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HELEN&HEAVEN
Helen
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2003年09月27日(土)
言霊

私は昔から『言霊』っていうものを大切にしてきたし、大事に思います。

日本の歴史的な文献を紐解けば、必ず出てきますね。

そんな太古の昔よりある『言霊』というものは、荘厳で厳粛なものだと思います。
一旦、己の口からでた『言葉』は出しっぱなしではなくて、責任を持たないとイケナイと常々思いますが…
いちいち、しゃちほこばって責任を履行しなくても、ブーメランのように戻ってくるもんですね、最近、そう、痛感します。

『言葉』を大事に扱う人は、自然と語彙も増え深みも増すようです。
反対に『言霊』なんてものは、あまり信用しない…ような意味あいのことを仰られる方は、逆に「言わなくてもわかるでしょ?」と人に対する甘えの気質が多いような気がします。

さて、最近、とある事件の詳細を知りたくて続けさまに週刊誌を何冊か購入したんですが『言霊』に関する実験記事が、たまたま載っていました。

偶然の必然かしらね?(笑)

以下記事抜粋〜

「精製水をガラス瓶に入れ、文字が水に見えるように内側に向けて貼り付けて放置。マイナス25°で3時間かけて凍らせ、顕微鏡で観察すると結晶ができる。」

小学生の頃、理科の実験で塩の結晶を作りました。雪の結晶をご覧になったことは、おありでしょう。それに似た感じの美しい結晶が水を凍らしてもできるのです。

「ありがとう」「よくできたね」「愛・感謝」「リラックス」「しようね」等のポジティブな言葉では、とてもとても綺麗な雪のような結晶ができます。

日本語だけでなく、英語、中国語、フランス語、イタリア語、韓国語等の感謝の意を表す言葉に、水はどれも美しい結晶を作ったそうです。

逆にネガティブな言葉達…

ついつい使いがちな「ダメだよ」は、まるで心にポッカリ穴があいたような寂しい印象のおどろおどろしい穴が。「ムカツク・殺す」「ばかやろう」なんかは、見にくく歪んでヘドロみたい…。

音楽を聴かせたあとの結晶は…
宇多田ヒカルの「Automatic」が、かなり綺麗でしたね。

とりわけフルオーケストラによる演奏では、非常に複雑で巧妙な結晶ができるそうです。ベートーベンの「運命」も綺麗な結晶でした。
ヘビィメタルを聞かせたあとのは、('_`)ウゥな結果でしたが、これは、歌詞の持つネガティブな意味に反応したようです。

それから、世界の水道水の実験が面白かったですよ。
カナダ・バンクーバー以外は、(-ω-;)ウーン いまいち…。

日本でも地下水を水源としていた大阪府北部と京都府・奈良県との境に近い交野市以外は、すべて結晶はできなかったらしいです。
原因は「塩素」。

水質基準を守り大腸菌を殺すためなので、仕方のない部分があるんですが、そんなお水でも結晶をつくる水に変化させる方法があるのです。

ペットボトルなどの見える容器に“愛・感謝”などポジティブな言葉を内側に貼って置き、一晩経てば結晶をつくるそうです。

ちょっと邪魔くさいわね。(笑)

どんな結晶だか見てみたいですか〜?

ここに画像を…♪載せてくださっていますので♪


私は、料理や沸かして飲むお茶は、水道水を使います。
煮沸するからって安心感があるのかな…。

伊藤さんは、ミネラルウォーターをあげています。
ネコの分際ですが、少量しか飲めませんから。(笑)

ミネラルウォーターでも、アルデヒド類の検出結果の出ているものもありますから、過信はできませんが…。

『言霊』 … 自分自身が使う言葉も意識してポジティブを選んで行きたいなぁ…しかも、受け売りではなくて、自分のなまの言葉で!と改めて思います。



2003年09月23日(火)
悪魔 / トルストイ

トルストイの 『悪魔』は先日読み終えた『クロイツェル・ソナタ』と同時に掲載されていました。

『クロイツェル・ソナタ』を読み終えた勢いで続けて読んでみました。

『クロイツェル・ソナタ』の方は、夫が嫁を嫉妬のあまり殺してしまうのですが、『悪魔』の方は、婚礼前に抑えがたい下半身の処理に、ちょっとばかしお世話になった女性が忘れられなくなってしまう状況に陥ってしまいます。
「妻」を殺して「その女性」と一緒になるか、「その女性」を殺してしまうか…ピストルを用意したのちの一瞬の判断の結果は自殺でした。

