幸福と 科学   ...ごとうみちこ

 

 

本屋 - 2004年08月31日(火)


先日の話。

弱っている時に本屋なぞ行ったのがまずかった。

背や表紙を見て興味をそそられるもの、
おもしろそうなもの、
美しいもの、

を次々と手に取るうちにはたと気がついた。

私が何かをしようと思わなくっても、
世の中にはこんなに面白いものが
たくさんあるじゃないか、そうじゃないかと思って
なんだか泣けてきた。

今はたぶん本屋に行ってもそんなこと思わない。
弱った心は時々おそろしい。



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うまいザーサイ - 2004年08月29日(日)


夜、久々の東北飯店

めったに飲みたいと思わないのだが
なぜか今日は「飲みたい!」と思った
杏露酒のロックを、ザーサイをつまみに飲む。

あまい→しょっぱい→あまい→しょっぱいで
東北飯店の絶品ザーサイと杏露酒は
とても良く合うね。最高だ。
昼間、仕事に出て日曜が潰れたこともこれで帳消しだ。

給料日後の最初の日曜だからか
店内はとても混み合っていて、
終業前にも関わらず「食べ物がなくなっちゃって…」
と、我々の入店を最後にオーダーストップとなった。

ご主人が常連っぽいおじさんと話しているのが聞こえる。
「こんな場所でもみなさん来てくれてねえ。ありがたいです」

こんな場所だからいいんですよう。


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誰もその映画見てないし - 2004年08月28日(土)


映画「天国の本屋」のロケセット跡地(小樽港にある)
でやるというパーティに連行される。

なんだかよくわからないままテキトーに行ったのですが
埠頭の倉庫内に設置されていたセットは
たいそう立派で、なんとなく「ビストロスマップ」のような趣…。

雰囲気は良かったのだが
ワタクシ的には「嫌いじゃないけど好きでもない感じ」だったので
早々に帰りました…。

8月も終わりの港は
クラゲと、ロシア人でいっぱい。



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さようなら夏・2004 - 2004年08月27日(金)


しかし8月ももう終わりなわけですが。
今年も!バーゲンで!何も買いませんでした。

いちどだけ、いちどだけゴキゲンで
「今日は洋服なんぞ買っちゃうぞ!」
とバーゲンのさなか街に繰り出した日曜日があった、
と記憶しているのですが、

帰り、私が手にしていたのは洋服でも靴でもなく
とっても使いやすくてグッドルッキンな「計算機」でした…。

バーゲンとは何の関係もなく、モロ定価…。

あははは良い計算機があると
請求書書きがはかどるなあ、あはははは。


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もち吉リスペクト - 2004年08月24日(火)


リアルタイムで書くのを忘れていたのですが
会社にお中元でいただいたもち吉のおせんべいときたら!
もう!あなた!絶品で!

とくにあの、サラダせんべいが。もうもう。
さくっとした歯ごたえには得も言われぬ「高級感」が。
そこからこうばしく広がるお米の風味には、
なんとも幸せな「よいん」があるんですよ。
幸福の余韻ですよ!せんべいにですよ!

あの味を知ってしまうと、
スーパーで売ってるサラダせんべいが食べられません食べるけど。

っていうか、まだ駒大の優勝をひきずって
なんだかボケーとしています。
もしもし!もしもし私!



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虚脱気味 - 2004年08月23日(月)


会社に着いたとたん先輩・Hさんが
「駒苫・佐々木主将のイケメンぶり」を説いている
そんな週明けはややボケ気味。

そうこうしているうちに
金曜から休みをとって京都旅行に行っていた
同僚デザイナーO嬢が帰還。

おみやげの湯葉などもらってワーイとなっていたらなんと!
「甲子園で決勝見てきました」
という衝撃の事実が判明。
そう、彼女は「高校野球狂」なのです。

というわけでO嬢の渾身甲子園レポが本人のサイトで読めます。
おすすめです。レポはこのページの途中から登場。

彼女の素敵なデザインワークもぜひご覧下さいませ。

meme (top page)




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白いボール小さくなってゆく - 2004年08月22日(日)


食べ終わったカレー皿を
流しに持って行かねばとチラチラ気にしながら
テレビの前で「甲子園決勝」観戦開始。

2回表でいきなり5-1済美リードになった辺りで「ああ…」と思い、
奧の部屋に引っ込んで「花くまゆうさく」を読んでみたり、
しかし遠巻きにテレビを観てみたり
カレー皿を溜め息混じりに片づけてみたりととにかく落ち着かない。

中盤以降、特に逆転してからは早く終わって欲しくて頭クラクラ。
駒大苫小牧の優勝が決まった瞬間は見ているこちらも爆発、半泣きでした。

今日、あちこちのテレビの前で
同じ様な光景がそれぞれの場所でくりひろげられたはず、と思うと
「神様の視点」をもってそれらをすべて盗み見してみたかった、
と思うのでありました。

ちなみに今日の題名は
ユニコーンの隠れ名曲「デーゲーム」歌詞より。



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久々に全休で - 2004年08月21日(土)


