29号の日記
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昨日は10時に寝たのに、起きたら8時だった。10時間睡眠である。 昨日、帰りに送迎バスを待っている間に、落としてしまったらしいサングラスが届いているかどうか、スキーセンターのインフォメーションに問い合わせるが、届いていないとのこと。残念である。何か、毎年サングラスなくしているような・・・。 欲張って滑っていたら、帰りの送迎バス発着場に10分程遅れて到着。とものり嬢に嫌味を言われた。いつもはとものり嬢が時間ギリギリ遅れ行動でこっちが冷や冷やさせられているんだから、お互い様である。 無事乗れた高速バスで新宿に向かうまでの間、最初の一時間で、持ち込んだ酒を飲みきってしまった。白馬のにごり酒、美味すぎ!途中休憩に立ち寄ったサービスエリアで、もしやと思い探してみたが、酒は見つからなかった。 帰宅したのは11時半頃である。
今日も、とものり嬢とツーショットスキー。 昨日は9時に寝たのに、起きたのは8時近く。ものすごい睡眠時間・・・。 6時半に一度目が覚めたとき、そのまま起きていればよかった。 午後から天気が悪くなり、リフトの上の方では雪が降り始めた。 帽子やフードを被ると視界が悪くなるので何もかぶらないまま滑っていたら、吹き付ける雪で、髪がバサバサに凍りついた。とものり嬢に見せ、「アイスセット!すごいでしょ。」と自慢したら、呆れられた。
今日泊る予定の民宿に荷物を置かせてもらい、そのまま軽く仮眠を取る。 ああ、水が美味い。かすかに甘みを感じる。それに、風呂に入った後、肌がしっとり。(横浜の水で沸かした風呂とは、入った後の肌の状態が大違い!) とものり嬢はあり変わらず「あたしはかわいいノンケ!」と、念仏のように自己暗示呪文を唱えている。 日照の関係で午後4時50分でリフトの運行が終わってしまうため、5時半前に宿に到着。風呂に入り6時半に夕飯。 夕飯後、とものり嬢はMNJの「iモード版」に「友達恋人募集」投稿を始めた。聞くところによると、二週間に一度くらいの割合で投稿しているのだという。 べつに呆れているわけではないが、俺にはとても出来ない芸当で、ものも言えない。 この日は、近くのコンビニで、沖縄旅行に行って以来とものり嬢がはまっている「泡盛」を買って、割って飲んだ。ちょうどいい具合に、泡盛のなかでも高級品(=美味い)の「古酒」しか置いていなかったのが幸いし、安酒を買わずに済んでほっとした。
新宿発の夜行快速「ムーンライト」に乗って、とものり嬢とスキー。 奴の最近の口癖は、「あたしはノンケ」である。 オネエなのに・・・。 初日から、耳にたこが出来るほど聞かされてうんざりである。
昨日に引き続き、何もないクリスマス。(実は30年間そうなんだけどね)。 セールやってることもあり、コンタクトに引き続き、眼鏡も新しくしようと思って、帰りに眼鏡屋に寄った。最新の超薄型レンズにしたらいくらくらいになります?と聞いてみたら、どうやら4万円を超しそう。でも、店員さんが感じのよさそうな人で好感を持った。閉店間際だったので、後日この店員さんにお願いしようと思う。 今日も「映像の世紀」再放送を観た。 なんだ、ファシズムってドイツとイタリアだけで発生したのではないんだ、ということが分かった。たまたま政権を取れるまでの支持が得られなかっただけで、ちょっと歴史の流れが変われば、英仏がファシズム国家になっていたかもしれないのだ。 メールチェックをしたら、一年前にレザーフェチイベントに行った際にお世話になった方から、クリスマスメールが届いていた。一度しかお会いしていないのに、それにあれからもう一年たつのに、律儀にメールくれて、有難い。寂しいクリスマスだったが、少しだけ救われた。
2003年12月24日(水) |
夢に終わった「ルミ」ナリオ散策 |
少し前に、クリスマスに会って、食事することを約束していたのに、去る日曜の夜に電話したら、断られた。一緒に東京ミレナリオを歩いて、タイミングを見はからって告白しようと思っていたのだが、全てが振り出しに戻ってしまった。それぞれ予定がある人が多いのか、今日は残業もそこそこに帰る人続出。俺も7時半に帰路についた。 空しい。街に流れるクリスマスソングがひときわ恨めしい・・・。
ところで、職場で、同僚に対して、「東京ミレナリオ」と言ったつもりが、「東京ルミナリオ」と口走ってしまい、指摘された。俺の頭の中では例の街のエロ雑貨屋の名前であり、「光の園」を意味する「ルミエール」とイメージがだぶっているのだろうか???
