雨のち晴れ...scbellen engel
よめない - 2005年02月20日(日)



自分がよめない。

調子がいいと思いきや、中身はボロボロで
体が正直に表すんだ。

風邪引いてるだけだと思ってた。
どうやら心も風邪引いてるみたいだ。
何かにつけて、すぐ涙。
単純なもんでアニメ見ただけでも、涙する。(悲しい場面じゃない)
なんだろう。

違う。
原因は今日気づいた。
全てに潰されそうになってる。
大切なものほど伝わらなくて、頭で分かろうとしてきた事も
心では受け止められてなくて。
大事に思うものほど、そんな風には伝わらなくて
自分の何がこうさせたのかと考える。
そして、単純だから体がすぐ反応してしまう。
自律神経って、こんなに簡単に反応するものなの?(死)

しっかり眠ってみたい。
夢なんかみずに。(良い夢カモン!)

人は結局一人で、人は結局本当の痛みは誰にも伝えられない
伝わらないんじゃないかって思う。
だから自分は、本音は人に言わなくなった。
大丈夫だよ! って言う。
「大丈夫」っていう人ほど、そうじゃないってこと
自分が一番知ってる。でもこう言うしかない。
誰かに聞いてもらったとこで、相手の負担を考えれば言わない方がいい。
楽になる為には、人に聞いてもらえばいいかもしれない。
でも。
人にはそれぞれの生活があって。
人の心の重みなど聞いてる余裕のある人はいないと思う。
みんな何かしら抱えてる。

自分がどうなろうと誰にも迷惑はかからないと
今の自分は思う。
例えば、仕事にしても前もって言っておけば辞める事も簡単。
そして自分がいなくなったとて、その仕事場が何ら変わる事はない。
例えば、自分がここからいなくなったとて
誰が悲しむだろう?
その時は悲しんでくれる人も、もしかしたらいるかもしれない。
でも所詮いなくなったら、それまでで。
人は思い出す能力はあるけれど、その一つの事にいつまでも
悲しんでいられるほど弱くはない。
風化していくんだ。
忘れてはならないと思う事も、
気づけばうっすらとしか思い出せなくなってたりして。

生まれた時から人は一人。
一人で生きてきたというのは嘘だろう。
どれほどの人が、いっちょまえに生きられるようになるまで
手を貸してくれたか。
ただ・・・一人で生きてきたわけではないけれど
最後は一人なんじゃないかと思う。

感謝の気持ちと共に、きっと人は一人に帰って行く気がする。
自分らしく生きて行くために、手を貸してくれる人が少しでもいる人は
その人を大事にしてほしいと思う。
何も分からなくなる前に。
自分を失う前に。

なんだろな。
ちょっと今の自分を書いてみたら湿っぽい。(死)




写真日記 - 2005年02月13日(日)



写真日記に載せたこと。
あまりに許せないから、詳細を書こうと思う。

以前も書いたけど、もともと私はこういう募金活動に常に疑問をもっていた。

本当に目的のとこに寄付されているのか?


信じたい。
でも、今日みたこのことがまた更に不信感を私に植え付けた。
この団体は、今はどうか分からないけど
ついこの間まで蛍光緑のジャンバーを着て
駅前(拠点は大阪らしい)で募金活動をしていた。
「困った子ども達(難民)」を前に出して。
最初は海外の子ども達。その次が日本の子ども達。
何故、日本の子ども達に変えたかというと
日本の子どもと書いた方が気を引くからという理由。
(この団体、私が暮らす街や近所でも何度か見かけたことがあるので
大阪方面に暮らしている方は一度は目にしたことがあるのではないだろうか?)
ここまで書けば、感のいい方なら分かると思う。
そうです。この団体の集めた自称「寄付金」は行方が分からないそう。
ちなみに集める活動をしている人達は、求人誌を見て
「ケーキの試食販売」「チラシ配り」など時給1000円の広告を見て
応募し、実状を何も知らないでいる人ばかり。
応募の電話をかけると「◯◯駅の何口まで来て下さい。担当がいます」
みたいな返事をされる。
当然、働きたくて応募する側は指定の場所にくわけで。
行ってみると10人くらいの人が集まっていて
そこに「代表」と名乗る人物が現れ、その場で履歴書を見て面接。
そしてコピーされた「規約」めいたものを渡され、読んだら回収される。
面接時に言われることは
「試食販売にはむいてないからボランティアの募金活動にまわって」
など、結局は全員が募金にまわされる。
(そもそも、それ意外の仕事などない)
何も知らない応募者達は、そのまま駅前に立つことになるわけ。
そして、わずかな給料をもらう。(もらってない人もいる)
以前やっていたという人達がインタビューに答える。

「そもそもボランティアなのに給料をもらうことに抵抗はなかった?」


「ありました。寄付金を入れてもらうとあ〜これが給料になるのかなって。
罪悪感があって辞めました。」


代表なる人物は、勿論インタビューには応じない。
「ケーキの試食販売」というからには、お店の名があって
そのお店の店主は
「常連さんに知り合いが事業の募集をかけたいから名前を貸してと言われました。全く知らなかったです。いい迷惑です。」
そう語っていた。(なんで、OKしてしまったかが私は疑問だけど)

今の法律では「ボランティア」と称することを
取り締まることができないそうで、この代表もまだ野放しらしい。
(取材の結果、この代表は4件もの詐欺罪を訴えられていて、破産しているらしいです)
取り締まる為には、募金をした人達が訴えるなどの手段をとらないと
だめなんだって・・・。

こんな現状が野放しになっていて
きちんとしたボランティア活動をしている方達までもが
同じように見られることになってしまうことが、本当にやりきれないと思う。この団体、ここ最近はジャンバーを止め普段着で活動中。
その名目は・・・「スマトラ地震募金」「新潟中越地震募金」。

募金する側は一体、何を基準に見極めたらいいんだろう。
善意と悪意は背中合わせ・・・。




 past  INDEX   will




my bookに登録





↑エンピツランキング投票ボタン