猫の足跡
一覧過去へ未来へ


2002年09月28日(土) 久しぶりに更新情報

 気が付けば約一ヶ月も更新をサボっていました。ちゃんとネタは仕込んでいたんだけど、ついついまとめるのが面倒で。その間、「ワールドカップの芝」とか様々なキーワードでここにたどり着いてしまった皆様には深くお詫びいたします。ヒット数もうすぐ1000になろうとしているのが怖い。全くと言ってよいほど公開していないのに。

 涼しくなったこともあるし、おいおい更新していきましょう。まずは手始めに8月分を一気に、0822 0823 0825 0826 0830 0831です。


2002年09月13日(金) もはやオールディーズとは…

 友人C嬢に誘われ、某クラブの「スーパーオールディーズ80年代ナイト」に潜入。都内でも最も先鋭的なクラブとのことで、一応、それなりのカッコつけて楽しんでしまおうというわけで、出先から直帰扱いで仕事終了。そのまま新宿の某高層ビル内のトイレで着替えて、恵比寿のサロンへ…「夜遊びするからワイルドな感じにセットしてください」

 我ながら馬鹿だなあと思いますが、せっかく遊ぶのなら徹底して。が日頃のモットーなので、お金かけちゃいました。でも、4500円でちょっと違う楽しみが出来るのならそれでもいいかなと…。
 サロンのお兄ちゃんってば「夜遊びいいですね〜、どこの店いくんですか〜、アクセサリーとかなんかつけます?」ってうれしそうに作りこんでくれました。「ちょっとモヒカン風ね」と出来上がったアップは、すごくイメージで、ニコニコ気分。

 ちなみに、服はブラックデニムに迷彩ビスチェ、印度ビーズの派手派手アクセ。あ〜〜、楽しいよお。※ココまで来ると、クラブに行くってより単なるコスプレだね(笑)

 もう、完全に浮かれ気分で、待ち合わせの某所和風ダイニング(とうふがおいしかった)へ。H嬢、Y嬢、そして、お客のクレーム対応で遅れたC嬢が集合。「蚊取犬、気合入ってるね!!イイ!!それ。」「ふふふ、いいでしょ〜」「どこで?いくらで?」など、話題が増えたのもまたうれしかったり…。

 アルコールも適度に入った状態で、いざ、クラブへ。最初の小一時間はまだ盛り上がりに欠けたけれど、11時過ぎたら、燃える、燃える。
 80年代遊びまくりました風業界系サラリーマンが、腰つきから指先までキメキメで踊っているかと思えば、女子大生時代、おとなしかったからちんたら菊地桃子系でしか踊れませ〜ん。っていうトウのたったOLさん。「80年代ってイイよね」とガンガン楽しそうに踊る20歳そこそこの気合入ったお嬢さんたち。彼氏に教えてもらいながら、ラブラブで踊っているポチャ系の女の子などなど。
 誰もが知ってるお決まりの曲(フラッシュダンスとかかかった時には、さるがにニヤニヤ笑っちゃいましたけど)で、めちゃくちゃ身体動かして踊るって本当に楽しいです。

 C嬢、ありがとね。また行きましょう。あ〜爽快!
 それにしても、80年代がオールディーズとはねぇ…。私も年取るわけだよなあ。私にとっては「プレスリー」とか「プラターズ」とか、そんなイメージだったんだけれども、そうじゃないのかしらん。

 皆様は「オールディーズ」と聞いて、どんな曲を思い浮かべますか?


2002年09月11日(水) 即席シンクロナイズドスイミングを演ずる不覚

 しばらくちゃんと運動していなかったので身体のたるみが気になります。
で、今日は久々スポーツクラブに行って水泳したら、ちょっと頑張りすぎて足鵜の裏が攣ってしまいました。1000M泳いだかそこらなんだけど…不覚!

