雨のち晴れ...scbellen engel
路上ライブ - 2002年08月31日(土)



少し離れた街まで出かけて
さんざん歩き回った後、何か聞こえてきた。

路上ライウ゛。

ギターを持ち、一人はハーモニカを口元に付け
歌っていた。
マイクなど もちろんなかった。
なのに、彼等の声は どこまでも響き
遙か遠くにいる人達にまで聞こえるくらい
のびのびとした透き通る声だった。

私は思わず立ち止まる。

彼等の何か惹きつける歌声。
聞いていきたいと思った。
周囲にはベンチなどなく、
彼等の前を素通りする人がほとんどだった。
そんな彼等から少し離れた壁際に二人の少女が
道に座り込み熱心に彼等の歌を聴いていた。

私は身内の一人とその場にいたのだけれど
どうしても聞きたくて「一曲だけ」と頼み込み
聞く事に決めた。
身内は、ふてくされてしまった。
でも私は諦めなかった。
そして、彼等から ほんの1メートルくらい離れた
場所に腰をおろしてしまった。
もちろん、身内は突っ立ったままだ。
腰をおろし彼等の声に聞き入る。
詩の内容は覚えていない。

壁際の少女達を見た。
一緒に歌っている・・・という事は
彼等はきっと いつも ここで歌っているんだろうと
私は確信し、一曲だけと言った手前
本当に一曲だけ聴いた後
思わず次の曲の準備をする彼等に近づいた。
そして「いつも、何曜日に歌ってるんですか?」
などと口にしていた。
「いつも土曜日に歌ってます!」
彼等は満面の笑みを浮かべ答えてくれた。

何故だろう?

人見知りの激しい私が
初めて会った彼等に突然近づき、話しかけたのだ。
今でも解らない。
彼等はインディーズデビューしてても
おかしくないくらい私を惹きつけた。
私は言った。

「頑張ってください。又、必ず聴きにきます」と。

彼等は又、満面の笑みを浮かべ
「ありがとうございます!是非、又聴いてやって下さい」と。

私は・・・
必ず又、行く。
そして、彼等の歌声に耳を傾け
心を洗われて帰ってきたい。
もちろん、今度は一人で・・・。





疲れたぁ - 2002年08月30日(金)



昨日も書いた通り、とある事情により
この3日間で、すごぉーーーーい疲労度満タン!
こればっかりは仕方ないんだけれどねぇ。

薬も寝る時以外は、自分で止めてます。
クリニックの予定もいれてません。
でも、睡眠薬はないと困るので
薬だけもらいに行こうかなぁ・・・。

はぁ〜・・・・。

音楽もあまり聴けなくなってしまったし
本も読めなくなってしまったし
テレビすら見れない。
うーーーーーーん。

今に体内爆弾が爆発するかも!?




とある事情 - 2002年08月29日(木)



とある事情により
日記の書き込みも、頻繁にできなくなりそうです。
やめはしませんが。
HPのほうも、年内にできるかも わからなくなりました。
少しでも楽しみに待っていてくださってる方が
いらっしゃったら、お詫びします。

生きている限り・・・

HP再開をしたいとは思っています。
でも、それがいつになるかが
本当に お約束できなくなりました。
ごめんなさい。

当初、再開しかけていたHPも
また、作りなおすか検討中でもあります。
唯一、みなさんと交流できる場でしたから。

しばらく、時間を下さい。

メールをいただけるぶんには
全く問題ありません。
必ず返信いたします。

いつも勝手ばかりいって
ごめんなさい。

みんなの幸せを願って。




今夜も語った - 2002年08月25日(日)



先日会った、怖い(笑)青年に誘いを受け
また、公園で語り合った。

彼は私より本当に年下でありながら
信念をもって生きている。
そして、私を叱り励まし互いにエールを送る形で
バイバイした。
来週、その彼の弟が上京してくるそうで
又、あわただしくなるようだが
私達は、プリクラを撮ろうと約束した。
双子に挟まれて撮るプリクラって、どんな感じかな?
ちょっと楽しみでもある。

私は、この青年に出会えた事は
一生忘れない。忘れたくない。
いずれ彼は故郷に戻り店を構えるだろう。
その時がきたら、私は必ず彼の店を訪ねてみたいと思っている。

たった何日か前に知り合った青年が
こんなにも私に影響を及ぼすとは
今でも信じられない。
でも、彼は確実に私に何かを与えてくれる。
今まで、いろんな人と出逢ったけれど
どの人も、どこか本音じゃないような
こちらに気を使いつつの言葉ばかりで
私は釈然としない思いばりが残っていた。
そして孤独を感じていた。
今でも、孤独は拭いされないし不安だし寂しさはある。
でも、何かが違うのだ。
その幾つもの孤独や不安と寂しさとともに
何かが動き初めている気がしてならない。

クリニックにいくよりも
誰に話すよりも
彼と話している自分は少なくとも仮面をかぶらずにいられる。
人見知りの激しい自分が
こんな、たった一人の青年との出会いによって
変化がうじるとは・・・。
青年の力強い信念が私の中に響き渡ったのだろうか?

