僕の空を探しに...星砂

 

 

2002年07月31日(水)

人間以下




僕は

人間以下だ

弱い物を守る事すらできなかった




あの子は今頃どうしているだろう




今夜は眠れそうにない


僕は最低の人間以下だ


...

2002年07月30日(火)





          
 蝉が死んでた

     
     
一週間 いっぱい叫び いっぱい飛び

     
いっぱい景色を見たかい?

     
その丸い目に何が映った?


その羽で何を感じた?

     
悔いなく生きられたかい?

     
君たち虫は

     
僕ら人間という生き物に

     
時におもちゃにされ

     
時に狭いかごの中に押し込められ

     
それでも声を発して逃げる事すらできないな

     
汚い空気を作りだし

     
君らの暮らしさえも壊しかけてる


     
ごめんよ


     
人間なんて バカな生き物なんだよ


     
君らの方がよっぽど利口で賢いし

     
命の大切さをよく知ってるのにな


...

2002年07月29日(月)

先のこと




ずっと先の事を考えながら
計画的に生きてる人

明日の事だけ考えて
生きてる人

今日 今のこの時しか考えられずに
生きてる人


あなたは どれですか?


どんな生きざまでも
皆 がむしゃらに生きている
決して楽はしていないだろう

楽に生きられる人生なんてないのだ

先の事を考え
もがきながらも
必死になって生きてる君は偉いよ


...

2002年07月26日(金)

諦め




 人生 諦めも肝心

 
 そんなふうに思った


 「頑張れば変われる」

 「諦めずにいれば夢は必ず叶う」


 何 いってんだか

 
 人生甘くはないのだよ


 必ず叶うなんて あるもんか


 努力のたまものと言うけれど


 個人合う合わないってのもあるだろ?


そう簡単に変われるだの

 
 夢は必ず叶うだの・・・言うなよ


...

2002年07月25日(木)

さようなら




「さようなら」という言葉は
 本来、僕は大嫌いだ

 その僕が何故・・・

 あっちにもこっちにも

 さようならをいった

 


    ・・・さようなら・・・


...

2002年07月24日(水)

アセロラ




テレビ報道の影響のせいだろうか?

以前から知られていた

ビタミンCが豊富だという アセロラ

その量はレモンの数倍にもなるという

今は夏・・・

ビタミンCが不可欠な季節の真ん中にいる

僕も そんなふうに人に毎日

体の中に吸収されるくらい

必要とされてみたかったもんだ


...

2002年07月23日(火)

害虫




煙草

睡眠不足

食欲不振

体に害虫だらけ

薬もきかない害虫

どうにもならない


...

2002年07月22日(月)





髪を切った

ストレートパーマをかけた

何か変わったかな


変わるわけない


たかが髪を切ったくらいで

たかがパーマをかけたくらいで

何が変わるってんだ

でも

自分の中で切り落とした髪と同じくらい

なくなった物もあると感じた


...

2002年07月21日(日)

攻撃




攻撃的な自分

ふっ・・・と顔を出した

弱いだけの僕の本当の顔かもしれない

いや・・・

弱いからこそ

出て来た僕なんだ

攻撃的な自分も

弱さの現れ

本当の僕


...

2002年07月20日(土)

回線




脳の回線がショートしまくってる


絡まり

錆び

切れ


バァーーーーーーーン!!!




とりあえず・・・

「薬」という名の接着剤で

つないでおくか


...

2002年07月19日(金)

コウモリ




蒸し暑く風の強い夕暮れ

ベンチに座り

空を眺めていた

その空はブルーグレイと淡いオレンジ色で

数えきれない程の種類の雲が遊んでいた



暮れゆく空を何かが横切る


コウモリ


今の僕はコウモリと同じ

どこまでも果てなく広がる空を

真っ暗な闇を 飛び続けてる


...