この『悪魔』は『アンナ・カレリーナ』同様、実話を元に書かれています。

実際の事件は、かなり続いた情婦(ある女性)と、ふぃに別れて別の女性と結婚した男性が、3ヶ月後現れ、かつての情婦をピストルで射殺してしまったのです。

男性にとって、かつての情婦は『悪魔』だったんです。

女性の方は人妻で、かつての情夫なんてものは眼中になく、次から次へと新しい情夫を取りかえてはエンジョイしているのに、男性側だけが生真面目さゆえか、その場で足踏みを繰り返し、女性を忘れられないでいたのです。

忘れられないのは肉欲だったという方が適切かも知れません。

物語は“白いふくらはぎ”や“溌剌とした肉体”に惑わされ、避ければ避けるほど逆効果として狂おしく相手を求めてしまう男性の懊悩がこれでもかという具合にえがかれています。
旅行へ行ったり仕事に熱中したり…も、意識を変える手段とは、ならなかったようです。

ひとたび『悪魔』に魅入られたのなら、そうなってしまうのかも知れませんね。

私は、私自身の望むことは何かはわからないけれども、性の欲望に突き動かされて、どんどん破滅への道を進んで行くような理性の無くし方はイヤです。

肉体はいずれ枯れ果て、大地へと還って行くのに、
『人間の尊厳』を無くしてまで、相手に執着する理由はなんだろう?








2003年09月18日(木)
クロイツェル・ソナタ


ここしばらくトルストイの『クロイツェル・ソナタ』に夢中になっておりました。
読後感想文を述べたいと思います。

トルストイは『アンナ・カレリーナ』以来だわ。
ちょっと抹香臭いというか、お説教くさいところもあるけれど、人生の命題を深く探求していると思うわ、私は好きです。
アンナ・カレリーナの哀しい最後は、いただけなかったけれど、あれは、もう、どうしようもない選択だったのだろうと今も思います。

さて、この『クロイツェル・ソナタ』で性問題を痛烈に批判しているトルストイは、あとがきに何頁にもわたって『愛する者同士の性的な結びつきを、詩的な高尚な至福のように考えることをやめなければならない。』とか『愛の関係の持続にとって子供は邪魔であるという考えから、ヒニンしたりしてはいけないし、妊娠中や授乳中は、性行為を控えねばならない。』など書いているそうです。厳しいですし、作中の話しから照らし合わせてみると、ちょっと矛盾しているような気がします。

物語は、嫉妬から妻を殺めてしまった上流貴族の告白によってなっています。この場合、本当に愛して〃の嫉妬ではなく、どちらかと言えば「こんなに僕を苦しめるこの女を抹殺してやる!」という感じかしら?

導入部分で面白かったのは『なぜ性欲が過剰になるか』を真面目に説いていることでしょうね。
【例えば農民の若者の普段の食べ物はパンとクワス(ロシアのライ麦や麦芽を発酵させて作る、茶色い液体の清涼飲料。さわやかな酸味が特徴。)とタマネギ。それでも彼らは元気で溌剌として健康で軽い畑仕事をやっている。
これが『鉄道』の仕事にでると、食べ物もカーシャ(カーシャとは小麦やそばの実などを煮たお粥のようなもの)と肉400gになる。
その代わり500キロ近い手押し車を使う16時間労働に、この肉は消えていく。
ところが上流貴族は、肉や野鳥を800gずつ、その他ありとあらゆる興奮性の食べ物や飲み物をとっていて、これらはいったいどこへ行くのだろう?行き場の無い栄養分が、
『性欲の過剰となる。』これがしかるべきところにながれて安全弁が開いていれば、万事は無事だが、弁を閉じたりすると、とたんに興奮が生じ、それが人工的な生活のプリズムを通って、極めて純粋な恋や、時にはプラトニック・ラブとなってあらわれ、どうしたことか盲目の恋に陥る。】