青年に質問すると、なんでも真正面からきっぱりと
答えが返ってくる。
彼もそんな信念を持ったのは一年半くらい前だという。
それでも、彼は今、自分の目標に向かってまっしぐらに
走っている。
私には眩しすぎるくらいに。
私に真正面から、言葉を投げかけた たった一人の
若い青年。彼ならきっと自分の目標を達成できる日が
必ず来ると私は思う。

私は、青年の言葉の通り今「自分」を
自分にしなければならない。
青年との約束なのだ。
約束を果たせるかどうかに自信は全くない。

でも。

その約束がもし果たせたら
私は確実に変わるだろう。
今までの自分ではなく、これからの自分として。




揺るぎない決心 - 2002年08月24日(土)



今夜も一人、公園で考えた。
本を読んだ。

何も思いつかない。

ただひとつ・・・

揺るぎない決心ができた。
私は、いつか この生まれ育った街を捨て
私を誰も知らないとこに行く事を。
もちろん、居場所は誰にも知らせないだろう。
いや・・・その時になってみなければ解らないけれど
とりあえず残される家族には時折、連絡くらいはいれようかなとも思う。
そして、私にとって本当に信じられると思える人だけに。
でも、それは何年先になるか解らない。
そうなる前に私は この世にいないかもしれないし。

私は私のままでいたい。

クリニックも もう行かないかもしれない。
薬だけ もらいに行くかもしれない。

私は私の乾いた心に水一滴でいい。
与えてやりたのだ。
そして、そこに光が差すものならば
ちっちゃな虹がかかるようにしてやりたいのだ。

でも叶いもしない夢を
ただ戯言のように思ってるだけかもしれないという
自分も今はいる。

揺るぎない決心・・・とこれを言い切ってしまうのは
あまりにバカな事かもしれない。
それでも、今はそう思っていたいのだ。
生と死の間を彷徨う私として。
自らの足で、それがいつか達成できたならば
失う物も大きいもしれない。
それでも かまわない。
失う怖さは無いに等しい。
誰に、なんとなじられようと 万が一それができたなら
私にとっては本望なのだから。

そのためには・・・
今はとにかく働くしかない。
働いて働いて・・・
体なんかどうなったっていいのだ。
働いて働いて・・・
自分の為に犠牲者や巻き沿いになった人達の前から消えたいのだ。
どちらに転んでも
巻き沿いになった人達に私がいなくなる事で
安堵感が生まれるのなら、それでいい。
人の心を信じることは自分は(少なくとも今は)
できそうにない。
私がいなくなる事で心配する人もいるかもしれない。
でも、その人達も きっと時間と共に
私の存在を忘れてしまうだろう。

毎日毎日、自問自答して出した決心。
これは自分への復讐でもあるのだから。

生まれ育った この街から一歩たりとも出た事のない
自分への復讐・・・・。




忙しい日 - 2002年08月20日(火)



千葉に行った。
暑かった・・・。
うちから約、二時間。
遠いいよなぁ〜・・・。

それから地元の方に戻ってきて
クリニックに行った。
間に合わなくて、カウンセリングできなかつた。
別にいいんだけどね。
最近、投げやり。
薬もらって、そのへんで遊んでかえってきた。

本当は横浜に行く日だったのにね。

全く逆方向に行ってたよ。
横浜に行かれた皆さん、楽しめましたか?
        
      ・・・?
    
     (‐^▽^‐)にっこり

     そう! それは良かった!
いい夏の思いでになりましたね☆




見ることは無いと思ってた - 2002年08月19日(月)



昨年までの私は横浜の花火大会に毎年行ってた。
今年は、すっかり疲れ果て忘れてた。
二日間とも。
もう花火大会で、うきうきする事もないんだなって
思ってた。

ところが。

先週の金曜日、突然の誘いで多摩川の花火を
観に行く事になった。
あんなに、傍でおっきく見えた花火は初めて。
誘ってくれた、にゃ〜に本当に ありがとうを言いたい。

「にゃ〜」は
私のかつての仕事仲間で一度も二人で出かけた事なんてなかった。
私より、はるかに年下で本当に心優しい笑顔の可愛い子。
忘れた頃に、時々メールをくれる。
そして、彼女は この日記もほとんど読んでいるようだ。
私は彼女が本当に大好きで
なんの力になってあげた事もないけれど
彼女は、こんな私を慕ってくれる。
どこまで彼女が私の事を知っているか定かではないが
クリニック通いしてる事は知っている。
つい、この前までいた職場にも この子と一つ違い
(学年は一緒かもしれない)の仲良しの子がいる。
この二人は、私から見ると どこか似ていて
よけいな事は一切言わない。
私の戯言にも、耳を貸しかまってくれる。

