猫の足跡
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2002年08月31日(土) 私、がんばったのに。

 というわけで、ぱーちーです。

 まず、結論から言いましょう。許せんっ!!!!騙された!!!!

 パーチーは5時からということだったのですが、せっかくT県から出てくるTちゃんと楽しもう、秋物も見たいし。と2時に有楽町で待ち合わせました。

 会うなりTちゃんってば「あっらー、蚊取犬ちゃん。そんな服持ってたのね〜〜?どうしちゃったの?」と絶句。

 「どうしちゃったの、ってあなたが脅かすから…。これでもがんばったんだけど、駄目かしら?アタシ、スカート一枚買ったのよ、コレ」とちゃんとこれまでの顛末を白状すると、Tちゃん大爆笑。
 「あんた、服買ったわけ〜、あはははは。」
 「いや〜、がんばった、えらいよ。女子度アップへの道はこうじゃなくちゃね。」
 「いいよ、なかなか、全然駄目じゃないってば。でも、非番のスッチーみたいで隙がなさすぎる。頭良くて金かかりそうな女に見えるから、男を寄せるにはもうすこし、甘さを入れないとね」と矢継ぎ早にやさしく厳しいお言葉。そして、「おかし〜〜、蚊取犬ちゃん誘ってよかった〜〜。やっとこういうの一緒に楽しんでくれるのって最高よぉ、げらげら、楽しいでしょ〜」と笑いが止まらないTちゃん。後ろで、デパートの店員さんが、目を点にしていたのが忘れられません。ちなみに、Tちゃんは白の洒落たノースリーブニットに、アシンメトリーのフレアスカート。足元は華奢で高そうなサンダルとなかなか女子度の高い装いです。

 失礼ねぇ。と思いながらも、一応の評価を得てほっとしたのも真実。そうなると欲も出るわけで、某化粧品屋が新規出店した記念で無料メイクサービスをしていたのに申し込みをして、プロのメイクさんにお手入れしてもらいました。「どんな感じにしますか?」と言うので、「すこし甘口のやさしい感じにしてください」とお願いしてみると、これはすごい、さすがプロだけあって、ふんわりとした感じにしてくれました。Tちゃんもびっくり。

 諸氏の助力を得て、めでたく出陣にこぎつけ、目的のビルにたどり着きました。どんな人が来るんだろう、とどきどきしながらエレベーターを待っていると…女の人が二人やってきました。お、参加者か???

 ???え、参加者なの???というようなお二人。年の頃は30歳前後。そしてどう考えても彼氏いない暦も30年?という感じ。化粧ッ気もろくにない、そもそも日常のお手入れすらしていないんじゃないかという、くすんだ、日に焼けていない色白の肌。そんなブラウスどこで売っているの?と言いたくなるような白いアナクロニズムに満ちたブラウスにフレアロングの洒落っ気も何も感じられないスカート。田舎のさびれた駅前商店街の自称ブティックでしかお目にかかれないんじゃないかしらという装いです。

 思わずTちゃんと顔を見合わせてしまいましたね。…???って。

 会場に入っても、どう考えても努力の足りない女ばっかりで、げっそりしました。Tちゃんも「どうしちゃったんだろう」と驚くくらい。一人もノースリミニワンピなんていやしません、それどころか膝丈スカートだって半数以下!もう、男性がどうこうではなくて、来ている女性見るだけで戦意喪失状態。だって、受付のおねぇちゃんが一番可愛かったんだもん。
 私ら2人だけ、妙に頑張っている雰囲気で、金かかりそうな女に見えて明らかに浮いている…「うちら、サクラみたいだね」

 男性は、みなそれなりにちゃんとした感じのサラリーマンが多くて、割とまとも。「え〜?大丈夫?」という人はおりませんでした。男性15人くらい。女性も同数で、まずは全員とお話しましょう。その後でいいな、と思った人の番号を4人分書いて事務局に渡すと、今度は自分をいいなと思った人の番号を渡してくれるので、それぞれとフリータイムでお話しましょう。というお時間、そして、最後は、総括して今後も連絡が取りたい人の番号を書いて事務局に渡すと、めでたくカップルができあがり。または、連絡がとりたいと思ってくれた人の連絡先が事務局から渡されてさようなら。という進行でした。

 まず、全員とお話…。一人5分の持ち時間で15人と話すなんて、もう人間業じゃないです。お互いに自分のプロフィール書いたシートを交換して(見せるだけであとで回収)、更には誰と何話したか各シートを渡されるのだけれど、ただただ流されるだけでした。ココの段階でむちゃくちゃ疲れて、思わず「Tちゃん、アタシもう疲れた」と言ってしまいました。来ている人には失礼だなあと思ったけれど。一応、誰とでもフレンドリーに、嘘は一切交えずに素の自分でお話したつもりでしたが、どう受け止められたんでしょうか。職業なんかも嘘つかなかったので、敷居が高そうに見られたかもしれません。

 ここで、私をいいなと思ってくれた方は5名だそうで。次のフリータイムに突入。ハイ、これもまた結構疲れました。年収2000万医者とかいうお兄さんがけっこう積極的で、あとで飲みに行こうよ友達も一緒でもいいから電話して、とこっそり電話番号下さったりしたのですが、やはり、そういう女(医者とか金持ち目当て)に見えるんかなぁと、自分を客観的に見てしまいました。ちなみにTちゃんとこにもその医者は行っていました(笑)。
 その後にも声かけてきた人たちって割と自分に自信ある系ばっかりで、ちょっと好みではなかったのが残念。

 さて、結果として私にご連絡先を下さった方はいらっしゃいませんでした。まあ、私も誰の名前も書かなかったからほっと一息なんだけど。
 そしてそして、決して上玉とは言えない私たちが目立つくらいのあんなメンバーばかりだったのに、ちゃんとカップルができたのにはビックリでした。まあ、結婚を真剣に考えるのであれば、ああいう、家をちゃんと守ってくれそうなタイプは男性的にマルなのかもしれません。あんまりスレてなさそうだし。
 
 何ら収穫のなかった私たちは、飲んで憂さ晴らしです。「何よあの女たち!!」ワインを酌み交わしながら、まるで、ピーコかという罵詈雑言で、ストレス発散。女子度を高めようなんてどこかいってしまいました。気が付けば…。

 Tちゃんと別れて家に向かう帰り道のわびしかったこと。
 これで、今年の夏が終わるなんて…。私の夏を返して!


2002年08月30日(金) なんだかんだ言いつつスカート買ったバカ女

 さて、女子度のアップだ、ぱーちーだ、と騒ぐのはいいけれど、本当に、そういういわゆる「男好きのする服」を1枚も持っていないことに愕然となったので、この際だから購入することにいたしました。

 とはいえ、たかが出会い系パーチーに労力使ってそのうえ金を使うのはバカらしい…どうせモテなくて自虐するだけなのに…という、醒めた自分と戦い、

 一方で、自虐しに行くからには、せめて悔いなく見た目だけはなんとかしたほうがいいんじゃないか?駄目は駄目なりに、努力もしないで負けるは悔しいのでは?という妙なプライドもむくむくと湧きあがり、

 ついでに、たまにはひらひらしたスカートの一枚でもはけば、少しは女のコらしい考え方や振る舞いが身につくかもしれない!という虫のいいことまで考え出すに至っては、葛藤やこれいかに。私の繊細な神経はいかれてしまいそう。

 ※ここで、Tちゃんだと、「綺麗になって素敵なお金持ちの彼氏と出会ってばら色の人生」っていう妄想…ゲフっ…いえ、シナリオを描くことができるからうらやましい限りです。

 もう、悩むのもばかばかしいので、とりあえず横並びの好きな日本人にあわせて、きっちり真っ向勝負しに行こうじゃないか。と。まずは手持ちの洋服、靴、かばんをチェック!
 靴とかばんはある程度コンサバがいいわけだろうから、黒とベージュのコンビの小さめハンドバッグ。金のチェーンがアクセントのラブリーなフォルムが箪笥の肥やしになる最大の理由であった一品を掘り出してまいりました。よく、型崩れもせず立派に生きていてくれたねぇ…。と涙。靴は、最近買った仕事用だけどまあまあのストラップつきの黒のパンプス。

 ここまで、よーし。

 さて、問題の服。スカートに合うトップスがまずあるかどうか…。お仕事系は却下だし。かといってアウトドア系はまずいし。ワンピ買うのはバカらしい。せっかくだから同じ買うなら今後もつかえそうなスカートにしようと思っているし、それにあわせるものとしたらどんなものがあったっけ?
 う〜む、うむむ。綿シャツ系は駄目。ジャケットは辛口しか持ってないからねぇ。これもだめ。あたらしく買うのも癪だし。ごそごそ漁っているうちに、プランタンのバーゲンで買った薄いブルーのシャツブラウス。シャリ感のあるポリ・レーヨン・麻の混紡で、比翼仕立てのちょっと長め丈。ウエストに細い同じ生地の紐ベルトがついていて、前か後ろでリボン結びにするタイプが出てきました。おうおう。これだ!色とリボンで甘さを出して、襟やラインはすっきり辛口。こいつにスカーフでも首にひとつ巻けば、なんとか形はつくだろう。

 あとはスカートだけね!!
 
