『たけぐせの随・弐』

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2005年12月31日(土) 「〆」

今年の〆で何か書こうかと思ったら、
現在2006年1月1日、0時8分。

まぁ、今年のつもりで書きましょう。
年明けの実感もないし(笑

今年は一言でいうなら「周辺崩壊」の年でした。
今日のこの日も最後にダメ押しで失い。

ここまでくれば、2006年は自ずと
再構築の道しかないわけで。

『作品』というものに
さらに傾倒してみようかと思っております。
良い意味で裏切れたらいいいかな。

正直キツい年になるのが目に見えているので、
しっかりと歩こうと思います。

みなさまにとって良い年になりますよう・・・


2005年12月25日(日) 『背(せな)』



これだけ歩いてこようとも、

わたしの背(せな)は語らぬか。


2005年12月18日(日) 「気持ちの良い、ある一日」

12月17日。

11:00より、東京オペラシティギャラリーへ。
個展中に友人に薦められた「シュテファン・バルケンホール」を見に。

「シュテファン・バルケンホール」。
感銘を受けました。特に立体。
普段よりいろんな作品に対し感動の薄い(?)わたしにとって、
こんな言葉が出ると言うことは、かなりのもので。
くだらん言葉を並べあげるより、イイモノだ、と感じました。

個展が終わり、自分の作品に対して様々なことを考えていたこの時期に、
まさに必要な時に必要なものを見た感じでした。
「あぁ・・これは・・・」なんて、つぶやきつつ。

靄を晴らす重要な視点をひとつ得て、ギャラリーを後に。

オペラシティの近くのカフェで知人が展示をしているので、そこへ。
13:00からだったので、初台を散策。

カフェにてカプチーノを頂き、まったり読書。

原宿に用事があったので、ぼちぼち席を立ち、
新宿まで歩こうとてくてくと。

途中代々木公園の表示を見付け、ふらっと曲がってみる。
横断歩道を渡る時、ずっ〜とこちらを見ていた、女性が抱えた犬っころ。
休日の世間に働く作業員の、モスグリーンのかっこいい作業着。
胸下くらいから鏡張りのビル。
代々木公園の公園らしからぬ門。
いろんなもんを眺めつつ、なにやら歩くのが楽しくなってた。

代々木公園到着。
小道の脇に茂る木々。
強風に舞い落ちる大量の落ち葉。
おもむろに手をあげ掴む仕種をすると、
その一葉が手のひらに・・・
映画のようなワンシーン(笑)を体験。

明治神宮に入る。
大量のすのこ状の木製パネルを積んだ4tトラック。
かたわらでは、慣れた手付きで次々にU字溝に蓋をしていくおっちゃん等。
みんな何しに来るのかな、ってな人波。
ざっくざっくと砂利道を蹴りあげ。

原宿到着。
さくっと用事をすませ、OPAギャラリーへ向かう。
こちらでも熟練のイラストレーターさんの技?を堪能。
もうお腹いっぱい。

表参道駅のEchikaの人込みにうんざりしつつ、
長々と歩いた足の、気持ちの良い疲れを感じる。



清々しいというと少し語弊があるが、
こんなに気持ちの良い日を過ごせたのはいつ以来か・・・。
時間を気にしない時間。

こんな一日を大切にしたい。


2005年12月12日(月) 「奮起」

奮起。

TAKE展『いちどすわってみる』が終わって数日。
今わたしの裡にあるのはこの言葉。

今回の個展は明らかに知り合い色が濃く、
来る人いないのに個展開いちゃったよ、みたいな面持ちで。

しかし先程、名前を書いてくれたノートをめくり、
見終わった後ノートを閉じ、思わず一礼。

古き友人から最近の知人、
兄が来て、両親が来て・・・。

『いちどすわってみる』
今まで以上に自分に向けたタイトルを冠し、
その名の通りの流れになったようだ。


受けとめる意志(ちから)を。
さまたげない思考(ちから)を。
いまいちど刻む決意(ちから)を。
<語り小冊子34「いちどすわってみる」より「その力(かけら)2」>