話しは、ちょっとそれるが
今日読んだ本の一節に
「死にたいと言う人に対しなんていうか?」という
事が書かれていて、インタビューに答える子達は
「死なないでという」と言う子が過半数な中
一人だけ「何もいわない」という子がいた。
死なないでというのは、自分の願望を押しつけ
相手をかえって追いつめる気がするからと。
そのかわり、それらしい事を自分の前でにおわせた場合
とことん相手に付き合うという。
そして、相手も疲れはてた頃
「何、食べに行く?」と問いかけるという。
私はそれを読んで、涙がでそうになった。

そう。

上記に記した彼女達は、それに当てはまる子達なのだ。
決して無理な事は言わない。
無理に取り繕うわけでもない。
にゃ〜は私の日記を読んでいるようだが
もう一人の子は読んでいない。
でも、私の生い立ちや今の環境は話した事があるので
よくしっている。

話しを戻そう。
花火大会の日。
帰り道、人混みにまぎれ私達は はぐれそうになった。
その時だった。
にゃ〜が「はぐれないでね」と、そっと私の左手を
握ってくれたのだ。
その後、人混みを抜けても私達は手を繋いだままだった。
にゃ〜は、もともと人見知りもしないし
人なつっこい子なので、無意識にいつも友達とも
そうしているのだと思うが、私にとって その手のぬくもりが
どれだけ心ほぐしたか・・・。
彼女はまだ、20代になりたてのほやほやなのだ。
(にゃ〜、ばらしてごめんっ!笑)
そんな彼女に私は心を揺さぶられた。
彼女の家族は、とっても仲良しな家族で
私は本当に羨ましく思う。
どんな育ち方をしたのだろう?と聞いてみたくなってしまう。
いや、今度きいてみよっかな。
ご両親にも、是非お会いしてみたいものだ。
彼女が家族の話をする時の笑顔が又、私は好きで
癒される。もう一人の子にしてもそうだ。
職場にいた時はよく、その子に
「要、母面談求む!」なんて言ってたもの(笑)

にゃ〜へ。
本当に花火、きれいだったね!
私の大好きな あんぱんまんも写真に撮れてたよ(笑)
でも、うちらの顔はちょっと近すぎて
ボケてた・・・└(T_T;)┘
そんでもって・・・本当に誘ってくれて ありがとう。
私が生きてるかぎり、あの日の事は忘れない。

・・・・・・・・・・・・・*

私は今、自分と本気で戦い続けてる。
天使と悪魔が毎日、時間かまわず喧嘩し続けてる。
いつ悪魔が勝っても おかしくない。
天使はかなり弱っている。
悪魔が勝ってしまったら・・・。

・・・・・・・・・・・・・*

最後に。
明日、お会いする予定だった皆さんへ。
私は行きません。
チケットは手元に二枚残ったままだけど
誰かに譲る気もないし、かといって捨てる気もない。
これが今年、私が選んだ結果です。
行きたくてもチケットがとれなくて行けない方々には
大変、申し訳ないけれど これは私の中の問題で
ある決心でもあります。
皆さんとは、いつか お会いできる日が来るといいなとは
思っておりますが・・・解りません。
ある決心については
そのうち書けると思いますので
今は、このまま見過ごしてやって下さい。
いつまでも、彼等を愛し続けてあげて下さいね。




てきとうに - 2002年08月15日(木)



「もう いいや もう いいや」

ある曲の一節が耳の奥に響き渡る。

痛い心も捨てられず
愛を探し
時間だけが流れていって。

呆れるね。

誰にも届かない この叫び。
又、明日も叫び続けるのだろう。

適当にやればいい。
なんだって、今しかないから。
先の事なんて考えてる余裕なんないんだ。

諦めようか。

叫ぶ事も助けを求める事も。
逃げてるとしかいいようがないかもしれない。
でも、それが今の僕。

荊の道を歩くのは
もう たくさんなんだ!
あいにく僕は そんな道を歩く力が
もう無いんだよ。

たとえば今、誰かに殺されても
かまいやしない。
いっそのことそうしてほしいとさえ
思っているんだ。




ベストセラー - 2002年08月14日(水)