 とここまでが昨日の夜の顛末。今日は気合が入ってますから、仕事でお客さん先を4時に終わったら直帰にして服を見るためにダッシュ!…本当は、なかなかイメージに合う&サイズが合う服が見つからないだろうから十分な時間が必要だっただけですが。

 まずはお客さん先から一番近いところにある丸井でスタート。丸井からってあたりに、気合が入っているんだかいないんだか、取り組み姿勢のアンバランスさがよく読み取れますね。我ながら。

 まあ、上のほうの階からふらふらと見て降りてきて、今ひとつだなーやはりどこか銀座あたりにでも出ないといかんかなーと思っていると、セレクトショップ風の店が目にとまりました。あ、この店センスがいい感じ。
 入ってみて、いくつか見ていくと、やはりなかなかです。よし、試着してみよう。ということで、2枚ほどスカートをはいてみると、案外サイズもぴったり。丈やラインもイメージどおりでいい感じでした。

 安易だけどここで決めちゃえ。と、思ったところで大問題。バイアスチェック風の柄物だったのだけど。黒×こっくりした臙脂、濃紺×セルリアンブルー、こげ茶×ベージュの3色がありまして…。どれにしようか非常に迷ったのです。センスのよさは臙脂かなあ。トップスに合わせるならブルーだし、着まわしが良くて無難なのはベージュだし…。

 うんうん言って悩むこと10分近く。結局「ブルー、お似合いですよ」という店員さんの一言(あれは、「もういいかげんに決めてよ」の、うまい翻訳だったと思います)で決めましたがこれでいいのか?安易だなあ。8900円という値段も気合のアンバランスが見事に表れていますよね(笑)。

 まあ、予想外に早く決まったので、帰りに自由が丘でお茶してほっと心を癒して帰りました。ああ、やっぱり、こういうの疲れるなあ。

 さて、後は風呂入って、爪塗って、本でも読んで音楽聴いて寝るか。
 で、家に帰って一式あわせてみましたが、まあまあかな。確かに普段と比べると明らかに「仕事度」が下がって、「おしゃれ度」が高まっている感じはします。が…それが「女子度」につながっているかどうかはちょっと疑問。自分で言うのは何だけれど、「可愛い系」ではなくて「キレイ系」になってしまっている気がするので…。ただ、膝丈スカートなんて久しぶりで脚さばきや座り方に気を使う点はよいことでしょう。体全体の動きがおしとやかになっているみたいでうれしいです。

 少なくとも、第一弾としてはそれなりに努力をしたのだから、後は、ベテランのTちゃんの判定・アドバイスと、パーチーの厳しい洗礼を受けて、次の高み?に向かいましょう。


2002年08月28日(水) 更新情報


 別にたいしたことはない一日だけど、色々ちいさい楽しみがあった気がします。

 ・会社の近所でコンビニ開店。ソフトクリーム(コーンなし)を配っていたので、それをもらって、ヨーグルトに「たらみ」のフルーツコンポートをのっけて、その上からソフトクリームをかけて「即席ヨーグルトサンデー」を作成。午後のデザートを楽しみました。

 ・朝日選書「橋はなぜ落ちたのか−設計の失敗学」購入。アサヒ・コムの書評で取り上げられていたので、読みたくなったものです。まだパラパラめくった程度だけれどおもしろそう。物理をちゃんとやっていたらもっとおもしろいんだと思うけど。

 ・急にまともな野菜料理が食べたくなって、家で調理。メニューは「ツナオクラの和え物」「焼きナス」「里芋の煮付け」もう、むちゃくちゃ満足。そういえば、ここのところスポーツクラブ通いに夢中で、ちゃんとしたご飯作っていなかったからねぇ。

8月16日〜21日分更新しました!!


2002年08月26日(月) そ、そんなバカな!

 会社に行ったら、上司が「金曜日に、お客さんから電話があって、どうしても7日じゃないと予定が取れないって言うんで、出張入れちゃったから」と…。

 あの…7日って土曜日なんですけど。私、もう予定入っているんですけど。

 「休日出勤になっちゃうから、もちろん振替休日決めてね。もし、何かもう予定が入っているようだったら、僕一人で行くから大丈夫だから」

 え、え〜と、そうおっしゃられても、一応、主担当制を敷いていて、神戸某社の主担当は私と先回伝えてきたばかりなんで…いきなり「土曜日なので蚊取犬は来られません」ってわけにはいかないでしょう…?

 このあたり、この上司とは絶対に相容れない部分なのですが、彼は、思いっきり善意の人なのです。だから、「お客さんも満足させたい。蚊取犬に負担をかけたらかわいそう」→「予定があるなら僕が行けばいい」になるのです。お茶事件のときも、「蚊取犬だけにお茶入れさせるのは大変」→「みんなでやればいい」という単純な図式でだけ結論を持ってきて、大変な思いをしたのでした、そういえば。

 この人には、決して「負担をかけたらかわいそうだから交替される」側の人間の感情や、周りがそれをどう受け止めるかということは気にならないんだろうと思います。「それがいいことだ」と信じるとまっしぐらだし。で、こういう件に関しては、いくら本人や周りが意を尽くして説明しても、議論は平行線をたどるばかり…。いい人なんだけどね、同僚も私も今までこの性格でどれだけいらぬ苦労をしたことか…。

 ほんとにいい人なんだけど、世の中の常識が通じないんだよね〜。はあ(ため息)。

 で、そんなバカな!と怒り・嘆きつつ、7日は出張と相成りました。今、必死で夜の部に少しでも早く参加する方法を模索しています。いざとなったら空港までタクシー飛ばして、空路羽田に一直線かしら。


2002年08月25日(日) 幼馴染がお水の花道!

 ってのは大嘘で、単に某地方都市で高級クラブのピアノ弾きを始めたというだけなんですけど。

 それでも、お水の世界を垣間見ることができてなかなか楽しいらしいです。ホステスのおねぇさん(ってY嬢は言っているけれど、大半は年下だろうと私は踏んでいます)たちはみな、とても優しくて、ぽーとしたY嬢を「先生」と呼んでいろいろ親切にしてくれるそうです。中には酔っ払ったお客さんが「俺はこのお姉さんと飲みたいんだ」とか言いながら絡んでくることもあるようですが、そうすると、ホステスさんたちがうま〜く「ね、○○さん、ピアノの先生はお酒飲んだら、弾けなくなっちゃうからだめなんですよ。また今度にしましょ、ね、それよりも、お好きなあの曲弾いてもらいましょうよ(はあと)」とかなんとか言いくるめて撃退してくれるとのこと。「私にはとうていまねできない技なの」…そうでしょうねぇ。
 そして、マネージャーの心配りときたら、すごいらしい。「ちょっとね、風邪気味で体調悪いし疲れてるな〜とか思ってると、誰にも何も言ってないのに、“どうしたの、元気ないね”とか気を使ってくれるんだよ〜、なんか素敵なの」とぽわ〜となっている様子。「いや〜それができるからマネージャーやってるんでしょう。お水のおねぇさんたち束ねるには、顔色一つでなんでも分からなくちゃ」と言ったら、「そうだね〜、私、ひょっとして好かれてるのかも、ってドキドキしてたんだけど、違うに決まってるよね〜」……ごめんっ!!傷つけちゃったかしら???もしかしたら、ひょっとすると、そうなのかもしれないけれど、あなたの男を見る目のなさだけは良く知っているから、やっぱり断言しちゃおう。「違うって。みんなにそう思わせるのがマネージャーの腕の見せ所なんじゃない?」

 そんな彼女の唯一最大の悩みは「ジャズピアノがうまく弾けない」ことだそうで…、ちょっと耳の肥えたお客さんからは、「もうちょいまともに弾ける曲は無いのか」といじめられ、また、弾けない曲のリクエストに苦しめられたりしているんだとのこと。「でね、お店のバーテンさんが慰めてくれたんだと思うんだけど“前の人は上手だったけど、おじさんだったから華が無かったんだよ。やっぱり若い女の子じゃないとね。Yさんが入ってくれてよかったと思うよ”って言うの。私、すごく傷ついちゃった」

 確かに、プロとして仕事をしている以上、本業が貶されて洋食を褒められてもうれしくないものですからねぇ。やっぱり、何の仕事にせよ、プロとしてお金を貰うのは色々大変なんだなぁ。
 
 というわけで自由が丘のイタリアンで美味しいパスタ(小柱とトマトとアスパラのソースが絶品でした)その他を食べつつ、あっという間に3時間。
 いやはや、予想通りこの業界の話は外から聞くなら本当におもしろい。今後の報告も期待していますよん!