 途中で立つのは格好悪いから、必死で端まで泳ぎきって、水中で足裏を伸ばしてなんとか普通に歩けるところまで戻しましたが…、久々の運動をなめちゃいけないですね。端までの10メートルかそこら、踊りながらおよぐという感じで長かったこと長かったこと…。
 今週はこの後なかなか運動できそうもなくて、ちょっと欝です。せめて昼休みに散歩でもしようかな。


2002年09月10日(火) 恵比寿のとっておき


 恒例の飲みだけど、大好きな店なので満足でした。
  日本酒とおでん、鳥、野菜モノ。
 そして、何より「そばみそ」がイイ!
 そばみそ舐めながら日本酒をちびちびやってると、
 本当に落ち着いてきます。ああ、日本人に生まれてよかった。

 ただ、いつも飲みすぎて、最後のそばまでなかなかたどりつかないのが一番の問題。あのおそば、美味しいんだけどな〜。

 今日も飲みすぎてしまったみたい…。
 ※朝起きたら、台所の電気はつけっぱなし、服は脱ぎ散らし、化粧は落としていないままでした。大反省。


2002年09月08日(日) 911と宝塚の関係を考える

 予定どおり、ゆっくり起きてスパに入って…ブランチして…と思ったら、なぜかホテルのレストランはイベントでどこも満席どころか待ち時間30分以上だとか!
 短気なワタクシは、優雅な休日が蹂躙されたことに逆上して、コンシェルジュに「宿泊客なのに、一般客に追いやられてご飯が食べられないなんてちょっとヒドイんじゃなくって?どこでもいいから席を用意して頂戴」と高飛車な文句を言って無理やりブランチしたりしましたが、まあそれはそれ。満足してチェックアウトし、有楽町に向かいました。

 お目当ては宝塚雪組公演。ヅカファンのT嬢の取ってくれたチケットで観劇です。私は宝塚4回目。K嬢は2回目?とともに初心者なのでワクワク楽しみにしています。

 前半の「追憶のバルセロナ」は19世紀フランス統治下のスペインを舞台にしたミュージカル・ロマン。新トップコンビ、絵麻緒ゆう、紺野まひるのお披露目公演かつ引退サヨナラ公演。さらに二番手の成瀬こうきも引退サヨナラ公演というなんだか混乱してしまうけれど重要な公演だけあって、力の入ったいい演目でした。

 フランス軍の侵攻を食い止めるべく出征する主人公フランシスコとその親友アントニオだが、戦いに破れ、フランシスコは行方不明となる。アントニオは、フランス軍への反抗を理由に囚われたフランシスコの家族や、密かに思いを寄せるアントニオの許婚セシリアの家族を救おうと、フランス軍に協力する。行方不明のフランシスコを待ちきれずに、アントニオと結婚してしまうセシリア。一方、アントニオは記憶喪失でジブシーに身を助けられ、だんだんと記憶を取り戻しながらフランス軍から祖国を取り戻そうとする。そんな彼を慕うジブシー娘イサベルの切ない恋心。

 統治下のカーニバルで3者が再開し、分かれてしまった立場の違いや恋人を奪われたことを悲しみながらも、友情と祖国への気持ちは変わらないことを知り、物語はクライマックスへ向かいます。

 運命のいたずらで祖国と恋人、友情を失い、そこから立ち上がるフランシスコの勇気、見守るイサベルのいじらしさ。最善を尽くしてとはいえ、祖国と親友を裏切るアントニオの葛藤など、とにかく脚本が良かったです。これは帰りにK嬢にぽろっと話したことだけれど、「アントニオが祖国と友情を取り戻すために、フランシスコの身代わりで死んで、フランシスコはセシリアと元のさやに収まっった挙句、愛する人と祖国を守って強く生きていこう、とかっていうオチになるベタな脚本じゃなくて良かった」です。

 ※とか言っていたら、ヅカファンT嬢は、もっと深い読みでした。ベタなオチとしてセシリア殺すことは思いつかなかったな。さすが!

 苦言を呈するとしたら、余計だったのはエスメラルダ、クリストフ伯、イアーゴ。ベテランの役者さんを使いたい、うまい演じ手で舞台を締めたいっていうのは分かるけれど、明らかに浮いていますし、使われ方、重要性のもたせ方がわざとらしくて変です。宝塚というシステムの中では仕方が無いのかもしれませんが、非常に気になりました。

 あとは、脇役アントニオの葛藤がきっちり描かれた上に、役者さんが見栄えがするので、主人公の絵麻緒ゆうがすっかり霞んでしまったこと。ヒロインもちょっと単純で「教養も家柄もなにも無いけれど、まっすぐで情熱的なジプシー娘」を演じすぎていて、「演じすぎで薄っぺらく見える」というのが残念。どう考えても「アントニオ素敵〜」が一番の感想になってしまいましたからねぇ…。宝塚的にはまずいんじゃないかと。