最近の私は本の虫。
幼い頃から本は好きだった。
図書館も よく行ったなぁ。
絵本も読むし、マンガも読むし、推理小説以外は
たいていのジャンルを読む。
推理小説は苦手。
買った事も借りた事もない。
登場人物覚えていくだけでも大変だから(笑)

一番よく読むのはノンヒィクションもの。
その時の自分と重なるものを選んでる。

今日は「命」という本を読み終えた。
少し前にベストセラーになり
今も続刊が出ている。
ベストセラーになった当時、私は手にとってはみたが
読む気にはなれなかった。
あまり興味がなかった。
でも、今度この本が映画化されるという。
そんなに人を惹きつける本なのだろうか?
私は近くの古本やで現在でているシリーズ三冊を買った。

まずは一冊めの「命」を読み終えてみて。

んーーーーーーー。

正直、少し私には難しかった。
同じところを何度か読み返したりしたし。
なんというのだろう。
女性として著者に共感を覚えるてんは
幾つかあった。そして、全てをここまでさらけ出す著者が
「書かずにはいられない」と文中語るところも
解る気がした。
ただ・・・私にとっては、たぶん内容があまりにも
濃すぎて悲鳴のようにしか聞こえず
そういったてんでは難しかった。
だから、映画化され それを見た時、初めて内容が
しっかりと解るような気もする。

だいたい、私はベストセラー本というのは
あまり読まないほうなのだ。
昔、真っ赤一色な表紙と緑一色の表紙が上下巻として
発売されマスコミでもとりあげられ
絶賛されていた本があった。
私は内容よりも、そのクリスマスカラーの二冊の本が
なんとなく気になって、しかもベストセラーだと思って
買って読んだ事がある。
しかし・・・。
私個人の気持ちとしては
なぜ、あれほどまでに絶賛されていたかが
読み終えても解らなかった。
読み終えるまでに、途中飽きたりして何日かかって
読み終えたかしれない。
それから、私はベストセラーというものには
簡単に手をださなくなった。
本とは人それぞれの好みがあるから
一人が「いい」といっても、一人は「だめ」と
感じるものだと思う。だいたいベストセラーになった本を
本やさんはたいてい、山積みにしているものだが
私はいつもパラパラとページをめくってみて
あ、だめ・・・と思うものが多い。
逆に私は評論家でもなんでもないけれど
自分の目で選んだ本が後にベストセラーになった本は
何冊かある。ふしぎなものだ。

ノンフィクションものなんかで
これいいよ! なんて思うのを読んだ事がある方
ぜひ、教えてくださいな! (^ー^)





一昨日の青年の言葉 - 2002年08月12日(月)


一昨日会った青年の言葉が
頭の中で何度もこだましてた。
「若いから」そうかんがえられるとかではなく
「若くなくても気持ちの持ちよう」と青年は言った。
実際、私は年相応に見られた事が未だかつてなく
幾つに見えるか聞いたら
やはり、かなり青年に近い年齢に見られていた。
私は言った。
「事情あって精神年齢は17くらいで止まってるから」と。
青年は言う。
「なら、なおさら これからやん!
見た目だって若く見えてるし精神年齢俺よか低いなら
 なおさら、これからなんだってできるやろ?」と。
今まで、こんな言葉を言われた事はなかった。
力強い言葉だった。
左腕の包帯も、すぐにみやぶられ
最初に聞かれた時「火傷」と、ごまかしたが
話していくうちに又「やったんやろ?」と言われた。
私はなぜか「うん」と答えていた。
「見してみ」と言われ包帯をほどいた その腕を
青年は、まじまじと見つめた。
「これは剃刀か。これは・・・煙草やったんか?見て見て!」
青年の左腕にも二個、煙草の後があった。
中学の時に若気の至りってやつやなと笑って見せた。
青年は包帯なんてしないほうがいいと私の手から
包帯を取り、遠くに投げた。
煙草でやったとこが、まだ二カ所、治りきってないので
薬が塗ってあって その為にしてあったのだが
妙に青年の言葉には真正面からぶつかってくるわりには
私の中にあった(くすぶり)を散らしてくれるようだった。
その証拠に、それ以来 包帯をしていない。
むろん、まだ赤みをおびていて
「いかにも」といった箇所もあるので今日なんかは
外に出る際、リストバンドをしていたが。

(だって、青年は南国育ちだから真っ黒で
 その痕がめだたないんだもん。私はまっちろけなもんで
 目立つのだよ。(´ー`) )

たとえ、もう二度と会う事はなくても
青年との二時間あまりの会話は
私に大きなものを心に残した。
リストバンドもしなくていられるようになったら
私は、その時こそ何かが変われると思っている。




たくましく - 2002年08月10日(土)


