メタモルフォーゼ...葬月

散り際の美 - 2004年03月29日(月)

昼間は暖かくなってきたけど、朝夕はまだまだ寒い。


それでもブルゾンやジャケットから開放されたくて、ニットを買いに行った。


BARREAUXのニットをゲット。


最近お気に入りのブランドなのだ。


そして、かなりの予算オーバーでもある(爆)


スキッパーの上にさくっと着るつもりだったけど、襟付きを買ってしまった。


カットソーの上にでも着る事にしよう。

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夜になったら友達から、「夜桜を見に連れて行って」と電話があった。


「まだ早いだろ」って言ったら、「今日しか行けない」って言われたので、行く事にした。


やっぱりまだ満開には遠くて、提灯まで出てたけど誰もいなかった。


それでも彼女は、散り始めると悲しいから今日で良かったと言う。


散り際の桜は、個人的には好きなんだけど。


だから桜の様に鮮やかに咲いて、潔く散りたいと思う。


心の華は、もう散ってしまっているのかもしれないけど。



こんな景色が500m続く。市内の用水沿い。


...

TYPING - 2004年03月24日(水)

昨日から、いよいよ新しいコースがスタートした。


思っていたより大変かもしれない。


今年中に終了したいと伝えてあるので、マネージャーやインストラクターも一生懸命だ。


フリー受講の予約制なのに、何故か予定を組まれてるし。


とにかく課題なのが、タイピング(爆)


はっきり言って嫌いなのだ。


そして苦手でもあるのだけれど、何故か文章処理能力の試験も受けなくてはいけないらしい。


パソコンを始めて、最初に覚えたのはPhotoshop。


それからDreamweaver⇒Flash⇒Illustratorと進んできた。


だからマウスラヴなのだ。


しかしそんな事も言ってられないので、やるしかない。


友達に言ったら、タイピングソフトをくれた。


その名も『淫打』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(18禁)


スピーカー切らないと、夜中じゃ出来ねえし(爆)


その友達は恐ろしくタイピングが早いので、『淫打』で頑張る事にした( ̄∀ ̄)








学校が終わってから、映画を見に行った。


もちろん『レジェンド・オブ・メキシコ』


アントニオはカッコイイ人だけど、ジョニー・デップが好きだから見に行った。


やっぱり主役のヒーローとかって惹かれない。


ズル賢くていい加減に見えて、それでも心までは悪党にはなれない。


『パイレーツ・オブ・カリビアン』に続いて、今回もジョニー・デップはそんな役。


やっぱり色気があるよ。彼。

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CADの学校は電車で通うので、明日は駐車場を契約しに行かなくては。


田舎だから安い場所が見つかると思うけど。


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抹消 - 2004年03月23日(火)

今日、とうとう前の日記を抹消した。


全て保存して、切ない気持ちでボタンをクリックした。


ズルズルと引きずっていた想いを断ち切る為に、此処で書くことにしたのだから。


その物語の最後は、「排除する」と言う言葉で締め括られた。


そんな言葉を彼女に使わせてしまった自分が情けなかった。


人の痛みが分かる人だったので、それだけに心が痛んだ。


そこまで追い込んでしまう前に、何故気付かなかったのか。


思いやりだとか、優しさだとか、全てのモノが自分には足りない。


自分のエゴで友達にしてもらったのに、苦しめただけだった。








今迄は、自分から別れる事が多かった。


我慢して、耐えられなくなってから告げる別れ。


それ故に相手が全て悪いと思って何も感じなかった。


だから自分が別れを告げられれば、自分が全て悪いのだ。


だからと言って、こんな思いは二度としたくない。


そして誰にもさせたくない。








彼女の後に好きになった人。


別に寂しくて好きになったワケじゃない。


ちゃんと向き合っていた。


その恋は実らなかったけど、いい想い出になった。


何も思い出す事が無い人よりは、それだけで幸せなのだ。


この命尽きる時、何から思い出していいのか迷う数の想い出に、包まれて逝きたい。

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自己防衛 - 2004年03月22日(月)

