minimum maximum
ねこのひげは、バランスよく。

2002年07月28日(日) 精神的良薬。

家にいるのがイヤでイヤで、夜な夜な彷徨ってしまう日がなくなった。
どうしようもなく不安で、理由もなく悲しくて悔しくて苦しくて、
壁にあたまをがんがんぶつけることもなくなった。
空きっぱなしの穴は確かにまだここにあって、
それが埋まる見通しは未だたっていないけれど、
けれど、信じていい存在が現実としてそこにある日々は、
とても優しくて心強い。
そして今度は、失うことの怖さを恐れる日々が生まれてくる。
常に背中合わせ。
とても申し訳ない気持ちも、溢れるほど感じてしまう。
「代わりじゃないよね」なんて、言わせてしまうなんて・・・。
ゴメンって思うことすら戸惑うよ。

昨日のスっ転び事件のせいで、今日は慎重になりすぎなくらい慎重だった。
平和に終わってヨカッタ。。。

「裕明の部屋」の画像。
見覚えのあるキーボード。付随する思い出。
彼女との写真。
だめだ、やっぱり悲しいよ。
もうほんとに、「いない」んだね。



2002年07月27日(土) スっ転び日。

出勤時間がどんどん迫ってくるということは、
「ヒ」が帰らなくちゃいけない時間も迫ってくるということ。
さみしい気持ちを抑えつつ、出勤準備。
毎日毎日ピリっと頑張ってるつもりのあたしだけど、
「ヒ」がいるとどうしてもフニフニになってしまう私。

そういえば今日の朝番は佐藤さんだったなーと思って、
一筋の望みをかけて電話してみる。
なんとナイス交渉がうまくいって、1時間だけ出勤を遅らせることに成功。
「ヒ」の仕事がらみのコピー&FAXを済ませて、
ちょっとだけロイホでお茶した。
たった一時間弱だけど、されど一時間弱。
今のあたし達にとっては、かけがえのない時間。

土曜日の55は、裏切ることなく程よくヒマで、
夜バイトのための体力温存にはもってこいの過ごし方をする。

で、夜バイト。
・・・・・とうとうやってしまった。
出来たてプロシュートパスタを持ったまま、ツルっと、
転んでしまったのだよー・・・・・・。
超はずかしいーーー。ってかキッチンの人ゴメンナサイーーーー。
一瞬頭が真っ白になったけど、お皿を離さなかったのはプロ根性?
パスタはぶちまけてしまったけど、お客さんにかからなかったし、
なにより恐ろしいチーフが休みだったのは不幸中の幸い。
それに、滑りやすい床はスタッフ全員を悩ませていて、
だから、みんな怒るというよりはむしろ心配してくれて、
すっっっっっごく助かった。
あぁー、でも、マジで恥ずかしかった。
お客さんに「大丈夫ですか?」とか言われちゃうし・・・。

こりゃ、恋に浮かれてる場合ではないですな。




2002年07月26日(金) 魔の6時間。

夕方、「ヒ」が唐津で打ち合わせがあるのことなので、
じゃあ、それまで唐津観光だぁ!なんて思ってたのに、
ぐうたらな2人は惰眠を選択。
昼過ぎにランチを食べに行って、ゆるーい休日を過ごす。

打ち合わせの時間になったら、あたしは福岡へ帰るつもりだったけど、
予定より早く終わりそうな気配だったから、
時間をつぶしながら待ってることにした。
これが悪夢の始まり。
図書館が空いてる時間はまだよかったんやけど、
閉館後、行くアテもなく見知らぬ街で心細いのなんのって。
しかも、「ヒ」からはなんの連絡もない。
長引いてるんだろうなぁ・・・ってことがわかったから、
こっちから連絡することも躊躇われ、ただただひたすら待つ。
図書館前の広場で出会った激カワなネコちんがしばらく遊んでくれたけど、
いつのまにかどっか行ってしまうし。
ってか、もう、ほんとにほんとに泣きそうだった。
持病の頭痛も出てきてしまうし、蒸し暑いけど風はぬるくて気持ち悪いし。
やっと「ヒ」から連絡が入ったのは、日付が変わってからだった。
自分の提案のせいであたしを待たせてしまった「ヒ」が、
自分を責めてしまわないように、なるべく平気そうに振る舞ったけど、
それでもやっぱり、待ち疲れたグッタリ感は消すことはできず、
車の中で力が抜けてしまって仕方なかった。
でも、あたしだって待ちたくて待ってたんだよ。
ずっとずっとつないでくれてた手がすごくあったかくて、
もうそれだけで、待った6時間はチャラにしてもいいよと思うくらい。