※フレンツェン、来シーズンのザウバー移籍決定!おめれとう。
 やっぱり、F1界はいいドライバーを見捨てないんだなあ。と一安心。
 今シーズンの鈴鹿でハインツの走りを見られないのは残念だけど、来年を待ってます。


2002年08月23日(金) 反響続々

 “出会い系ぱーちーに行くのだ”という話を、ネタとして振りまくってたら、様々な方面から反響が!!
 やはり、自分で行く気にはならなくとも、興味があるのは当たり前。私自身がそうでしたから、サービス精神満点でネタ振っちゃうもんね。そもそも、30過ぎて出かけるなんて自虐そのものなんだから。

 誘ってくださったTちゃんからは前述のとおり厳しい通達が出ていたので、そのあたりを中心に色々と嘆いていたら……

 K嬢からは、「あなたがその格好してたら、コスプレですって。OLの。(言い過ぎゴメン)でも、見たぁーい!」
 T嬢からは、「貸すって! ピンクやブルーのひらひらふわふわワンピや、シックでフェミニンなノースリーブワンピ」
 C嬢からは、「蚊取犬、仮想パーティーに参加か?ワタシのボディコン赤い革スーツでセクシー路線だ!」
 N嬢なんて、「大きな猫を背負って、ぜひ奮闘を。いい男が見つかるようであれば、私はさらに大きな猫を背負って参加しますので、報告を希望します」

などと言われ…。日頃の「女子度」の低さに深く反省。

 そうだよね。あたしが男だったら、髪くるくるしてて、ペールピンクの膝丈ノースリワンピに薄手の白いカーデしょって、小さいバッグ持って、パンプス履いた華奢な子がいいもん。ピンク系の口紅塗った顔で、にこ、って微笑まれちゃったら、もうイチコロよね。

 見た目も性格も自分がそうなれないことは百も承知だけれど、そこに近づく必要はあるかもしれないと、日頃の自分のあり方を振り返った蚊取犬でございました。

 お洒落はしても、その路線は明らかに「好感度」を意識したものではないし…。日頃、かわいいといわれるのは無理だからと、カッコいい路線を追求してたのがいけないのかしら。

 さて、当日まで約一週間。どうしましょう。にわか女子度アップに驀進すべきか?「ありのままのワタシを受け入れてくれる心の広い男性」を探すべきか?

 本来の幸せを追求するなら後者なのだろうけれど、それでは、せっかく清水の舞台から飛び降りて自虐しに行く意味がない…。まあ、とりあえず見た目だけでも改善を図るとしましょうか。できる範囲で。

 件のTちゃんは、白金女学院に入るとか言ってます。スゴイ!
(白金女学院ご存知ない方はぜひgoogleででも検索してみてください、すごい世界が目の前に広がります)


2002年08月22日(木) 270円×2、440円×10、1040円×1…

 ことの発端は今年の5月。12月新体制移行の仕事について打診をいただいたところからになるのでしょうか。

 通常だと、十分な期間のように思える仕事ですが、相手は某お役所。

 普通の民間企業なら1ヵ月で終わらせる事務処理の話だけで、「いや〜うちは色々あるので3ヵ月は必要です」って言うような輩。そのペースで逆算すると9月の頭までには納品できていないといけないということになります。おまけに、普通なら先にあるべき「設計方針」はこれから決める…とのこと。
 同行した同僚と思わず視線で「こりゃ無理だね」と愛…じゃなくて意思を確認しあったのはいうまでもありませんでした。

 普通だったら(普通が続くところがこの件の異常さを物語っているなぁ)、断ってしまう案件なのですが、一応、役所がらみの仕事なので、断るのもまずいかなぁっていう保身と、一度受けちゃえば、あとは美味しいという野心があって、「スケジュール的に全体入れるのは無理だから、一部だけ今期やって、あとは来年度にしましょう」っていう提案をしたわけです。当然、一部だけやるといってもスケジュールが厳しいのは変わらないので、「大至急、所内の体制をまとめて、着手しないと間に合いませんからどうぞよろしく」と言ったのに…。
 いつまでたってもお返事が無いので、同僚と二人「これは、ぽしゃったね。ラッキー!」と通常であれば「その後ご検討はいかがですか」と営業電話かけることもせず、地中深く埋めて、なかったことにしてから数ヶ月…。

 地雷が爆発しちゃいました。

 いけしゃあしゃあと「前にお見積もりいただいた件ですが、予算確保できる見通しになりましたので、お願いしたいと思いまして、ただ、最近の情勢上、ズイケイが困難ですので一応入札という形をとりますので、もう一度企画提案をお願いしたいんですが、それに際しては、統一の仕様書を各社に提示しますので、一応御社にお願いしたいと思っていますから、仕様書を一つ提示いただきたいんですが…。他の会社にはそれに沿って企画するように言いますから」

 あ、あの…ズイケイってナンでしょうか?仕様書ってウチは道路工事の会社じゃないので、仕様とか成果物とかそういうものはないんですけど…。

 とはいえ、以前にも某なんたら事業団とかなんたらかんたらという役所系のところと仕事した時の嫌な記憶をさらって、「ズイケイ」=「随意契約」=「オープンに競争させずに、役所側から一企業を指名して発注すること」だったか、「仕様書」=ああ、なんか適当に納品日とかスケジュールとか成果物(○○規定一式とか○○マニュアル一式)とか書いておけばいい意味の無い代物だったなあ、とか思い出しましたよ。

 だが、その前に、重要なことを忘れてませんか?役人さん。

 「同じ条件なら、スケジュール上、9月納品は無理です。前の提案の時にもぎりぎりで設定したのはご記憶のとおりですので、これからやるなら、最低3ヵ月は納期を後ろに伸ばしていただかないと受けることは出来ません」と言い放つと、「うぐぐ」という反応があって、「そうですか、じゃ、ちょっと検討させてください」と引き下がったと思うと、2分後に「検討の結果、半年延ばすことにしました」

 キミ達、ホントに検討したのかい!?@*+|¥%&#!?

 で、今更仕様書のフォームを作れだってさ。大至急。

 ええ、作りましたとも、こちとら弱小財団ですから。で、来週、それに沿った企画書持って再度4社でプレゼンですって。一応の出来レースしなきゃいけないんですって。うちはまだしも、当て馬にされる他3社はホント酷い目にあわされてることになりますよね。
 そんなことに時間とるより、さっさと着手したほうがいいと思うんだけどな。この給料(税金)泥棒。

 役人はみんな死んでしまえ!!!あたしはさっさと仕事終えて今日は会社の馬好きでTCKなんだよぉ!!!!!