 全体にはとてもとても楽しめました。

 後半は、グランド・ショー「ON THE 5th」

 これについては、「911までは楽しめた」といっておきましょう。歌あり踊りありの楽しいショーでした。

 ただ、楽しいショーに、なぜ「911」をテーマとして盛り込み、しかも、その方向が「GOD BLESS AMERICA」になるのかだけは、どうしても分かりません。しかも、その後、「死んだと思っていた恋人は戻ってきて、ハッピーエンド」でまた楽しいフィナーレのショーになるなんて。

 私は、「GOD BLESS AMERICA」の大合唱の中で、怒りと悲しみが込み上げて、泣けてしまってしょうがありませんでした。

 死んだのはNYの三千数百人だけではないんだ、その後のアフガニスタンで、いったい何人の罪の無い民間人が殺されたんだろうか。アフガニスタンの人が何人なくなったかは、報道すらされない。テロの後もアメリカの被害者達はすぐに元の豊かな生活を取り戻しているけれど、アフガニスタンの人たちは、難民となったり、食べ物にも困る状態に置かれたりしている。そして、それ以外の国々でも、アメリカを中心とする覇権主義の結果、多くの人たちが戦禍に苦しんでいる。それなのに、なぜこの人たちが、キリスト教徒でもない宝塚のスター達が、アメリカを祝福して歌わなければならないんだろうか。それも「楽しいショー」の一部として。

 溢れる感情にごくごくと痛む喉を抑えて客席を見渡しても、皆、平然と舞台を見ています。周りの観客達は何を思っているのだろうか、それを窺い知ることは出来ませんでしたが、このショーの中でテロ犠牲者追悼やアメリカ祝福をしたいと真剣に思っている人はほとんどいないんではないかと思いました。

 「みんな、好きなスターが素敵なショーを見せてくれることを、純粋に楽しみに来ているんだろうに」…そう思って、そもそも観劇を楽しむことが出来ることに、また、ショーの内容を真剣に考えなくても、場面が変わったらすぐにまたハッピーエンドを楽しむことが出来てしまうことに、そして、観劇が終われば、家で美味しいご飯を食べることが出来ることに、絶望的な感情に駆られました。いつから、日本人はこんなに無神経で人の痛みや境遇を思いやることのできない民族になってしまったのだろうかと。

 演出家や宝塚のスター達が、本当にテロを憎み、911とその後の一連の争乱で亡くなった方々を追悼したいのであれば、街頭で署名でも募金でも、または、舞台でメッセージを読み上げる何でもでもするほうがよほどよかったと思います。
 そして、本当であれば、全世界の平和を祈って欲しかったと思います。それぞれの土地で、それぞれの神をいただく、この世の全ての人々が祝福されるように。それが愛と夢を歌う宝塚のあるべき姿だと思うのだけれど。

==その後、ネットから拾ったこと============== 
 こんな報道を読むと、やはりまたやるせない気持ちが込み上げちゃうんですよね。違うだろうって…。「深刻になると困るが」って何?「God Bless America」は犠牲者追悼の歌なの?

【以下引用:報知・芸能EXPRESSより】
 演出の草野旦(あきら)さんは「深刻になると困るが(テロ被害は)避けて通れない」と、犠牲者追悼の歌「God Bless America」をささげる場面を用意  


2002年09月07日(土) 強面の神風タクシーは気のいい髭オヤジだった

 件の出張です。朝から新幹線に乗って神戸で打合せ。

 行きの電車で同行の上司には「今晩、東京で予定があるので、最悪飛行機で帰りますから、よろしくお願いします」と言っておいたのだけれど…。ぜんぜん手加減してくれない。私はあの一言で「5時前に終わらせてくれ」と言ったつもりだっただけどな…。

 ようやっと終了したのは6時を回ったところ。新幹線で帰ると東京着は22時を過ぎる計算!!出費は痛いけれどタクシーで伊丹に向かい、飛行機で羽田に行くのが最短コースか…というわけでビルを出るなり、上司に「ではここで」と別れを告げて、タクシーに乗り込み「伊丹空港までお願いします。でも、まだこれから飛行機のチケットとれるか電話するので、取れなかったときは新神戸まで行ってください」とお願いして、電話をかけまくりましたが、JALもJASも満席。やっとのことでANAの最終便をGETできました。最後の3席ですって!