福岡に戻って、力を振り絞ってシャワーを浴びて、
翌日の仕事のために眠りにつく。
あー、頭痛いー。




2002年07月25日(木) 心の平和。

海中のマリンワールドに行く予定やったけど、
「ヒ」が急きょ仕事が入ってしまったので、
代わりに私が柳川へ。
滞りなく55を終わらせて、いざ西鉄。
久留米より先へ行ったことはなかったので、
久々の遠出にワクワク。
台風の影響ですごい雨。
駅まで迎えに来てくれて、そのままラーメン食べに行った。
2人とも、リッチな食事よりもこういうのが似合うことを
なんだかとてもうれしく思う。
もちろん、豪華ディナーも素敵やけど。
「ヒ」はちょっと仕事が残ってたので、お店に向かう。
ブラックジャック読みながら、お店で待ちぼうけ。

あぁ、なんていうのかな。
車も、家も、「ヒ」自身も、変にカッコつけてないところがとてもいい。
っていうか、ちょっとポンコツな車さえもほほ笑ましく思う。
チボマットを2人で口ずさむ時間とか、
持ち帰った仕事をする「ヒ」の背中を見てる時間とか、
このまま止まれ!と思うくらい、愛おしい。

神様ありがとう。




2002年07月24日(水) 初遅刻。

自慢じゃないけど、あたしは今までに遅刻した記憶があまりない。
まぁ、人として当然なのかもしれないけど。
でも、とうとうやってしまったー・・・。
出勤時間に目覚めました。完全アウト。
とりあえず、職場が近いことに感謝。
そして、久々に遅番。
バタバタ忙しくなくってよかった。

「ヒ」との関係に変化。
心のどこかで、気楽な出会いだと思ってた。
一緒にいて楽ちんで、あったかくって、眼差しが優しくて。
別に、それだけでいいやーって。
けど、心のずっとずっと深いところで、ぎゅうううっとつながった感じ。
最初に感じた「ヒ」の影のようなすき間のようなもの。
明確に浮き彫りになったわけじゃないけど、
やっぱりあたしが埋めてあげたいって、おこがましいけど、そう思った。
どうやら、本当に始まってしまったみたい。

岡くんパパからのメール。
こんなふうにつながってられるなんて、不思議だけど、うれしいことだ。
息子を失った親の気持ちを、わかったつもりになるのは大変失礼だけど、
痛いくらい、せつないくらい、伝わってくる。
後悔と溢れる愛情。
計り知れない思いが、言葉一つ一つにつまってる。

もうすぐ1年かぁ・・・。
ほんとにねぇ。



2002年07月16日(火) アンパンチ。

いつも意地悪な(笑)Eさん。
愛子にはアンパンマン、あたしにはバイキンマンの飴をくれた。
優しいんだか、嫌みなんだか。
ブドウ味。

東京に行ったハナちゃんと久々に話した。
いつのまにか、すっかり向こう側の人間になってしまった彼女。
(ここでいう向こう側って言うのはつまり、気持ちの高さということ)
数カ月前の、病んでいた面影は、今はもう微塵も感じない。
ひろちゃんもおいでよ、と彼女は言う。
相づちを打ちながら、その言葉のリアリティのなさを感じていた。
彼女の気持ちは本物だけど、それを受け止めるあたしの中に、
東京っていう選択肢は、もうないんだなって、はっきりと。

少しづつ、あたしの中で存在感を増していく「ヒ」。
なかなか会えないし、次に会う約束も、ハッキリできない。
なんとなく、ひどいことをしてるような気にもなる。
愛しさを感じるのも事実だけど、その本質は、空っぽなのかもしれない。
わからないまま、交わす言葉の厚みが増していく。

心がくすぐったくなるような言葉で包んでくれる「ヒ」に対して、
あたしは誠実な態度を見せられてるのかな・・・。
ふと気付く。
そういえばあたし、きちんと伝えてないなーって。
いつまにか、正直に生きるということを自然にできなくなってるのかも。
ふぅー。

