現場監督の気まぐれ日記
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本日は意を決してBP2。 来週のホールド替えを控えて、しつこく一階「扇」カンテの一級に取り付くが、どうしても上部リップまでの数ミリがつながらない。 一手チョンボすれば後はゴールまで完璧なのだが・・・。
午後からBP2。 性懲りもなく例の一級課題に取り組むが、出だしから妙に身体が重い。 肉離れはまだ完治せず、喉もイガラっぽくて微熱気味。八級辺りでボテったりして、こりゃ今日はダメかなぁといまいちモチが上がらない。
しかし、やっているうちに少しずつ調子を取り戻し、今まで確率の良くなかった右足を小石ホールドに乗せる動作もかなりいい頻度で決まるようになってきた。 でもそこからが問題。 最高にいい位置に立ってもやはり上部のリップに指が届かず。その距離ほんの1〜2ミリ。 一手チョンボで中継してその先のマントル・ゴールは問題なし。 というわけで、途中の数ミリがどうしてもつながらない!
前回、一緒にトライした若いニイちゃんもやはりダメとのこと。 彼に聞いたら我々よりも背の低い有段者?はラストは「飛んでた」とのこと。あそこからランジかよ!・・ありえない。
ホールド替えまで通えるのは、せいぜいあと二回。 あの届かない数ミリは永遠の距離のようにも思え、自分としては半ば諦めムードだが、こういう時こそ我が家の聖書を読み返したい。
「最後まで希望を捨てちゃいかん・・・あきらめたら、そこで試合終了だよ。」(聖書「スラムダンク」第8巻−安西先生のお言葉より)
朝、TVで吉田拓郎とかぐや姫による今夏のつま恋ライブのドキュメンタリー(再放送)を見る。 本当は高校の腐れ縁仲間と一緒に行くはずだったのだが、チケット即売切れでオジャン。 しかし、拓郎にしてもポール・マッカートニーにしても還暦過ぎても本当に若い!
はたして自分がその歳になったらどんな老けているか。 自分ではまだまだと思いつつも最近心身ともけっこうボロボロ・・・。
肉離れの回復もままならないまま今度は扁桃腺をやられてしまいヘロヘロ状態だが、ホールド替えも迫っているのでBP2へ。 思ったよりも身体は軽く例の「扇」カンテ一級を性懲りもなく続ける。 何回か試行錯誤のうち、リップまであと推定1〜2ミリまで達するが届かない。もちろん自分より背の低いスタッフや常連さんがクリアしているので、リーチのせいにはしたくはないが・・・。 ホールド替えまでトライできるのは、インターバルも考えるとせいぜい後三日。間に合うかどうか微妙。
本日もレンタルでDVD鑑賞。
「網走番外地」(高倉健・主演) やはり高倉健はイイ。 後年の「幸せの黄色いハンカチ」やら「鉄道員」などもいいかもしれないが、若かりし頃の任侠もの、男気ものの方が魅力に溢れている。 アラカンがシブい!☆☆☆☆
「ブロークバック・マウンテン」 2005年度アカデミー賞最有力候補だったが、惜しくも作品賞を逃した映画。 カウボーイの同性愛を描いた作品で私にはどうしても理解しきれない内容だが(^^;)、それでも全篇を通じて映し出されるワイオミングの空と山の風景は心に沁みる美しさで、これだけでも見る価値あり。 同年度のアカデミー作品「クラッシュ!」も観たが、「ブロークバック〜」の方が私も何とも言えない余韻が残った。 ☆☆☆☆
週末前だというのに仕事で苦情電話に掴まり、散々。 怪我や故障、さらには仕事上のストレスは溜まる一方で、どうも大殺界が続いているような気がする。はぁ〜・・。
TSUTAYAのレンタル半額なので、DVDを借りてきて鑑賞。
「八月の濡れた砂」(村野武範・主演) 湘南?を舞台とした70年代の青春映画。 洋画の「さらば青春の光」と「太陽がいっぱい」を足して(水で)割ったような感じでやや中途半端。☆☆1/2
「女囚701号−さそり」(梶芽衣子・主演) タランティーノの「キル・ビル」の原点は間違いなくコレ。 B級(C級?)としては最高傑作!現代版にリメイクするなら主演は柴崎コウか?☆☆☆☆1/2(^^;)
本日も性懲りなくBP2。 しかし、最初のストレッチを行ったとたん激痛が! この前から痛んでいた左太もも付け根の部分だが、どうやら股関節ではなく完全に肉離れの症状。 土曜のジムの後、ただの筋肉痛と決めつけ、日曜朝のジョギングでさらに悪化させてしまったよう。 とにかく痛くてストレッチもまともにできない有様。 それでも来たばっかりですぐに帰るわけにもいかず、だましだまし例の一級に取り組む。
怪我の功名か、とりあえず痛みを避けるムーブを模索するうち、S師の教えを一部習得。 リップまであと5センチまで行ったが、そこまで。 同じ課題に取り組む若いニイちゃんは軽い身のこなしで前半はいとも簡単にこなしてしまうが、やはりリップまでがダメ。 あのニイちゃんができないとなると、私にはやはりとても無理な課題と思えてきて、またしても意気消沈。
