時々管理日誌
時々だけ書く管理人の日誌です。
サイト運営や創作について、日々の雑感など。

2011年12月31日(土) サイトの一年を振り返る

この一年、サイトに来てくださった皆様、WEB拍手や一言フォームを送ってくださった皆様、掲示板やツイッターで話しかけてくれた皆様、みんなみんな、ありがとうございました!
おかげさまで、今年も一年、のんびりペースながらも楽しく創作活動し、サイトを運営してくることが出来ました。
7月には十周年も迎えています。

今年のサイト関係の最大の出来事は、異世界召喚競作企画テルミア・ストーリーズ+の立ち上げかな。
それと、覆面作家企画5への参加、電子書籍同人誌『でんしょでしょ!』への参加など、いろいろ楽しく遊ばせて頂きました。
あと、パブーに電子書籍をUPしたり、椎堂さん主催のシェアワールド企画『グレンダール・クロニクル』の読み専メンバーとして進展を眺めて楽しませてもらったり。

サイトの作品更新は、今確認してみたら、7月に里菜竜新作『じぃじのキモチ』、11月に覆面企画5参加作品『ヘブンリー・ブルーはここにある』の、2回だけですね。
ほぼ休眠サイトだ……(^^;)

でも、管理人は常に活動中なんですよ!
ネットにもほぼ毎日出てきて、WEB拍手とかもチェックしてます。
あまりに動きが無いので、一見誰もいないサイトに見えるかもしれないけど、管理人は、池の鯉のように、常に水面下で待機中なので、掲示板の書き込みなどの餌を投げ込めば即座に浮かんできます!(笑)

創作活動のほうも、サイトの更新は少ないけど水面下ではだいたいいつでも何かしら書いて、一年中ずっと、楽しく創作を続けてました。
ただ、書くのが遅いから、その書いたものが表に出てくるのがすご〜く時々になってしまうというだけで、創作活動自体は、超マイペースながら常に楽しんでます。

今書いてるのは、『<金の光月>の旅人』の続編というか姉妹編というか別バージョンというか、ネガポジみたいな作品です。
エルドローイが他の村で他の子どもの前に現れるお話です。
構想からたぶん十年以上、サイト開設前から温め続けてた話なのですが、なんでそんなに温め続けていたかというと、別に大作だからとか格別に思い入れがあるからというわけではなく(私にとっては、自作は全部、思い入れがあって大事!)、ただ単に、書くのが遅いのに他に先に書きたいものがいっぱいありすぎて、なかなか書く順番が回って来なかっただけです(^^;)
来年の、いつ頃になるか分かりませんが、来年中にUP出来るといいな。
あと、もう一作、書きかけの短編があって、そっちも来年中に書き終わるといいなあ。
それが、サイト関係の、来年の目標かな?
たった二作をUPすることが目標だなんて、目標が小さすぎますが(^^ゞ

あ、あと、もちろん、テルミア企画や女子高生異世界召喚図書館の、順調無事な運営ですね。
こちらは自分一人でやってることではなく人様も関わっていることですから、きちんとやりたいと思っています

こんな超マイペースなサイトですが、そして、来年以降も超マイペース続行の予定ですが、もしよろしければ、来年もよろしくおねがいします!
それでは皆様、よいお年を。

話は変わって、WEB拍手からメッセージくださったKさん、お久しぶりです、いつもありがとうございます!



2011年12月02日(金) 実は30年前の女子高生

先日、ふと、(そういえば、『イルファーラン物語』とは、もう18年くらいの付き合いなんだなあ……)と気づいて、しみじみしました。
初稿完結からならたぶん約17年、ネットで連載初めたのが10年前で、ネット連載が完結して、もうすぐ6年。
今、ネットで読んでくれてる方の中には、初稿執筆当時、まだ生まれてなかった方がいっぱいいるんではないかと……。

以前にも、バトンの回答でちらっと書いたことがあるのですが、実は、里菜は、設定的には、30年近く前の女子高生なのです。
なぜなら、18年以前にイルファーランを書き始めた時、既にラストシーンが十年後の場面であることが決まっていて、その、十年後の時点が、構想当時における『現在』だったからです。
『今現在27歳くらいの女性の、10年前の女子高生時代の体験』という設定だったのです。
それが約18年前なんだから、今から見れば28年以前。
(そのわりに、その十数年後設定の里菜竜の世界は、携帯はもちろんDVDもあって、ビリーズブートキャンプが流行ったりして、普通に現代なのですが(^^ゞ)

この、18年の付き合いのイルファーラン。
今は、その後日譚である里菜竜も一応完結して、さらにおまけの小話シリーズを数年に一度みたいなペースで気紛れ更新中で、そのおまけ小話シリーズの締めくくりとなるお話の構想も実は既にあるんだけど、それ自体はたいして内容のない短いポエムみたいなのだからすぐ書けるはずなんだけど、今はまだ、その間のエピソードを気が向くままにのんびり埋められるようにしておきたいから、最後の一話はまだ書かないのです。

まあ、連作短編形式だから、締めの一話を書いた後でも何かエピソードを思いついたら、時系列を遡って、いくらでも間を埋めるていけるんだけど。
もしかすると、それやるかもしれないけど。
でも、その頃にはもう、新しいエピソードを思いつかなくなるんじゃないかなあ。

でも、そのまた数年後に、ぽっと何か思い浮かんだりするかもしれないですね。
なんだろう、一生細々と付き合える古馴染みの友だち夫婦みたいな?
普段は年に一度、写真と近況報告入りの年賀状をくれるだけの付き合いだけど、たまたま近くに行く機会があったら遊びに寄るよ、みたいな?

そんな、長年楽しめる持ちネタがあって、いつでも好きな時に遊びに行けるもう一つの世界がいつも自分の隣にあって、私って幸せだなあと思います。
人生を少し(というか、かなり)得してるみたいな気がします。


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