29号の日記
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2005年04月30日(土) クレしん「ブリブリ王国の秘宝」

 新聞に、「連休大サービス。旧作ビデオ7泊8日100円」という折込広告が入っていたので、蔦屋ではなく、ちょっと遠いビデオ屋に行ってきました。
 で、借りてきたのは「クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝」

 「ブリブリ王国」とは、劇中での設定によれば、スリランカの南500キロのほぼ赤道直下にある四国程の立憲君主国という設定。こういうリアルな設定がされていると、「ヘンダーランド」の時と同じで、妙に説得力があるように思える。
 で、サラッと一度観た感想としては、ちょっとスピード感が足りない。ダラダラときたまま、え、もう、エンディングに向けてのラストスパート?という感じ。もともと1時間半余りの作品だし。
 しかし、要所要所に笑いのツボが。一番すごいのが、悪の手先のおかま(劇中の用語を使用)2人組。ジャングルにパラシュートで落ちた野原一家を探し出せという命令を受けての2人の会話。恐ろしくリアル。
「ねえ、ジャングルって虫とかいるわよ。」
「そうね。虫除けスプレーを忘れないようにしなくっちゃ。」
「あと日焼け止め。も・ち・ろ・ん。」
 イントネーション・アクセントとも、お笑い番組などでオネエさんを馬鹿にして真似たような、わざとらしさとかヤラセっぽさは全くなく、オネエさんのしゃべり方そのもの。製作者の中に本当のオネエさんがいるのか、そうでなければ、新宿2丁目のバーにでも行って、しゃべり方とか、交わされている会話の内容などを真剣に研究してきたに違いない。
 一人はいわゆる女装子でロングヘア。もう一人はサンプラザ中野のような感じで髪もスキンヘッド。どちらも憎めないキヤラだが、私個人の好みを言わせてもらえば、どちらかというと女装子さんの方がかわいい。
 で、このおかま二人組、最後には、それまで手下としてこき使われてきたことに腹を立て、味方になる。野原一家が、生きるか死ぬかの状況で、あひる型救命ボートを前にして、こんな救命ボート、かっこ悪いとかいう理由で言い争っているのを見て、
「なんなのこいつら?」
「アタシ達の方がよっぽどノーマルじゃない?」
と言ってたのも笑えた。


2005年04月29日(金) 二輪草を求めて

 昼からカコタニアの郊外一帯を原付で走り回ってみる。郊外に出るとクルマも信号も少なく、新緑の山々が美しく、快適だ。
 役所で転入届を出した際にもらった地図が、かなり役に立つ。とは言いつつ、既に引越し後2週間にして、驚異的なスピードで道を覚えつつある。この4月以前には一度しか訪れたことのなかった(それも10年前、駅前の飲み屋で飲んだことが一度あるだけ)土地なのに。新しい道を通る時だけ、時たま停車して位置を確認するだけ。この地方の分かり易い道路と、自分自身の空間認識能力に、うっとりする。
 地図に記された小川沿いの道をいくつか遡ってみる。時々原付を止めて川岸を見下ろし、春の味覚「二輪草」が生えていないか確認する。残念ながら今日は見つけることは出来なかった。
 帰りは、数年前、某大学が買収問題で不祥事を起こした病院があった筈の、山間のニュータウン「森の里」を通って帰ることにする。その手前のところには森林公園があり、大学のサークルの仲間と思われる若者集団や、カップルの姿が目に付いた。コンビニがあって、地酒が売られていたので立ち寄ってみる。「スパークリング」という、品名そのままの微発泡性の日本酒(アルコール度7〜8%)があって、興味をそそられ買ってみた。
 帰って飲んでみる。カクテルグラスに注いで店で出したら誰もがカクテルだと信じそうな、口当たりの良い味。これで缶酎ハイ並の値段だったら毎日でも飲みたいのだが。


2005年04月26日(火) クレしん「雲黒斎の野望」

 日曜日、蔦屋で「クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望」を借りてきました。雲黒斎という、余りに品のない敵のボスの名が嫌で、今まで敬遠していたのですが、ネット上の批評を見ると、まだ見ていないクレしん映画の中では比較的評判が良いようなので、試してみることに。
 結果は「凡作」。「傑作」ではないが「駄作」ではない、並の出来。

