| 2004年10月15日(金) |
キノの旅�次�the Beautiful World/時雨沢恵一 |
++ 「あー…」運転手が口を開いた。力のない声だった。「何さ?キノ」モトラドが聞いた。キノと呼ばれた運転手は、ポツリと「お腹すいたな」「だったら、止まって休む!空腹で倒れられたら――」モトラドの訴えを「はいはい。何回も聞いたよ、エルメス」キノは流す。エルメスと呼ばれたモトラドは「分かっててやってるんだから」呆れ声で答えた。「そもそも、あの国が滅んでいたのがいけない」カーブを抜けながら、キノが言った。 ――お腹をすかせたキノとエルメスが辿り着いた場所には、盆地の中央を埋め尽くすように、数百の荒民が集まっていた……(表紙折り返しより抜粋) ++ たぶんファンの多いと思われるシズさまメインの長いお話があります。 国を出た元王子さま、幸せに暮らせるときが早くくるといいですね。
「(略)ボクが旅を続けていれば、あなたがいつか住む場所にたどり着くと思います」 「……その時は、私がそこに落ち着いていることを願う。そして心から歓迎するよ」
時雨沢恵一:キノの旅�次�the Beautiful World,p.16,メディアワークス.

| 2004年10月10日(日) |
夜空に月、我等にツキ/椹野道流 |
++ シアトルに移り住んで一年が過ぎようとする年末。江南の実家に帰省することとなり、篤臣は、勘当されたままの江南と家族を仲直りさせようと心を砕く。ところが、江南の母がぎっくり腰で動けなくなってしまい、二人は家業のちゃんこ鍋屋を手伝うことに。手際よく接客をこなし、客にも大人気の篤臣に対し、江南は無愛想で役立たず。篤臣に馴れ馴れしくした客にキレた江南は、父親に怒鳴られて店を飛び出し、行方不明に!その行き先はなんと…!?(裏表紙より抜粋)++ シリーズの前巻でさんざん文句を言ったのに、また買って読んでしまいました。 自分が大人になった(?)のか、今回は前ほど気にならずに読めましたが、このままこのふたりが年をとっていくと思うと…篤臣がかわいそうです。
椹野道流:夜空に月、我等にツキ,二見書房.

| 2004年10月05日(火) |
マリア様がみてる 特別でないただの一日/今野緒雪 |
++ 修学旅行直前、今年の学園祭で上演される山百合会主催の劇の演目が、紅薔薇さまから発表された。とりかえばや物語。顔のそっくりな姉弟が、男女入れ替わってしまう話。ということは当然、主役は祐巳と祐麒で…!!祐巳たちがイタリアから帰国したあと、花寺の出演者がリリアンを訪れ、衣装合わせが行われた。(表紙折り返しより抜粋) ++ とりかえばや物語。おもしろいですよね。中学生のころ読んでちょっとどきどきした気がします。 私の母校も男子校が近く(徒歩5分)にありますが、共同で何かを…っていうのはさすがになかったですね。文化祭の行き来はかなりありましたが。 さて、祥子さまから「妹をつくりなさい」と言われた祐巳ちゃんですが、これからどうなるんでしょう。
「だって、明日も明後日も、変わりなく祐巳は私の妹で、いままでもそしてこれからもそうなのに。どうして、わざわざ一年で区切らないといけないの。私にとっては、今日は特別でも何でもない、昨日と変わらないただの一日よ」
今野緒雪:マリア様がみてる 特別でないただの一日,p.187,集英社.

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