29号の日記
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2004年03月29日(月) キムチカクテキの歌

 先日ヤフオクで落札したキムチセット(白菜キムチ・胡瓜キムチ・大根キムチ=キムチカクテキ)が届いた。
 スーパーの市販品より一味美味いキムチカクテキを食べながら、以前、深夜番組「第三惑星放送協会」で放送されていた「北朝鮮天才少女が歌う」を思い出した。その少女が歌っていたのは、「キムチカクテキの歌」。
 「キムチカクテキおいしいな。キムチカクテキおいしいな。金日成将軍様と金正日将軍様の愛につつまれて〜」といった歌詞だった。
 日本人が食べるのと違って、彼等にとっては日常ごく当たり前の食べ物(ちょうど、たくあん程度の位置づけだろう。)のキムチカクテキを食べるのに、いちいち「将軍様の愛」に感謝しなければならない、悲劇的な状況に置かれている、北の国の人々に同情を禁じえない。

 
 
 


2004年03月27日(土) 上野の桜


 一週間の寝不足と、昨日の晩、上司の誘いでまたしても飲みに出掛けたことがたたって、11時起床。
 ここ1年来の持病(アトピー)の薬をもらいに病院に行った後、歩いて上野へ。途中、抜け道として通り過ぎた神田神社ではたまたま神前結婚式をしていた。奇遇。そのまま不忍通りを北上し、桜の気配に誘われるように上野公園へ。大変な賑わい。まだ、枯れ野原の不忍池と、ピンクの桜のコントラストが趣深い。しばらくして「桜の味」のソフトクリームの出店が出ていたので、買って食べた。確かに桜の味(桜の葉で作った茶の味に近い)がして、結構おいしかった。欧米系と思われる外国人も買っていた。
 さて、公園の一部では、骨董品や、和服の古着、アクセサリーや置き物などの出店がいくつも出されていた。(不思議と、食べ物の出店は少なかった。)ここでも、欧米系の外国人が、熱心に古い和服を物色していた。
 明治の一円銀貨が一枚1000円で売られていた。買おうかなと思ったけど、どうせ見もしないだろうからいいや、と思い、そのままにしてしまった。後でヤフオクでいくらくらいで落札されているのかなと思って調べてみたら、1500円もの値がついていた。うーん、まとめて10枚くらい買っておくべきだった(笑)

 その後、上野駅方面に歩いていく途中、アメ横を横切った際に、新聞を配っているおばさんを見かけた。「号外?」と思い、近付いてみると、配っているのは簡体字(「人民共和国」で使われている中国語)のものだった。片言の日本語で「読める?」と言われたので、「小一定児」(=少しは)と答えた。その時、見出しの文字に「法輪功」(注1)と書かれているのが目に入った。「法輪功」の中国語発音が分からなかったので、ここは日本語で、
「法輪功の人?」
と聞いたら、
「はい。」
と答えたので、
「大変ですね。それではこちらいただいていきます。ありがとう。」
と言って、新聞をもらった。
 その後、丸井上野店に行って、電池交換をしたもののすぐに止まってしまった腕時計を修理に出し、先々週も食べた丸井横の回転寿司屋(お勧め)で軽く寿司を食べ、帰路についた。ちなみに、先々週食べた際は気づかなかったが、この回転寿司屋も、板前以外のバイトっぽい店員(複数)、どうも中国人のようである。しかし、板前は日本人のため、「K寿司」のように「海老が逆さま」ということはありえない。

(注1)「法輪功」という、一種の気功(カンフーのようなもの)の愛好者団体。「人民共和国」の中国からは何故か、「人々を惑わす怪しげな宗教」兼「反政府団体」扱いされ、迫害を受けていることで有名。


2004年03月26日(金) 「サラリーマンNEO」

帰宅後、ニュースでも見ようとたまたまNHKをつけていたら、「サラリーマンNEO」という番組が始まった。心当たり大ありで、深夜だというのに、独りで心の底から大声でゲラゲラ笑ってしまった。会社生活で普段ストレスを溜めている人には絶対お勧め!


2004年03月25日(木) 北の国から

 帰り道、禄人城駅前で、古本市が開かれていたので、しばらく足を止めて、雑多な古本の背表紙を眺めていたら、「北の国から」という背表紙が目に止まった。一瞬、「北朝鮮関係本か?もういいよ、今更・・・テレビでも散々あの国の異常さと悲惨さを観たし・・・」と思ったが、しばらくして気付いた。 「あの本、ドラマ『北の国から』の小説版なのでは?」