…らしいですぞ。皆さま、注意めされ〜い。(笑)
なるほど、某新進女優は「肉喰うと男が欲しくなる。」ようで、事務所から『肉禁止令』が出たと他の女優がリークしていたが、口から入ったものが、そんなに悪さをするなんて、困ったちゃんね。(笑)

作中では『性』について『獣』のような捉え方をしているのがおもしろいです。【とりわけ女性は、人生では他の男に比べて一人を何年も思い続けるなんてことは、ごくたまにしかないことで、たいていは数か月間、数日間、数時間しかつづかないらしい。】ですよ、淑女の皆さんは胸に手をあてて考えてみましょう,いかがですか?

【上流社会の貴婦人も、売春宿の女も本質的に定義は同じようなこと。
もし人間が人生の目的や、人生の内容によって、さまざまであるとしたら、その差異は必ず外面にも反映して、外面もさまざまになるはず。ところが、みなに軽蔑されるあの不幸な女たちと、いちばん上流社会の貴婦人たちとを比べてみよう。装いも同じなら、ファッションや香水も同じ、腕や肩をあらわにする点、ヒップを強調するためのパッドも同じなら、宝石や高価な華やかな品物に対する情熱も、気晴らしやダンス、音楽や歌もまったく同じではないか?向こう(この場合は女性全体をさしているように思われる。)があらゆる手を使って誘惑しにかかっているように、こっち(男性側?)も同じ事をしている。なんの違いもない。いやらしいセーターだの、ヒップ・パッドだの、肩や腕や、ほとんど胸まであらわに示すドレスなどは、みなそのためである。
女たち、それも特に男修行をつんだ女は、高尚な話題の会話なぞ、単なる会話でしかなく、男が必要とするのは肉体と、それを最も魅惑的な光で誇示するものすべてにほかならぬことを、十分承知している。
厳密に定義すれば、短時間の売春婦はふつう軽蔑され、長期の売春婦は尊敬されるらしい。】うーん・・(〃 ̄ω ̄〃ゞ お耳が痛いわ。心理的に鋭いとこ突いてくるわね。

『相思相愛』についても手厳しく、作中の登場人物に、こう言わしめていらっしゃいます。
【エンドウ豆を積んだ荷馬車の中で、目印をつけた二人の豆を並んで発見するのと同じくらいありえない…。】と。
この場合【“問題”は人の心の頼みがたさだけでなく、確実に飽きがくるということである。一人の女なり男なりを一生愛し続けるなんて、一本の蝋燭が一生燃え続けると言うのと、まったく同じ事。】なんですと!(笑)

そうだねー。いっつも同じご馳走だと、確かに飽きちゃうかもねー。
…かといって、相手をころころチェンジするわけにも行かないですしね。(笑)

親会社のA課長の亡くなった奥さんは、結婚前に独身のA課長のマンション前で、網を張っていたそうですよ。
M課長の奥さんは(社内恋愛で)、M課長の前の恋人(社外にいた)との仲を裂き、用意周到に「イタシタ♪」ことを会社中に吹聴し、結婚にまで持ち込んだツワモノです。

みんな、がんばりやさんねぇ。ε-(´・`) フー (笑)