本来、私は猫が苦手。
見たり撫でたりするのは平気だけれど
飼うとなると・・・気まぐれだし あのザラッとした舌で
なめられるのがだめ。
盛りのついた時の鳴き声とか・・・。

そんな私が一昨日の晩、公園の滑り台で寝ころんで本を読んでいると
一匹の子猫が近づいてきた。
ちょっと撫でてみようとしたけれど
警戒心が強いから、すぐにどこかに行ってしまった。
ところがである。
今日はベンチで本を読んでいた。
そこに、その時の子猫が現れた。
私は、ちょっと「にゃぁ」なんて言ってみたら
その子は私の膝の上に乗ってきたのである。

     w(°o°)w おおっ!!

びっくりしたなんてもんじゃない。
しかも、すごく甘えてくるのだ。
猫の事はよくわからないが、生後4ヶ月くらいだろうか?
風邪をひいてるみたいで鼻をくしゅくしゅ鳴らしてた。
私が話しかけたり撫でたりしても
いっこうに行く気配もなく安心しきって眠ってしまった。
可愛かった。
でも、うちには犬がいるし その世話だけでも
もう大変なんてもんじゃないので
家では絶対飼う事はできない。
かといって・・・。
30分くらい動けずにいて、でも私も帰らなければ
ならなかったから、その子を抱いて公園を半周くらいした。
そして、それまで鳴かなかった子がミーミーかすれるような声で
鳴きだした。親を捜しているんだろうなぁ・・・なんて
勝手な想像をしながら、話しかけ続け歩いた。
おっきな凶暴的な猫がけっこういる公園なので
そこらに震えるこの子を置いてはいけない。
さて、どうしよう。
その公園は動物広場やポニー牧場なるものがあるところなので
捨てるような気持ちになって、すごく悲しかったし
でも少しでも安全なとこに置いていってあげたかった私は
小動物広場の柵の中にその子をそっと入れてきた。
私が捨てたのでもないけれど、本当に可哀相で
しばらく その子から見えない場所から見ていた。
園内の隅っこで、その子は座ってじっとしていた。
時々、親を呼ぶような声でミーミー鳴きながら・・・。
私は(ごめんね)と何度も心の中で謝った。
そして雄猫だったので(たくましく強い子になるんだよ)と
願って、後髪をひっぱられる思いで その場を後にした。
猫の方から私に寄ってくるなんて。
何年か前、私は猫は二度と飼えないと思った事があったので
それ以来、猫には近づかない事にしていたんだ。
そんな私に寄ってきてくれて、眠ってくれて。
この気持ちは忘れたくない・・・。


昨日は昨日で、本をよんでいたら
今風の・・・なんていうんでしょ?
渋谷あたりに、たくさんいるような ちょっと
見た目怖い系の青年が近づいてきて驚いた。
話し相手になってほしいとの事だった。
私は警戒しながらも少し話しをしてみることにした。
青年は22歳で宮崎から上京して3年になるという。
自分の店を持つのが夢で修行したくて出てきたという。
今は無国籍料理の店で働いてるとの事で
色々はなしていくうちに、22歳にして
とてつもなく自分をしっかり持ってる青年だと感心した。
おかしかったのが、いつのまにか
私の話になり、お説教されてた事。(笑)
でも、確かに青年のいう事はあたっているのだ。
見透かされてるとでもいうのだろうか?
休日も仕事の事ばかり考えていて
いろんな料理の勉強がしたいという。
上京する前には調理師免許もとっていたという。
私の22歳の時・・・
情けなくて書けたものじゃない。
本当に、そんなたわいもない会話をして青年とは
別れたが、私にとっては何か とてつもなく大きな
出会いだった気がする。宮崎弁で話すから「やろ?」
なんて調子で話すんだけど、中身はとても濃かった気がしてる。
少し勇気をもらった気もした。
たくましい青年だなと思った。


子猫も青年も、たくましく・・・
強く・・・大人になってほしいと願わずにはいられない
夜の出来事でした。




薬漬けの日々 - 2002年08月08日(木)


夏風邪とかクーラー病とか
かかっていませんか?