 運転手さんに「7時50分の飛行機が取れましたのでよろしくお願いします」と言ったはいいけれど、早速渋滞。おまけに高速の入り口が閉鎖。ひょえ〜と青くなりましたがそこはプロ。渋滞を少しずつ縫うように前へ、前へ。高速でも車の群れを捌きながら渋滞をものともせずに進んでくれました。実際、結構ムリして爆走してたんじゃないかしら。

 結果、7時ちょうどに伊丹空港にたどり着き、胸をなでおろしたのですが、料金は11,000円!「くそ〜上司のバカ。」と思いながらも「いや〜助かりました」と運転手さんに支払おうとすると、「おねぇちゃん、割引」と1,000円バックしてくれちゃう髭オヤジの強面運ちゃん。いや〜やさしいんだなあ。そして、いいかげんだなあ、さすが関西(根拠のない感想)。メーター付いてんのに駄目じゃんと思って、「うわー、ありがとうございます。無理言って飛ばしてもらったのに申し訳ないです。どうもありがとう!じゃ、気持ちだけいただきますから、この分でコーヒーでも飲んでください。ホントに助かりました」とお返ししてきましたが、いい運転手さんに当たりました。

 ここからは運勢好転と行きたいので、出発ロビーでビール食らって気分を盛り上げ、合流するT嬢K嬢へのお土産に美味しそうなお菓子なぞを物色。我ながら、こういうことをすればすぐに気分が切り替わってしまうのは、数少ない長所だと思います。
 ※名前は忘れたけれど、いちごの生チョコレートがむちゃくちゃ美味でした。シャンパンやデザートワインにぴったり!

 飛行機に乗ってしまえば羽田はすぐそこ。到着ロビーをダッシュですり抜け、すでにホテルで盛り上がっているであろう二人の下に急ぎました。

 ちゃんと、夜食買って待っててくれてるんですよね。そして飲みもせず…。「とりあえず、ジャグジーが気持ちいいからお風呂入っておいでよ〜、待ってるから」と優しい言葉に、なんだか申し訳なくもうれしくなりました。やっぱり長年の友はいいわ。

 T嬢持参のワインに、コンビニの夜食。そして空港で購入したお菓子を食べて、取りとめの無い話で贅沢に夜が過ぎます。明日は、ゆっくり起きて、スパに入って、贅沢ブランチして宝塚だっ!


2002年09月05日(木) 私の前世はきっと草食動物。

 新宿某所で某人と飲みました。特に用があって会ったわけではなく、とりとめのない話をしたりなんだり…でそちらの印象は強くなかった(ゴメンなさい)のですが、店は良かったです。
 和風ダイニング…なのかな。カウンターのほうはまさにそうだけど、座敷のほうはちょいと居酒屋風でもある普通の店だけど、お値段は悪くない。コースは4500円〜8000円。アラカルトのメニューも800円から1600円くらいの値段設定だし、まあ、クラスにしては高目かなあというところだったのですが…。

 おいしいんです。凝った料理なんて何一つ頼んでないのに、お通しの枝豆、きゅうりの酢の物、里芋の衣担ぎ、の3点盛りで「あ」と思いました。
 ◆ちゃんとした野菜らしい素材の味がする。
 ◆茹で加減、塩加減、野菜の切り口がちゃんとしている

その後も、刺身の盛り合わせ、生野菜のまるかじり、干物のあぶり焼き、黒豚のマリネ風サラダと全部美味しかったです。いまどき、こんなにちゃんとした野菜を食べさせる店って、高級店でも少ないのではないかしら。

というわけで、野菜食いのワタクシとしては非常に満足した夜でした。これから野菜が食べたくなったらココに来よう!


2002年09月04日(水) その後の役人騒動

 あれだけ引っ掻き回しといて、この結末か…ってな感じで怒り心頭というよりも脱力腑抜け状態です。

 件の企画書(0822参照)を持って、遠路はるばる某所でプレゼンしたら、
この段になって初めて出てきた先方の「課長」が「う〜ん、やっぱりこうやってちゃんと提案の内容を聞くと、一部分だけでなく当初の提案どおり全体をやるべきだと思うんですよね」といきなり180度方向転換…。これまで話を進めてきた課長補佐ってば顔面蒼白。