計算づくでA課長との結婚を手に入れた、A課長の奥さんは亡くなり…

さるところの御曹司のM課長というブランドを手に入れた奥様は、元々愛情があったわけではないので、子供を使って父(M課長)をいじめているそうです。

…というか、「お父さんをいじめるとお母さんが喜ぶ♪」という図式が成り立っているようで、今、M課長と奥様は憎しみあって暮らしているようです。

個性と個性が同居するには、忍耐というものが必要になってくるのでしょうか。






2003年09月17日(水)
涼風

急に秋の風が吹くようになってきました。

足のしびれも、ほぼ取れて、スキップをしたいくらい♪(o=゚▽゚)人(゚▽゚=o)♪ルンルン♪です。

冷房をつけてないせいもあるのでしょう。
下半身のどこを触っても「ひやっ。」としていたのが、無くなりました。

先日、経理のG藤おばさんが来たとき「かくかくしかじかで、馬注射を打って来たんだよ。」と説明すると「私も行く!」と仰るのです。

G藤さんは経理ウーマンらしく「占いや卦は信じない。」そうで、現実的に目に見えないといやだそうです。
心臓の側に卵大の動脈瘤を持ってらして、それは手術で取れず、爆弾を抱えているようなものらしいです。
肺炎や卵管破裂や、何回も死にかかっているのに生かされている運命はなんでしょうね。
「最近、手足がしびれるのよ〜。」と不安そうです。
老眼もひどくて、細かい数字が見えません。
加えて…
鴬ボールタコ社長が、数字の下二桁(10と1の位)をテレコに書くクセがあるので、いつも貸借が合わず、G藤おばさんの悩みの種です。

「老眼は目の側に打つらしいよ。」かなり見えるようになるらしいです。

G藤さんは、たおやかな風情で1日…( ̄。 ̄;)ブツブツ文句をたれるのが彼女のクセです。(笑)
1日最低1回は「( ̄□ヾ)ネムくなってきた〜!」と仰るので(爆)、そのたびに仕事の手を止めて足踏み運動や気功体操につきあわねばなりません。
このように“経理のぬし”のお守りをするのは私の運命でしょう。(笑)

もっとも私自身も運動不足のきらいがありますので、心身ともにぐーっと伸びる気功体操(気功は1年ほど習いに行ってました。)は、すごく気持ちの良いものです。

さて占いを信じないG藤さんに無理矢理生年月日を聞きだし、ネットの四柱推命エンジンにかけてみると…(-"-;A ...なんだか長生きできないようなことが書いてあったので、すぐさま、ブラウザを閉じ、「病気が多かったみたいネー。」とあたりさわりのないことを言ってみました。

G藤さんの病気遍歴もながくって、それは年齢のせいもあるでしょうけれど「太らないのをイイことにドカ食いしていたの。」らしいです。
何が原因かは不明ですが、いっしょに健康オタクしてみたいと思います。




2003年09月13日(土)
馬注射

クーラー病になってしまったなと気づいたのはつい最近でした。

会社も家もクーラーを切って、汗だくで過ごしているんですが、足の裏のしびれはなかなかとれません。

最近、母が通いだした注射の名医が居るという噂の医院へ今朝、行ってきました。

繁華街近くのとあるデパートの脇道を少し行ったところに、その医院はあります。

おそらくは歯医者のジィちゃん先生と同じくらいの歳だろうか、目に透き通る綺麗なレンズをいれたジィちゃん先生がそこの大先生で、あとは娘さんも二人医者として常駐しているらしいです。

リュウマチで通っている近所の主婦に紹介された母が最近通い出して調子が良いと言います。
母は、膝の軟骨がすり減って痛んできたので行ったのだが、「少し、痔が出ている。」となんとお尻にも注射をしているそうな。

普通のペインクリニックと違って副作用はほとんど無いというから、かなり薄めているのか…。

血液検査の時に刺すような注射を想像してたんだが「かなり、痛いデー!!」と母も看護婦も脅すんです。

注射の針は一時のもんだ、耐えられる…と思ったが少し甘かったようです。

大先生の問診のあと注射コーナーへ…。

そこへは、乳丸出し(パンツ一丁)のバーさんがベッドに横に仰向けになりうつぶせになり…、これまた宇野千代みたいなバーさん先生に、馬に打つような太い注射を5cmくらいの等間隔でブスブス楽しげに刺されている!!

足のふくらはぎからお尻…腰…耳を澄ませば「顔はもうだいじょうぶね♪」とかなんとか言っている…、が、顔面にも打つんか?

ΣΣ┗(|||`□´|||;;)┛ガーン!!