 タイムパトロール隊の制服「タイムスーツ」のダサさには大笑い。胸の辺りには片仮名で「タイムパトロール」って大書きされていて、背中にも、○の中に「タ」と大書きされている。恐らく歴代SFの中でピカ一のダサさなのではないだろうか。ただ、同時に、30世紀でも片仮名が健在ということに内心ほっとしている自分がいる。

 雲黒斎が、部下の忍者が奪ってきた、みさえのバッグの中に入っていたと思われる、三流スーパーの安売りチラシをしげしげと眺めている場面も笑える。「信州牛大乱売」とか「ブラックタイガー980円」とか、やけに勇ましくリアル。
 「お銀」が、バッグの中から預金通帳を取り出すと「何これ?」という表情をする。次に取り出したのは、ファンデーションのケース。「何だろう」と思いながらパカッと開けると中に手鏡がついている。自らの顔をその小さな鏡に映し、「フフフ」と満足げに微笑むお銀。ここの描写もリアルな感じがして好きである。戦国時代の女性に預金通帳の意味なんて分からないだろうから、当然「何これ?」と思うだろうし、ファンデーションケースに喜んだことに対しては、女性が持つ本能とも言える、「美への関心」は、時代を超えて共通なんだという事実を実感させる。
 俺にとっての一番の見所は、吹雪丸が雲黒城に乗り込む場面。二人と一匹を乗せた名馬「えんじ」が、だんだん疲れてきて、息遣いが荒くなり、足が乱れ、口から泡を吹き、天守閣まで辿り着いたところでぶっ倒れてしまう辺りの描写の細やかさは見事。
 ひとつのクライマックスである、吹雪丸と「お銀」の一騎討ちは最高。剣を持たず、着物の袖で戦う「お銀」は、アンチヒーローの不気味な魅力たっぷり。鋭い刃物は横からの力に意外にもろいという真実はリアル。
 その後の雲黒斎ことヒエールとしんちゃんの戦いは、ヒエールが余りにも弱く、情けなさ過ぎて×。
 最後の巨大ロボ同士の戦いも△。ひろしが言う通り、「余りにもご都合主義的」でリアルな感じがしない。ただ、ヒエールの巨大ロボが発射した2発の爆弾に付けられた名前には笑わせられた。


参考(各5点満点)

順位:作品名略称: 映 像 : 笑 い : 感 動 : 総 合 
1位:オトナ帝国:☆☆☆☆_:☆☆☆__:☆☆☆☆☆:☆☆☆☆☆ 
2位:Henderland:☆☆☆☆_:☆☆☆☆☆:☆☆___:☆☆☆☆
3位:戦国大合戦:☆☆☆☆_:☆☆☆__:☆☆☆__:☆☆☆☆
4位:豚のひづめ:☆☆___:☆☆☆__:☆☆☆__:☆☆☆
5位:雲黒斎  :☆☆☆__:☆☆☆__:☆☆___:☆☆☆
6位:カスカベボーイ:☆☆_:☆____:☆____:☆
7位:ヤキニクロード:☆__:☆____:☆____:☆


2005年04月25日(月) 春眠

今日は忙しいと思いきや、意外と早く仕事を上がれた。
しかし、帰宅した途端、疲労と眠気が襲ってきて、2時間程そのまま昼寝。


2005年04月24日(日) 激安スーパー探し

引っ越してきてから一週間と一日。

新聞折込広告、それにインターネットも活用して、かつての「つるかめランド」的な激安食品スーパーが近くにないかどうか探したが、どうも見つからない。
あるのはちょっと小奇麗で中途半端なスーパーばかり。どこが「中途半端」かというと、よく、「この村唯一のスーパーです」って立地条件のスーパーにありがちな、「食品だけでなく、衣料品や雑貨も扱ってます」みたいな品揃えをしている点である。そうしたものに売り場面積をとられるから、食品売り場の品揃え自体が貧弱になる。特に、野菜や果物の売り場と品揃えが悪い気が・・・。「Fスーパー」、「S鉄ローゼン」、「Cープ」・・・、君達のことだよ。別に近くに服屋が一軒もないわけじゃなし、食品だけに絞ればいいのに。