 そんなこんなで若干遅刻しましたが、大井競馬場にダッシュで参戦。
 電話で連絡取り合って集合することになっていたのだけれど、なんとなく、パドックとスタンドの間くらいの発売所で会えるんじゃないかな〜と思っていたら、本当に見つけちゃいました!会社のメンバー(IGさん、IMくん、SHさん、KWくん)。「あたしってば、今日はツいてるかも!」と思ったのが良くなかったのかしら。

 5レースやって、当たったのは440円×10口だけ…とほほ。

 他のメンバーも270円×2口、1040円×1口のみ…ショボイ、ショボ過ぎる。

 社会人なら、30過ぎた男なら、せめて500円単位で買ってほしいなあ。でなかったら200円総流しで当てまくるとかさぁ…。うちの会社、所詮、お堅い財団だから小心者が多いということが良く分かりました。10倍以下の馬券に100円単位で賭けるんだもん。
 まあ、人それぞれですから。こういうことは…でもさ。

 というわけで、帰りの飲み会は、悲しく浜松町の安居酒屋。リベンジを誓うメンバー諸氏でございました。「次は天王洲のフレンチだ〜もっと頑張ったら、そのまま飛行機乗ってすすきの豪遊だ〜」と皆さん息巻いていましたが、だとしたら馬券の買い方変えなきゃね…。 


2002年08月21日(水) 薔薇の紅茶でお目覚め

 っていうとすごくロマンチックだけれど、単に昨日もらった英国土産を賞味しただけです。いや、味も実際ロマンチックでしたが。

 「English Rose」という名前の付いた薔薇の紅茶。
 日本語では「大和撫子」になるのかしら。確か故ダイアナ妃がそう呼ばれていたと報道されていましたが…。甘く、香りは馨しいのだけれど、飾り気や気取りの無い印象で、例えて言うなら「刺繍と手編みレースで縁取られた木綿の白いドレス」。茶葉と一緒にほんものの薔薇の花びらがたくさん入っていて見るだけでも幸せです。

 もうちょっと涼しくなったら、天気の良い土曜日にでも、ゆっくり起きて、ブランチのお茶なんてのが素敵だなあ。

 なのに、私はあくせく出勤。くうううっ。


2002年08月20日(火) 美食か節制か

 学生時代の友人I嬢がお泊りにやってきました。

 自由が丘の某所でご飯。Ferrariのスプマンテからバローロに流れ、きっちりイタリアン。業界人もごひいきらしい有名店ですが、手抜きしていない感じでコストパフォーマンスはまあまあでした。テラス席もいいかんじ。

 彼女は中学校の教員なので、今は夏休み。いいなあ。とは言うものの、石原都政のおかげで優雅な休みどころではないようではあります。先週英国旅行をしてしまったのであさってから31日まで土日も含め休みなしだって!もちろん、一日の就業時間は少ないようですけれど。

 で、いろいろ今の生徒さんに関するおもしろい話を聞いて、盛り上がった後、今の中学生が読むマンガの内容ってちゃんと把握してる?なんて話題はマンガネタに…。ちょうど、帰るところだったので、コンビニに立ち寄って少女マンガ雑誌を数冊購入して、比較検討大会になりました。
 「フレンド」派正統派少女漫画読みだったI嬢。イマドキのマンガに目が点状態です。「だから保健室がぁあぁぁ」とかいう悲鳴があがったりもしましたけど。おいおい、教師たるもの実態知っとかなきゃだめじゃん。日頃なにやってたのさ、と思う一方で、自分もこの実態を知ったときは目がぐろぐろしたので、「ああ、同じ世代なのねぇ」と思ったり…。
 読んでも何ら結論は出ないに決まっているのですが、唯ひとつ、確実に理解したことは、「自分たちはすでに10代前半とは共感しあえない“おばさん世代”である」という事実のみでした。

 ところで、振り返るとここのところ、ちゃんとスポーツクラブに行っていないわ!その代わりに美味しいもの食べてばかり!!!
 美食&デブor節制&ヤセ…なやましいっ!


2002年08月19日(月) ぱーちーに挑戦なのだ。

 私とデートもせずに、もてぎなんぞをふらふらしている彼氏にも飽きてきた…というよりも、それはそれ、これはこれ、ってわけで東京でエスコートして遊んでくれるようなイイオトコはおらんかなあ。と突然思いました。女三人で完璧デートしちゃったのがよくなかったのかしら。

 折しも、お見合い&出会いパーティーマニアのTちゃんから「こないだから何回かデートしてた自称青年実業家に振られたけど、もっといい人がきっとどこかにいるはずだわ!」などというメールが届き、なぐさめメールを書いていたところ…。「そうだ!私もデビューしちゃおう」とあたかも神の啓示のごとく名案がひらめいたわけです。

 早速、Tちゃんによさげなのを見繕ってもらうことに…。Tちゃんも青春18切符の残りを消費しなければイカンのでちょうど良かったようで、ノリノリで色々探してくれます。私の条件はただ1つ。「相手の年収職業なぞどうでもいいが、私が楽しめること」ってわけでTちゃん厳選の上最終選考に残ったのは以下の2つ。

 ・オール社会人40VS40、特選ワインぱーちー。うまい?ワインが飲めて五百円。ただし女性は24歳から33歳まで。
 ・こちらも社会人20VS20、着席。女性は30歳から42歳。男性は32〜45歳。

 う〜むむむ。究極の選択だわねぇ。前者はイイオトコ率高そうだし酒も飲めて楽しそうだけど、自分はモテそうにない。後者はモテるかもしれないけど、相手の本気度合い+ダメ男率が高そう…。そもそも40近くなってじゃらんだかぴあだか知らないが、そういうの主催の出会い系に参加するってどういう神経だか…(注:自分のことは棚上げ方程式です)。

 で、もう素直にTちゃんに「どっちがいいのよ」と聞くと、「蚊取犬ちゃんでも、相手が引き引きにならないのは後者じゃないの〜。私は前者で若い子がいいけどね」「まあ、年上のおねぇさま路線もいいのかもしれないけど…」と余裕の発言。まあ、確かに自分が世の中のスタンダードで、“カワイイ”合コンモテするタイプでないのは良く知ってますので、Tちゃんの判断に従いましょう。

 ここまでは、とりあえず前段として、学生時代や前職時代にいわゆる合コンはやったことがあるけれど、不特定多数の人との出会いパーチーなんて全くの初心者であるワタクシ。何を着ていけばいいのかも分かりません。またもやTちゃんに縋ると、「う〜ん。わたしがこないだ行ったのは、全員ワンピだったね。蚊取犬ちゃんも、モテたかったら、バリキャリに見えないように、パステルカラーのワンピとかで来てね」とのこと。

 …あ、あの〜私、ワンピなんて持ってないんですけど。パステルカラーの服なんて、多分ないと思うんですけど。脚に自信が無いのでパンツスーツとかじゃダメなんでしょうか…。
 んで、服はなんとかしても、それに合う靴も鞄もないんですけど〜。さらに言うと、それに合う顔もないんですけど…。

 なんだか、早くも白旗あげたくなって来ました。
 モテ系への道は遠い…。

 ♪どこま〜でも〜いこう〜、道は〜きびしくとも〜♪


2002年08月18日(日) 龍井茶に京都のお茶漬けアラレは絶品。

 今日は、天気も良くないし、昨日一昨日とアクティブに過ごしたので、のんびりデーです。

 昼に起きて、洗濯して、お茶飲みながら本読んで…。BGMはフォン・オッター。
 本は、つかこうへい「広島に原爆を落とす日」。久しぶりに読み直しました。祖国の歴史をを振り返りつつ、重い恋愛をたどるのは、こういう日に似つかわしいでしょう。重くなりすぎたので、口直しにベット・ミドラーを聞きながら酒見賢一なんかも読みましたけど。ワタシにゃ、所詮命をかけた恋愛なんて出来ませんって。

 さて、ワタシの怠惰な日曜日はどうでもいいですが、F1が怠惰なのは良くないです。
 ハンガロリンクでは、またもや茶番を見せられて、がっくりしてしまいました。

 ピットレーンとの合流でのハードブレーキ、突然のラップタイムの遅れとその直後に叩き出したファステスト…って、わかりやすすぎることするなって(笑)。
 「抜こうと思えば抜けたんだ。普通に走ったらこれだけのタイムがだせるんだぜ、へへ〜ん。」って言いたいことはよくわかるけど、子供のようなことをしてもしょうがないでしょう、シュー様。だからジャイアンとかって言われちゃうのよ。ファンには微笑ましいけどアンチには許せないだろうなあ、こういう面って。

 新世代対決は今回も見せ場をつくってくれはしましたけれど、所詮中盤の争いだし。もう、今季はまともなレースを見ることが出来ないのかしら(というよりも今季、まともなレースをいくつ見たかしら?)
 鈴鹿までには、2位争いも決着して、譲るだの譲られるだのが発生しない、普通のレースが見られることを祈ります。そうじゃないと、10月の気持ちの良い週末に、総額10万円近くかけて観戦しに行く価値が全くないですから。

 F1をつまらなくしているのはシューさんだ。決してシューさんが悪いわけではないけれど。
 このジレンマをどうしたらいいのだろうか。


2002年08月17日(土) 完璧なる横浜デート

 駄目家族3人にご飯を食べさせ、子供をあそばせ…、頭痛くてぎいぎいい痛くなるところを抑えて…考えるのはお誕生日ディナーのことだけ!

