すみれの心が決まるまで…

2001年11月23日(金) 地元での初デート?

彼がスノータイヤの履き替えする為に帰省するということで、
その途中にある私の地元で夕食を一緒に取ることなった。
夕方、近くまできたら電話が入ることになっていたのでそれまでは
甥っ子と遊んだりして待っていた。

混雑がひどいらしくてなかなか連絡が入らない。
ちょうど妹とその彼氏も遊びに来ることになっていて、そっちからの連絡でも
高速の渋滞が激しいとの事。
私と言えば、どのレストランに案内しようかと考えていた。
なかなかいい所がないんだなぁ…。
お勧めなお店はあまりに近い存在なので、まだ「彼」と一緒に行くのが
ためらわれちゃうのだ。
だって、田舎はウルサイからねぇ。
ちょっと軽井沢の方まで足を伸ばそうかな?と考えていたけれど、
彼から「もうすぐ着きます。」と電話が来たのは5時少し前。
インター出口前のドライブインで落ち合ったあと、結局お気に入りの
イタリアンレンストランに案内することに決めた。
お店に入ったとたん目に飛び込んできたのは、家族みんなで会食中の同級生!
それも一番遠慮のない友人Eだった。
あちゃーと思ったものの、腹をくくって席についた。
彼は「素敵なお店だね。」と気に入ってくれたようだ。

この日はピンクのセーターを来ていた私に「似合うね」と言ってくれる。
彼は会ったとき、必ず服装をほめてくれるのだ。
セオリーどおりだけど、まぁ悪い気持ちではないかなぁ。
美味しいイタリアンに舌鼓をうちながら楽しくお食事が進んだ。
3回目となれば少しは打ち解けてお話ができるようになったかなぁ。
彼の研修のクラスメートの話から始まってお互いの家族の話題や、小さかった頃のこと、友人のことなど話が弾んだ。自分でも意外なほど素直に喋れた。
デザートを食べているとき、Eが子供をトイレに連れて行く為にこっちに向かって歩いてきた。そしてやっぱり見つかってしまった。
びっくりしたみたいだけど、私が軽く手を振って頭を下げるにとどめたら、
Eも軽く手を振って返してきた。でもそれだけだった。
なんだぁ心配なかったなぁ、Eも気をきかせてくれたんだなぁ、とありがたく思った。だってまだなんて紹介すればいいかわかんないんだもの。
しかしEは帰り際、しっかり私達のテーブルにやってきて声をかけてきた。
「私は友達のEです。すみれのこと宜しくお願いしますね。式には呼んでね♪」とまで言い残して行った…。
彼は「大丈夫?まずかったかなぁ。」と心配してくれたけど、私はもう気にしないことにした。
でもなんとなく気がそがれたし、彼もまだ高速を運転して実家に帰らなくちゃならないからとそろそろ帰ることにした。彼のほうはまだ名残惜しい様子だったけど私は家に送ってもらうようお願いした。
この「家に送ってもらう」っていうのは私の数多きお見合の中では極めて珍しいことである。なんとなく嫌なのだ。だからいつもは近くの駅でおろしてもらうのだけど、なんとなく今日は家までの道順が口からでた。
自分でもとっても意外だった。次は12月の第2週に会うことを決めた。


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2001年11月17日(土) 今日は絵画鑑賞と映画

お誘いを受けて珍しく邦画を見ることになっている。
11時15分に前回と同じトコロで待ち合わせの予定。その前に妹の買物に付き合う為に渋谷に出る。なんだかんだとしているうちに待ち合わせの時間が迫ってきた。今日のデートコースは渋谷なので、新宿での待ち合わせにこだわる必要無しと判断して10過ぎにカレの携帯に電話をする。無事渋谷の待ち合わせに変更。
待ち合わせまで少し時間が出来たので妹とスタバでコーヒータイム。

