2003年02月10日(月)


グループワーク最終日である。
夕べは近所の笑笑で少し飲み、という、だいぶ親しくなってきた頃のお別れである。

東大君は、2ちゃんねらー。
慶応君は、例えて言うなら、フラッシュ駆使したすごく凝ってるHPなんだけど、何処にコンテンツがあるのか、で何を主題にしたHPなのかよくわからない、みたいな人。
慶応ちゃんは、明るくて誰にでも話しかけちゃえる子。
早大君は、経済感覚が早大って感じの普通の子。
学習院ちゃんは、上品で性格よくて大人しい女の子。
東京理科大君は、もっと前へ出たいと願って止まない普通の子。
上智君は、あだ名をクリボーと命名された面白い子。
同志社君は、主にボケる方の楽しい子。
大阪大君は、賢くてツッコミ出来て落ち着いた子。

なんかすっごく楽しかった!
就活って楽しいなぁ!
最後の晩餐は、田町のとあるパスタ屋さんでランチをとった。
110gぐらいしかないかと思われるパスタだったが、
学習院の子が残していた。
僕は食べたいのを我慢した。
本当は足りなかったのだ。

それから僕は群馬へ帰った。
お互いメアドを知っているので連絡を取り合おうと思う。
HPにも遊びに行こうと思う。
そして、僕の就活はまだまだ甘いのだと認識でき、
これからはがんがん行かねばならぬという強迫観念も生まれた。

就活頑張るぞ!!



2003年02月08日(土)


わくわくどきどき、就活上初めてのグループワークの日である。
行くところはNEC。あの大企業、NEC本社である。
こないだはマイクロソフトの講演会で、今度はNECのSBアカデミーコースだ。
別に大企業に入ることに確執しているわけではない。
夢を見たいのだ。

ということでSB(ソリューションビジネス)アカデミー3日間連ちゃんに参加です。
800字の志望動機を書き、10倍あまりの倍率の中、僕は勝ち組になったわけです。
人事の方は、「全員のを読んで選出した」とおっしゃっていたが、
何を基準に選んでいるのかまったくわからない。
ご主人様(小説家志望)いわく、「俺だったら落とすね!」の文章なんだからな。
きっと運を使ったのだと一人合点し、僕は威風堂々と本社の自動ドアをくぐった。

僕のグループは8班。
面子は、東大、慶応、早大、学習院、上智、東京理科大、同志社、大阪大、…。
自己紹介で氏名と学校名を名乗る常識にたじたじだった。
ここには二流〜三流(いや4流も)の大学生はいないのか。
田舎の公立校という貧乏極まりない学生はいないのか。

隣の席に座った学習院の女の子が、名簿を見ながら僕に話しかけてきた。
「この方はなんて読むんでしょうか」
あなたはなんて言葉遣いなんでしょうか。(T_T)
彼女の趣味は華道だそうで、まぁなんとオーラの違うこと。
しかも俗世を知らぬものだからいい子だったらありゃしない。
ボカある意味悲しかったね。

そうして話し合いは進み、夕飯の時刻になった。
NECは立食パーティーを用意していた!
しかし量は少なかった…。

ご主人様宅へ帰宅。
その間、ご主人様は、群馬の僕んちで2号と留守番をしていた。
ご主人様の家はドアのある独房のようで、僕は限りなく寂しかった。
おまけにPCは変な音がするし、足の踏み場は全くないし、ベッドもなかった。
よく眠れなかった。



2003年02月04日(火)


僕とご主人様との共通点は、猫好きという点である。
そしてその点以外にない。
もしも2号さんがウチからいなくなれば、僕らの間には会話もなくなるだろう。
だから子供たちや2号さんやエンガワは、僕らにとって唯一無二の方々なのである。

僕は、もしご主人様のような男がサークルにいたら絶対に話しかけないだろう、と言う。
ご主人様は、もしお前みたいなバカと普通に会ったら絶対関わりあいたくない、と言う。
ご主人様が「そーだよ」と頷けば、僕は「ちゃうわボケ」と否定する。
ご主人様が「待てって」と制すれば、僕は「逝け逝け逝け」と急かす。
ご主人様が「じゃあね」と挨拶すれば、僕は「ねぇねぇ」と喋りかける。
つまり嫌いなのである、お互いに。

そんな僕らが何故こうして共にいるのか。
と言うよりむしろ、何故こんな輩のそばに僕がいるのだろうか。

答えは失望しているからだ。

ご主人様は、僕に対して失望しているのである。
僕がどんな罵言を吐こうと、どんな悪態をつこうと、どんな悪行をしようと、
すでに失望しているご主人様にとって、それに反応することはありえない。
ご主人様は僕のすべてを知り通し、そして失望した。
いやそれは絶望に近いかもしれない。
実は僕も、ここまで他人に失望感を与えることが出来たのにはある意味感動なのだ。
何を言ってもご主人様が僕に興味をもつことはない、という安心感があるため、
「ご主人様大好きぃー♪」とか「ご主人様(´Д`;ハァハァ」とか言えるのだ。
昼夜問わず電話をかけて八つ当たりも出来るのだ。

今年ご主人様は卒業(微妙な見込み)し、僕らは寝食を共にすることになろう。
果たしていつまでその仲が続くのだろうか。



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