雨のち晴れ...scbellen engel
討論TV - 2004年08月28日(土)


またまた、この夏2度目? 3度目? の風邪です。

※※(≧д≦*) (咳)

もう、体質改善とかできる方法知りたいっ!!
熱があるから、ここも書くの お休みしようとしてたのに
TVちょっと観たら、また考えさせられちゃいました。

討論会のような深夜番組でテーマが幾つかあって。

「何故、若者は人を殺すのか?」

「援交は何故悪い?」

「薬物(大麻類)は何故してはいけない?」

月に一度? くらいのわりでやっている番組のようで
今回は夏休みということもあって、10代の一般人を中心に
20代のゲスト、それから武田鉄矢さんが討論。
20代ゲストには一人、AV女優さんも。

10代(主に高校生)の人達の発言。
このテーマのものには何も手をだしたことの無い女の子。
援交をしてた女の子。
現在、暴走族をしていて鑑別所に入ったことのある男の子。
薬物に手を出した事のある子達。
20代では、元、暴走族で少年院に入った経験のある子や
援交をしたことがあって、現在キャバクラ嬢の子。
いろんな子達が話し合う。
「凄いな・・・」と司会の堂本光一さんが思わず一言もらしたのが
会場にいるメインで発言する子達の
(15人くらい? 他100人くらいは、観覧席。)半分以上が
薬物経験があったこと。
人を殺してしまうテーマ以外は、どのテーマでもほとんどの子が

「人に迷惑かけなければいいじゃん」

と、口にする。
それに対し、堂本さんや武田さんが
何故そう思うか? こうは思わないか? などと意見を言う。
何も手をだしたことのない女の子達への反論も多かったし
また、その子達からの疑問や反論も多かった。
彼女達は明らかに顔を曇らせ反論するけれど
「じゃ、こうだったらどうなわけ?」と言い返されると
「法律で決まってる事だから、悪い事でしょ」としか返せずにいた。
それに対し
「法律で決まってるから悪いっていうけど、TVで観てたって
 議員達が議論中に、ぐーすか寝てる。そんな奴らが決めた法律の
 どこからどこまでが本当に正しいんだよ」
こんな具合だった。
薬物に関しては、本当に考えられないほど簡単に手に入るようで
私の暮らす街から電車で10分もすれば、それらが入手しやすい場所に出る。私は、そういったものに手を出した事はないけれど、実際目の前で
売っているのは見た事があり(本当?)と、びっくりしたのを覚えている。
援交にしてもそう。
薬物が簡単に手に入る街と同じ場所だから、すぐそこにある感じ。
その街は、若者でごったがえす街だから
地方の方でも、来た事はなくても一度は聞いたり見た事のある街だと思う。

テーマがテーマだけに、若い人達にとっては
もう当たり前のような発言が多く、観ている私は少し とまどった。
彼等の立場に身を置いたとして、私ならなんと言うだろう?
また、大人としてなら彼等になんと言うだろう?
AV女優さんのしている事と援交と風俗は変わらないという女の子。
その子は、自分が母親になったとき、自分の娘にも自分が援交をしたこと、
娘がしてると言ったら、自己責任でするのだから咎めないと言う。
AV女優さんや風俗をしている女性は、それを仕事とし誇りとし、
目標をもってしている事だから、援交と一緒にしてはならないという大人。
薬物も意志があれば依存症になんかならないと言い切る子。
その意志さえも、気づかぬうちに依存症の中から生まれる意志になっていることがあるんだという大人。
人を殺すということも、ちょっと仕返ししようという軽い気持ちで
カッターを出してみたら、思わぬくらい血が出て返り血を浴び、
そこで初めて人が死んでしまったと気づくんじゃないか・・・などなど。

世の中、何が正しくて何が間違っているか。
それを、自分ならどう考えられて、どう伝えられるか。
「人に迷惑かけなければいい」
この言葉、よく親とかが使う言葉でもあるけれど
今の時代、たとえ親であっても簡単に言えることじゃない言葉な気もする。






ネットで学ぶ + 追記 - 2004年08月26日(木)

昨日のパクリのような題名。(¬_¬〃)

近頃、決まったとこ(サイト)に出入りしてる私。
あっちもこっちも、日々沢山の事をテーマに書かれていたりして
読むだけでも楽しかったり、考えさせられたりしてる。
今日廻ったのも、いつもと変わらない場所ばかりなんだけど
とても考えさせられることがあった。