2002年07月18日(木)

前進




前進したかった

誰が望むより
そんな事は自身が一番思っていた

そして少しづつでも
歩こうと決めかけていた
力をつけたいと・・・
誰よりも何よりも
突風にも嵐にも負けない力をつけたいと


一番 願っていたのは自分


でも


道は又しても閉ざされた
今までになく厚い壁に閉ざされた


...

2002年07月17日(水)

領域



   
超えてはならない領域がある
それを超えたら 深い痛みに変わる事
解っているつもりでいた


全く解っていなかった


僕は・・・
土足で領域を平気で超えてしまう人間


左腕が痛む
自らつけた痛み
解き放つはずだった痛み
疼く・・・
荷物を持つたびに
左腕は 
重いものには耐えられないように
なってしまうかもしれない

自らつけた傷と
領域が解らない・・・解っているはずの僕
自分に復讐するつもりでいたのに
何も変わらない

壊したい
壊れてる


...

2002年07月16日(火)

花火




どこかの少女達が

花火を持って はしゃいでるのを

遠くから見てた

ふと・・・

思った・・・

     一瞬にして 輝きを増し

     一瞬にして 消え去る

あんな人生が

遅れたら・・・

痛みもなかったろうにと


...

2002年07月15日(月)

こども



  
いい大人に見えるのに
それは見てくれだけ

中身はこども

でも それは誰にも わからない
あえて少しだけ わかってくれるようなのは
専門家だけ
でも その専門家さえも
本当のとこは わかりっこない



人の心も動物の心も
みんな みんな 形になって見せる事ができたらいい

そしたら たぶん
もっと わかりあえるはず

痛いよ
苦しいよ
楽しいよ
・・・って・・・


...

2002年07月14日(日)

自暴自棄




 なげやり・・・

 自暴自棄・・・
  
    

             



             今の自分


...

2002年07月13日(土)

どうして




       




           生まれてしまったんだ


...

2002年07月12日(金)

神秘




夜中 とある道を歩いていた

真っ白な壁に何か・・・

二つづつ並んでくっついていた

思わず近寄ってしまった


神秘の世界だった

釘付けになってしまった


「蝉」

生まれたての蝉

抜け殻が真横にそれぞれあり

羽が乾ききるのを待っているようだった


こんな場面 めったに都会の真ん中では

見られない世界だろう


たった一週間の命


彼等はどのようにして生きるのだろう?

(がんばってね)

思わずそう心の中でつぶやいていた


今朝 道端で死んでいる雀を見て

(かわいそうに)

そう思ったばかりの夜の出来事・・・


...

2002年07月11日(木)

台風の目




 
      世間を掻き回して
 
      被害者をたくさんだして

      台風は去っていった



      まるで僕



      台風の目は僕

      全ての方に謝罪


...

2002年07月07日(日)





僕は大好きな人には

いつも こういう

手を離さないで

  

いつも安心してられるから

  
実際に繋いで歩く事もあったし

心の中で繋いでもらってた事もある

自分の傍にいてくれる

それだけで良かったから


それも我が儘だったのだろうか


本当は皆 イヤだったのかな


僕の手を握ってくれる人は もういない

この先も きっと
  



だからもう


手はいらない


欲しい人にあげたい


五本の指もそろってるし
ちゃんと動くよ
ちょっと細いけど
指が長いけど


そんな手で良かったら・・・


誰か使ってくれる人にあげたい


...

2002年07月06日(土)

無題


   



       今の自分




               「無」


...

2002年07月05日(金)

本当の悲しみ




涙・・・

楽しくって楽しくって
お腹抱えて流れる涙


嬉しくて嬉しくて
溢れでる涙


けがして痛くて
痛みに耐えられず涙


でもね




ほんとに・・・


ほんとに・・・




本当に悲しい時
涙は出ない

泣きたくても出ない

大切を失って泣くと思っていたのに
涙は今でも出ない


僕の瞳から悲しみの涙が
流れる事は もうないのかもしれない


...



 

 

 

 


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