 そう。今日はK嬢T嬢と3人で横浜デート&中華ディナーなのでした。

 名目はT嬢と私のお誕生会。たまには豪華な中華もいいね、ということで店をいろいろ調べ、結果選んだ横浜の高級中華11000円コース。もちろんフカヒレとかあわびとか北京ダックとか超豪華内容!!

 桜木町に午後2時の待ち合わせ。いつも服装の合わない私たちだけれど、今日は「おおっ、そういう服を着てくるか」って感じで全員一ひねりしているくせに、また合わない。普通、仲良しの女の子同士って着る服も似るんだけどねぇ。不調和がまたおかしい3人組なのでした。もう、何度目の誕生会?

 全員神奈川県出身でK嬢は桜木町勤務なのですが、今日は観光客に徹することにして、曇り空だったけど、ランドマークタワーの展望台に上ることになりました。エントランスで見つけたのは「生ビール付展望券1100円」普通の展望券が1000円なんだから、これは買うしかないだろうってわけで、昼から生ビール決定。

 とりあえずぐるっと展望台を見て、予想以上に高くてびっくりしたり、ヘリポートつきのカッコイイオフィスビルを真上から見て「なんだか映画の一場面だな〜」と、悪者になってヘリからビルの屋上に降り立って財宝を盗み出すとかいろいろ想像したり、すっかりおのぼりさんを満喫しました。予想外でよかったのはおみやげ物のセンス良さ。ランドマークタワーと同じ高さまで目盛りがついているガムテープが一番ヒットでしたね、私の中では。一度でいいからぷるぷる豊満バストのT嬢に巻きつけてガムテーププレイを楽しみたいわ〜と大勢の観光客の前であらぬ妄言を吐き散らし、二人から怒られた微乳のワタシ…。飲食コーナーで「うわ〜いビールだ」とさくさく買って席に座ったら、残る二人はそろって小洒落たカクテルかなんかに変更してて、ちょっとはしごを外された気分だったりしたものの、思い切りボルテージ上がっているから話が弾むったら!

 展望台を降りて、今度は懐かしの高級お菓子「ハーバー」を手に、港までお散歩。カップルだらけの周囲には目もくれず、濁った海を見て、臭い潮風を受けながら、缶のお茶を開け、ハーバーをかじって…。なんだかのどかでとても幸せな気分に浸りました。う〜ん、デートだわ、これは。
 デートついでに、横浜東口まではシーバスに乗っちゃおう。ということになり、急遽クルージングまで楽しんで、そごうでウインドーショッピングして、いよいよディナーです。

 たどりついたのは、某中華料理店。結構な有名店らしく、お客さんの入りはまあまあ。コースも美味しかったです。予想に違わず。紹興酒の古酒も癖があるけどそれが病みつき、って感じで。

 ただ、残念だったのは、一度大皿に盛った料理を見せてくれて、それを近くのテーブルで取り分けて持ってきてくれたこと。サービス良さの顕れなんですが、…なんですが、自分の目の前にあるのは何の変哲も無い白い取り分け皿にちんまりと盛られた一口二口分の料理でしかなくて、すごく物足りなかったのです。
 せめて、取り分けた後の大皿をテーブルに置いてくれると良かったのにな、それともなければ、和食の会席みたいに、素敵な凝った皿に一品ずつ盛り付けてくれたらな、と思います。人間って、目で食べているんだなあと改めて感じ入りましたね。味は良かったんだけどなあ。やっぱり中華はテーブルくるくる、ですね。

 食べ終わりかけた頃、窓の外で花火が上がり始めました。最初はちかくで小さな打ち上げ花火。そして、後から遠くで盛大な花火大会が始まったようです。う〜ん、まるで、私達のためにしつらえたみたい。しばし見入ってしまいました。

 その後も、なんとなく余韻が続いて、もう一軒行こうか、という話になり、某ホテルのスカイラウンジバーへ。ピアノの生演奏のあるような本格的な店で飲みなおしました。横浜の夜景を見ながらオリジナルのカクテルなんぞを頼んで、大人の会話…となるはずが、T嬢がバースデーカクテルなんて頼んだものだから、一気にお笑い系になってしまい、カクテルに花火はついているわ、ピアノはハッピーバースデー弾いてくれるわ、写真はとられるわで、むちゃ恥ずかしかったです。楽しかったけど(否定しません)。

 いや〜、デートというものを経験するようになってはや十年以上。いままで、こんなに完璧なデートしたことないです。恥ずかしながら。これを女同士でやってしまうところに私達のまちがいがあるのではないかと、帰りの電車でひとり振り返りました。一応、全員それなりのパートナーはいるんですけどねぇ…(笑)。

 ちなみに、ウチのアホ彼は、もてぎまでGTの写真を撮りに行っていたようです(泣)。
 ちなみに、K嬢のだんなは、らぶらぶの後輩と飲みに行って爛れた一夜を過ごし午前様だったようです(泣)
 ちなみに、T嬢のダメ彼は、どこで何してたんやら…。ゴルフ?(泣)

 それぞれのパートナーを一同に会させて、ご飯でも食べてみたいものですが、ウチの彼氏は絶対ダメだろうなあ。やってみたらおもしろいだろうけど…。


2002年08月16日(金) 神戸、そして…

 神戸出張。普段はビジネスマンしか見当たらない朝の新横浜駅(某日の記述参照)…。今日ばかりは家族連れや旅行客だらけです。
 乗り換えも、改札も、お弁当や新聞を買うのも、全てに時間がかかって、せっかくのお休みを楽しんでいる皆さんには申し訳ないけれど、朝からうんざり(流石にグリーン車のほうには家族連れはおらず、ゆっくりできましたが)。車内でシウマイ弁当(実は、日本中の駅弁の中でも一番おいしいのではないかと思ってます。大好き!)を食べるまで眉間のしわが取れませんでした。

 仕事が終わったのは午後6時。ビールと巻き寿司買って新幹線に乗り込んだのは6時30分過ぎ…。ああ、疲れたなあ。と思いながら、窓の外を見ていると、京都駅に到着…。今日は、五山の送り火でした。そういえば、昔、見たなあ。盆地の蒸し暑い中を出かけていったんだなあ…と過去を振り返りながら、ビール飲んで、新聞読んで、ふう。とため息ひとつ。アタシも年を取ったものです。

 新横浜についたのが9時30分ごろ。500+350ミリリットルのビールでほろ酔い気分のまま、電車を乗り換え、ふと気付くと、携帯に留守番電話が入っていました。

 …内容は…件の幼馴染から「今晩、子供2人と一緒に泊めてくれる?」

 どひゃー、勘弁して〜。

 出張だって知ってるはずだけどな…と思いつつも、折telすると、ぐじゅぐじゅの声で、「もう、駄目なの…これから行ってもいい?」とのこと。

 「出張帰りだから、部屋汚いし何もないけど、かまわないんだったらおいで。あ、あと明日は昼から出かけるけど部屋は使ってもらってかまわないから」と思わず「来るな」と言わんばかりの冷たいセリフを吐きましたが、来るんだよね…。他に縋るところはないんだろうけど、あああ。後で思えば、理由もきいてあげなかった気がします。友達甲斐が無いやつだなあ。ワタシってば。

 子供つれて彼女がきたのは既に11時を回った時間。ホント、振り回される子供がかわいそうだなとしみじみ思います。「夕ご飯食べた?」と聞くと「あんまり食べてない」と言うので、ちびが好きな蕎麦をゆでて食べさせて、お風呂にいれて…。

 このあたりから「明日から旦那が夏休みのはずなのに、会社に行くって言うから…」「下の子は喘息で調子悪いし、もう私いっぱいいっぱいで駄目なの」「もう何もかも嫌になっちゃって、ご飯作るのも嫌で…」と理由というより愚痴を語りだす彼女。ごはん食べさせてもらってなくても親を思いやって“あんまり食べてない”って言うんだなあ、子供は…と知りました。

 彼女を落ち着かせて、お風呂に入ってもらって、その間に茶碗などを洗っていると、ちびがそばにきて、小さい声で「ねえ、蚊取犬ちゃん。ママね、私と○○(弟)を捨てて死んじゃう、って言ったんだよ。今日…」という。小学校1年生にこんな思いさせていいのかとムカムカしながらも、「大丈夫だよ、ママ死んじゃったりしないで、皆でココにちゃんときたでしょ。パパもきっとあとで電話くれるから、ね」と安心させたけれど…親って罪深いです。全く。