 しかも、課長からは同じ料金、同じ期間で全体も出来ちゃったりしないかな〜という虫のいいサウンドも混ざってたりして…(やんわりお断りしましたけど)。

 お〜いっ、どうなっとるんじゃ。

 課長補佐君よ。うちに頼むとか何とかほぼ決まりのようなこと言っといて、根回しちゃんとできてないのかしら?予算×××万円取ったとかなんとか言ってたけどどうなるんでしょうねぇ。

 というわけで、この件、またもやペンディングになったようです。

 次にお声がかかるのは12月くらいかしら…(笑)、まあ、そのときは、一部の導入もきっぱり断ります(予定)。

 まったく、お役人様の仕事の進め方には開いた口がふさがりません。日頃の構造改革論議とか、石原都政、田中県政のやり方には色々と問題があるなあと、その下で働く多くの公務員の方々に深く深く同情しているのですが、いざ、一緒に仕事をすることになると、やはり『役所の仕事』には無駄や他人任せの責任逃れが多いことを実感します。
 上(または外)からの改革はむちゃくちゃだし、中にいる人間には、改革する気もないし、法や過去からの経緯でできないことはたくさんあるし、そもそもどこに問題があるか分っていないのではないかと思うわけで…。

 そこで、個人的には、『公務員は民間企業で3年以上勤務した経験を有する者のみ採用とする』というのが一番の解決方法ではないかと思うわけです。まあ、今いる人たちが一巡するまでに何年もかかるので、即効性はないのだけれど、やはり「予算に対する考え方」や「プロジェクトの効率的な進め方」を身に付けた人たちが、実効性の高い改革を自ら行うことが一番ではないかと。もちろん、今いる人たちを民間企業に派遣するという方法もありますが、それだと「元に戻る」が前提なので「お客さん扱い」されて余計に悪いこともあるのではないかと懸念もされますし…。

 勝手な意見なので当事者の皆さんには色々言い分はあると思いますけどね。


2002年09月03日(火) 大山が見えないのは寂しいけれど

 午後から健康診断なので(なのに?)、一緒に行く女の子3人で早めに仕事を抜けて、近所の40数階建ての職住近接小洒落たビルでお昼食べてから行きました。

 体重が増えるのはいやだけど、美味しいもの食べるチャンスは逃さない…女ってよくばりよね。味はまあまあでしたが値段は高すぎる。1800円のパスタランチってちょっとひどいと思いません?

 夕方からは、某所でプレゼン…。うちの会社の人数規模が少ないのがちょいとネックになったかもしれない…。マンパワー確かに足りないしなあ。
 どうかなあ、きっと取れないだろうな、と思いながら、自宅最寄り駅を降りてとぼとぼ歩く帰路…。ふと横断歩道の真ん中で顔を上げると、西の空がバンっ!とひらけました。

 夕間暮れの、水色から薄紫色に変わりつつある空に、紅色の鮮やかな雲がいくつもいくつも、幅広のリボンみたいにたなびいていて、息を呑みました。

 東京に住んでいると、いつも周りを建物に囲まれているので、空がとても狭くて息苦しいと思っていたけれど、こんなところから、西の端が見えるんですね。

 ああ、きれいだ。この一瞬を偶然見ることが出来て、良かった。

 はかなくて、鮮やかな風景に、不覚にも涙が出そうになりました。 


2002年09月01日(日) 残暑の散歩

 昨日は、ホントにぐったりだったわ(笑)。

 で、その疲れを癒し、気持ちの良い週末気分を取り戻すべく、昼前から代官山にお散歩に出かけました。

 白いシャツに、ジーンズ、紺のリュックを肩にかけて、歩きやすい底のしっかりしたサンダル履いて一人でさくさく歩く…あ〜、本来の自分に戻ってすごく幸せ。人間、無理はいけませんね。

 代官山は、おしゃれな女の子で一杯。目の保養には最高ですね。やっぱ、こういうコがいいよねぇ。うんうん。

 T嬢の誕生日プレゼントを選んで、ついでにカードも探して、雑貨や洋服を見て…お昼になったので、洒落たイタリアンカフェでパスタランチ食べて、女の子の楽しみを満喫。

 おんなじ女子度を高めるんだったら、こっちの方がぜんぜんいいなあと思った次第です。何をしたわけでもないのだけれど、昨日の後だけに、命の洗濯をした気分。私って対人ストレスに弱いなあ。


キューピー |MAIL