動物実験について。
私もこういう事に以前、ものすごく興味があって
よくそのてのサイト廻りをした時期がある。
興味をもったきっかけは、近所の文房具屋さんに
「動物実験の実態」みたいなチラシが置いてあったのを見て。
そこの文房具屋さんの人が、
どうもそういう類に力を入れてるっぽい感じがあって
何度か違うチラシを見た。
チラシには、動物実験反対が強く書かれていて
写真も沢山、掲載されていた。
ショックだった。
それまでの私は、本当に無知で動物実験なるものの存在すら
よく知らなかったから。
そのチラシを元に、ネットでいろんなとこを見たんだけど
実験台にされる動物は、犬や猫なら保健所から・・・という内容のものもあったし、
ハツカネズミやウサギのような小さいものは、元々そういう運命で育てられているものもあるようだった。
動物実験・・・。
これを読むあなたは、どう思う?
私は、その実態めいたものを知った時は「反対」派だった。
でも・・・。今は反対したい気持ちは強いままあるけれど
その気持ちだけを全面に押し出す勇気は無くなってしまった。
遊びにいったサイトの管理人さんの気持ちを読んで、考えさせられた。
うちにも犬がいて可愛いと思うし、家族だし癒してくれる。
動物を飼うって事が、そもそも人間のエゴだっていうのを何かで読んだ事もある。
うちの犬だって「かわいくない!!」「なんでいうこときかない!!」って思ったこと、
沢山ある。だから、そのエゴってのが分かった気もした。
動物実験も、人間の安全を考えて行われていて
それは人間のエゴに値すると思う。
じゃぁ、反対すればいいじゃないかって思うと そうはいいきれない。
食品にしても日常使うシャンプーやら洗剤やら、
いろんな物を自分も毎日使用してるから。
それが使えるのは、動物実験を得てできあがった商品も沢山あるから。
動物実験をしてないという商品も、けっこう見かける。
本当かどうかを知る術は自分には無い。
地球温暖化でエコロジーとか省エネとか、ここ数年言われ続けているけれど
温暖化現象をおこしてしまったのも、そもそもは人間達ではないのか? と思ってしまう。
エコロジー商品とかが作られる過程の番組も何度か観た。
そういう商品の価格が、そうじゃない物より高い理由も知った。
弱肉強食が掟のこの地球で、何が必要で大切なのか。
何が不要なのか・・・。
ペットボトルだって、スーパーのUバッグ(スーパーでくれる手提げ)だって
今は当たり前のようにある。
私が子どもの頃は、紙パックとか瓶が普通で
スーパーの袋だって、今は海外の映画に出てきたら「おしゃれ」ととられるような紙袋だった。その紙や瓶でできた物達がペットボトルやUバッグになった時の衝撃は大きかったし、便利だと思ったのも事実。
私だけではないと思う。
便利になった!! と思った人は沢山いると思う。
その便利品も今は、回収扱い品になってるし
いったい、何が正しいのかなって、何が大切なのかなって考えてしまう。
自分にできること、なんだろうって思ってしまう。
「難しくない」とエコロジーという言葉が流行った頃は、あちこちで聞いたり読んだりしたけど、実際は凄く難しいなって私は思う。
自分達が生きるために必要なものとは?
命あるものを守るために必要なものとは?
余るほどの時間があったとしても、
私のこの頭では答えがみつかりそうにないなぁ・・・。

[追記]
この問題に関連するHPを一つ見つけ私のHPにLINKしました。
本当に感心のある方は、一度御覧になってみるといいかもしれません。
管理人さんは動物実験に肯定も否定もされておらず
ただ、私達、人間が動物ときちんと向き合っていくには 
どうしたらいいかと考えてHPを立ち上げられたようです。
動物実験反対論、賛成論、また、実験者の方のHPなど沢山のことが書かれています。




TVに学ぶ - 2004年08月25日(水)

昨日、一昨日と杉田かおるさんのマラソンについて書かせてもらった。
正直あの番組を、どれだけの人が観てるか分からないから
書いても分からない話になってしまうかな? とも思いながら書いてた。
しかぁーーーしっ!!
なにげに、みんな観てんじゃん(笑)って事がわかった。
私の書く、こんなへぼへぼ日記を読んで
同じように涙したり、笑ったり、共感したという声を
掲示板やメールで幾つか頂いたのだ。
これを杉田さんが読むなんて事は間違っても無いだろうけど・・・。
杉田さんに伝えたい。

杉田さん、あなたは多くの人の心を動かしましたよ。
私のように言葉にできない思いをもらった人、逆に反感をもった人もいたかもしれません。でも、それもそれで杉田さんが走る姿を観て動かした気持ちです。
良くも悪くも、杉田さんの姿に心揺さぶられた人達が、
この日本に沢山いることと思います。
「39年間をリセットして、いい40代を迎えたい」と話していらっしゃいましたね。
きっと、きっと素敵な40代が待ち受けてると私は思います。
もし、石ころにつまずく事があっても杉田さんなら
そんな石ころもポーンッ!!と蹴飛ばして前に前に進んでいけると感じています。
新しく生まれた15歳の笑顔が眩しく輝き続きますように。
どうもありがとう。

