう気持ちのすれ違いは、日常茶飯事なんだけど。
でも 寂しいよね…。



2005年03月14日(月) わ… 忘れてる(-_-;)


今日はWhite Day。
chimomoはテスト返却日なので、午後から学校へ。
バレンタインに仲良しの友達から手作り蒸しケーキを貰ったお礼に
自分で作ったビーズの携帯ストラップとチョコマシュマロを綺麗にラッピングして、持って行った。
凄く喜んでくれて、すぐその場で携帯に付けてくれたそう。
母のわたしが言うのも何だけど、chimomoは結構器用で、凄く上手にビーズのアクセサリーを作るの。
プレゼントしたストラップも、シックなカラーの大人っぽいデザイン。
友達が喜んでくれるのが、一番嬉しいよね。それを見るのが楽しいし。

わたしの方は大切な友人からカードが贈られて来て、ほくほく嬉しくて…

あ゛ぁ゛ でもウチのpapaさんと来たら、すっかり忘れている。
今日は呑み会の予定だったのが中止になって、更に上司と喧嘩してきて不機嫌…

やれやれ。

結婚して20年にもなると、「釣った魚にエサはやらない」と
そういうことか… と寂しくもなる。

仕方ない―― と諦めた。



2005年03月13日(日) 感情移入


花粉症がだんだん重くなって来て、最近しんどいなぁ…って思う日が多くなりました。
今日も早朝に仕事をやっとこさ終わらせてから、ごろごろする時間ができたので、
ほっ…と一息。
先週買って来ていた「D.Gray-man」の3巻を、やっと熟読できました。

すごく画力のある人だなぁ… と思うんです。
storyも胸に刺さるものばかりで、一目 見た時から虜になってしまいました。
(「鋼の錬金術師」に「NARUTO」に「最遊記」に「ローゼンメイデン」に…
 かなり読んでいます(^_^;))

「D.Gray-man」3巻で初登場する、ミランダ・ロットーさんに
またまた感情移入してしまいました。
内面が自分に似ている気がするのです。
 (あの… あくまでも内面です(^_^;))

何をやっても上手くやれないのに、やろうとしたり…
もうやらないと決めたのに、出来るかも知れないなんて
未練たらしくまたやろうとしたり…
そういう彼女に、わたしも似てる。

どうせ満足いくようにできないのなら、最初からやらなきゃいいのに。

彼女を変えたのは、アレンくんやリナリーちゃんとの出逢いだったように
人との出逢いは、考え方を大きく方向転換させることがありますね。
それは「運命」かも知れません。

ここのところ、何をやってもダメダメなわたし。
彼女にちょっとだけ元気を貰いました。



2005年03月10日(木) 「Ys(イース)」6作目は…

chimomoを塾まで迎えに行った帰りに、行きつけのゲームショップで
「Ys(イース)6〜ナピシュテムの匣〜」をゲットして来ちゃった♪
「Ys」は、スーパーファミコン版で5作目「失われた都ケフィン」で初めて出逢って、
アドルの澄んだ瞳に惚れ、storyの面白さにハマってしまったの。
それから初代作品から全部プレイして、随分時が流れた…。
この6作目はPC版で先に作られていたのだけれど、PS2への移植は無いのかな… と思って
ひたすら待っていたら―――

今日!23歳になったアドルに出逢うことが出来たの。

ただ残念なのは、フルCGだということ。
やっぱり「Ys」は、アニメじゃなきゃ!!
何だかね、わたしの大好きなアドルがCGだと妙に変なのね…。
澄んだ瞳も、描ききれていないし。
ちょっとがっくし。(v_v。)

それにね、フルボイスになっているんだけれど、女の子キャラをアテる役者さんが
演じきれてないカンジ。
もちろんアドルは無声で、すごくありがたいんだけれど。
中でも二役をこなしている高橋広樹さんの演技が、ピッカピカに光ってた。
とっても上手なんですよね。ダイスキです(*^_^*)

chimomoの学年末試験が終わったら、母娘一緒になって「Ys」にハマります♪
たのしみっ♪♪♪



2005年03月08日(火) やっと戻って来れました。

2日にADSLのモデムが壊れてしまいました!
My Birthdayというのに… あぁ なんてこと。(@_@;)
日頃の行ないが悪いせいだったりして。

2月の終わり頃から、ネット中にいきなり落ちちゃったりしていて、
それはもう5年ほど前のテレホーダイ時間帯を思い出すほど。
回線が混雑しているからかな?なんて思いながら、騙し騙し繋いでいたんだけど
いきなりぷっつり繋がらなくなってしまいました。
どうも電源部分の接触不良のようでした。

ウチは未だにADSL開通初期の頃の1.5Mモデムを使っていて、
更にモデムを買い取っているので、修理費がかかってしまうのでした。
しかもモデム内の故障だと1万円以上するというNTTサンのお話なので、
この機会を利用して8Mにバージョンアップして、モデムも新しいものに変えることにしました。

そしてネットから隔離された生活を送ること1週間。
やっと今日、新しいモデムが届きました!!
梱包をといてみて、びっくり!!(@_@;)
すごく進化しているんです!
電源コードもしっかりしているし、すごくスリムだし、
何より驚いたのは…

電源スイッチがあるっ!!!

技術の進歩はめざましいのですねぇ。
しみじみ―――。

これといった苦労もなく、無事にすんなりネットに繋がって
こうしてやっと戻って来る事ができました。

やっと やっと ホントにやっと です。

戻って来る場所があるって、やっぱり嬉しかったり。


 < 過去  INDEX  未来 >


冰月まひな [MAIL] [HOMEPAGE]