午前中から午後にかけてA子と芸森へ。
「草間彌生展」最終日目前に観る。

瞬間的に「わあ」
と思うことはたびたびあったが、
印象としては大味。
どちらかといえばドローイング等の類を
もっとたっぷり観たかったが、
同じタイミングで入場していたどこかの子どもが
とても楽しそうだったのでこれはこれでいいのかも、と思う。

そのあと芸森そばの「ぷくぷく商店」で久々に昼食。
相変わらず雰囲気は微妙な店だがやはり食べ物ははずさない。
「ぷくぷく麺セット」を平らげ満足。
芸森にお昼時行く機会のある人はぜひよってみて下さい。
芸森ゲートから100mほど南に行くとある地味なお店です。

午後3時ごろA子とわかれ、
市電車内で駒大苫小牧の甲子園準決勝勝利をメールで知る。
実はさっきからずっと気になっていて、
市電の車窓から見える「店先のテレビ」を
ずっとチェックしてながら乗っていたのだった。

さいごに見えた「細川理容店」のテレビで
胸に「駒澤」と書かれたナインが整列しているのが見えたばかり。
興奮している自分が少々意外。



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かまえ - 2004年08月19日(木)


なにかにつけ物事に対して「構え」の大きい性格ゆえ
いろいろと損をしていることが多いのは百も承知。
承知だがそれは意識してやっているわけではなく
そういう性質なので仕方がない。

構えが大きい割にいざ舞台に立ってしまうとけっこう平気。
その経験があるかないか、「ある」ということが
自分を信じるためのわずかな自信材料。



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人体と宇宙 - 2004年08月18日(水)


朝起きたら、腕にドーナツ状の立派な青あざが。

なんだこれは(記憶がない)

刻々と変わる内出血の複雑な色が、
宇宙を思わせました。

※イメージ


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生茶黄色い - 2004年08月17日(火)


おそろしいものを見ました。
自分を激しくののしりました。

かばんの中で、生茶ペットボトルのふたが開いていました。

さらにあろうことか倒れていました(ボトル)。
しかもかばん生地の撥水加工が無駄に発揮され、
外にはまったく漏れていませんでした。

逆です。


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「水曜どうでしょう」的 - 2004年08月15日(日)


なぜかは聞かないで欲しいのですが
日も暮れ始めた18時30分頃、
様似町からひとりJRに乗り
鈍行列車で札幌まで帰る羽目になりました。

当初は気楽に構えていたのですがこれが。もう。あなた。
海の景色を楽しみながら物思いにふけろうぜ、
と思ったらあっさり日が暮れてあたり一面まっ暗
(でも燃えるような夕焼けは見た)。

苫小牧で乗り換え、普通列車に揺られること計4時間半、
ようやく札幌の地にたどりつきました。
もうシケシケのくさくさでした(私が)。
札幌の街の景色を見て「奇跡的な繁栄ぶり」とすら思いました。

しかし、様似町はえりも岬の目と鼻の先。
あの「日高山脈が太平洋へと落ち込むとんがったところ」
に、立ってみたかった。惜しかった。


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お盆前の死闘 - 2004年08月11日(水)


いちおうお盆休みをみんなと同じように
取れそうな気配がしてきたので
お盆休み前のデッドヒートを繰り広げました(ひとりで)。

休みは貰うものではなく、つくる(というかひねり出す)もの、
ということを社会人になってから学びました。
仮に、今後独立したとしても役立ちそうなスキルです。

そしてオリンピック…
開催直前まではまったくといって良いほど
興味を持っていない私ですが(昔からそう)、
いざ始まるとけっこう楽しくテレビを見たりします。
サッカーワールドカップもそうでした。

スポーツ観戦と私との距離感はそんな感じです。

というわけで12日から15日までお休みです。
何の予定もございません。

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Kちんが一身上の都合で仙台へと旅立った。
(2002年9月の日記でともに四国旅行などした旧友です)
そのこと自体ぴんと来ていない私は、
旅立つ日どりを聞いても「そうか」と言っただけだった。
でも友達と離れることは物理的な距離自体は
さほど問題でもないと思う今日この頃。
そのうち仙台に遊びにゆこう。





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日曜夜の想い出 - 2004年08月08日(日)


仕事を終え、会社を出て、
人を待っている間40分くらいあった。

今日は気分が良かったので
閉店までの間タワーレコードをのぞいていた。
前から少し気になっていたアメリカのバンドのCDを
もう一度試聴したところ今日はなんだかそれがドンピシャで
すぐにそれを手にとってレジへ向かった閉店5分前。

待ち人はまだ来ないが居場所がない。

ふと思いつき「高級喫茶ひので」で
11巻まで読んで止まっている「バカボンド」を読もうと向かう。
席につき「ロシアンティー」(紅茶の底にいちごジャムが沈んでいる)
を頼んだ後、12巻を手に取った途端待ち人から連絡がくる。

もうつくという。

あわてて12巻と13巻を一気読みし
(2巻分読めばロシアンティー580円分の
もとが取れるような気がしたのだ)
熱い熱いロシアンティーを一気飲み。

ここへ来たのは果たしてむだだったか。

となりのおじさんのナポリタンの
甘い甘いにおいが今日の想い出。



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