ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2009年08月27日(木)

もう一年にもなる。

今の自分が彼女と同じような状況になって、
彼女の気持ちが、ようやくわかった。
彼女がどうして頑なだったのか、どうしていつもイライラしていたのか。

私が叩かれたように、以前彼女も叩かれていた。
何で彼女って性格がきついんだろうね、と話題にした事もあったけれど、
そういう状況が、そういう陰口が彼女をそうさせた部分もあると、
今になってわかった。
今の私が、性格がきつくなっていくのがわかるから。
自分に何の余裕もなく、周りを気遣ってみるほどの余力がなくて、
結局はきつい人というように言われてしまう。
きつい人と叩かれて、また心を閉ざす。

彼女は強くて、今の私の歳から十年は我慢した計算になるけれど、
でも、私にはそこまでの我慢はできそうにない。
この先これが続くなら、辛くて生きていけないと思った。

悪夢から逃れられそう、と思った次の瞬間、また次の悪夢が現れた。
私はどうしたらいいのか、本当にわからない。



2009年08月20日(木)

仕事を少し軽減させてもらえている。

私がやり残した仕事を引き継ぐ人がいるのだから、
できるだけ仕事を進めておきたい、迷惑をかけたくない、
と思って、全力を振り絞る。時間までは最善を尽くすようにしている。
それでもミスは出るし、効率よく動けなくてイライラするけれど。
時間が限られてしまっているからこそ、良く考えて効率よく動ける、
そう言っていたのは彼女だ。
なるほど、ただダラダラと働いているのでは駄目だ、と私も感じる。

だからこそ、彼女のしていた行動には疑問が沢山付きまとう。
「働ける時間が決まっているのだから、効率よく動かないと」
と言った彼女は勤務中に私に愚痴を吐きまくり、私の手を止めた。
愚痴を吐いている最中は彼女の手も止まる。
最善を尽くさなきゃいけないときに、なぜ愚痴を吐く暇がある?
残業ができない、仕事を途中で投げなければいけないのが辛いというのは、
実感として私もわかったことだ。
でも、やり残した仕事を全て片付けるまで帰れない立場の人間もいる。
残された仕事を片付ける人間の辛さを、理解してもらえただろうか?
「次の子供は時短の期間内に作り、そのまま産休に入りたい」
彼女をフォローする立場の人間として、私はどうしてもその言葉を、
そうね、それはいいかもね、と聞き流す事ができなかった。
口先ではかろうじてそう言えたが、心はとんでもなく暗くなった。

会社でこんなこと言えるはずもなく、一人で抱える羽目になった。
私がこれを言えば「権利を脅かす事を言うなんて」
そうでなければ「結婚して子供がいるのが羨ましいんでしょ?」
と思われてしまい、問題がいつの間にかすり替わってしまう。
私が問題にしたいのは、働く母親と独身女性一般の立場の違いではなく、
彼女の言動なのだけど、今の私の立場では、それが上手に伝わらない。
母にも「それ以上言うと自分の立場が危うくなる」と止められた。
だから、黙っていると決めた。

歯を食いしばり、悪夢と戦おう、と決めた。
愚痴や辛かった事は、職場の人でなくお金を払ってカウンセラーに聞いてもらおう。
人をあてにしてはいけないね。



2009年08月04日(火)

実家でこれまでのいきさつを話した。

母なら、駄目だと思ったことは手厳しく指摘してくれるだろうし、
どう思われても仕方がないけど、迷惑をかけたので説明ぐらいはしておこうと思った。

母は私の話を聞いて、
「何も言わないから良く我慢してると思ったけれど…。
よくわかった。でももう忘れなさい、あんたのためにならない。」
と言った。
父は「いいから愚痴は聞き流せ」と言った。
周りには理解してもらえないかもしれないが、両親には理解してもらえた。
理解してくれた人が一人でもいれば、もういい。
頑張って、忘れてみようと思った。
しばらくは思い出しては怒りがこみ上げると思うけれど、
前彼のこともいつのまにかいい思い出になったから、
長い悪夢だったと思って、両親が言ったその言葉を素直に聞こうと思う。
これからは他人のために自分を犠牲にはしない。自分があってこそだから。

両親とはうまくいかない時期が長かったけれど、
ここまで両親の存在がありがたかったことがあっただろうか。
母の健康状態は不安なはずなのに、そんなときに助けてくれた。
何をしたら、恩を返せるだろうか。



2009年08月01日(土)

書いている途中で気がついたが、前回の日記と全く内容が一緒でびっくりだ。
えーと、大丈夫なんだろうか、私。
やっぱり、カウンセリングには行ってみた方がいいのだろうか。
実際、辛い事をなかなか人に話せない。
愚痴を吐けば、人の愚痴が私を苦しめたように、私が人を苦しめてしまう。
それなら、仕事として他人の愚痴を聞く人がいたなら、
お金を払ってでも聞いてもらいたい。
それなら気分が少しは晴れるかも。
以下、気がつくまでに書いた日記。


ミス連発、頭の中が怒りで一杯になり仕事が手がつかない。

単純に忙しすぎるからこうなってしまったけれど、
でも自分の中ではまだ過去の事にならないから、
ちょっと何かがあると、こうして表に出てきてしまう。
本当はもうちょっと仕事をこなさないといけないけれど、
それではノイローゼ状態が解消されないので、
見兼ねた上司から「これ以上は残業してはいけません」ルールをもらった。
残業する分の仕事は周囲に振られることになった。

周囲も忙しいし、そういう中で仕事をお願いするのはストレスだけれど、
今の仕事の成果は「おいおい本当に大丈夫かよ」級のダメさなので、
その状態で仕事をされても困るだろう、と思ったので、
しばらくは周囲の厚意に甘える事にした。

あと、私を苦しめる原因となった他人からの愚痴は、
一人についてはもう接触を断つことにしたし、
もう一人については、将来その人の愚痴の原因が落ち着く状況があるので、
あとちょっと、一対一での接触を何とか交わせばいけると思う。


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襖 [MAIL]