最近の私。

クリニックの薬、一日8錠。
喉を痛めての薬、一日6錠。
◯痢になっての薬、一日3包と3錠。
今日それプラス、頭痛(市販)薬、2錠づつを3回。

風邪をひいているわけではないです。
喉も正常だけど本人にとっては痛い。
◯痢も食べ過ぎたわけでも生物を食べたわけでもない。
頭痛も、ずっとなかったのに今日は
薬なんて飲んだのかってくらい効かない。

喉はだいぶ楽になってきた。
◯痢は、かれこれ5日間くらい続いたけど
なんとか収まってきた。
しかし。
頭痛が・・・。
どれもこれも皆、症状としては辛いけれど
頭痛の場合、私は吐き気に変わるからだめ。
早めに薬を飲んでも、今日は全く効かなかった。
クリニックに行く前の症状と一緒だ。
やばい。
何かが又、私を襲ってる。
つぎのクリニックまでは2週間先。
この間、収まらなかったら確実に何かに犯されている。

私の中に、かろうじていたであろう
天使の首を悪魔が絞めようとしている。

やばい。
やばい。
やばい。




鬱々・・・ - 2002年08月06日(火)


 抜けきれなくなってしまってる。

 いろんな思いが常に心にあり
 日に日に それは風船のように
 又 ふくらみ始めている。

 今の私の脳は一体どうなっているんだろう?

 家族の事を第一に考え
 第二に仕事の事を考え・・・
 第三に・・・

 そんな私は決して、いい状態ではないと自覚してる。
 家にいると家族の手前、イヤでも笑顔でいなければならない。
 アイドルでもあるまいし
 仕事でもあるまいし
 そんな日常を送るのは今の私には苦痛以外の
 何ものでもないのだ。
 
 動物の世話をし、心和むかと思えば
 世話のかかるやつで。
 
 誰のせいでもなく
 これら全てが自分のせいだから仕方ないのだけれど。
 家とは本来、くつろげる場ではないのだろうか?
 もちろん私のように苦痛を覚えている人もいるだろう。
 
 私独りいなくなったところで
 何も変わらないと以前にも書いた。
 一度は持ち直したが
 それは又、私の中で確実に大きくなっている。
 家族はショックを受けるだろう。
 でも、その家族以外に誰がそれを思うか・・・。
 そして。
 家族さえも気づかない場所を選べば
 何日もの間、誰にも気付かれずに済むのだ。
 そのうち、解剖が始まり いずれは解るだろうという程度で。
 

 今夜は星空や揺れる木々を見て
 そればかりを考えていた。
 
 医者に治せるものではない。
 医者にできる事は、せいぜい薬を飲ませ
 最悪、入院をさせ監視する事くらいだ。
 監視されてたって、その気になれば
 どんな方法だってある事は あらゆる本を読んで知っている。
 
 自分の事を考え涙も出なくなった私は
 今、ある意味 冷静といえるだろう。
 極限に達してしまってるとも言えるだろう。
 
 世の中には、いろんな苦難を乗り越え
 生きる人々がいる事くらいは百も承知。
 でも、そんな事が今までなら「何か」を感じ
 自分と照らし合わせる事ができたのに
 今の私は、無関心だ。
 あぁ・・・またか。その程度だ。
 冷酷。
 気づいたら千葉にいただの渋谷にいただの
 おかしな行動ばかりとる自分にいい加減、嫌気がさす。
 眠れば治るというものではない。
 又、陽が上ってしまったか・・・と思うのだ。
 
 アルコールも飲めなくなったと
 先日 書いた。
 きっと飲めないのではないのだ。
 飲んだら何をしでかすか解らないから
 手をださないようにしてるのだ。
 まだ自制心が残ってるてんは、ありがたい。
 でも、今夜はかなりぐらついた。
 深夜のコンビニでアルコール売り場の前をうろうろしていた。
 自分に復讐する方法は・・・
 いくらでも私は知っている。

 だからといって、誰も頼ろうとも思わない。
 頼れば巻き込むだけだから。
 
 私の胸の内は、巨大なモンスターが
 今にも暴れだしそうになっている。




夏休み - 2002年08月05日(月)


今日も暑かったね〜

          ヾ(´▽`;)ゝ フゥ・・・

夏休み皆さんは、もうとりましたか?
どこかに行きましたか?

今日の私はクリニックの日でした。
カウンセリングで・・・
今、まだ誰にもうち明けて無いことを話してきました。
カウンセラーは、私の思いも そして相手の人も
それは よく解ってくださってると思いますよと
言ってました。
(・・・だといいんだけど。)
これが正直な私の感想です。

仕事の話もしました。
何をしたらいいか解らないと。
選んでる場合ではないのだけれど
でも、カウンセラーも先生も焦ってはいけないと言います。
今の私は、やっと体だけでも
少し解放された状態にあるのだからと。
私もそれは感じてるけれど
どうしていいか解らない。