☆゜・:*:・。,★゜・:*:・ヽ(*゜▽゜*)ノ。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆


てな訳で、杉田かおるさんの話題はこのへんにして。

ある番組でアンケートがありました。
アンケートを行う事になったのは、子どもからの一通の葉書。

「僕はよく、お母さんに叱られます。怒られる時、お母さんはいつも同じ事を言います。そこで僕は思いました。他の家の子も叱られる時は、同じ事を言われるのかな?」


確か、こんな内容でした。
そこで、番組が全国でアンケートをとったわけですが。
1位〜10位まで、子どもから大人(60代くらいまで?)へのアンケート。
おもしろかった!
なるほどぉ〜って感じ。
・自分の胸に手をあてて考えてみなさい
・そんな子に育てた覚えはありません
・・・みたいなのが続々。
栄光の1位は・・・。

うちはうち。よそはよそ。


いかがです? 私も言われましたねぇ〜(笑)
お子さんお持ちの方は。ご自分も言ってたりしませんか?(爆)
回答者の方が言いました。
「これってさ。言ってる親も切なかったりする時あるんだろうね。なんかねだられた時なんかにゃ、買ってあげたいけどお母さんだって我慢してるよぅ〜!みたいなさ。笑!!」
大人になって初めて気づく、あの時の親の言葉ってやつですかね?( ̄ー ̄)
そんなおもしろいアンケートで
私が、ちょと・・・もとい。かなり気になったのが、2位の言葉。

あなたは、お兄ちゃんなんだから。(あなたは、お姉さんなんだから)
[我慢しなさい][仕方ないでしょ][しっかりしなさい]


これも言われた事ある方、けっこういません?
これはねぇ・・・。
私は言われた経験無いですけど(上の人と比べられてはいるけど。− − )
これだけは親は、言っちゃいけないと思いますね。
昔から思ってたんですけど。
子どもだって好きで上に生まれたわけでも、下に生まれたわけでもない。
親だって選んで生まれてこれるわけじゃない。
なのに、叱る時に同じ自分の子どもをランク付けて叱っちゃいかんと思うんですよ。
上だからとか、下だからとか。
子どもにしてみたら、生まれた時からそういう環境だったわけで
何も言い返せない。ずるいと思うんですよ。
親の勝手で、そんな事言うのは。
親じゃなくてもそうです。
例えば、同じ学校に同じ家の子どもが通ってて、先生が知ってたりする。
「あなたのお兄ちゃんは・・・」とか「あなたの弟は・・・」とか
よく、口にするじゃないですか。
誉められるにしても叱られるにしても、子どもにしてみたら、
どっちも同じで比べられてると思うんじゃないでしょうか?
そういうのが頻繁に重なると、子ども心に傷つきますよね。
学校の先生じゃなくても、親戚、友達の親、近所の人、警察など
全ての大人に言える事と思うんです。
比べちゃいかんですよ。絶対。
私「絶対」は無いと思ってる人間なんで「絶対」って言葉好きじゃないんですけど、
これだけは「絶対」だと思ってしまいます。
私ですか?
自分が大人になってからの記憶では
どこの子どもに対しても、これだけは言った事は無いですね。
言ってはいけないって、自分がずっと感じてきてた言葉だから。
子どもの頃のおぼろげな記憶の中でも、
比べられて嫌がってた友達がいたのを覚えていて。
大人になってからも、そういう体験してきた人の話も聞いてきたし。
親の立場になってみたとしたら。
自分の子どもとて、一人の人間。
一人一人の個性を認めてあげてほしいと思いますね。
やんちゃしても、少しくらいやる事は遅くても、それも個性で。
どんな子でも、そっと手を差し伸べながら見守るのが親ではないかと。
親にも色々な苦労はあることでしょう。
でも。子どもはいずれ分かる時がくる。きっと。
比べるのだけは、いかん・・・と改めて思った今日の私でした。

 




番組の裏側? - 2004年08月23日(月)


昨日書いた「24時間TV」のマラソン。
その裏側なる番組が、今日は放送された。
番組はマラソンの裏側だけに留まらず、
杉田さんの過去の記事なども取り上げていた。

子役デビューしてから「いい子」を演じ続けたという内容があった。
演じ続けたというより、続けざるを得なかったというのが正しいようだ。

芸能界の事は、よく知らない。
かつては自分も一歩だけ踏み入れた事がある。
家族も踏み入れた事のある者がいる。
友人にも踏み入れてた人が何人かいる。
しかし、その実状までは知るよしも無い程度で終わっている。

杉田さんの過去。
女優という顔の人と、一人の女性としての二人が常にいたようだ。
その過去には、色々な事があって
その幾つかに私は共通点をみつけた。
今でこそ、彼女はバラエティーなどで素(?)の自分を出しているようだが
そこに至るまでの苦労は、同じものではないけれど
痛く心に感じるものがあった。
私は一般人だし、彼女のように人の目にさらされる事は無い。
だから、同じ土俵で考えてはいけないかもしれないけれど
彼女からは、昨日のマラソン、そして今日の彼女のコメントなどからは
かなり力をもらった気がする。
昨日も書いたけど、
やってみて損はないんじゃないかという気持ちや言葉にはできない何かを。