決意のため、いちどすわってみる。


今個展の一番目に飾った作品タイトルは「次に繰る所作」。
わたしのその答えは『奮起』だったようです。


2005年12月11日(日) 『拾翠飛揚』

拾った、飛んだ。



ゆくゆく、
根を張ることを知れ。


2005年12月10日(土) 『節度』

傾倒はゆとりを失い、

ゆとりを求め過ぎれば、

隙(ひま)が生じる。

節度をもってして生く。


2005年12月09日(金) 「例えば、一徹のように」



要は、根底からひっくり返す力を持てばいいのだろう。


2005年12月08日(木) 『敢えて飛翔(とべ)ず』

人は飛翔(とべ)るものではないのだ。

見えない翼を持っていても、

人は飛翔(とべ)るものではないのだ。

一生、羽撃(はばた)き続けるしかない。







その矛盾めいた創りが希望なのだ。

そして、それが人なのだ。


2005年12月07日(水) TAKE展『いちどすわってみる』最終日&「憂いよ、届け」

2005年。
TAKE展『いちどすわってみる』終了しました。

御来場の皆様、ありがとでした!
この六日間で学んだコトをすべて糧とし、
さらなる一歩を踏み出したいと思います。











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「憂いよ、届け」



道は拓かねばならない。

なんでもっと強くなれないのだろう。
なんでもっとウマくできないのだろう。
強いものが弱いものを救うなんて図式は危うい。

10代の子娘への憂いを切々と語ろうと、
その言葉はどこまで届くのか。
内なる涙に気付くのか。

頽廃に陶酔する身には隙(ひま)がありすぎるのだ。
目先の誤魔化しに道を曇らせてはいけない。
それよりも、
目先の事物を片し道は拓かねばならない。

1人で生きているのではないのだ。

未知の涙を想い、頼るべきは頼れ。
未知の涙を想い、耐えるべきは耐えろ。
未知の涙を想い、芯を持て。
未知の涙を想い、痛みを知れ。


あぁ、憂いよ、届け。


2005年12月06日(火) TAKE展『いちどすわってみる』五日目

寒い。

五日目。

なんども坐ってみてみる。

次に繰る所作は朧げに視えてくる。

人は飛べるものではないのだ。


2005年12月05日(月) TAKE展『いちどすわってみる』四日目

なんとか天気も持ちこたえ、
後半戦に突入です。

いつもはあっという間に過ぎ去る時間も
今回は何故かゆっくり進んでるように感じられます。

なぜでしょうか。
それはわかりません。

今日は作品を写真に納めていたのですが、
ファインダー越しに立体しんぱを覗いていると、
何だか、逆にヤツがカメラを覗き込んでくるように感じられます。

カメラを置き、ヤツの前に立ち、
1対1で対峙してみると、
こちらに何かを問いかけている気になります。

残り後2日。
ぜひとも立体しんぱの前に立ち、
数分でも数十分でも、ヤツと対峙してみてください。


2005年12月04日(日) TAKE展『いちどすわってみる』三日目

降りましたね、雨。
そして寒かったぁ。

そんな中、来てくれた方、ありがとです。

作品に囲まれた中での会話は
普段とは少しテンションも違うようです。

その時の気持ちを日常に戻っても保てるよう
しっかりと刻みたいと思いました。

みな悶々とし、みな歩いている。

さて、明日も歩こうか。


2005年12月03日(土) TAKE展『いちどすわってみる』二日目

表参道に降り立てば、雨。

しばらくで止みましたが、
いやいや寒い一日でした。

やはり個展とは学ぶことが多いです。

一日に数歩も歩けて行けるような。
道がいくつも拓けていくような。

絵を発表するコトの裏側にあるモノは
有り余る程に。

さて、明日も学んでみようか。


2005年12月02日(金) TAKE展『いちどすわってみる』初日

本日は晴天なり。
いよいよ初日を迎えました。

いきなり総体的に感想を言うと、
いきなり濃い一日になりました(笑

振り返ってみても、
すべてが思い起こせなくなってる只今。
今年の作品への思いと
みんなの様々な意見が整理しきれてない。

明日、反芻してみよう。





パーティーは結果オーライの盛況♪
空白の30分には凹んだよ、まじで。
ってか、開始時間に雨降ってくるし(笑

またまた雨男確定ですか?


2005年12月01日(木) 「助手席のアイツ」

助手席のアイツはグルグル巻のすまき状態さ。



というわけで、
今日はTAKE展『いちどすわってみる』の展示日でした。

アイツ(しんぱ)は助手席でおとなしくしていました。
今頃ギャラリーの展示台の上で
皆さんが来るのを待っているはずです。
トゥルトゥルさせながら待っているはずです。

今回もとても素晴らしい展示ができました♪
初日は18:00から20:00までオープニングパーティーもありますで、
皆様お誘い合わせの上、寄ってみてみ。

一見の価値あり!

さてさて、いよいよ始まります・・・


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