医院や接骨院にあるような経脈の人体図があるじゃないですか?あんな感じで注射痕がブスブス…宇野千代先生は「もう、これで明日の旅行はルンルン♪ね?」と患者さんに話しかけながら、ヨードチンキで消毒しながらブスブスさしていく…。普通、看護婦さんがとんとんと皮膚の表面をたたいて、ねらいをつけて…って、そんな悠長なことはなく1つの注射に1秒から1.5秒くらいか、驚く勢いでブスブスさして行くんです!!

途中、注射針だけひっかっかって皮膚に突き刺さったままになり、空気の抜ける音が「ちゅ〜。」とか言うてるのに「あらぁ、ごめんごめん。筋肉が固まっちゃってるところはひっかっかっちゃうのよ。(引っかかって針が残るのよ。)」なんて楽しげにやっている。

ベッドには血しぶきや注射液やが吹き飛んでいて、もう、その光景はどんなスプラッタムービーよりも恐怖で…
{」; 龠 ;}」<HELP ME!!

唖然とみつめながら、金持ちも!玄人も!!プロレスラーも!!!それこそ、裸足で逃げ出しちゃうよねっ!!
(@Д@; アセアセ・・・私も帰る!!帰らせてくれ!!!

怖いよ!怖いよ!!!

…と思っている間に、私の番になってしまった。

宇野千代先生が「どこが、痛いの?」と聞くので、「はぁ、たぶん冷房病だとは思うのですが、膝から下が冷えて特に足の裏がしびれているのです。」と伝えると「じゃ、スカートを脱いでベッドにあがって。左側を上にして、横になってね♪」と仰る。

良かった♪乳まる出しぢゃなくって…。

スカートを脱いで短パンだけになった私の左のお尻のてっぺんを手の甲でクイと押された先生は「わかりました。」と、すぐさま注射の用意をされる。

「Σ(゚皿゚) 早っ?」 お尻を押しただけで何がわかるねん?

既に恐怖で頭がパニック状態になっていた私はそれでも虫の息で尋ねた。

「どこが悪いんですか?」

宇野先生:「冷えから来る座骨神経痛です!(断言)」

…と言うまにお尻の山にぷすり!!

(*0*;)☆はうっ!!

左お尻の山から左足側面まで、どんどん、プスリ…プスリ…プスリ…。

気絶しそうだ。

「さ、触っただけでわかるんですか?」なんとか意識をおしゃべりに変えようと無駄なあがきをする私。

宇野先生:「そりゃあ、そうよ。石の上にも3年というけれど、その3倍はやってるわよ♪20年。」

私:(計算あわへんで〜。)と思いましたけれど、すでに内心ですら突っ込む余裕を失いかけている…。

宇野先生:「あら、あなた(注射)だいじょうぶみたいね〜?痛くない〜?」

私:「 へらへら…(*’▽’;) だんだん痛くなってきました〜。」

最初は耐えられるかな?と思える痛さだったが、だんだん痛くなってきて、笑えるぐらい痛くなってきたんです。

私:「やっぱり、ちょっと痛いですー。はっはっはっ!(笑)」

笑えてきました。

これ以上したら泣きます。

…と思っていたら、終わりました。

宇野先生:「あなた若いからスグに治るわよ♪座骨は主に左側に来るから、膝掛けなんかして冷やさないようにね♪」

私:「家でも会社でもクーラーを止めているんです。」

宇野先生:「それじゃあ、体力が持たないわねぇ…。でも、ま、これから涼しくなるから大丈夫ね♪」

そう、クーラーをつけないでいるとスタミナ勝負になってくる。

それでも足の裏がじんじん痺れる不快感よりはまし…。

今日は、どんなに注射痕がヒドイかを皆さんにお見せしたくて、デジカメ画像をひさしぶりにアップします。穴だらけです。だいたい、ふくらはぎからお尻の山までこんな感じです。
o/(TωTo)\ クゥ。。。