障害者の方が頑張る姿などにも、勿論、心動かされることはある。
しかし私は障害をもってないから、その方達の気持ちにはなれないし
下手な同情もできない。
冷たいかもしれない。
でも、同情したり変に偽善ぶるのは私にはできない。
普通でいいと思ってる。
障害を持っている方だって同じ人間で、ただ私のように健常者にできる事が
出来ない事もあるというだけ。
そういう方が困っている時に遭遇したら、その時の私にできる事なら手を貸してあげられたらいいと思っている。
できもしないのに親切ぶるのは、私ではない。

話がそれてしまったけど障害者の方の姿よりも、
今の私には杉田さんの姿に感じるものがあった・・・という事。
障害者の方も重い病の方も健常者も皆、同じ人間。
苦しみがあっても、それを口にするかしないか、他人でも身内でも理解できるか出来ないかは、一人一人違う人間だから色々なんだという事。

なんか、ちっとも まとまらなかったな。
こんなのUPして、申し訳ないですっ。( ̄д ̄;)




泣きっぱ - 2004年08月22日(日)

実をいうと、昨日の夜から泣きっぱなしである私。
一つは理由があって、後はもう訳が分からなくなってる。
それで眠れなくて朝になってしまってから寝たんだけど
昼頃、起きた時は泣きすぎが原因か頭痛はするし
顔は鏡見なくても、ぶっさいくなのが分かるほど瞼が腫れてる(死)
起きようと思っていたけど、頭痛薬飲んで横になってたら
又、寝てた(またしても死)
頭痛は治まってたけど、体が異常に重くて暫くは動けなかった。
瞼? ぼってり。てんこもり。
時間はもう、夕方を周り(どうしよっかなぁ。。。)なんて思ってた。

あっ!!


今日って「24時間TV」じゃん。(正確には昨日からね。笑)
この番組って、もう何年やってるんだろうか?
この番組については、いろんな噂を聞く。
私も本音を書いてしまえば、けっして好きな番組ではない。
理由は、ここで書くと批判の声を頂戴するかもしれないが
どこか、偽善な気がしてならないのだ。
本当に、あのお金全てが寄付金として役にたっているんだろうか?
あちこちで設置されてる募金箱も、本当に番組の為に使われてるのか?
何故ここまで、見事なまでに(笑)
ひねくれた考えを持ってしまったかというと・・・。
まぁ、もともとが ひねくれた人間なんだろうけど
数年前、とある仕事場で募金箱が設置されてて 
そこに入っている小銭をレジ金を合わせる為に、
店長自らが箱の中身から出していたのを何度か目撃したからである。
買い物で立ち寄った店でも、客である私の前で堂々と店員が
それらしき事をしていたのを見た。
これは、番組そのもののせいではないし
人としてのモラルの問題であると思うけれども、
どうも私は、それ以来番組を観ても疑問に思う事が出てくるようになってしまった。
ただ、そんな中でも障害者の方達の頑張りや手助け?を
芸能人の方々が手伝って、何かを成し遂げるとこや
番組名物のようなマラソンには、胸打たれる事はある。
「24時間TV」といっても、メインパーソナリティが24時間ずっと
起きて頑張っていると信じていた頃は、大変だなぁと思った事もある。
(これは後に、番組の裏側みたいなものを観た時に なんだ寝てるじゃんと
思ったけど)
そんな番組に対し、今年はマラソンランナーが気になった。
最近、バラエティーでだいぶ砕けたイメージを出している杉田かおるさん。
何故、この方が気になったかというと
彼女の昔出ていた番組を現役で観ていたのと
(小林聡美さんとかも出ていたあれです。分かるかな)
その後、彼女の波乱万丈な人生を手記で読んだ事があるから。
彼女の人生そのものを私が知る由もないけれど
手記で読んだ時は、かなりショックを受けたし
自分と重なったとこがあった。

走りきれるだろうか?


気になった。彼女が走る姿を見てみたかった。
走っている。運動にまるっきり縁が無いと言っていた人の走り。
日頃TVで観る、杉田さんではなかった。
何かに向かっている。そんな目をしていた。
その姿を観ただけで、私はまたしても泣いていた。
時折、歩く姿にゴールは番組中には無理か・・・と半ば諦めに似た気持ちで
私は観ていた。ところが。
彼女は違った。会場が近づくにつれ、スピードがぐんぐん上がるのである。
そして笑顔までも見せるのである。
強い。この人は強いと思った。
ラストスパートをかけた彼女は、何かを振り切ったような
一人の女性として、強さと優しさに溢れた顔で会場に戻った。
「人前で泣くのは、嫌い」とアナウンサーが杉田さんの言ったらしい言葉を
言う。その言葉の通り、彼女は泣かなかった。
込み上げるものを必死で笑顔に変えていた。
「一番、苦しかったとこはどこ?」という問いに
杉田さんは言った。