最終的に、折込広告で見つけた隣町まで行ってきたが、これが、昭和の雑貨屋兼農業資材店という趣の店。牛乳とペットボトルのお茶と、それに、鉢植えの「イタリアンパセリ」の、かなり大きい鉢が180円と安かったので、買ってきた。

散々走り回って帰ってきたら、原付の鍵と一緒にチェーンに結び付けていた家の鍵がない。不動産屋に連絡したら幸い、まだ営業しており、マスターキーを借りることが出来、助かった。


2005年04月23日(土) 20世紀博?

 新聞の付録として郵便受けに届いた情報誌「よみピア」。何げなく裏表紙を見たら・・・。「タイムスリップ昭和展」という宣伝が。宣伝によれば、大規模なものではないが、この連休中、「昭和のなつかしいもの」を集めて新宿に出現する模様とのこと。

 思わず、映画版「クレヨンしんちゃん」の「オトナ帝国」で出てきた「20世紀博」を連想し、にんまり。暇があったら冷やかしに行ってもいいかもしれない。


2005年04月21日(木) ヘンダーキャラクター

先日、「クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険」の中古ビデオをヤフオクで買ったのだが、ヘンダーランド熱、なかなか収まらず、劇中のテーマパーク「群馬ヘンダーランド」のテーマキャラクター「ヘンダー君」や「ヘンダちゃん」それに、名称不明のキャラ「ピンクの長靴を履いていて、腹に★マークのある亀」「モヒカンヘアのペンギン」「青いきりん」のぬいぐるみが欲しくてたまらなくなってしまった。が、どこを探してもない。余りにも好みがマニアック過ぎるのであろうか?誰か〜、商品化して〜。


2005年04月19日(火) 一ヶ月ぶりのスポクラ

 今日は引越に伴う役所関係への諸手続の為、一日年休を取って、住民票や免許証の住所の書き換え、郵便局への届出をした。
 その後、新居の近くのスポクラに行って入会手続き。その場で早速、約一月ぶりに体を動かしてきた。


2005年04月11日(月) 花冷え

 今朝は朝方温暖だったので上着を着ないで出勤。しかし、雨で気温が上がらず、室内でも何となく、うすら寒い感じの一日になった。
 夜9時近く、帰路につく際には、一ヶ月前に逆戻りといった趣。「花冷え」という言葉がぴったりくる一日だなと思った。


2005年04月09日(土) クレしん「夕陽のカスカベボーイズ」

 午後7時からテレビで放送された映画版クレヨンしんちゃん「夕陽のカスカベボーイズ」を観た。感想は、△。それ以上の感想を書こうとするのだが、言葉が思い浮かばない。「オトナ帝国」に比べて明らかに、対象年齢が落ちてると思う。


2005年04月06日(水) 団子屋の弁当

 昨日と今日は、団子屋が副業で売っている弁当を買った。名前はないが、名付けるとしたら「鮭のり弁当」。
 で、今日は弁当のついでに「本業」の方も買ってみた。「ずんだ饅頭」。一個80円。手頃な値段だったので2個買ってみた。原料の枝豆は、昨年ヤフオクで買った丹波種の黒豆を自分でつぶして作ったずんだあんにはかなわないものの、甘さ控え目でなかなか美味しい。明日は「ずんだ団子」を試してみようかな。


2005年04月04日(月) 一日の出来事

4月の金江県にしては快適な気温。辺りはコートを着た人が多い。
カコタニアから程近いT1415山系の山々は雪化粧している。
昼飯に弁当屋で買って食べた「鶏丼」は、マヨネーズがきつく、かなり参った。もう買わない。
今日は20時半くらいに仕事が終わった。
ジェニュインカコタニア駅前の蕎麦屋で「コロッケ定食」を食べた。650円也。割と待たされた割にはそれほど美味しくなかった。


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