力いっぱいのぼやきを
喰らえ!


2005年06月25日(土) 鋼餓え

最近縁を感じています、鋼に。私が勝手に感じているんです。
ポルノのベストが980円で買えたり(ケース裏に傷有り)
北出奈菜の新曲のジャケの服が可愛かったり(KISS OR KISSって表現がかわいいな)

私の部屋にTVを置いてもらったので、深夜番組見放題になり
そしたらちょうど再放送やってて、その回が「鋼vs焔」ですよ
「焔」。
(そのまんま、軍部をギャラリーに鋼と焔が戦う回。)
(テニスでいう青学ボーリング大会で罰ゲームは青酢的な。)
(そういう意味で伝説の一話。特に焔鋼の人に)
(実況アナ:わたくし最愛の ヒ ュ ー ズ 少 佐 )

言っとくけど戦いの後は、ヒューと焔はバーでウイスキーなんだから。
敢えてお前とでなきゃ、疲れた俺は癒されないんだから。
ぶっちゃけメインはそこです(2〜30秒)。

あと焔のダサっぷり。
自分の技を自分で解説、無駄に長く。
そして鋼に向かって挑発話している筈なのに、総無視されている。
…あいくるしい。
あいつが女にモテるなんて信じられない。
むしろヒューズ以外にもてるわけが無(言い過ぎましたファンの皆様ごめんなさい)

それで何か描きたいなーと思っているんですが、いつものように全くネタが浮かびません。
はっきり言ってアングロ唯一の漫画があのバッドエンドでは、よほど暗い人だと思われてしまうし…いや実際明るくはないけども。
映画もありますし、何か描けたらいいですね。



というか、主題歌がラルクなので大変盛り上がっています。
よかったよ、主題歌。
とアルバムね!
なんか聴いてるとアルバム全体が鋼の匂いします、個人的な感想。

ラルクファンとしても、前作より好きです。
前作は衝動的だったけど、今回は作り込んだ印象だし、私の好きな雰囲気盛りだくさんです。
それに(イマイチ…?)な曲が一つも無い!!ここ重要。
毎日聴いています。



2005年06月18日(土) のどかなんだから

半無人駅(昼頃と夜は駅員がいない駅)を週一度利用します。
一人で電車を降り改札を出ると、待合室では、必ずと言っていい程電車を利用しないお年寄りがベンチで休んでいます。
畑仕事の帰りでしょうか、たまにお喋りを楽しんでたりもします。

そこを横切り駅を出ると、大型駐車場完備のショッピングモールが現れます。
スーパーはもちろんホームセンター、百均、洋服屋も花屋もコインランドリーもありますし、お寿司だって食べられます。
町の生活の要、と言っても過言ではありません。
私はその中の一つの店を手伝いに行くのです(それを「応援」と言います)。

と言ってもやはり平日。さほど混む訳ではありません。
あー暇だなあーと外に目をやれば、富士山を背中に緑豊かな山がそびえている、いやむしろひっそり佇んでいるような、そんなのどかな場所です。
晴れの日も雨の日も、駅から徒歩5分の小さな山は、自然の美しさを教えてくれます。


そんな町の駅から歩いてわずか30秒の所に、本屋さんがあります。
電車を待つ間何もする事がなかったので、先日初めて利用しました。

入ると業者のおじさんと店主のおばあさんが話を中断し、こちらを一瞥しました。
特に「いらっしゃいませ」は無かったので、会釈だけして目当ての漫画を探しましたが、見つかりません。

その間に奥からおばさんが出てきて、三人で話を再開しました。
仕方ないので他に電車で読める様な物を探し、レジに持っていくと、
「何か探してんものあんの?言って」
とまるで私が常連の様に話しかけてくれたので、ほっとしました。
しかし目当てのものは無かったので、代わりの一冊を差し出しました。

おばあさんは井戸端会議を続けながら漫画の外袋を破り始めました。
レジの傍の土間の床には、ふさふさの毛を大五郎の様に結った犬が伏せていました。
おばあさんは「この子はあんたにしかなつかんのよぉ、不思議だねぇ」と、その犬を抱き上げた業者のおじさんに言います。
言っている間は、手が止まります。
そして後ろを振り返っておばさんに話しかけている間も手はそのままです。

電車の時間が気になり、私はおばあさんの手元をじっと見ていました。

するとカウンターに、絵が私好みの漫画が置いてありました。
題名もなかなか面白そうな印象です。
おそるおそる角を持ち上げて値段を見ると、そんなに高くはありません。

その時です、おばあさんは、まるでさっきから私も井戸端会議に参加していたかのように
「それ、今日入荷したよ」
と仰いました。
まるでここは我が家かと錯覚するような言いっぷりだったので、私は
「じゃあーこれも下さい」
と二冊購入し、駅に向かいました。


待合室のベンチに座り、後ろにはおじいさんが一人いるだけなので、表紙のカバーを裏返す作業に入りました。

表紙買いの漫画はなんと無くインモラルの臭いがしましたが、私も伊達にオタクをやってきた訳ではないし、裏表紙にはほのぼのしたラーメンの屋台が描いてあるし、多少の掛け算なら電車で読めると思いました(昼間だし空いてるからいいじゃんねと)。

ところが扉絵の様子がいやに筋肉質で抱きあっていてピンク色で濃厚でおかしいので、こっそりページをめくってみると、
早3P目で、
例えAビデオだってもう少しじわじわ展開していくだろうというスピードで、
剛毛の体育教師が倉庫で生徒にうんたらかんたらを目撃され、
そして私も否応無しに目撃してしまいました。
画像処理的なフォローはありませんでした。
あまりにもこののどかな町には似合わない事実、それ以上は受け止められませんでした。

書店のおばあちゃんは何もかもお見通しだったのでしょうか。
そう言えば業者のおじちゃんが一瞬顔を背けたのはこれだったのでしょうか。
田舎の雰囲気に、すっかり安心しきっていました。

私はこれから自店に帰って仕事をするというのに、なんてものを買ってしまったんでしょう。

あれはJrの比ではありません。
どちらかといえばさぶに近いのではないでしょうか、あの生々しさ。
あらゆる体毛。

ちなみに帰宅後全部読みましたが、麗人に載っていたものらしいです。
短編集なので一話に1〜2回×5話です。

私の遺品にだけはならない様に、誰も知らない土地で売らなければならない…
透けたゴミ袋には、おちおち捨てられもしない…


ちなみに私は7月1日より、その町の店舗に異動になりそうです。
しかし折角なので、これからは、買うのが恥ずかしい本はそこで仕入れていこうと思います。
あそこなら、気兼ねなく予約も出来そうな気がします。

新しい扉が、二つ開いた予感です。


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