 いつの間にか、「北の国」という言葉イコール、「北朝鮮」という固有名詞の婉曲表現という思考回路が出来ていた俺自身にびっくりしたのであった。
 


2004年03月24日(水) 雨、運も雨。

 昨夜は泊まり。(昨日の日記参照)
 朝飯はご飯に限る。ということで、ご版ものを食べたかったのだが、昨夜上司が終電で帰った後、「吉野家」で豚丼を食べたばかりなので、牛丼系チェーン店は却下。その結果、立食蕎麦チェーン店「富士そば」で「かつ丼」を頼んでみることにした。本当はもっとさっぱりした御飯系が良かったんだけどね。まだ開店時間前の「ピビンバ」(韓国風丼ものファーストフードのチェーン店)が恨めしかった。
で、やっぱり、「富士そば」の「かつ丼」味濃過ぎ・油多過ぎ。食べた後、胃がキリキリした。

 横浜は数日前から雨季に入った模様だ。
今週に入ってからずっと弱い雨と曇り。まあ、温帯気候に属する北関東でいうところの「梅雨」のような気温と天気。

 で、今日は本来、「定時退勤日」であった。俺は、それを見越して、ヤフオクで、ある商品を、いわゆる「様子見価格」で入札していて、(但し、何日も前から一気に高い値段をつけてしまうよりも、まずは安い値段をつけておいて、オークション終了間際に、一気に、最高落札限度額を上げた方が、結果としては安く落札できる傾向があることから、あとで限度額を上げるつもりで、しかしとりあえず様子見の価格。)、今日帰宅したら改めて希望落札価格の上限値を上げて、落札しようと狙っていた品があったのだが、こんな時に限って、上司から、
「この「速報案」をチェックして。」
「終わった?試しに5部印刷して・・・。」
等と仕事を頼まれ、帰宅は、定時退勤って何?って言わんばかりの23時過ぎになってしまった。帰ってきてから、速攻でヤフオクの問題の品をチェックした。俺がつけていた「様子見価格」より10円高いだけのわずか820円で落札されていた。かなり悔しい。2000円出してもよかったのに。

 ちなみに今日の夕飯は松屋。帰り道、駅に着く直前に、ホームに電車が滑り込むのが見えたので、「どうせホームであと10分待つなら」と入り、「キムチ豚丼」を注文。忙しいことにハラを立てているのか、中国人店員の対応が、本国そのままのいわゆる「チャイニーズホスピタリティー」であった。


2004年03月23日(火) 上司の誘い

 昨日はT嬢似の上司に「20分だけ」と誘われて、ツーショットで居酒屋に。
上司お気に入りの居酒屋「かあちゃん」。店内に入ると、「いらっしゃいませ」ではなく、「お帰りなさい」と迎えられるところと、母親の手料理風のメニュー(但し、本物には劣る)が特徴の店である。

 若い「母ちゃん」(店員)、メニューを頼むと、2度3度と聞き返す。
以前、上司に誘われて来た時は店員はいなかったのか、ただ気が付かなかっただけなのか、
 この界隈の他の飲食店の例に漏れず、いつのまにか、「故郷の母親の手料理」がウリのこの店の店員までもが日本人ではなくなっていた。名札には一字姓。
「マイルドセブン」と煙草を頼んだら、違う銘柄を持ってこられるに至って、上司もようやく異変に気付き、逆に面白がって、「名前は」とか聞きまくり。

 どうせ20分とか言いながら2時間くらい居座るつもりだろう、と構えていたら、案の定というか、懸念を超えて、3時間余り居座りつづけ、蛍の光が流れるまで飲み続ける上司。上司終電、俺ダレル=バイダ泊。どうせギリギリ終電で帰るより、泊まっていったほうが、ゆっくり時間を使えるからね。

 平日の、人っ気の少ないダレルバイダ店内の喫煙コーナーのテレビ。チャンネル権は俺。NHKスペシャル再放送の「ユーラシア」を観た後、眠りについた。

 しかし、「かあちゃん」の日本酒メニュー、ウチのオヤジの実家の目と鼻の先にある地酒があったな。

 今度また今日の中国人店員がいたら、この日本酒の銘柄、アンタの故国の伝説に由来してるんだよ、と教えてあげよっかな。


2004年03月22日(月) 「15分間で出来るクッキング」

日曜日、野菜や肉を結構買い込んだこともあり、
新鮮なうちにさっさと食べようと、調理台に立った。

まず取り掛かったのは、鍋に水(注1)を入れ、野菜と肉を入れて5分程煮た、「具の種類少なめけんちん汁」、同時進行で、「脂肪多目の鶏肉と野菜の油炒め(醤油味)」、けんちん汁が出来たらさっさと器に移して、もう一度鍋に水を入れて沸騰させ、今度は「おひたし」、おひたしを作っている間にレタスをちぎり、大根を千切りにして皿に盛り、ドレッシング(注2)をかけて「大根サラダ」