休み休みトライしたが、終わった頃には脂汗タラタラの痛みで、まともにあるけない有様。 帰りにスポーツ・ショップでMade in USAの強力サポーターを購入。 ネットで調べた結果、肉離れは程度にもよるが全治3〜4週間だとか。
とりあえず今夜から「RICE療法」を開始。 「RICE」とはすなわち、 Rest 安静。無理に動かさない。 Icing 冷却。氷などで冷やす Compression 圧迫。固定する。 Elevation 挙上。心臓より高い位置へあげる。 のこと。 最初、ライス=白米の炭水化物などが効果あるのかと思った。(←アホ)
本日は娘の誕生日。 それとは別に動物愛護協会の作文コンクールに選ばれた(佳作)とかで、新橋のホテルで皇室のナントカ宮からの表彰式もあった。 ふだんから遊んでばかりで、まるで勉強などしていないような娘だが、なぜかこういったものに要領よく選ばれてしまうのは一体誰に似たのだろうか。 ナントカ宮の表彰式など私には興味のカケラもなく当然女房が同伴したわけだが、後で聞いたらケーキ・バイキングだったらしい。それを先に言ってくれれば行ったのに。
賞状の他にはどうせ大した副賞はもらえないだろうと思っていたが、予想に反して盛りだくさん。 中でも虎屋の菊の御紋入りドラ焼きは、通常は非売品で注文したら一個800円するとか。ドラ焼き一個800円! 貧乏性の私には当然その味の奥深さが理解できず、99円ショップのジャンボ・ドラ焼きの方がよほどウマイと思えるのだが・・。
本日は例の一級〜初段課題クリアーのS師に直々に指導を依頼。 まずは手本を見せてもらうが、長い手足を存分に使ったちょっと他の人には見当たらない大胆なムーブ。 「うーん、そこでそう来ますか」「なぜそこに届いてしまう?」といった連続で私にはありえない感じ。 細切れにやってはみるがクリアーにはまだまだで、S師と天地の差を感じてしまう。 最初の頃は七級辺りでボテボテだったのに、一体この先、彼はどこまで行ってしまうのだろう。 こちらはヒール・フックのやり過ぎか股関節がかなり痛み、溜息のみ。
本日のBP2。 入ったとたんY子さんが「こんにちは〜♪」ととびきりの笑顔で迎えてくれ、これは勝利の女神の微笑みに違いないと、さっそく例の一級に取り組む。(←アホ) 常連さんに聞くと、カンテから早めに左壁に移った方がいいとのことでやってみるが、やはりダメ。 まさに暗礁に乗り上げた感じ。
BP2一級。相変わらずダメ。それでもヒール・フックはだいぶ楽に架かるようになってきた。
そろそろ冬山シーズン。横浜界隈の登山用品店を覗いているうち、ついつい欲しくなってしまい、いくつか購入。
1 モンベル ウルトラライト・インナー・ダウンジャケット 寄る年波か最近冬山の寒さが身にしみるため、少し前から気になっていた一品。(たしか安藤さんもこっそり着ていたような?) 本当はミズノのブレスサーモダウン旧モデルが半額以下で出ていたので、最初そちらに手を出したのだがミッドウェイトモデル(重量約500g)のため、上にゴア・ジャケットを着るとモコモコしてどうも具合が良くない。 コスト・パフォーマンス的にはダウン多めを買ってしまいがちだが、中間着として選ぶならライトウェイト(重量200〜300g)の方が応用が効き使い勝手が良いようだ。
2 ブラックダイヤモンド・アイスクリッパー プラスチック製のカラビナ型ギア・ホルダー。本来はアイス・スクリューなどを携行するためのツールらしい。 最初、ギアを出し入れするのに一々ゲートを指で開くのかと思っていたが、実はクリッパーという名のとおり知恵の輪の要領で簡単にギアの取り外しができる。 人工でグリップフィフィ・アブミを使っている私には最適のスグレもの。
3 カンプ・ハンマーホルスター ハンマーホルスターは意外と良い物が少ない。今までトロール、ダックス、ブラックダイヤモンドと使ってきたが、トロール、ダックスは経年劣化で壊れてしまい、BDは径が大きく普通のロックハンマーだとスッポ抜けてしまったりする。 その点、このカンプのは径も程よくシンプルな作りで問題なし。
三連休だが、女房が福岡出張で泊まりで山へ行くことができず、いつものようにBP2。 一階「扇」カンテ一級はホールド替えのため賞味期限は今月限りと尻に火が付いた状態だが、できないものはやはりできない(悲) S師はもうほとんどムーブは完成のようだが、こちらはこんなペースでは間に合うかどうか。
あの9.11テロを描いた作品「World Trade Center」を観る。 (オリバー・ストーン監督、ニコラス・ケイジ主演)
事実に基づき、窮地から奇跡の生還を果たす内容は、ちょっと前に観た「運命を分けたザイル」と似ている。 ☆☆☆
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