 だんなから電話がかかってきたのは午前1時近く。布団は敷いたけど、なんとなく寝る気にならなくて話をしていたときです。
 ぐじゃぐじゃ言っているのは無視して聞いていなかったのだけれど、旦那が代わってくれといってるというから出ると「いつも色々ごめんね。それでさ、オレ、明日も会社行くんだ、だから申し訳ないんだけど頼むわ…」というから「私、明日は先約入ってて昼から出かけるんだ。うちに泊まってもらうのも、明日部屋でゆっくりしてもらうのも全然構わないんだけど、私はいっしょにいられないんだ…あんまり役に立たなくてごめんね」と言外に「だから仕事なんてとっとと切り上げて早く迎えにきてやれよ」と匂わせて冷たく言いましたけど…。私が何言ってもどうしようもない家庭の事情だから、あまりどうこういうつもりはないけれど、子供は本当に可哀想。やっと寝たのが1時半過ぎだもの。ワタシなんて、小学生時代毎日8時に寝ていたって言うのにさ。

 こうやって日記で愚痴るしかない自分が悲しく、布団の中でため息をそっとつきました。
 ちびさん2人の幸せを祈ってやみません。


2002年08月15日(木) 秋風

 朝から隅田川の近くでお仕事。
 最寄り駅からお客さんの会社までタクシーに乗ったら、周りはタクシーと宅配便のトラックしか走っていませんでした。いや〜お盆休みなのね、と実感。
 会社に戻る途中、浅草駅での乗換えでも、目に入る風景の中で、スーツを着ているのは私の同僚だけ。あとはみんなカジュアルな遊び着…。

 で、正直うんざりこいたのですが、救いだったのは、風が変わってきたことでしょうか。暑いことは暑いけれど、風がすこしさわやかになってきているのを感じました。空の端っこもすこし高くなってきたみたいだし。

 秋は、もうすぐそこだ、がんばろう。


2002年08月14日(水) 牛肉偽装問題

 って言っても、別に某日本ハムを糾弾しようってわけではありません。

 東急ストアさぎ沼店(庶民が読めないだろうって、由緒正しい地名を勝手にひらがなや、別名にしちゃう東急グループの歴史認識は、思いっきり糾弾したいと常々思っておりますが、まあそれは置いといて…)で牛肉偽装問題が発覚しました。

 『松坂牛と偽って、米沢牛を売っていた』

 単純に言ってしまうと、こういう事件なのですが、最初、ネットでこのニュース見出しをみたときには、「まあ、米沢牛だっておいしいんだから、いいじゃん。それくらい」と思ったのです。

 ところが、ちゃんと読むとちがうのですね!!

 この事件、お客様のクレームから発覚したのですが、そのクレーム内容が凄い。
 「松坂牛は、全部肉質のやわらかいメス牛のはずだ。この肉は、オス牛ではないか」

 そんなモン、分かるお客さんがいるんですね。世の中。

 まず、松坂牛が全部メス牛だ:これは、ちょっとした食通なら知っているかもしれません。
 でも、食べてみて、オスかメスかが分かるって言ったら、こりゃなかなかいませんよ。

 こちとら、和牛も輸入牛も、食べてみるまで分からないって言うのに。いや、もしかすると安い和牛と高い輸入牛だと食べても分からないかもしれないのに…。

 よく、グルメマンガで、「これは、どこどこ産の最高級何とかだ!!」とかやってますが、あれって、調理師側は分かっても、食べる側はなかなか分かるもんじゃないだろうって、結構馬鹿にしていたのですが、実際は分かる人もいるんだと知りました。馬鹿にしてごめんなさい。


2002年08月12日(月) お盆休みの更新情報

 うちの会社は、一斉夏休みではないので出勤。
 電車はがらがらだし、電話はかかってこないし、仕事がはかどる…わけもなく
 ひたすら眠い。だるい。

 最近、ちょっといろいろあって欝気味かもしれません。
 ただ、ひたすら逃避することばかり考えているし…。

 ああ〜、誰もいない高原かなんかでのんびりしたいなあ。
 と思ったら、学生時代の友人から絵葉書が届いていました。
 イギリスで夏休みだそうで…あっちは涼しいってサ。いいなあ。

 8月3日から9日まで更新。やっと追いつきました!バンザイ!


2002年08月11日(日) 更新情報

 約束も、やるべきことも、体調不良も無いので、久しぶりで実家に帰って怠惰な週末を送りました。初日はちょっと買い物をして、今日は昼から地元のスポーツクラブで水泳その他。本もまとめ読みして、日記もちゃんと整理して…となんだかんだ言って結構充実。たまにはこんなのもいいモンです。

 日記は今週前半にはリアルタイムに追いつく予定。といっても箇条書きを文にするだけなのになんでこんなに時間かけているんでしょうねぇ?全く。

 ってわけで 7月26日〜8月1日分更新です。


2002年08月10日(土) 更新情報

 別にすぐ着ようというあてがあるわけじゃないのですが、浴衣が欲しくなって最終バーゲンをふらふら。

 さすがにギャル向けの色浴衣はキビシイし、趣味じゃないので、紺か白地のものを探しますが、琴線に触れるのがないっ!地味すぎるか、かわいすぎる。

 しょうがなく、売り場の和服に詳しそうな中年女性にヘルプサインを出して、選んでもらったら、そりゃもう粋な隠れ紫陽花の柄を選んでくださいました。確かに、けっこう似合ったかもしれないけど、ちょっと粋筋の女性(踊り系)だなあと…。母が見たら怒りそうな感じで…。
 「踊りやる人みたいですね」って言ったら、「あら、でもそんなかんじよ」って逆に言われちゃいました。まとめ髪がいけなかったかな。

 結局、いろいろ見たけど買うに至らず、疲れ果てて実家に戻ったら、穴子の押し寿司があって、冷たい緑茶を飲みながら食べて少し幸せになりました。

 7月19日、21〜23日更新しました(今さらっ!)


2002年08月09日(金) 脱毛体験その2

 先回は、脱毛サロンでの挑戦でした。別に悪くなかったので、そこに決めてしまっても、良かったのですけれど、腕の脱毛に関する効き目など、若干考えてしまう部分もあったので、今回は医療レーザー脱毛に挑戦です。

 パッチテストとカウンセリングの予約を取って、都内某所の雑居ビルに向かいます。10階建てのビルで、他のテナントは消費者金融が5軒、英会話が2軒…なんだかな〜。私の行き先も「美容外科」だし、入りにくいなあ。と思います。

 まあ、一瞬の抵抗感を振り払い、目的のフロアに上がると、そこは突然、ピンク色のこぎれいな世界。入り口で靴をスリッパに履き替え、問診表を書かされつつ待つのはサロンの時とほぼ同様…でも、他のお客さん全部が脱毛ではないのだなあ、と思うとなんとなく居心地悪いのがちょっと違うところでしょうか。壁にも脂肪吸引とか顔のパーツごとの整形など治療項目が掲げられているし。

 私の勝手な偏見ですが、脱毛までは「女の身だしなみ」だけれど整形になると「美の造りこみ」という感じがしてしまって…。サロンのときは周りにいる女性みなお友達、という印象だったけれどもこちらはどうなんだろう、という懐疑もあってなんとなく周りの人が気になるのです。
 
 さて、カウンセリングを実施してくれたのは、「マネージャー」というバッジをつけた派手系のおねぇさん。年頃は私と大体一緒かしら。見た目は、もう、安野モヨコが描く美容部員そのまんま、という感じの派手顔厚化粧、異常にスリムな手足が特徴的な女性でした。おでこびしっと出したタイトなひっつめ髪に、スリムな身体を強調するような黒とゴールドベージュのストライプのワンピとか着てるんですよ。これがもう。
 医療、医療って「医者がやるから安全」を売り物にするのだから、てっきり、医者が出てきて話をするのかと思ったら、そうじゃなかったのでかなりがっくりきました。
 話してくれる内容は、きびきびとしっかりしていたし、まあ、わかりやすかったのですが、まず、医者じゃなかったというのが1つ。そしていかにも派手系の美女でちょっと怪しげに感じてしまったのがもうひとつ。前回の脱毛サロンの女性の方が、物慣れない雰囲気の分、誠実に感じたなあ。
 懸案の「腕の脱毛」に関して聞くと、こちらのおねぇさんは、「ちょっと腕見せてください。ああ、確かに薄いほうですけれど、大丈夫です。ちゃんと脱毛できますし、お肌もきれいになります」と自信たっぷりに答えてくださるわけで、それはそれで、こちらの求めるとおりの回答だからとても良いのですが、こうきっぱりと言われると却って不安になってしまうのは、きっと私のわがままですね。