痔瘻の人なんか注射針が肛門を直撃するんですよ。

看護婦さん曰く「打てない穴はないわよーう♪(▼∀▼)ニヤリッ」らしいです。

宇野千代先生は派遣先生のため、火曜日と土曜日の午前中しか来られません。

「歯を抜いたことはありますか?」と必ず尋ねられます。

人によっては注射によりショック症状を起こされる方がいらっしゃるようです。

もしよろしければ、ご紹介させていただきます。







2003年09月11日(木)
月の舟

もしも涙 あふれたら

この胸に押しあてて

「二度と恋は出来ない」と 自分を憎まないで

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

哀愁をおびたチャイナ風の曲調なんで、非常に印象に残っています。
池田聡の 月の舟 …。
うろ覚えだったのが、今夕、ディスカウントショップにて見つけたので購入してきました。綺麗な声ですね。

『 夜を渡る月の舟  このままさらわれて 

  心に降る 銀の糸  二人を結ぶまで 』

…が、サビですな。月の舟にさらわれるなんて、なんてファンタスティックなんでしょう。あなたとなら、攫われてみたいです。久しぶりに歌いたくなって来ました。今夜一人でカラオケボックスに行ったろうかしらん?(笑)

これだけ“月”に絡まっているのはおそらく、火星と月とのツーショットを撮りまくったせいでしょう。
デジカメなのを良いことに何十枚と失敗しました。テヘヘッ(*゚ー゚)>

三脚を固定するのももどかしかったので、一部、火星が視力検査のマークみたい こんな感じ→“c” に ヘロンとぶれているモノもあります。

早く「お写真日記」にアップしたいです。

さて、初っぱなの歌詞を分析してみたいのですが…

「二度と恋は出来ないと…」憎んでいるいるのは自分自身ではなく、相手ではないかな?と私は思います。

もっと厳密に言えば『憎んでいる』のではなくて『八つ当たり』というやつではないか?
八つ当たりされているのは、失恋した女性をなぐさめている第三者の男性かも知れません。
この場合、八つ当たりされたとしても、その後に美味しい展開が待っているかも知れないので、結果的には役得となりうる可能性だってあるのです。

まぁ、何かの理由であめ玉を大人から取り上げられたお子ちゃまが「もう、飴なんて二度と口にしない!」と腹立ち紛れにキレている様子が思い浮かびます。
賢明な人なら(二度と恋はしないなど)口にしないでしょうね。
どうせ喉元過ぎれば熱さを忘れるんだし、恋愛ができなくなったら生への希求も薄くなる…とは私の持論です。

…などと、この歌を口ずさみながら思います。

…かと言って、この歌が嫌いとか難癖をつけたいわけではなくて、もちろん、作詞家の森雪之丞さんも大好きですし…。

ただ、このフレーズは安易に口にすべきセリフではないと勝手に思っているわけです。恋愛を試すことはできないし…。

「機会があったら恋愛しますか?(したいですか?)」とA課長に尋ねてみたいですね。
最後の人となり得るべき伴侶を結婚3年目で亡くされた彼は、
どんな返事をなさるんでしょう?


お写真日記のサーバーが無事移転したら、「月の舟」の歌詞とともにupしたいです。
月の舟…
どんなのを想像なさいますか?



2003年09月08日(月)
予測不能

1日20分を目安に歩こうかいね?と、デスクワーク専門の私は思います。

今日は仕事帰り…

頼まれていたワープロ打ちの原稿を歯医者のジィちゃん先生に渡して、その隣の町内にある整体へ行って、そして整体の隣の隣の向かいッ側にある実家に行く予定なのです。
帰りが遅くなる日は歩きません。