今日は試験の為に日暮里まで。


久しぶりに電車に乗ったら聞き慣れないアナウンスを聞いた。


「車内やホームで不審なモノや人物を見かけたら、すぐ駅員に知らせてください。」


というものだった。


テロを恐れての事だろう。


起こってからの事を考えるのも大切だけど、まずは防ぐ事を考えなくてはならない。


もう気付く時なんだ。


この国は、守ってくれない事に。


国民全員が御庭番衆になるのだ。








色々な媒体から数限り無い情報が溢れている。


良いニュースから悪いニュースまで簡単に入ってくる。


イデオロギーも犯罪も局地的なモノではなくなっている。


それでも政治的には、国家レベルでしか統治することは出来ない。


宗教的、政治的なテロリスト達は、純粋な理想と引き換えに手を汚していく。


非国家レベルの低強度紛争は増加して、平和維持軍の派遣も増加している。


平和維持軍の派遣の増加・・・・・・皮肉な事に民間人の犠牲も増加のオマケが付いてくる。


『JFKキャメロット』の亡霊が悪戯しているのか。


其処にはベトナムの反省は無い。


始まりは、あの忌まわしい9・11だと言うけれど


それ以前から先の戦争は予定に組み込まれていたと聞いた。


知性を感じさせないカウボーイの発言は、「大量殺戮兵器を保有している」から「製造する能力があった」に変わった。


「テロリストには負けない」勝ち負けなのだろうか?


希望が無い彼等が、敗者という役で世界の構築に参加するとは思えない。


政治的な話は書きたくないけれど、ただ人が死ぬのが嫌なんだよ。


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励ましてくれた方々、ありがとう。


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季節外れの雪、憂鬱な夜 - 2004年03月20日(土)

昨日は何故か寝付けなくて、朝まで本を読んでいた。


昼頃寒くてカーテンを開けたら、雪が降っていた。


季節外れの雪。


こんな日はゆっくりTVでも観ていたかったけど、明日の試験勉強をしてた。









今の学校は、昨日で終わりの予定だった。


何故か違うコースで再度申し込んでしまった。


結局は掛け持ち。


二つとも全然違うジャンルだ。


申し込んだのは、PCのインストラクター養成コース。


来月から通うのは、CADの学校。


欲張りに生きたい。


そして何よりも、何もしない時間が自分をマイナス思考にさせる。


だから暇なんていらない。


休みもいらない。








夜になって、雪から雨に変わった。


憂鬱な夜、頭が変になりそうだ。


こんな時、誰かが横にいたら体を重ねてしまうだろうか。


そんなくだらない事を考えたけど、手にした携帯を投げつけた。


未来へのスキルアップ、とてもポジティブなのに何かが足りない。


心に開いた穴、何処まで広がっていくのだろうか。

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幸福論 - 2004年03月19日(金)

駅ビルの喫煙所で、煙草を吸いながら本を読んでいた。


赤ちゃん連れの夫婦が隣に座ったので、煙草は悪いと思って他の場所に移動した。


何も灰皿がある場所で休まなくてもと思ったけど、別にどうでも良かった。


幸せそうな夫婦だなと思った時、幸せってなんだろうと考えた。


それは形が無くて、あやふやなモノ。


結婚して家庭を持って、子供がいれば幸せなのだろうか?


あの夫婦を見て幸せそうだと思ったのは、そんなイメージを持っているからだろうか?