夜になって辺りが暗くなった時に走っていたら、
昔のどん底の時の事が次々浮かんできて恐かった


乗り越えたんだと感じた。
彼女は、きっと自分の中にある何かを乗り越えたんだって。
番組でかつて共演した方が言った。
「15歳の頃の邪気の無い顔になっている」と。
私の瞼は、おかげでまたてんこもりもりになり
これまたついでに、昨日からの理由ある事までも思い出し
哀れな顔となってしまった(本日3度目の死。笑)
でも・・・。
杉田かおるさんて女優さんに何か教えてもらったなって思う。
なんだか分からない。
ただ。できない事はあるかもしれないけど、やるだけやってみようよって
そんな事、画面の向こうから言ってもらったような
そんな気がした。
夢は必ず叶うとか、そんな確信もない言葉は私は信じない。
やってみても、損はないかもよ? そんなメッセを頂いた気がしたんだ。
昨日から湧き出てくる涙の理由も
私にとっては、これから先ずっと続く事になると思う。
良くても悪くても。
それも、なんていうか・・・。
はっきり書けないのが、もどかしいけど
(他言はしないと決めてるので)
その事で泣いても笑っても、
どう転ぶか分からない人生の一つとして
やっていくしかないと思う。
アイナンテイラナイこれだけは変わらない。
もらうほどの人間じゃない。
あげるほどの器もない。
そもそも意味が分かってない。学べなかった。
学ぼうとして学べる事じゃないから。
教科書や本に書いてあるような簡単な事じゃないと思うから。
人生を終える時に初めて気づく事かもしれない。
気づかないままかもしれない。
それでいいと思うことにしてる。
そして。
ここに「泣いた」と書く事は今夜限り無い。
どこにも残さない。そう決めた。




雷雨の明け方 - 2004年08月21日(土)


先日の雷雨の日。
ある人から、メールがきた。
6通に渡るメールを全文載せます。
間に入るのは私の返信。

 
1:雨は止んだらしいのに、チョー暇。◯◯ちゃんもぐだぐだしてんでしょ。運動してる? 俺はたまにストレッチしてるよ。昨日は社長に黒酢をもらったし。

私が働きたくても、体調悪くて働けない、そうなった理由も、元々そういう病持ってるのも知ってて どういうつもりで、こういうメールを書いてるの?

2:仕事がしたくてもできない人、仕事があって健康な人、そんな人いるの?

いるんじゃないですか?世の中には沢山

3:仕事したけりゃ、なんかしてるし、仕事してりゃ、自然にストレスたまるし。したくてできない、健康に仕事してるっちゅーのは。ごく一部の人達だよ。

4:仕事しなくてもどうにかなる人は仕事しなくてもいいんじゃないの。

5:俺は仕事して毎月、給料をもらわないと、生活できないから、仕事してるけどね。

何が言いたいの?国から援助受けてる人間は働かなくても済むからいいねとでも?

6:今日は、家で、のんびり(ぐだぐだ)してるんでしょ?ってことです。どっかからの援助なんかたかがしれてんでしょ。


真夜中に突然入った このメールで私は打ちのめされた。
「国からの援助」というのは、
私がある事情で援助金をもらっているからだ。
この人物は、私の病も病の原因も(ほぼ)知っている。
そして、この人物の職業はサービス業で
私の暮らす駅には以前は他にもあったが、つい最近まではこのての店は
他に無かった。・・・が最近、競合店ができ、店が急に暇になっていたらしい。
この人物に、私は以前、信頼をおいていた。
しかし、私の元いた職場の人達を平気で私に面と向かって
悪口を言ったり、ちょっとした事で私をとことん疑い、
それを自分の勝手な思い込みなのに、私をことごとく何度となく罵った。
そして、自分が悪いと気づくと手の平を返し、また私に付きまとった。
私は、この人物も ある意味、心に何か極端に偏ったものを持つ人だと思い
何度も話しをし、こういう事は言わないでほしい
しないでほしいと伝えてきた。
その都度、分かったと言われた。
しかし、勝手で一方的な過ちを謝罪された事は一度たりとてなかった。
この人物は今の私にとっては、
本当に話したくもない人といってもいいくらいの存在である。
何が、そうさせたか。
それは。私に限っては何を言われようと、我慢する事には慣れてるし
かまわないと思っていたのに、私を快くいつも迎えてくれた元職場の人達の事を
「私に」平気で悪口を言うからであった。
その人物は、何故か私の情報を顔を合わせなくなってからも知っていて、
バッタリ道ばたで会ってしまうと、
自分の知ってる情報を遠回しに私にお伺いを立ててきていた。
本当にイヤだった。
何故、この人に私は病の話をしてしまったんだろうと
自分で悔やんだ事もあった。
なんとか理解をしたいと当時は話していた人である。
その人物が、私の現状をどこからか聞きつけ 
自分が暇だからと仕事中にメールをしてきたのである。
暇だとかはいい。
でも・・・。
「ぐだぐだしてる」って何・・・?
確かに家で怠け者扱いされてる。
しかし、風邪でも寝てる事さえない。
病の薬さえ、まともに堂々と飲めない。
母とはもう、かれこれ一週間は会話してない。
突然 仕事を失い、弱い自分は一気に心身共に動けなくなった。
そんな状況は、どこから聞いたんだか知らないが
少なくとも、私の病や今までを知っていたら予想くらいつくのでは?
私の考えは甘いだろうか?