何もかもが不安。

夜中の公園だけが私を優しく迎えてくれてる気がする。
眠りに落としてくれたり
暗闇が昼間の眩しさを隠し、私を包む。
はたから見たら、危ないかもしれない(笑)
だってね〜。
夜中の公園で寝るなら家で寝なさいって感じでしょ?
でも、家は私を受け入れません。
いや・・・私が家を拒否しているといったほうが
正確でしょう。
夜中の公園には、愛を育ててる人達や
やんちゃな青年達
ホームレス・・・
いろんな人がいます。
今でも全くなくなったといえば嘘ですが
やんちゃな青年達をみてもホームレスを見ても
「怖い」と思わなくなり
愛を語り続けてる人達を見ても
「いいな」と思わなくなりました。
本当の意味で
独りに慣れつつあるのかもしれません。
家族という暖かさ。
恋人という暖かさ。
友達という暖かさ。
それら全てを否定し始めてる気がします。
血のつながりがあっても
他人でも
結局、人は一人です。

誰にも心がひらけなくなりそうですと
カウンセラーにも言いました。
複雑な思いと毎日戦ってますと。
そして、答えなんてみつかるわけもなく
時間だけが過ぎていく。
でも、カウンセラーはいいます。
私は少しづつですが良い方向に向かっていると。
話し方にまとまりが出てきたそうです。
自分じゃ何もわかりませんけどね。
たぶん、先日の泥酔事件以来 怖くて お酒を飲んでない
せいじゃないでしょうかねぇ・・・・?(笑)
そのまま飲まない方がいいかもしれないと
言われましたが、解りませんよぉーーー!
私の事だから。
気が付いたら渋谷にいただの
千葉方面にいただのって事が最近増えてきてるんで。
自分の脳がどうなってるのかが
全くつかめないもの。
今までだったら、可愛いものが好きだったりたのが
全く逆になってたり。
でも、とてつもなく子どものようになってる
自分がいたり。
現実逃避ですかね?

私の夏休みは、いつまで続くのでしょうか・・・・。




人として - 2002年08月04日(日)


世界に一人しかいない自分。

自分と似たような人は、何人かいるかもしれない。
そんな、この世にたった一人の自分を
どう愛したらいいのだろう?

人は愛する事を幼い頃に教えてもらわないと
大人になって愛する事ができないという。
愛すること。
たくさんの愛に囲まれて
精一杯生きてきた人は
きっと、たくさんの愛を持ち
たくさんの人を愛する事ができるだろう。
私もそんな一人だと思ってた。
でも、どこかで歯車がはずれて
何かが狂い、自分すら愛せない人になってしまった。

人は一人では生きられない。

そう・・・。

だから今の自分もいるんだと思う。
助けてもらい、生きてきたんだと思う。
なのに、今の自分は何かが違う。
欠けている。
愛し方を知らない。
甘え方を知らない。

人として一番 大切なものを
落として歩いて来てしまった気がする。

唯一、甘えられるかもしれない従兄弟にさえも
まだまだ私は全てを見せられない。
私の本当にくだらない電話にも出てくれ
優しく語りかけてくれる。
そして そんな私の身勝手な電話に対し
兄は必ず最後に「ありがとう」という。
なぜ?
なぜ ありがとうなんて言えるんだろう?
仕事で忙しいのを承知の上で時間かまわず
電話してまう私に なぜ「ありがとう」なのだろう?
私は・・・
まだまだ兄のいう ありがとうが理解できない。
そして、そんな兄に全てを見せられないでいる。

苦しい。
寂しい。
痛い。
切ない。

人として・・・
いつになったら、私は自分を愛する事ができるだろう?
いつになったら、他人を愛する事ができるだろう?
たった一人しかいない自分なのに
なぜ、好きなように生きてこられなかったんだろう。




ほんとに - 2002年08月03日(土)


人生とは思うようにいかないもので。

・・・なんて堅苦しい書き始めだけど
つくづく そう思っている毎日なの。

このままでは、だめになるのが
目に見えて解っているのに何もできなくて。

同じとこでいったりきたりしてて。

そんな私にとって「音楽」は本当に体の一部になってて
切り離せなくなってます。
以前、きいてたようなのは今 ほとんど聞いてないなぁ。
こんなのもきくんだぁ・・・って思われるようなのも
聴くしね。(^^*)

音楽が自分の耳に流れていない時は
寝てる時くらいかもしれない。
それでも、聴きながら眠る事もあるし。
歌いにいっちゃったりもするし(笑)
未だに例のアーティストのは全く聴けませんが
もう、それでいいと思ってる。
いろんな音楽を吸収したい。
例のアーティストを通して、お友達になっていただいた
方達にはもうしわけないけれど
たぶん、これからも私は聴く気になれないかもしれない。
でも、突然聴ける時がくるかもしれない。
いろんな事が詰まりすぎてるから
聴いて泣きたくないんだ。
だから、関連HPも全く見てない。ごめんね。
そうしてるうちに忘れてもらってもかまわないし。
自分で毎日、気分がふわふわしてて
上下が激しくて、きっと一緒にいたら疲れちゃうから。

