A Will
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2004年06月27日(日) 愛しい以外の言葉なら浮かばない。

「雨すきなの?」

「ちっとも」

「じゃぁ、なんでずっと見てるの」

「嫌いだから」



「その映画は?」

「面白いよ」

「どこが?」

「つまんないところが」



「ところでさ。地球はばくはつするんだよ」

「明日?」

「そう明日。どうする?」

「どうにでもなれって自棄になる」

「うそだけどね」



「ぺんぎんが鳥だってしってた?」

「はじめて知った。すごいねそれ、だれが決めたの?」

「えらい人とえらい神様と、たぶん決定的なのはぺんぎん自身」

「賢明だね」



「ねーすきだよ」

「知ってる」

「たくさんすきだよ」

「解ってる」

「そんなことよりもさ、あめやんだよ」

「ほんと だ。どっか行こうか」

「うん」



って。ただそれだけのことなんだけど ね。


2004年06月11日(金) しりめつれつ。めちゃくちゃ。

リアルで気持ち悪いっておもった。

あ、ほら、わたし悲しいし。
かなしい、なんて結構どうでもいいことな気がしてきた。
ん、悲しいけどね。やっぱり。



わたし、きらいなんだーえへへって笑えばよかったかな。
それ苦手なんだーあはは、とか。

一方的な行為って気持ち悪い。
だから、その、リアルで。


まぎれるものを探したけど、見つからなくて、仕方ないから泣いてみた。
涙でなくて、困る。
なんていうの、これっぽっちも泣きたい気分になんかならないってこと。



思い出せない声とか考えてみた。
こっちのが涙出る。

ありえない姿を想像してみた。
やっぱり泣けてきた。



すこし、日に焼けた肌を、懐かしいとおもってしまう。
なさけないな。




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