15分足らずで4品を作って盛り付けることが出来、我ながら満足だった。


(注1)最近は、浄水器の水をさらにペットボトルに入れ、「トルマリン(マイナスイオン効果のあるといわれる石ころ)を沈め、一日おいたものを使っている。
(注2)高級玄米酢と紅花油・胡椒をブレンドした即席自家製


2004年03月20日(土) ファミリー向け回転寿司チェーン店「K」

 昨日は、職場の友人と計3人で松戸の焼肉屋で飲んで、そのまま友人宅に泊り込み。
 昼過ぎに起きて、ファミレスに行こうということになり、歩いて駅方面へ。最初に着いたのは「デニーズ」。「えー、脂っこそう・・・」と却下。そのまま素通りして国道に出ると「K寿司」と「とんでん」が。
 松戸の住人の、「とんでんはもう何度か入ったからK寿司にしてみるか」
との一言でK寿司に決まり。
 午後4時と、ちょうど夕飯には早すぎる時間の為か、空いていた。
味としては、やはりファミリー向けだけあって、うーん・・・という感じ。
先週独りで食べた、上野の丸井脇の回転寿司と比べるべくもない。しかし、この店の一番凄いところは、海老が表裏逆になってシャリの上に乗っていたことだった。3人で大爆笑。店内を歩き回っている店員の名札を見ると、中国系らしい一字姓。さもありなんと思った。
 そうこうしているうちに、午後6時近くになり、この頃には順番待ちの人が入口近くに何組かいるくらいに込んできていた。3人で計40皿食べた。


2004年03月18日(木) 幻の蕎麦屋

 珍しいことがあるもので、今日は午後6時少し過ぎに上司が帰ったので、俺も6時半少し前に職場を後にした。で、目指したのは、職場から歩いておよそ10分強の距離にある本場(=山形)の蕎麦屋。
 かれこれ一年前にその存在をタウン情報誌で知って、行ってみようと思っていたものの、この店は非営利団体等が入居しているビルのテナントであり、その特殊な立地条件上、夜7時で閉店となってしまうため、今まで一度も行ったことがなかったのであった。
 
 で、6時40分に入店。店内は、酔っ払いオヤジのお手本のようなオヤジが大声を出していてあまり雰囲気は良くなかったのだが、本場の職人が打った蕎麦だけあって、少なくとも蕎麦だけは文句なしに美味かった。


2004年03月17日(水)

 今日は半袖でちょうど似合う気温だった亜熱帯都市横浜及び東京。既におとといから真夏用薄手スーツ着用中。これから11月初旬まで暑い季節が続くかと思うと今からうんざり。
 ところで、3月18日という気象庁の予想よりも、早く、既に満開の桜を見かけるんだけど、一方で、全く花の気配のない桜の木があったりする。
 桜もいろいろ個性があって、あまりの異常気象に、「本当に今咲かせていいのか?」と用心深く考える桜と、単純に「気温が上がったんだから咲かせてしまえ?」と考える桜といるのだろうか?


2004年03月14日(日) 墨田区立図書館


 墨田区立図書館で「太平洋戦争絵画展」が開かれていることを暫く前に知り、行ってみることにした。感想をここで言っても、人並みの感想しか出てこないので省略。
 で、夕方、閉館と同時に外に出て、公園を横切った時に撮った写真がこれ。
公園というより、青シート団地と呼ぶべきか???


2004年03月13日(土) 宅配ラッシュ

 ここしばらく、ヤフオクがマイブームである。
 独り暮らしで平日の配達が無理なので、どうしても配達は土曜日になってしまう。そういうわけで今日は郵便小包・クロネコ・飛脚と、入れ替わり立ち替わり配達の人が4人くらいやってきた。前日夜更かしをしたせいで眠くてだるく、配達が一段落してしばらくした午後2時頃から、布団に横になったら、午後8時頃まで昼寝をしてしまった。


2004年03月07日(日) スキー(志賀高原)

 6日・7日で、職場の労組主催のスキーに行ってきた。
志賀高原。志賀高原は高校の時に行ったっきりだから、12年ぶりくらいになる。ゲレンデの配置などは殆ど覚えていない。ただ、横手山という、標高2300米という、日本一高い所から滑れたところということだけは覚えていた。
 今回は、その「横手山」は宿からかなり横に離れていて、10本以上もリフトを乗りつがなければ辿りつけないような感じだったので、初めから諦めて滑った。
 泊まった宿はスイスインという、名前だけはお洒落なところだったのだが、設備が老朽化していて、さらに、それら設備を更新する費用がないのか、もはや諦めきっているのか、うーん、と思わずうなってしまった。
 薄暗い廊下には5メートルおきくらいに「可燃物」「不燃物」「空き缶」と、マジックで書かれたごみ箱(段ボール)が・・・。 


2004年03月01日(月) 早い帰宅

今日は上司が腰痛で急遽休んだため、俺も早く帰宅した。
部屋の片付けがはかどった。いい感じ。


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