出向コージ苑

2006年01月19日(木) バカボン

頭を使わずに読める本、
名づけて「バカボン」。
アクセントは「カ」のところ。

冬休みに入って少し時間がとれたので、
久しぶりに一日中本を読もうと思った。
こういう時の本は小難しいものではなく、
勢いにまかせて読めるもの。

吉野朔実
『お父さんは時代劇小説が大好き』角川文庫
『お母さんは「赤毛のアン」が大好き』角川文庫
『こんな映画が、』PARCO出版

三浦しをん
『しをんのしおり』新潮文庫

池波正太郎
『剣客商売 一〜三』 新潮文庫
『剣客商売 庖丁ごよみ』新潮文庫

今日はこれだけ。
しかし吉野朔実の三冊は、
読むと新たな本なりDVDなりを注文したくなるという、
魔物のような本である。

この後、池澤夏樹のエッセイと短編集、
伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』と続く。

ああ、

幸せ。



2006年01月06日(金) 親の愛

遅ればせながら、
あけましておめでとうございます。
今年も細々と書いてまいりますので、
どうぞよろしくお願いします。

今年から夫と結婚後初の同居を始めます。
冬休みは引越しに消えます。
日本に帰れないよやっほう!(おのれ夫め)

というわけで、年末年始には
両親から複数の小包が届きました。
お正月グッズやら本やら入っておりました。
ありがたいことです。

中でも両親セレクトの文庫本は、
毎回楽しみにしているものの一つです。
コージ苑がアマゾン破産しないで済んでいるのも
これがあるからです。
ありがたいことです。

今回のそれは
司馬遼太郎と山本周五郎と
山本一力と山本周五郎と

…って全部時代劇やん!!

一冊だけ、五木寛之がありましたが、
『養生の秘訣』って、
これもまた、何と言うかわびしさを誘うというか。

この場合の、親の愛情のベクトルには二つの可能性が。

A あの子は最近体調が優れないようだ。
  調子が悪いと、日本が恋しくなるに違いない。
  よし、「健康本」と「時代劇小説」を送ろう。

B あの子ももう○歳だ。
  よし、「健康本」と「時代劇小説」を送ろう。


頼むからAであって欲しい。


 < これまで  もくじ  これから >


コージ苑