自分を当てはめてみても、イメージは浮かばなかった。


外では悲惨な出来事が繰り返されている。


生きてるだけで幸せだと思えば幸せなんだろう。


それでも、何故か寂しくてたまらない。


まだ夜が少し寒くて、物憂げな空気が息苦しい。


そんな気持ちを見透かしたかの様に、計算高い手が纏わり付いてくる。








今日は学校が終わってから、職安に行った。


そして現実に引き戻される。


気分なんて仕舞い込んで走るしかない。

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『自分は今幸福かと自分の胸に問うて見れば、とたんに幸福ではなくなってしまう。幸福になる唯一の道は、幸福をでなく何かそれ以外のものを人生の目的にえらぶことである。

〜ジョン・スチュアート・ミル〜



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Pain - 2004年03月18日(木)

昔何かの本で読んだ事がある。



人間は許容範囲を超えた痛みを感じた時、痛みを感じない瞬間があるという。


医学的にはどうなのか分からないけど、読んだ時はそんな事があるかもしれないと思った。


痛みを感じる事で、人は体の異常を感じる。


でも、痛みの大きさとダメージの深刻度は一致しない。


だから致命傷では無い時、ショック死を防ぐ為に防衛本能が働いて痛みを感じない瞬間があるそうだ。








では体ではなくて、心の痛みはどうだろう。


体と違って痛覚なんて無いし、感じ方も人それぞれ。


鈍い人もいれば、過敏に反応してしまう人もいる。


最近自分でも、何も感じなくなってきている気がするのは何故だろう。


強くなったんじゃなくて、鈍くなったのだろうか?

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見えるモノ、見えないモノ - 2004年03月16日(火)

不幸に見えていたモノが大した事じゃなかったり


幸せに見えていたモノがそんな事はなかったり


見えるモノだけでは何も分からない


そんな事に直面した一日。




中学時代からの友人Kから突然電話があった。


声を聞いただけで、普通じゃない事は分かった。


どうやら金に困っているらしい。


金額はありえない額だった。


Kは人から金を借りる様な人間ではない。


仲間内では、昔から一番の高額所得者でかなりしっかりしている。


事情が分からなかったので、聞いてみた。


やっぱり自分の借金ではなかった。


親の借金で、土地も家も担保に入れられたらしい。


その親にしても、ギャンブルとかで作った借金ではないので何とも言えなかった。


返済の為に、子供名義の貯金以外は無くなってしまったと聞いて、いたたまれなくなった。


とりあえず金を用意して、Kの家に向かった。


そして黙って金を渡した。


Kは泣いていた。


あのプライドが高いKが。


奥さんに「家の事なのにゴメン」って言われた。


奥さんもやつれていて心が痛んだ。


Kの奥さんは、ヲレの高校時代の彼女。


高校時代は社会人としか付き合わなかったのに、唯一付き合った同い年の人。


その事を彼が負い目に感じている事は感じていた。


かなり昔の事なのでこっちは気にしていないのだけれど。


それからヲレが無職なのを知っているので、かなり迷ったらしい。


「オマエには、頭が上がらない」って言われたので、「逆の立場だったら、どうする?」って聞いた。


「俺だって助けるよ」って言われたので、笑ってしまった。


Kから聞いた話だと、6年前にも同じ事があったらしい。


その時は親戚が返済してくれたけど、今度やったら絶縁だと言われていた。


そして前回の時は口に出さなかったので、聞いたオレ以外は知らない。


全然気付かなかった。


何時も幸せそうに見えたのに。


Kがそこまで追い詰められた時に、最初に相談されたのが自分で嬉しかった。


子供名義の貯金と家しか財産は無くなってしまったけど、Kならきっと大丈夫だと思う。


「オマエがしっかりしないと、皆が不安になるぞ」と言って、家路についた。




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再起動 - 2004年03月14日(日)

断片化した想い出を再構築しても 何の形も成さない


想い出とは事実を都合良く組み替えたモノで 其れは記憶とは違う


だから振り返らない その必要も無い








このデザインを見て、正体が分かった人は素敵です(爆)


あえて少ししか変更しなかったので。


(少ししたら大幅に変える予定)


これからは、HNも変えて此処で書く事にしました。


サボっていた一週間。


独りになりたかったり、人恋しかったり。


沈んだり、弾けたりと不安定だった。


それでも今は、これからの自分の事を考えるのが一番だと思った。



前の日記でmy登録させていただいてた方は、再度my登録させていただきました。


これからも、宜しくお願いします。
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