 テストは、サロンよりもケチでした。一箇所1〜2照射だそうでそれじゃあどこがどうだかわからないじゃない…とがっかり。ところが、いざ、診療室に案内され、ベッドの上で待たされていると40歳ちょっと前くらいの医師(男性)が登場。この方は立ち会うだけのようではありましたが、一応、看護婦?のおねえさんに指示は出します。で、ワタクシの右脇を見て、「ああ、最近剃ってますね」というので、「ええ、スポーツクラブに通っているので、結構まめに…。あと、上のほうは、このあいだ脱毛サロンでパッチテスト受けたところだから、きれいだと思います」と言ったところ、とたんに医師の目がきらりと光って、1〜2箇所だったはずのテスト脱毛が、突然増えて「ああ、それだけじゃだめだ、あと2〜3照射して」と看護婦に指示がくだってしまうあたりがなかなか凄かったです。その後も、「脱毛は、医療行為ですから、エステでやるのはおすすめしません。医師の指示でやることをおすすめします」と恐い顔で言い放って出て行かれてしまいました。う〜ん、やはり商売敵だって訳ですね。確かに、レーザーというか、フラッシュライトというかの違いはあれ、技術的には殆ど同じ事をやるわけで、それが、脱毛サロンでは17万円、医療レーザーでは25万円と8万円の差ですものねぇ、脇+両腕全部の料金で。

 というわけで、こちらも非常に悩むところではあります。8万円ケチって産毛が残るのはイヤだし、総合的な顧客満足度はサロンのほうが良かったし。8万円あればどこか楽しく遊びにいけるし…。脇だけで当面乗り切っちゃおうかなという消極的な考えにもなってしまうなあ。まあ、しばらく悩みましょう。

 そうそう、今日は長崎原爆投下の日であるとともに、ソ連の対日参戦という日でもあります。…ロシア大使館近くのわが社は、朝から街宣車の群れに取り囲まれ、一日「領土返せ」という怒鳴り声にさらされる日であります。お客さんからの電話もろくに聞こえないし、先方もビックリって状態です。
 それにしても、いまどきの人ってみんな歴史を知らないので驚きます。「今日って何の日だから右翼がたくさん来るんでしたっけ?」と3人に聞かれてしまいました。社会人として修得必須の教養だと思うのですがね、歴史って。


2002年08月08日(木) かき氷

 またしても朝から出張。

 昼に解放されて、くそ暑い中を電車に揺られて会社に戻ってくると午後3時。

 駅から会社までのしょぼい商店街に、これまたしょぼい和菓子屋さんがあります。おばあちゃんがやっている店です。そこに、毎年夏になると「氷」の旗が下がっていて、私は毎年毎年、ああ、食べたいなあ。と思って同僚を誘うのですが「え〜」と言われて断念すること既に5回。

 おいしかった。縁日やカップ入りで売っているガリガリした氷ではなくて、四角い氷をちゃんと削ったふんわりとした氷に、甘いシロップがかかって、口の中でシュッと溶ける。そして、食べ進むと頭の端がキーンと冷えてしまう…。

 本当に、久しぶりに「正しいかき氷」食べました。

 同僚もすっかり味を占めたようなので、また立ち寄ろうかなと計画してます。
 ふふふ、勝った!やはり美味しいものはエライのだ!


2002年08月07日(水) 59円バーガー

 出張で東京から約1時間半の郊外某所に出かけました。同僚との待ち合わせは、駅前のマクドナルド。

 同僚はマックの朝ごはんが結構好きで、よく待ち合わせにマックを指定します。私は朝ごはんをきちんと食べたあとなので、たいていコーヒーなど飲み物なのですが。

 で、暑い暑い今日この頃。カウンターで「え〜と、アイスティのS」と頼みながら、無性に腹が立ちました。だって、これ1杯でハンバーガーが3つ買えるんですもの。

 こんなのヘンだ。絶対におかしい。

 とんでもない粗悪品が「バーガー」として売られているか、さもなくば、バーガーは完全赤字でも儲けることのできるとんでもない値段設定が他の商品にされているか、のいずれかでしょう。両方かもしれないけれど。

 もともと、マクドナルドのハンバーガーは食べ物ではない。マクドナルドのハンバーガーを成長期前の子供に食べさせると頭が悪くなる。という考えの私。主張が偏っているのは重々承知ですが、やっぱりおかしいと思います。


 だって、今の日本で、利益なしの原価だけだって59円じゃろくな食べ物作れないですよ!調理の手間を省いた、材料だけだって59円じゃ買えません。よく、主婦向けの雑誌で「一食300円でこんなおかずができる」とかやってるじゃないですか。まともなもの食べようと思ったら、それくらいは最低でも必要なわけです。大量の人数分作るからだって言ったって、例えば590円で10人分のご飯とか5900円で100人分のご飯、とかって無理でしょう。絶対に。
 例えば、学校の給食費。東京都の学校給食は、一番安い小学校低学年でもひとり1食当たり430円(保護者負担+補助)かかっているわけで、まともなものを食べようと思ったらそれだけはかかるってことですよね。(※ネットは便利ですね。ちょっと検索するとすぐにデータが取れます)

 それに、59円の価値って、いまや子供が食べ物に対してリスペクトするレベルではないです。これは教育上もよろしくないでしょう。

 おかしい、絶対おかしい。といっても、何の権限もない一個人の私に何ができるわけでもなく、ただマクドナルド製品を買わない。ってだけですが。それじゃあ今までとおんなじなわけで…。マクドナルドにもっと困っていただくためには、利幅の大きい商品は絶対に買わないことを宣言しましょう。

 私は誓います。今後、もし、どうしてもマクドナルドに入らなければならないとしたら、60円バーガー+水だけを注文することを。

 安けりゃあ買うだろうと、消費者をばかにしてはいけないと思う。マクドナルドのやっていることはそういうことだと思います。
 (…とはいっても…。私は、「日本国民の多数」の良識を完全には信じられないんですよね。もはや。選挙のタレント議員躍進などを目の当たりにすると、日本人の脳みそもマクドナルド化しているような気もするわけです。マクドナルド化した脳みそにはマクドナルドがおいしいかもしれない…。でも、そんなの嫌ですよね。)


2002年08月06日(火) けろっとしてます

 昨日、あんなに辛かったのがウソのよう…とは言わないまでも、酷い頭痛と吐き気に悩まされること無く一日働くことができました。ああ、健康っていいわ。

 でも、ちょこっと同僚に顛末を話したら、またたくまに社内中に知れ渡ってたのはカンベンして欲しかったわ。「二日酔いで、脱水症状になって死にそうだったんだって?」…ちが〜う!!!といいたいけれど、否定できない自分が悲しい。

 さて、久々に、本当に久しぶりに新井素子を手に取ってしまいました。それも偶然に。
 本屋さんの一角で、その本は何故か私を呼んでいました。中学〜高校生時代、この人のブームがありましたが、句読点と改行、そして撥音が妙に多く、「あたしは…」「○○ので。」「××だし。」などという表現の多い文体にどうしても馴染めず、物語のよさを知りながらも敬遠し続けておりました。

 が、この歳になって、まさか再び手にとって読むことになるとは…。奥付を見るに99年に上梓された作品のようなので、もしかしたら作風も変わっているのかもしれません。なんせ読むのはこれからなので、何もまだ言えませんが、自分自身の行動にちょっとびっくりしてしまったので、ここに記します。私は読み終わってどんな感想を抱くのでしょうか。


2002年08月05日(月) 室内熱中症による脱水症状だった


 朝、目が覚めると、まだまだ頭が痛い。がんがんする。
 水飲むと気持ち悪くて吐いちゃう。スポーツドリンクでも駄目。

 とりあえず、同僚にメールして、休むことにして、また布団でぐだぐだする。
 なんでこんなに治らないんだろう。
 頭痛薬を飲んでみると少し良いような気もするけれど、やっぱり全然だめ。

 社会復帰に向けて、2時間おきくらいに起き上がってTVを見たり、メールチェックをしたりするけれど、15分と耐えられない。なんだか体温調節もできなくなってきた気がする。

 これじゃあ、明日も会社にいけないかも…っていうより、このまま水も飲めないでいると、まずいかもしれない。だって、頭痛、吐き気、体温調節できないって完全な脱水症状だもの。