カレとは11時半に渋谷で合流。ちょっと気恥ずかしいような気持ち。
まずはザ・ミュージアムで「コーポレートアート展」を見ることにした。TOPカードを持っているの私がチケットを購入。(割引特典アリ)印象派を中心としたちょっと珍しい作品の数々に出会えてウレシイ。初めはカレのペースにあわせていた私。少しずつ自分のペースで観始める。でもそれもなんだか自然な雰囲気。絵葉書もたくさん買ってからミュージアムを後にする。
そのまま上の喫茶室でお茶を飲んでお話する。
今見た絵のこと、前回会った後の出来事、それから好きなコト、キライなコト、得意なコト、苦手なコト等など…。たくさん素直に話せた。自分でも本当に驚いたくらい。今まではちょっとでも会話に『間』が空くと怖くて、つらくて一生懸命話題を探して接待に励んできた。でもカレとの『間』は不思議と怖くない。
ふっと隣の席のカップルの会話が耳に飛び込んできた。どうやらお見合いの席らしい。ちょっと耳をダンボにしてしまった(笑)

気がつけば映画の始まる時間がもう間近に迫っていた。あわてて渋東シネタワーに急ぐ。カレが指定席を買っておいてくれたので良かったけれど、「冷静と情熱のあいだ」の人気は高く、長い長い列が続いていた。ちょっとトイレに行った隙にカレがパンフレットを買ってくれていた。こういう気遣いがとてもうれしい。
久しぶりに観た邦画はフィレンツェの映像とエンヤの曲がストーリーと調和がとれていてとても引きこまれてしまった。なんとカレは感動して泣いてしまったそうだ。涙腺が脆いらしい。素直な人なんだなぁって思った。

映画の後、カレは夕食も予約しておいてくれたらしい。映画にあわせてイタリアンレストラン。なんてロマンチストなのでしょう!と思った反面、セオリー通りだなぁとも思った。そんなふうに考えるなんて罰当たりかなぁ。食事の間も家族の話しをしたり映画の余韻を楽しんだりして良いカンジだった。
デザートの時クリスマスディナーショーを予約済みなので22日は空けといてねと言われた。うれしい気持ちの反面、「えっ私の好みや予定も聞かないでもうチケット取っちゃったの??!」という気持ちも強くわいてきた。でもせっかくのカレの行為だし、初のクリスマスイベントに波風立てることもないかと思ってありがたくご一緒させていただくことにした。でも今度機会をみて私の希望も聞いて欲しいって言わなくちゃいけないなぁって思う。

来週は帰省する途中で私の家の近くで食事をする約束をしてこの日は別れた。
交際ってやっぱり少しわずらわしいなぁって感じてしまった1日だった。

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2001年11月03日(土) お見合い当日

11時15分、新宿駅南口で待ち合わせ。
遠くから「あの人かなぁ?」というスーツ姿の男性発見。
でも自信がないのでしばらく様子を見た。
ちょっとして携帯電話が鳴った。やっぱりさっきのカレがかけている。
もう何度となく繰り返してきた初対面の挨拶。
「はじめまして、○○です。今日は宜しくお願いします。」
頭を下げながらチラリと顔を覗きこむ。
写真の通りだなぁ、背が高いなァというのが第1印象。
カレが予約しておいてくれた懐石料理のお店で改めてご挨拶。
実は二日前にカレは掟破りの「事前電話」をかけてきて
いろいろ話しかけてきて、ワタシのドギモを抜いていたので
実はカレに対してあんまり良い印象を抱いていなかったのだ。
でも実際に会って話しを始めてみるとそんなに悪くないカンジ。
きちんと目を見て色々と気を遣ってくれながら話しをしてくれる。
本当にめずらしく初めから沢山お話ができた。
その後東急ハンズをぶらついた後、「お茶を」という事になった。
話題にさほど困ることもなくお話は続いた。
でもやはり初回。だんだん気疲れしてきたので「夕食もご一緒に」というカレのお誘いは丁重にお断りすることにした。
18時頃、改札口まで送ってもらって今日のお礼を言って別れた。
お見合いの初回歓談時間の最長記録たった。
帰宅後、実家の母に電話をして「また会ってもいいかな。」というと母はちょっとびっくりしたようだった。

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