こんなメールで・・・。
短いメールを一気に6通も送信してきて。
健康に働いてる人なんているの? と私に問うのは何故?
現に、その人物こそがそうじゃないか。
ストレスの問題を言ってるんじゃない。
こんな人物の為に、打ちのめされる私も私だが
相手が、もっともっと繊細な方だったら 
この人物は恐らく人一人、この世から消していてもおかしくないんじゃないかと今、思う。
何を隠そう、この人物、人一人亡くなっても、
それがどんなに愛する人でも、お葬式には絶対出ないという人である。
事実その人が愛し、その人を心底愛し、可愛がった母親が亡くなった時も
溺愛する妹さんから泣いて頼まれても、お葬式には出なかったのである。

雷雨の日の私の出来事。






カタチ - 2004年08月19日(木)


なんだか、無償に笑ってない日々があって
そんなのもいっか・・・と思っていた今日この頃。

私の中での軽い決心みたいなものが固まりつつあって
それは何とは誰にもいえないし
その決心めいたものが、いつ事実になるか分からない。
およその時期が見えつつあるだけで。
何度も消したこの気持ちを
今んとこ、消すつもりはない。
いつの日か、それが本当にカタチになる時がきたら
それはそれで、私にとって生まれて初めて自分の意志で
自分を貫いたという結果になるだろう。

笑ってみた。
「はねるのトびら」って番組のDVDを観て。
単純に笑えた。
でも、どこかで(無理すんな)って自分が声をかけてた。

大事な手続きをするために行った区役所で
私より人生の先輩である年代の受付の女性に言われた。
「お若いですね」って。
「お体、気を付けて下さいね」って。
自慢でもなんでもなく、若いとかいう台詞は何度となく言われてきた。
その都度(気持ちは17歳で止まったままですが)と心の中で呟く。
若いってなんだろう? って言われるたび、思う。
私も女だから、嘘でも言われてイヤな言葉ではない。
でも、だからなんですか? と問いたくなる。
自分では全く、そんな末恐ろしい事、思ってもいないから。
たいていの女性は「若い」と言われたら、嬉しいのだと思うけど
私は、そういうの全然無い。
体に気を付けて・・・と言ってくれた意味は、
私が細いため体が丈夫に見えないそうだ。
まぁ、丈夫でなくなってしまった事は当たってるだけに
御礼は言っておいたけど。

泣くとか笑うとかって、人にとって、とても大切な事だと思う。
特に、笑うという事は周囲も和むもの。
そんな大切を失いつつある日々で、ちょっと お笑いDVDの力を借りて
頑張ってみたんだ。家族の好きな番組だし。
笑えたけど、正直しんどい。
家族の寝静まった時間が、一番楽に感じる。
母とは何日、顔を合わせないようにしてるだろう。
これは、お互いがしてる事で、明らかに私だけがしてる事ではないのが
ヒシヒシと伝わってくる。気配だけを戸の向こうに感じる日々。
バカみたいな日々。
家の中で、あっちにもこっちにもアンテナ張って
猛暑の中、外へ出て仕事を探す。
何やってんだろ・・・って、一日一度は溜め息が出る。
そして頭痛がして。

カタチになる日が来るのかどうか。
来ていいものなのかどうか。
分からない。
分からないまま時間が過ぎて、やがて答えが出るだろう。
恐れも何も無い。
投げ遣っているのでもない。
ロボットみたいな、機械的に動かされているような感覚。

PS.
発信を受けて下さって、ありがとう。
教えられていないものを教える術は無い私です。
答えは何もいらないし、ありません。受けてくださっただけでいいのです。






雷雨 + 追記 - 2004年08月18日(水)

雷雨に打たれて、あっというまに天へと昇りたいと思う。天国なんて信じちゃいないから、地獄だっていいんだ。この世界から消える事さえできれば。この残酷な世界から消える事さえ、できれば。激しい雷雨は今の自分。怒り、悲しみ、全てが この空に。やがて、雷雨は静まるに違いないけれど私の空が晴れる事は無い。

追記
おぼろげに思っていた事がある。
まだ少し先の話だが、明確になりつつある。
それまでは、日記を書き続けていくと思う。




オリンピック - 2004年08月15日(日)



やったーーー!!