 本格的どうにかしなきゃ、と思い始めたのは午後8時。冷蔵庫の飲み物も底をついたし、明日もこの調子で寝ていてもこれは治りそうもない。下手すりゃ今晩寝て、明日起きたら…がなくて死んでるかもしれない。しょうがない、点滴一発いれてもらうか…。

 必死に起き上がってネットで夜間診療をやってる医者を調べて、症状を話しました。「内科の先生いますからどうぞ来て下さい」看護婦さんのやさしい声に、「すみません〜〜」とタクシー1メーターに乗って出かけました。出てきたのは30代半ばのベテラン看護婦さん。症状と経過を確認して、先生向けにカルテを用意してくれます。もう、その姿を見ただけで治った気がするのは絶対に気のせいです。
 出てきた先生は、明らかに夜間アルバイトの研修医。若いし、その病院のこと(どんな薬があるかとか)全然知らないし。まあ、応対や診断はちゃんとしてて、好感が持てましたけど。
 
 当然、わかってた診断は「脱水症状ですね。いわゆる室内熱中症になってます。あと、食べないで吐いてばっかりだから胃が荒れちゃってると思いますから、胃腸薬出しておきます」。
 …先生、ごめんなさい。こんな大したことない「自業自得病」で夜間診療していただいて。反省してますが、明日会社に行きたかったんです。

 と、更にやさしいお言葉。「水分補給、自分でできますか? すぐ吐いちゃうようでしたら、点滴しますけど」
 一も二もなく飛びついて、1時間半ほどかけて点滴してもらいました。看護婦さんと先生は、「病棟の診療もあるんで、なんかあったらナースコールしてください」って出てっちゃって、誰もいなくなった夜の診療室ってなんか不思議。「今まで点滴の経験ありますか」「子供の頃、さんざんお世話になりました」というセリフが悪かったのか、以後、全く無視されて、点滴液がなくなっても誰も来ない。仕方ないから、ギリギリまで待って自分で点滴止めて「点滴終わりました」とナースコールしました。これ、ベテラン患者しかできないぞ…。

 えーと、で、点滴終了段階では、まだ頭痛は残っていましたが、何とか歩いて家に帰ることができるまでに回復。そして、家に帰ってからは、効果覿面、洗濯して、ちょっぴり仕事もできるようになりました。当然、頭痛も吐き気も消えて、水分や栄養補給もばっちり!

 まるで野生動物のようだなあ。自分って。薬与えるとケロリンパって治っちゃうんだから。確かに脱水症状だから点滴一発で治るだろうとは思ってたけど、こんなんだったら、昨日のうちに病院に行っておけば良かった。


2002年08月04日(日) で、二日酔い

 朝、目が覚めると頭が痛い。気持ちが悪い。

 典型的な二日酔いの症状だなあ。と、シャワー浴びて、スポーツドリンク飲んで、再度布団に潜り込み作戦。

 まあ、そんなに飲んだわけじゃなし、体調がわるかったのかな、サウナのせいかな、昼になれば治るだろう…と2度寝して、目が覚めたのがちょうど昼。

 頭はガンガン。水分をとっても、すぐに吐き気が…。

 うげー、5歩歩けないぞ。いや、根性出せば大丈夫なはずだ。

 と、しばらくうだうだして、やっぱり、ベッドに退散。

 今までの二日酔いで最悪のケースは午後3時まで引きずったので、さすがに今日はそこまで行くまいと思っていたのですが、その後も2時、4時、6時と2時間おきに目が覚めるものの、頭痛と吐き気は全くおさまる気配がありません。

 風邪引いちゃったかなあ。

 と思い、一応風邪薬など飲んでみたものの、飲んだ水を消化している気配が無い。気持ち悪い。吐きそう。っていうより、うげ〜。

 とりあえず、もう一晩寝れば治るだろう。と寝ることにして、優雅なはずの日曜日が丸つぶれになりました。仕事忙しいんだけど、明日起きられるかしら。

 水分ちゃんととらないと、まずいんだろうけど、ぜんぜんとれてない。やばいかも。今、夜10時。一応痛む頭でメールチェックは済ませたけれど、明日には治って会社にいけるかしら。


2002年08月03日(土) 釣れるのはいつもの面子

 今週末はなにも予定なし。土曜はゆっくりすごして、夕方実家に顔みせようかな。と優雅な計画を立てました。
 昼からスポーツクラブに行き、アクアビクス2コマこなしてから、サウナに入っていい具合にくたびれて、さあ、実家に帰るか、と思ったら…。

 栃木のTちゃんから「東京でデートの予定だったんだけど、ドタキャンされた。腹が立つから遊ぼう」というメールが。

 またか〜〜と思いつつ、「16:30渋谷」の約束をして、西武で待ち合わせ。最終バーゲン見て「どこに飲みに行こうか」と考えていると、N子から電話。「こっちは今、上野だけどこれから行ってもいい?」

 ビールを飲みながら、爆笑するTちゃん。
 「だってさ〜、突然東京に出て行くと、いっつも最初に食いつくのが蚊取犬でさ、次に必ずN子が来るんだよね。あんたたち駄目すぎるよ、この3人そろいすぎだもん、あはははは」

 ですって、突然呼び出しておいて全く失礼な。まあ、気の置けないメンバーで楽しく飲めるこの楽しみったらありませんが。確かに、毎回毎回揃いすぎだわね。

 楽しく美味しかったのは良いのですが、やっぱ、サウナ後にビールは身体に毒なんでしょうか、そんなに飲んでいないのに、ひどく酔いまして、珍しくへろへろで家にたどり着きました。うげー、くるしい。

 ※酔っ払いで書いたので、あとで誤字脱字修正が大変でした。バカだね、あたしって。


2002年08月02日(金) 更新情報&夕立

 二日続いての夕立。うちの会社は我が国最大の避雷針の足下にありまして、雷雨になると一大スペクタクルを提供してくれます。

 空がにわかに掻き曇り、遠くで雷鳴が聞こえ始めると、同僚と「来るかなあ」とわくわくしながら窓の外を眺め、待ちます。だんだん、雷鳴が近づいて、ぽつぽつと雨が降り出すと仕事が手につかなくなり、ピカッ、ごろごろごろごろどーん。という音で、「もうすぐだねぇ」と窓の外が見える位置でスタンバイ。その後待つこと10分くらい。

 窓の外が一瞬光ると同時にピカゴドシャーンッ!!!

 オレンジ色した日本一の避雷針めがけて次から次へと雷が落ちる姿は本当に壮観です。窓に叩きつける雨のカーテンを透かしながら、口をあけて眺めてしまいます。

 ホント、自然の力って凄いと思います。落雷のパワーだけじゃなく、一瞬の通り雨で、クーラー全開でも抑え切れない地表の熱を奪い取って行くのだから。

 外出しているときは最悪だけれど、こんな夕立なら毎日きてもいいな。

  
 7月15日、17日、18日更新しました。


2002年08月01日(木) プール行きたい病罹患

 毎日暑くてたまらないうえに、仕事が急に立て込んできました。実は、例年夏休み時期って忙しかったりする(一般企業のルーチンワークがひと段落して、んじゃ、秋になる前にプロジェクト始めるかね、××に声でもかけてみようか、ってことになるらしい)のですが、こう突然忙しくなるとへたります。

 今日も、自然消滅したかと思ってたお客さんから半年振りの呼び出しで、朝から出かけました。へたるのがわかっているから、予定時間の1時間ほど前に、先方近くに到着して朝ごはん食べて汗を引かせることにしたのですが、中央線で、暑さで貧血起こした人がホームに落ちて轢かれたとかで、丸の内線が異様な混雑。

 こっちも他人事ではありません。駅から近くのドトールまで歩く間の風景が、妙にモノクロで見えましたからね。貧血寸前なんだな〜と思いながらへろへろ暴力的な日差しを遮るもののまるで無い歩道を進みました。

 で、お客さんとの打ち合わせが終わり、会社に戻ったらもう今日の気力体力全部使い果たしちゃいました。
 あとは、外のぎらぎらする夏空を見て、「あ〜、プール行きたい」。

 いつも行ってるスポーツクラブの屋内プールじゃなくて、屋外の冷たい水に入りたい…。

 でも、ガキと一緒にイモ洗いもイヤ。

 …仕事しないで、ネットで「プール ××区」をキーワードに検索すると、会社近所のホテルでプール営業があるではないですか。……平日一人4000円…く〜っ、足元見やがって! 夏季パスポートたらもあるとのことで、そっちは入りたい放題30000円。

 う〜ん、気持ちいいだろうなあ。

 買ったら、私は馬鹿ですか?


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