2003年12月23日(火) |
コンタクトのT型フォード&映像の世紀(2) |
今日は豪華2本立て。
◎コンタクトのT型フォード
仕事柄、最近また、じわじわと視力が落ちてきたので、コンタクトを買いに行かなくてはと感じていたところに、うまい具合に「町田店オープン協賛セール。7割引!片目で2900円〜」というチラシを発見。その名も「プライスコンタクト」。 本当かな?どうせ俺の場合、度が強いから割り増し価格とか言われるんだろうな、でもたとえ2倍の価格(よくある)になったとしても安いから行ってみるか、と行ってきた。 店というよりオフィスビル。エレベータを降りるとそれらしき売り場はなく、景品受け渡し所みたいなところで、使い捨てコンタクトと思われる紙袋を受け渡しされているお客さんと店員がいるだけ。??と思い、店員らしき人に、「店はどこですか?」と聞いてみると、「まず隣の眼科に行ってください」とのこと。え?俺、目医者に来たんじゃなくて「プライスコンタクト」に買いに来たんですけどと疑問に思いつつ、同じフロアの眼科のドアをたたく。すぐに呼ばれて中に入る。コンタクト着脱用の洗面台が10台以上も並んでいて壮観。テスト用コンタクトの着脱を案内する担当、焦点検査をする担当、視力測定器で検眼をする人、眼の表面に傷や異状がないかどうかを確認する医師、それらが全部別々の人で、完全に流れ作業。まるで大量生産のベルトコンベアに載せられた部品になったような気分にさせられる。 あまりの手際良さに少々辟易しながらも、無事終わる。できあがりは今週末。値段の方は、度が強いことによる追加料金がなく、両眼で税込み6000円強で済んでしまったのには正直言ってびっくりした。以前の3分の1以下の価格である。 流れ作業による価格破壊。「プライスコンタクト」はまさに、コンタクト業界における「T型フォード」だなと思ったのであった。
◎映像の世紀(2) これは、文章が長くなったので、「思うこと」に記載してます。一旦トップページに戻っていただき、「思うこと」をクリックしていただければ幸いです。
2003年12月22日(月) |
NHK「映像の世紀」 |
午後11時から、NHK「映像の世紀」再放送弟一編を見た。 数年前に一度観た事があるんだけどね。 この日記を読んでくれている是非お奨めしたい。 特にお奨めなのは、明日(23日)放送予定の「第2集 第一次世界大戦」。 人間の愚かさ、戦争の愚かさというものをこれでもかというほど見せ付けられる。しかし、ナレーターは冷静に映像の解説を続けるだけで、お説教がましいことは一言も言わない。見終わった後はしばらく、あなたが感受性の強い人間であれば、戦争ゲームをすることさえ罪悪感を感じることであろうし、最近の陳腐な戦争モノの小説や映画なんて、余りにも薄っぺらでくだらなく思えてくること請け合いである。
今俺には好きな人がいる。 先日、クリスマスに食事に誘って、OKの返事をもらっていたのだが、今日電話してみると、「元彼によりを戻そうと誘われているので、」と言われてしまった。 生まれて30年にして始めて、好きな人と二人で過ごすクリスマスまであと一歩だったのに。翌日の仕事に身が入らなかったことは言うまでもない。
少々早めに帰宅して、夜10時くらいから、「水戸黄門3時間スペシャル」を、途中からだが観た。独りで思いっきり笑った。 マンネリの代名詞のようなこの番組をみてこれだけ笑える俺って、こんな、現代という世の中に毒されて、病んでいるのかもしれない。
数ヶ月ぶりにとものり嬢に会った。 主目的は今シーズンのスキーの予定を話し合うため。 8月に祖母の葬儀のため峡府に行って以来、首都圏外に出ていなく、いい加減ストレスが溜まりに溜まっているので、この冬は頻繁にスキーに出掛けようと思っていたのだ。 最近人付き合いが少なく、職場の人間以外に話をする機会があまりないので、久し振りに気晴らしになった。
2003年12月11日(木) |