金メダルだぁ☆


野村選手、おめでとうございます♪
谷選手も、本当におめでとうございます♪
谷選手の涙には、もらい泣き。

最近、家族が恒例のごとく高校野球に見入ってて
東京育ちのくせに、東北ガルビッシュ選手を応援してる。
確かに、しなやかな投手だし、よくに言うイケメンだし・・・。
でも、あんたは関東応援せんかいっ!って(^ ^;
私は、スポーツはルール知らないし、
自分で出来るのは水泳&ボーリング&バトミントン&キャッチボール(死)。
でも、見るのは大好き!
ルールなんか知らなくても、選手のひたむきさがいいっ☆

高校野球なんか、いい年して
(誰? 選手より精神年齢低いくせにっていったの。あたってるけどさ。ぷ。)
マジ泣きますよぅー!
なんかね、プロより、その時に全身全霊賭けてるのがいいっ!
どこが勝っても負けてもいいものはいい。

打ち込める何かがある事って
すてきですね・・・☆




タメイキ - 2004年08月12日(木)


ふと思い出した。
あの頃、手を引かれよくデパートに連れて行ってもらった。
姿が見えないと不安で、ただひたすら手を離せずにいた。

思えば、身を引き裂かれる思いで最愛の娘二人を手放し、
残った私に全て託して生きてきたんだろう。
私と彼女は+と-のように正反対の性格。
その二人が今、同じ屋根の下で
あの頃のように手を繋ぐなんて事は有り得ない。
昨日も今日も…
いつからか…もう何年も私は彼女に全てを否定されて生きてきた。
それでも歩み寄り思う事で何かが変わると淡い期待を捨て切れなかった。
相手を変える事は不可能といつしか気付き、なら、自分が変わらねばと。
嫌な事は、そのうち忘れるんだって思い詰めてても仕方ないんだって。

幻想だったな。

なんだかんだいっても、思っても他人ならまだしも、
同じ血が流れていて変わるわけがないんだ。

ひょっとして…
いつか…

なんて思ってた自分がバカみたいだ。
こんなはずじゃなかったって憤りを感じてたって、何も変わらないんだ。
バカみたい。
生まれた時から、あの人達と比べられて、
元々、望みを持つ事も夢をみる事も許されてはこなかった。
小さな子供の浅はかな考え。

今頃、気付くなんてバカみたい。
くだらないものに望みを託してた自分がバカみたい。

変わらないんだ。
二人の身代わりでしかなかったんだ。
生まれてきた事にありがとうと、感謝だけは無くしたくなかった。
繰り返す毎日。

東京大空襲、モデル、写真家、専業主婦、キャリアウーマン。
プライドの固まり。
一歩たりとも譲らない彼女をそれでも気の毒だと思い、
耳を傾けていかなければならないのが情けなくてバカみたい。

なんの為の人生か。

誰の為の人生か。

戻らないものは、もう戻らない。

・・・バカミタイ・・・

アイナンテ イラナイ





夏風邪 - 2004年08月08日(日)


たちの悪いと言われる夏風邪をひきました。

いやぁ〜バカは風邪ひかないって言いますけど
しっかり、ひくもんですね。(笑)
早めに対処したのと、運がいいのか悪いのか
今までのように仕事がある身ではないんで、寝てられるおかげで
なんとか悪化させずには済みそうです。

しかし。
こんな時でも、相変わらずの文句の嵐。
熱あっても、わんこの散歩に夜出なくてはならなかったりで
楽なようで楽でもなく複雑です。
わんこの散歩は、今までは仕事してたので
たいてい母がしてたんですけど、今は私の役割になってます。
家にいたらいたで、けっこう家の事するのは好きなんで
それはそれでいいんですけどね。
でも、こんな日々を続けているのも、ほんとやばいんで
内心、焦りはかなりあります。
この体が、もう少し強くなってくれたらなぁ。
風邪ひいたせいもあって、腹痛が激しいなんてもんじゃなく
食べたくても食べるのが恐いんですよ。
(体力維持不足にならない、ぎりぎり程度で頑張って食べてますけど)
ほんと、半端ない痛さだしトイレばかり行くし。
(汚い話で、すいません!汗)
頭痛もするしね。
なんでこんな弱っちい体になってしまったんだ。(_ _)

こんな生活送ってるせいですかね。
まぁ、風邪とかで熱出て寝ると必ずなんですが
ここ2〜3日、夢をみます。
いつものごとく、恐い夢。
今回のは、2連ちゃんで続きものになってまして。(笑)
何年か前の家族の姿と私がいて。
何やらタンスの引き出しで子猫を4匹くらい飼ってる夢から始まりました。
もう、それじたいがおかしいんですけど
2日目の見た時には、引き出し開けたら子猫がもう大人になってて
2匹は猫、1匹はモルモット、1匹はワニ。
なんちゅー夢なんだか。
ワニに気づかず(猫みたいにふわふわした毛があるんですよ)
その後ろ姿の動物を指で、むにっ・・・っと押したんですね。
私が。そしたら指をがぶっ!!っと噛まれるという惨事の夢で。
指の無い手をみて「わっ!!」っとなって起きたという、
なんとも言えない気分の夢でした。
出てきた動物が全て後ろ向きだった事、引き出しという狭いとこで飼っている(ほんと和タンスの引き出しだから小さいし、餌をあげたら又、引き出しを
閉めるという、あり得ない事してるんですよ)事などが
何か私の中にあるものと通じてるんでしょうねぇ・・・。
ふぅ〜。





