ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2008年11月22日(土)

山を乗り切り、少しは楽になったはずなのに、限界がやってきた。
言う事に矛盾があるのもわかる。
ただ当り散らしているだけなのもわかる。
失礼な事を言っているのもわかっている。
だけど止める事ができなかった。

自分が思っているよりきっと疲れていたのだろう。
まくし立てるように話した後は、疲れて立ち上がる事ができなかった。
切羽詰っているのをどうやったら理解してもらえるかと思ったけれど、
一番嫌な伝え方になってしまった。

何かが切れてしまったんだろうし、溜まっていた仕事をチャラにしたし、
引っかかっていた言葉も沢山あったんだろうけれど、
自分の中の感情はずっと見逃してきてしまった。

お疲れ様、もういいよ、と、自分に言うことができないのが辛い。



2008年11月16日(日)

こないだ見た夢は久しぶりに怖かった。

夢の中で車を運転していて、二度事故処理の現場に出くわした。
そのうち二度目は人身事故のあとが生々しく残る場所を通り、
肝が冷えた感じを覚えている。
場面が変わり、車から降りて会社の同僚が横断歩道を渡ろうとしている。
危ないですよ、と私が言うと、
こういうタイミングなら大丈夫ですから、と同僚は言ったが、
横断歩道を渡っているところで同僚が車にはねられてしまった。
同僚の苦い顔を見て、私は救急車を呼ぼうと電話をしたが、
自分の現在地を説明して、と言われて、
自分の立っている場所がどこなのかが全く説明がつかずに困った。
そこで目が覚めた。
怖かった。
交通事故の夢は何にせよ良くないらしい。


いい音楽は心を暖めるなあと改めて思う。
ある曲を生で聴いたことでますます好きになって、
その曲は今年の秋のテーマソングになった。
心が躍る感覚を、久しぶりに味わった。
こういう感覚は恋愛に似ているから、しばらくはこれでやっていけそうだ。



2008年11月06日(木)

持たざる者の痛みを感じる事が、私にだってあるのだ。
表には絶対に出すまい、と思っているから意地でも言わないけれど。

お気楽な暮らしをしていると思われているのかもしれないが、
お気楽にしていないと、どこまでも沈むのというのはわかりきっている。
だから、何かの復讐みたいに消費して楽しんで贅沢をする。
(小心者で小市民なのでイマイチなりきれないけれど)
空しいとも思うけど、痛みをじかに感じる事のほうが、今は辛い。

世間の目は私の中にもあって、世間様が
「30代後半にもなって結婚すらしてない」
と言っているように聞こえるのは、実は私が思っていることだ。
出産はともかく、結婚してくれそうな相手すらいない。
そもそも自分を女として認めてくれる男性すらいない。
その事を一番恥ずかしいと思っているのは私だ。
だから苦しい。

私は一人で楽しむ事をさらに強く誓う。
それが逃避なのは理屈ではわかるけれど、そうでもしないと心が破裂する。


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襖 [MAIL]