東アジアサッカー決勝戦 |
東アジアサッカー決勝戦が開かれ、永遠のライバル?日韓は引き分け、これまでの戦績で韓国が優勝した。 テレビのニュースを見ていて、この、今年初めて開催された「東アジアサッカー選手権」が、4ヶ国・地域のトーナメント戦であることを知った。日中韓の3国と香港である。俺はそれを知って、「また中国が嫌らしい政治的妨害工作をしてるな」と思った。「東アジア」大会だから、東南アジアの国々の名が出てこないのは別に不自然ではない。まあ、日本でいうところの「天明の大飢饉」レベルの前近代的「飢饉」に立て続けに襲われている「北の国」と、国自体の人口が250万人で、競技人口が存在するのかも疑わしい「モンゴル」が出てきていないのも、驚くにはあたらない。 参加対象が「国」だとしたら、まだ分からないでもない。しかし、国ではなく、「地域」に過ぎない「香港」が出ているにもかかわらず「台湾」が出ていないのはいかにも不自然である。
帰り道、有楽町駅近くの鋳幣町を歩いていたら、デモ隊に出くわした。「イラク派兵反対」の。デモ隊とすれ違うように歩いてみた。かなり列は長い。そして、心なしか、かろうじて戦争を経験した世代なのではないかと思われる、高齢者の方の割合が多かったように感じた。デモ行進などという行動は、カネはあまりないけどヒマには事欠かない定年過ぎた者がやるのにちょうどよいからだろう、という推測をすることもできるだろう。しかし、ひょっとしてこれは、「戦争を実際に経験した世代だから分かる生の声」なのかもしれない、と思った。
いずれにしろ、俺から言わせれば、既にこのことに関して言えば「手遅れ」である。3月に米軍の軍事行動に対して憲法を盾に、「9条では他国との交戦権はこれを認めない」(=だから日本は米軍の軍事行動を支持しない)と一言言えばそれで、日本は頭の固い国だと米国に言われただろうが、二人の日本人がイラクで殺されることはなかったかもしれない。少なくともテロ組織のブラックリストに「日本」の名が刻まれることはなかったであろう。
今となっては進むも地獄、引くも地獄である。進んだときの地獄は米軍の苦境を見れば明らかである。引いたときの地獄とは、既にアルカイダが「日本がイラクに出兵したら、東京を攻撃する」と脅迫していることがキーポイントである。兵を出す出すといっておいて、この期に及んで出さなかったら、テロ組織、いや、それだけにとどまらず全世界に向けて、「日本は脅迫に容易に屈する情けない国だ」という印象を植えつけてしまうことになってしまい、徹底的にナメられることになってしまうことだろう。
2003年12月07日(日) |
魚屋の店先で考えたこと |
ところで、最近魚屋で目に着くようになった魚介類に「上海がに」がある。禄人城の駅近くの高級チャイナ料理店でも「上海蟹入荷」とか書いてある。でも、上海蟹というのは、以前から日本で食べられている毛蟹とかタラバ蟹なんかと違って、養殖されているそうである。新聞で読むところによると、養殖のための池では、蟹が病気にならないために、抗生物質がバンバン使われているという。高度経済成長中の国にはよくある話である。とてもそんなもの、買って食べたいとは思わない。これから忘年会シーズン。コース料理の中に「上海蟹の鍋」なんてものが出てこないことを祈る。
俺はどちらかというと、鮭とか鱈とかいった、寒流系の魚が好きなほうである。魚屋で北海道産の「どんこ」という魚が売られていた。おいしそうな気がするが、どう調理したらいいのか分からないので、一度戻ってネットで調理法を調べてみた。「ぶつ切りにして鍋物に入れる」とあったので、だったら簡単だと思い、改めて買ってきて、そのとおり鍋物にして食べた。助宗鱈に近い味。ただ、助宗鱈(2週間前に食べた)の方がもう少し値段が手頃。また助宗鱈が売られていないかなあ。
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