そんな日は、朝、自転車に乗らずに引いて歩きます。

駅から幹線道路を越えて次の幹線道路の端じのほうにある我が社へは、歩いてちょうど20分。。。ちょっと汗ばむ、ほどよい距離です。

自転車を漕がずに降りて引いていると、ふと4,5年前に会社に派遣で来ていた女の子を思い出します。

F岡さんは、淡路島の出身で、今時の子らしく上背も横幅もそこそこあるガタイの良い健康そのものの女の子でした。

我が社の派遣仕事が終わったのち、我が社よりちょっと先の工場に行っていて経路が同じだったので、よく出会いました。

その彼女が、自転車を降りて引いていた姿を思い出すんです。

私:「どうしたん?自転車パンク?」

F岡さん:「(( ̄_ ̄ )(  ̄_ ̄))ううんー。ダイエットのために歩いてんの!」

私:「そうかー。えらいなー。」

それは五体満足の彼女と話しをした最後でした。

そののち彼女は自動車免許を取得したことが嬉しくて山道をかっ飛ばし…がけから転落。転落したはずみで折れた樹木が彼女の車の天井を彼女もろとも叩いたのでした。

今、半身不随の車椅子生活を郷里でリハビリしながら送っているそうです。

それでも、明るかった彼女のこと…運命を呪うことなくきっと淡々と生きていることでしょう。
そんな「あっけらかん」とした性質の人でした。

不測の事態というのは、人生の上に置いて簡単に起こってしまうことだけれど、悪い方へ起こると辛いな。
でも、その悪い方向性というのは他者が決めるのではなくて、自身が感じることだから…取りよう・持って行きようによっては『災い転じて福となす』かも知れません。

そんな小理屈をこね回し…考えているとゆうに20分は過ぎ、会社へ到着します。




2003年09月05日(金)
さよなら○理ちゃん

9/1(月)健康診断の日。

以前うっかりしていて用を足してしまったあと、検尿があることに気づいて焦った想い出があります。
今日は朝から暑くて大量の水分を摂取していました。

G藤さんに「おしっこしたい!」と訴えていたら、社長が「そんなん知らんがな!(・∀・)ニヤニヤ」と嬉しそうに応えるんです。

チッ(・д・) 仕事や面倒な話しになると「わしゃ、知らん!」と逃げ出すクセに、こんな話しだけは耳に入るのだな。この( ̄д ̄#) だぼが〜!と心の片隅でチラリと思う。

してもしなくてもアテにならない地元の藪医者の健康診断が終わり、午前の仕事をマッハで片づけていると、親会社の体重3桁の友達が来ました。(今は、7キロも減ったというので体重2桁台に落ちたやも知れませぬ。)

3桁:「今日も○理ちゃん、休みなんやなー。しかも、電話連絡つかないらしいで!」

そう言えば、健診の時、見なかったわ!!(・o・)

連絡もしないなんて、いよいよブッチ切りか?

あれこれ噂をしながら1日過ごしていたら、夕方4:30pmに“○理ちゃんの妹”から電話がありました。

妹:「私が今、仕事から帰って来たら玄関に倒れてたんです!」

私:「( ̄△ ̄;)エッ・・? 救急車呼ばはった?」

妹:「(( ̄_ ̄ )(  ̄_ ̄))いいえ とにかく寝かせてるんですけど、返事しないていうかクチきけないんです。様子見て明日また電話します。」

(*゚o゚)/チョイトオマチ!! 普通、救急車を呼ぶところでしょう、そこは?!

これはいかんとも他者に説明しがたい…。

私:「あの大変申し訳ないんだけど、今の話し、直属の上司にしてくれはる?電話まわすから…。2度も同じ話しさせてゴメンネ。」

…というわけで電話をまわしたんだけど、周囲のみんなは仮病を怪しんでいたのでした。

2日めの朝、妹さんから再び電話があったようです。
3日めに「身内の者」と名乗る中年女性の声の電話がありました。

どうやら遠くに住んでいる○理ちゃんの母親のようで、4日めに(母親が)会社の○理ちゃんの退職の手続きをしに来るという話しでした。

初めて見る○理ちゃんのお母さんは、○理ちゃんに生き写しでした。

割とすっきりした女性で、
○理ちゃんが包丁を持って「この男殺したろうか?」と深夜思い詰めた程、アホなおっさんと同棲している風には見えません。

社長のところへ案内する前に、ちょっとだけ交わした内容では○理ちゃんはヘルニアより「心の病」のような事でした。

何年か前…私が2年のアメリカ留学から帰って来て再会した時、○理ちゃんはかなりのおデブちゃんだったのに、痩せて半分になってました。

聞けば10年以上(結婚を前提に)つき合ってきた彼氏と別れたとのことでした。

そんな話しをつゆ知らず、私は自分の悩みばかりを国際電話で彼女に送っていた事を申し訳なく思いました。
○理ちゃんのダメージは、私はその時の方が強かったと思っています。

以前から辞めたがっていましたが、「今辞めても働けるとこなさそうだし。」とも言ってました。相当、辞めたかったのかな?