明日は、航空券を買いに行こう。



2002年07月13日(土) しんどい。

気付けば夜バイトも一ヶ月半が過ぎてた。
この生活が定着しつつあることに、安心3割、自問自答7割。
でも、止まることなく朝が来て夜が来るから、
目の前のことをこなしていくしかない日々。

何度も何度も言い聞かせる。
誰かが決めてくれるわけじゃないって。
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー。
決めなきゃならんのよ、ほんとに。
ほんとにあたし、何がしたいんだろう。なにものになりたいんだろう。

壁に頭をぶつけたくなる日が、相変わらずなくならない。
そしてやっぱり、いなくて困るのは誰かさんだったりする。

「ヒ」の優しさを感じるたびに、申し訳なさも倍増する。
こんな気持ちのままで出会ってしまってごめんって。
ほんとにごめん。ごめんなさい。



2002年07月09日(火) 空白の一日。

耳鳴り、寝不足、頭痛い。
不覚にも、夜バイトも休んでしまった。

今日一日は史上初のだらけっぷり。

* * *

ミケのときや、響の時とはあきらかに違う。
気持ちも、空気も、眼差しも。



2002年07月08日(月) 祭りだ、祭りだ!

朝からソワソワ。
今日は、去年の宇都宮以来のナンバーガァール。
仕事してる場合じゃない。
55出勤すると、店長も慌てるほど同プリの嵐。
さすが月曜日。
ひたすらがんばって、なんとか終了。

で、初のドラムロゴス。
むんむんとした蒸し暑さの相乗効果で、ドキドキが高まる。
一人で来てる人は驚くほど少ない感じで、
ちょっとさみしくもなったりしたけど、仕方ないし一人でビールをあおる、笑。
以前ならここで友達ゲット!の勢いやったけど、もう大人なので。
ポジション的には、向井さんの目の前の中盤の前寄り。
後ろの方で「大人的参加」しようかとも思ったけど、
もみくちゃになることまちがいなしの道を選ぶ。
しかし、一人での1時間弱は長い!早く出てこいナンバーガール。
「あーあー、マイクチェックマイクチェック」って聞こえてきて、
スタッフかと思いきやそれは向井さんで、みんな一気にテンション上昇。
声だけの向井さんは・・・、まるで神の声のようだったなぁ・・・?

で、程なくしていよいよメンバーの登場。
新譜中心ではなく、AL4枚と過去シングルの中からよりすぐりの選曲で、
「タッチ」とか「日常に生きる少女」もばっちり演ってくれて、
泣き寸前の私。
「SAPPUKEI」からの選曲も多くて、「バリヤバイ!」を叫べてうれしかった。
「DESTRUCTION BABY」のダブバージョンも良かったんだけど、
やっぱし原曲の方がいいなー、なんて。
そして、何より、掲示板でも噂だったひさ子ボーカルの1曲。
いつかCSでハラキリの密着をしてたときに、楽屋で歌ってたあれだった。
なんていうんだろう、ああいうの、祝い歌?みたいな?
ひさ子の高音ボイスに、ロゴスは完全ノックアウト状態。

途中、女の子が失神して運ばれてたなー。大丈夫だったのかな。
あたしも、日頃の栄養不足?なのか、何度も頭フラフラになりながら、
倒れてたまるか!!の気合いでしっかり乗り越えた。

ナンバガの演奏は、時としてファンからダメ出しを食らう時もあるけど、
今回の福岡公演、サイコーのパフォーマンスだったんじゃないかな。
向井さんの顔のゆがみ具合や、眼鏡のズレ具合も絶好調やった。
憲ちゃんのヘドバン演法(?)もすさまじかった、笑。
ひさ子ちゃんも変わらず凛々しくて、鋭い音を生み出してた。
で、アヒトくんは、あんまり見えなかったのー、泣。

二時間弱のナンバガ祭、しびれましたホント。
最高です。

* * *

どうしよう。
もしかして、これ運命の出会い?