今日ね、ふらふら〜っとゲーセン入って
約1メートルちかくあるスヌーピーの
抱き枕とってきた!
ちょーーーーいいよ。
今日から この子と一緒に眠ります♪




片付けなくては - 2002年08月02日(金)


暑さのせいだろうか?
昨日の3本の傷は、たいして深くもないのに
大量の暖かいものが流れ出た。

でも。

もう「これ」をする事はないかもな・・・
そんな気が今日したんだ。
わからないよ。
断言はできない。
でも、今はそう感じてる。

昨日、電車の中で上腕に私と同じ傷をつけた女性に出会った。
その女性は隠そうともせず、
いや・・・隠せる位置でもないのだけど。
たくさんの、私よりたくさんの傷を持っていた。
その人を見て・・・自分の中で何か痛みが少しだけ
走った。ここのとこ、何も感じなくなっていた自分にとって
めずらしい感情。
その女性に出会った事で「もうしないだろう」と
思ったのではない。それは又、全く別の事。
ピアスにしてもタトゥーにしても
自らの体に傷をつける行為は
いわゆるリストカットと変わらない事だと
最近、本で読んだ。確かにそうかもな・・・。
かっこいいとか、そんな単純な思いの裏側に本人達が
気づいていないだけであって
リストカットだけが死を意識する者だけがする行為のように
思われている気がする。
でも、自らの体験からも思ったけれど
リストができないと思った時に
ピアスの数を増やした気もある。
そんな行動がたくさんの輪を広げ
今の私はたぶん、通常の人がかんがえられない事ばかり
している。人の心配なんていらない。
同情もいらない。おせっかいはいらない。
そんな事ばかり考えているから。

冷静な時に見る自分の部屋。
なんてこった!
汚いなんてもんじゃない。
さすがに、ゴミとかはないけれど
ちらかり放題もいいところ。
片づけなくては・・・と毎日思って、一日が終わる。
ビデオ一本まともに見てられないで
すぐ眠ってしまう自分に呆れる。
こんな呆れるほどの自分と どう向き合っていくきなんだろう?
やりたいことは山ほどある。
でも、それすらもままならず眠りに落ちてしまう。
気づけば夕方。
仕事も探さなくてはいけないのに
行動が全く伴わない。

何から手をつけていいやら
何から片づけなくてはいけないのか
全く わからない。

家をでたい・・・。




選択の時 - 2002年08月01日(木)


おっちゃん(ごめん!)に電話してしまった。
どうしても決心がつかなかった。

人間のエゴ。

おっちゃんは、当たり前のように
言葉を発した。
いわれる事は解っていた。
でも、苦しかった。
たたでさえ、限界の自分に
あらたなる選択の時・・・。

おっちゃんのいうようにしようと
半ば思いながら電話を切る。
そして私は大嫌いな人混みを何時間歩き回ったろう。
気がつけば夜中の1:30AMになっていた。
終電のがす。
選択肢の決定が得られないまま
タクシー乗り場に向かう。
どっかのおやじに「一人?飲みに行かない?」と声をかけられる。
ばぁーか。
おまえなんかと行くもんか!
顔洗って出直してこいっ!
タクシーに乗り込み、地元まで。
運転手さんは気さくな方だった。
ありがとう。
地元について、ちゃりんこの鍵はずしてたら
ふと後に人の気配。
「帰るの? 飲みに行こうよ。」
またかよ!
もう遅いからって言ったら、そいつ
いきなり唇とんがらせて私の方に迫ってきた。
ばかやろーーーーーー!!
勘弁してくださいよぉ〜って、とんと肩押してやったら
おとなしく帰っていったけどさ。
いっきに帰る気なくなって。
また一人カラオケ。
・・・したら、そこの店長にも(その人はいい人だよ)
のみに行きましょうよと誘われた。
こないだも言われたんだよなぁ。
「何? それナンパ?(笑)」っていったら
「そう、立派なナンパ!」だって。
アホかぁ〜。
客ナンパして、どうすんだよ。
まったねぇ〜♪って店を後に。
4:00AM。

そして私の頭はさえきったまま
選択の答えを出さなければならなかった。

泣いた・・・。
お守り握りしめて泣いた。
一睡もしないで、そこから少し離れた場所にいた。
辛すぎた。
どちらを選んでも今の私には辛すぎた。
バカだから。アホだから。


陽は登りきっている。暑い。
もうろうとして歩き
気づいたらコンビニに入り剃刀を買っていた。
そして3本の傷と共に帰宅・・・。
おやすみなさい。




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