経理兄がタイムカードを管理していた時、○理ちゃんだけフレックスタイムあつかいにしてくれていたんです。その時の方が○理ちゃんは自由だったような気がします。社長が管理するようになって「お灸をすえられた。」と○理ちゃんは言っていました。

星の数ほどの言い訳もだんだん通用しなくなってきて、周囲の従業員からも冷ややかな目で見られるようになってきて、いずらくなってきたんだと思います。

同時に最近つきあいだした彼(相当おっさんですが)ネットで知り合った彼ですが、不実なことをどうもしたような話しもしてました。

Wパンチを食らったんですか?○理ちゃん…。

こんな辞め方するなんて…。(;´Д⊂)

会社のロッカー等の鍵や健康保健証等もろもろを用意周到にしてきた彼女の母は、数時間で用事を済ませて帰って行かれました。

こんなもんか…。

今月20日には、あの『出社したくない病』がこうじてしまったN田クンも退職予定です。



2003年09月04日(木)
生きるということ2

抗ガン剤の点滴は、初めての種類のもので、主治医も副作用が予測不可能でした。

おおよそ2〜3時間かけて、入れたのでしょうか…。

その後「生まれて初めて感じる身体のだるさ」を経験したらしいです。

身体がナマリのようにすこぶる重くだるく…
ベッドを通り越して地面に…通り越して…地殻にまでどんどんどんどん沈み込んで行くような重さ…。

私は身体の相当だるいとき、地面にめり込むような感覚は経験ありますが『底なしのめり込み』は、まだ、ないなぁ…。

その時の彼の病室は2F…
「5Fなら間違いなく、飛んでたね!!」ぐらい、しんどかったそうです。

そこの病院は面白い試みが施されてあって…
自分の今抱えている症状を図柄によって5段階で指し示すようになっています。

「ちょっとツライ」 「ツライ」 「そこそこツライ」 「かなりツライ」 「ヒドイ」
  (*Θ_Θ*)     (-ω-;)   (;´Д`A ```    ・゚゚・(×_×)    (TДT)

こんな感じでしょうか…。

勿論、彼がツラかった時は、5段階評価の最強なんてもな突き抜きけていたそうですが…。

その外にもう1つ『予測しなかった事態』に見まわれたそうです。

ある日、病室のベッドで横になって読書していると片足がツッたそうなんですね。

「ああ、ツッたな…。」と思った瞬間、とてつもない激痛に襲われたそうです。

ナースコールを一度鳴らしたけれども看護士が来るのももどかしい…再度鳴らして「早よせーや、\(`o'") コラーッ!」普段、温厚で紳士な彼が我を忘れた瞬間です。

看護婦がバケツにお湯を張り足を一生懸命なでさすってくれたそうです。
「ドクターは?ドクターはっ?!何とかして!!」 ドクターはオペ中。
そのうち、ふっと以前に何かの治療の折り余っていた鎮痛剤がベッドサイドの引き出しにあることを思い出し(私も知っている強めの鎮痛剤ですが)3錠いっぺんに飲んだあと、意識朦朧としながら足をなでさすってもらうこと数時間…

クスリも効いてきて、ふと、気づくと看護士が一生懸命なあまり太ももをあらわにして、彼の足をなでさすっていた。
すると急に性の息吹を…昨年の大腸癌切除の手術以来失っていた性欲というやつを感じてしまったそうな。

「も、もうイイわ…。ありがとう。」 看護士さんに丁寧にお引き取り願ったそうです。

激痛の原因は、癌の点滴により小さくなった腫瘍が移動して神経を触ったんでは?と言われています。

と、同時に、回春の神経も触っていったようです。