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2004年08月30日(月) 永遠のない場所

冷たい朝を
迷わずに進んでいけるのか。

決断の時。
一年ほど前にも、似たような決断の時があった。
そのときの決断は正しかった、満足していると、
今はっきりと言える。

この先に待つもの…
もうひとつの自分の居場所がどこかにあるとしても、
それは選ばなかった自分なのだ。


2004年08月28日(土) 助走期間

「人生に助走期間なんてない。あるのはいつもいきなり本番の走りだけだ」
(浮谷東次郎)

でもきっと、どこかで助走は必要だし、助走しているんだと思う。
それを助走と見るか本番と見なすかの違いで。

ただし、いつまでも助走に甘えることはできない。


2004年08月26日(木) 偶然の歌

これが俺達の現実だから
それを受け入れて生きたいよな
そんな歌を むかし
どこで聞いたんだろう
もう忘れてしまったその歌い手は
今どこで何をしているんだろう

世間知らずだった昔も
世間知らずの今も
その時々の場所にいる
選択したのは自分の意思だけれど
その結果は偶然に導かれることがたくさん
だから私は
偶然に不平を言わないでいたいと思うのです

彼が歌いたかったのは
そういうことなんだろうと
今ならわかるから
わかるから

words by sora


2004年08月24日(火) In the Vanilla Sky

苦境に立たされたときにどう対処するかで、
その人間の価値が決まる。
少なくとも、価値の一部が決まる。
答えが出ていて、
その答えを実行するために、
何かをなぎ倒す必要があるなら、
僕はそれを厭わない。

(本当に?)

バランスが悪くなってくると
いつから 逃げ出したくなったっけ?
教室のまんなかにいても
遠くをぼんやり見ているばかり
恥ずかしくて 寒くて
ここには居たくない居たくないって
どこに行きたいの?
変わりたいのに 変われないんでしょ
嫌われるのを怖がってるだけじゃ
変わりたいのに 変わらないんでしょ
いつでも何か探してるだけで
(クラムボン『いたくない いたくない』)


2004年08月20日(金) Your Life

「キー・ポイントは弱さなんだ」と鼠は言った。「全てはそこから始まってるんだ。きっとその弱さを君は理解できないよ」
「人はみんな弱い」
「一般論だよ」と言って鼠は何度か指を鳴らした。「一般論をいくら並べても人はどこにも行けない。僕は今とても個人的な話をしてるんだ」
(村上春樹『羊をめぐる冒険』)

焦らずに、個人的なペースで、軌道修正して行けばいい。
人生はその繰り返しだ。
一般的な人生など存在しない。
ただ個人的な人生だけがある。


2004年08月18日(水) Bright Future

誰かに言われたこと、与えられたことをやるよりも、
自分で考えたこと、見つけたことをやりたい。
しかし、それはそう簡単ではないし、リスクが伴う。
ある段階では与えられたことをこなすのも大事な訓練となる。
その段階がはたしていつまでなのか、というところに違いが存在する。

何が重要で、有望で、面白いのか。
そのためにいつ、どこで、何をすべきなのか。

明確な答えなどはなく、
それはいつでも物事が終わってからわかる。


オレは思うよ
それはどっちも正しいんだ
大事なのは
どっちの道を選んでも
それを「言い訳」にしない事だよ
(羽海野チカ『ハチミツとクローバー』)


2004年08月15日(日) 四葉のクローバー

上手いコトバが無いんだよ
原田も理花も
恋人とも
友だちとも違った
ただ大事だったんだ
オレにとって
一生のうちの
一番大事だった時間を
一緒に過ごして
同じ部屋で
同じものを食べて
同じ空気を吸って
もう
自分の
カラダの
一部みたいに
思っていた
(羽海野チカ『ハチミツとクローバー』)

いつかすべてが終わった後に、
何が残されているのだろう。
言葉にできない答えを、
見つけているのだろうか。


2004年08月13日(金) 努力と才能の内積

「99%の努力と1%の才能ってのは、死ぬ思いで努力してるのに報われない人間に対して努力が足りないと批判しているようなもんじゃないのか?」

「適材適所という言葉があるように、明後日の方向に努力しても駄目なんだ。才能というのはその場所に自分が合っているかどうかの指標だ」


2004年08月11日(水) HAPPY HAPPY BIRTHDAY

午前0時を過ぎたら イチバンに届けよう
Happy birthday,Happy birthday
Happy birthday to you

今日はあなたを取り囲む すべての人達にも
Very special, Very special
It's a very very special day

出会えて良かった 素直に言える一年に一度の日
You're my precious
Have a super great extra good time!

たくさんの素晴らしい出来事が
まだまだ あなたに訪れるように 祈りながら
Happy birthday to you!!
(DREAMS COME TRUE『HAPPY HAPPY BIRTHDAY』)


2004年08月08日(日) 情報の行間

外側の世界の情報は、
メディアに支配される。
例えば「過半数の意見」というとき、
その母体は何なのか。
全体の数%の中の過半数かもしれない。
恣意的に削除された情報の行間を読めなければ、
メディアの奴隷となる。


2004年08月06日(金) Inner Universe

思考の道筋を記述するという行為。
記述しようとすることで道筋が整備されるという側面もある。

頭の中身を何か…、
そう、色や、音や、言葉で、
表現できたなら、いや表現しようと、
幾多の試みがなされてきただろうか。

この日記もそのような試みの一つだろうと思う。


2004年08月01日(日) Good morning

不安な想像をした。
それが想像でしかないと分かり、
僕は安堵する。
そして大切なものを再確認した。


電話機は今にも鳴り出しそうに見える。
でもそれが鳴ることはない。
ぼくは横になったまま、
沈黙をつづける電話機をいつまでも眺めている。
でもあるとき電話のベルが鳴りだす。
ぼくの目の前で本当に鳴りだしたのだ。
それは現実の世界の空気を震わせている。
ぼくはすぐに受話器を取った。
(村上春樹『スプートニクの恋人』)


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