2002年07月07日(日) キャーーーー。

明日はナンバガだー。キャーキャー。

んはー。とにかく、曜日や日にちの感覚が薄れすぎ。
夜のバイトの方は、ようやく慣れてきたかなぁと。
でも、まだまだ至らないところも盛りだくさんで。
つうか、キッチンEさんのいじめ(笑)がエスカレート。
Aちゃんの話では、嫌いな人には全っ然関わろうともしないらしいので、
いじられるのは喜ぶべきことなのか。
まー、楽しいからいいか。
Gくんを交えたやりとりも超笑えた。

Rちゃんと電話。
ちょっとした運命共同体。
ね。





2002年07月04日(木) ・・・。

「かなしさ」と「むなしさ」について語っちゃうなんて、
ズルイ、ズルイよ素樹さん。

慣れてしまいたくなんてないけれど、
でも、そこに陥るたびに痛い思いをするのはもうイヤ。
だけど、自分自身が導いてしまってるかもしれないんだよね。

久しぶりに会った(ヒ)と「落花生」でちょっと飲み。
衝撃だ。
カミングアウト大会かよ。
ってか、マジ笑えない。
痛い思いをしてきた人は強いだなんて、誰が言ったんだろう。
そもそも、強さって何?
行き場のないあたしたちは、もがいてばかりなのかな。



2002年07月02日(火) 墓穴。

んもう、自分から動いたらこれだよ。
何だって言うんだー。
あたしはしょせん友達止まりな女ですかい。
もうヤケクソ☆★

今日は、返り咲きのAさんと初シフト。
写真を見るかぎりでは、若くてカワイイーの印象。
で、やっぱかわいかったです。
しかも、ビックリ同じ歳。
お互いに「見えないねー」でハモり。
あたしよりキャリアは長いので仕事もサクサクできるし、
とても楽に話せるし、かなり好印象!!

今日の55はなんですか?地獄ですか?
めっちゃくちゃ忙しかった。
しかも、ペーパー交換しようとしたら、またも空っぽで、
犯人は多分店長だな・・・っていう確信に満ちた予想が虚しかった。
あれだけ連絡ノートに「困ります!」って書いてるのに。
Yくんだけを責めてきたのは間違いだったね。

エツコと赤坂で待ち合わせて、ビデオを手渡す。
ずっと恋焦がれてた、抹茶フラぺチーノにうっとり。
「少林サッカー」観に行こう!!ってさんざん盛り上がった挙句、
ケータイで時間まで調べたくせに、
今日は火曜日で、レディースデーは明日なんだって事に相当遅れて気付いて、
貧乏人2人は迷いもせず、即中止を決定。
やっぱり¥1800は高いってば。
かなりやる気を無くして、さっさとバイバイ。

あしたはエリカちゃんが来宅(の予定)。



2002年07月01日(月) 今日から7月。

むーしーあーつーいー。
早いとこ明けてくれ、梅雨。

はっきりと憶えてないんだけど、すごい奇妙な夢を見た。
目覚め悪い。
たっぷりと眠ったつもりだけど、なんとなくダルイ気がする。
こりゃ気合いが足りんね。
変な時間に朝?昼?夜?ごはんを食べて、夜バイトへ。
月曜日はお客さん少ないから楽勝〜〜、の予定だったのに、
なぜか9時以降にわんさかご来店。
最後のお客さんが帰るまで、息つく暇もなかったような・・・?

今までのところ、大きなミスはないけれど、
失敗がない日がないのはどうしたものか。
これも気合い?

MちゃんとIさんはレジ締めとシフト組みで忙しそうだったので、
一人で事務所へ。
先に上がっていたキッチンの人たち4名勢ぞろい。
Eさんになぜか名前の変わりに「24歳」と呼ばれる。
あたしは中尾憲太郎か?

着替えて下に降りると、とっくに帰ったと思ってたキッチン組がいて、
ごみ捨てを手伝ってくれた。ありがとうです。
ごくごく自然な流れ?でSくんと途中まで一緒に帰った。
これってさ、端から見たらちょっとアヤシイよねぇ?
けど、実際の2人はなんていうかサッパリしたもので、
思わせぶりな会話もなく、普通にバイト仲間な感じ。
先日の撮影会が中止になってしまったから、どうしようか?って、
聞こうとおもったけど、なんとなく向こうから言わせたくて、黙ってた。

とにかく、あたしの撮った写真を見て欲しいし、彼の描いた画を見てみたい。
今は、ただただその気持ちがあるだけかな。



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