月明かりの下 - 2004年08月03日(火)



大切なものが自分なりに幾つもあって
そのどれもが順序はつけられない。

月明かりの下で、にこやかに歩く夫婦らしき二人。
その後ろ姿は、どこにでもあって なんら不思議もない。
そんな後ろ姿を見ただけで、涙が込み上げた自分はなんだろう。

いつも自分に正直でありたかった。
たとえそれが間違っていたとしても、周り道かもしれなくても。
悲しみも切なさも乗り越えて、喜びを得る為に。
目の前に幾つ壁が出来ようとも。
一つ一つ増えつづける経験と思い出を
いらないと思いながらも抱きしめて歩けばいいと思っていた。
正直でいて、それが間違っていたら後で直せばいいと思っていた。
長い夜はいつだって眩しい程に明けてきたから。
答えは見つからなくても・・・。

自分に嘘ついて、人の言いなりになるよりも。
迷えば、この人ならと思う人に相談もした。
なんら血の繋がりもない他人ばかりだけど。
意見をもらって、その上で最終的に決めるのは自分。

毎日は思い通りにいくほど簡単じゃない。
迷いもとまどいも増えていく一方。
それでも、壁を壊しながら生きてきた。
荒れぶる感情も甘えも捨てて、自分なりに生きてきた。

そんな自分の今までに後悔は無い。

だけど。
そうやって生きてきて、いつしか我慢を覚えてた。
正直でいる事が全てじゃないと。
曲がった生き方だけはしたくなく、隠す事もしたくない。
こんな生き方をバカだと思う人もいる事は分かってる。
もっと要領よく肩の力抜いて生きられたらとも思う。
何度も、そう言われてきた。
そう・・・。
兄にも・・・。

「人生一度きり。誰の人生でも無い。◯◯の人生なんだよ。正直でいいじゃないか。
真っ直ぐに生きてる証だよ。それが、たとえ人に分かってもらえなくとも。
分かってもらう事だけが全てじゃない。自分がどうあるべきかなんだよ。」


信じて・・・信じて・・・。
自分を守るのは自分しかいないと幼い頃から思い続けた自分。
なんだったんだろう。
何故、こんなにも自分を貫いてバカ正直に生きてきたのか。
騙すより騙される方がいい。そんな事も言われてきた。

昨日に寄り添い、明日を描き、迷いながらも手探りで生きてきた。
でも・・・。
そんな思いは感じないようになってしまえばいいと思う。

弱いとこは見せたくない。
わずかに残る強がりな気持ちがそれを許さない。





レール - 2004年08月02日(月)



抵抗する事を止めていた。
何を言っても、何をしても認めない相手に。
我慢するのは慣れっこで、得意。
今日も又、そんな1日を終えるはずだった。

仕事をしないこと。
家族をあの人に心配かけないようにさせること。
家事一切を全てこなすこと。

きっとこれが、あの人の条件。
仕事はしてない。
家族の言い分をのみつつ、主張をさせつつ、あの人に心配かけさせないようにしてる・・・つもり。
家事一切、あの人の見てないとこでしている・・・つもり。

誰と比べている?
出来損ないの怠け者を誰といつまで、どこまで比べたら気がすむ?
何一つ、相手の言う事に耳を貸さないのは どっち?
何をしたら少しでも黙る?

「言わなきゃ、こっちが頭おかしくなる」
「言われるような事してるのは誰よ」

あなたの引いたレールに、私はまだ乗ってなければいけない?
あなたの子育ては間違っていたとは思わない?

全部、私が悪いんだ。そっか・・・。
貝のように口を閉ざし、何も反抗しないでいても
なんの効果も得られない。
だからって、言い返そうものなら逆切れして体調崩されるのがおち。
年老いた、あの人にそれができるほどの度胸は持ってない。

・・・だから・・・思ったんだ。
カウンセラーの言葉への疑問。
「お母様にも、もう少し待っていただいて まずはゆっくり・・・」
誰が伝える?
誰があの人を納得させられる?

逃げたい。逃げるというより、少しでいい。
ほんの少しでいいから楽になりたい。

誰にも届く事のない思いは封印するしかないんだ。
葬るしかないんだ。

分かってはいたんだけどな。そんな事は。
あの私をくるんでくれた場所が人がそんな事を忘れさせてくれてたようだ。
あの場所への確かな思いは消える事は無いけれど
未練たらしく引きずってもいられないことくらいは分かってる。
ただ・・・。
休む場所もない自分は、どこに行けばいいのかが分からない。
思いを葬り、あの人のレールの上を歩くしかないのか。
自分のレールを歩く事もできないで
この先、何が楽しいと思えるんだろう・・・。
何が幸せと感じるんだろう・・・。

家族が揃ってる事が、幸せとは限らない。
これが、いわゆる
「機能不全家族」(←これについては以前の日記を参照下さい。)

わからないよ。何もかも。
本当にわからない。




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