断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2015年08月28日(金) 初 2000m

金曜日は最高にリハビリがはかどる季節。
なぜなら、プールにほとんど人いないから 笑笑
わたしを含めた3人は、
黙々と、もう黙々と泳いでいたw

 自分だけビート板バタ足ね

もうね、ほんとにね。かっこわるいとよね。。
だが仕方がない。 ※いつもの話です
隣りのレーンにはスピードの出ない女性のクロール。
わたしはとりあえずこの人には抜かれまいとした。
些細な闘争心ですが、これが意外にもわたしを盛大に
支えていますw

 なんでって、退屈だからです(爆)

気づいた頃にはその女性に2往復くらい差をつけて
独走してました。

〜いつの間にか 1000m 終了〜

これがライバルの力です! 時間を超えるのですw
このblog、時間超えすぎですよね… がんばります!
さすがに疲れてましたがまぁまだイけルカな!
そう思ったわたしは平泳ぎに泳法チェンジ。
さらにリハビリを進めます。

 実のところ、ここから先は未知の領域です

そんなに長いこと泳いだのは人生でないはずです!
なにしろ遊びでやってませんw
真剣にバタ足だけ延々とやってきたんです(爆)
〜だが、今日のわたしには余裕があった〜
突撃です。 泳ぎをやめる理由が、ない。
そんなわたしでしたが、
1500m手前くらいでさすがにやめたくなりましたw

 なんでって、退屈だからです(爆)

もう隣りのレーンにライバルはいません。
わたしが1000m泳いだときには姿がなかったw
些細な闘争心の拠り所も失っていました。
後から振り返れば面白いものですが、
ほんとうにやめようと思っていたのです
でもやめませんでした
勇気の矛先が見えたからです!!

1500m それはとてもキリのいい数字です。
ですが、500mというのはたいへんキリが悪い。
わたしは泳ぎながら予測した。
マッキーにこのことを話題にしたとしよう。

 その際には、この《500m》の談義となるだろう

そして見出だした結論。

 マッキーに500m単位は通じない

1500と2000の違いは天と地ほどの違いだったのです
なんといまいましい理学療法士でしょうか!!
泳ぎながら怒りが湧いたくらいですッッ 笑笑
そう、こうしてわたしはかるく2000m泳ぎましたw
これが心の力です。

◎人間は勇気さえあればできないことはない◎

これでマッキーに罵られることはあるまいw
キリが良いというのは力かもしれん。

 1500と2000、その体感が今日の生きた証です




プールから上がった瞬間、
怒濤のように貧血が襲いました 笑笑

 陸の上で思い知るのは重力です

帰りの地下鉄で、
買った服、全部置き忘れました

 酔っぱらいのおじさんが教えてくれなければ
 即刻いのちをおとしていたでしょう。。

 あぶなく生首だけで帰るところでした

2000mの達成感。
奪われた体力の行く末。

どんなことも《一所懸命》の代償は《意識》ですw



2015年08月23日(日) 「2人展2 NININTEN NI」

クガくん写真 展示会 潜入!

 『2人展2 NININTEN NI』8/22〜29
  空閑学 × ツネ
  PHOTO & ILLUSTRATION exhibition

『紫』で共演して以来、今では写真家です☆
その力はこうして展示会もおこなうほどの勢力ww
クガくんにはわたしの本番で音響も担当してもらっ
たこともあるのです。
音響だけ、って言っといて踊ってももらいましたw
無理矢理感は、わたしの常套手段です 笑笑
思い出してみたら、自分あまり変わってないなあ〜
とも悟っちゃったりしましたw
だって踊りなんてものは、踊らない人が踊るほうが
圧倒的に面白いのです!!(爆)

◎そして ついにタイスケも毒POPの仲間入り◎

ツネさんには似顔絵を描いてもらえました!
その持ち味《毒POP》はおそるべき洞察力です!!
出来映えにおもわず気を失いそうになりましたw

 ツネさんの手が止まらないその勢いは、
 まさにダンスです

これは、突き抜けた人に必ず現出しています
その尋常でない集中が人のカラダをダンスに変えて
しまっているのです

黙々と絵を描くその姿から感じとったのは、
《ツネさんには描く理由がない》というものです。
《絵を描く=そのもの》だと直感しました
理由なんか要らないのよ、ってw
手が止まることは生涯、、、ないでしょう
この感じは… そう、《天才》です☆


クガくんには盛大に写真を撮ってもらいました!
やはりそのままでは面白くもなんともないので、
道端で踊ることになりました(爆)
靴も脱いで とにかく一生懸命踊ってみましたw

 ちなみに術後、
 人前で踊ったのはこれが初めてです

踊ってみるといろんなことがわかりました。
《テキトーな感じなら いくらでも動ける》
まずそれがわかったのです。
ただし「テキトーに」なんてのはダンスでもなんでも
ありません。 そりゃ《動き》なだけです
わたしたちは《動き》を《ダンス》にするために、
努力を積んでいるのです

 踊れない今でさえ その努力は変わりません

動きがダンスになるとき。
それは おおよそ《内実》です。
指先から、そしてその先に向かう意識の矢。
意識は光に似ています。
これを感じていなければダンスを踊っているなんて
まるで言えやしません。
わたしは踊りにしようとし続けましたが、
やはり現状では引き出せていないのを感じました。
そして思った。

 “踊り” をしなければ!!

クガくんには「よかったですよ〜」と言われたものの
自分では “こりゃあいかん” とおもったのです―

しかし!!

動けたことに関してはとてつもない実感が湧きました

 《踊れる》

漠然とそうおもったのです

これこそは孤独で退屈な日々のリハビリ成果でしょう
こんちくしょう!!

後にクガくんから送られてきた2枚のモノトーン写真。
わたしの後ろには《お好み焼き》の旗ww

 う〜ん、これはおそろしくいい写真だ☆ 笑笑

間違いなく二度と撮れない写真でしょう!!(爆)

持つべき者は友なりッッ



2015年08月22日(土) 豆腐の角でも人は死ねる

すごく余裕をもって準備していたはずが…
いつの間にかギリギリに…
駅まで走らない日は一日たりとて… ない。
なんでこうなるのか…

 さっぱりぽんです 笑笑

走れるようになってきてほんとうによかった!
いつもここでリハビリ成果を確認できますw
そんなわたしはヨガクラスへの道半ば。
地下鉄車内で突然気がついた。
気づいたのは、首もとの違和感です!
地下鉄の窓でたしかめてみ…

 それは《タグ》だった

うわあああぁあぁぁあぁxっぁぁああああ!!!
全身が凍てつきました
呼吸というより心臓が止まったとおもいます
たったの3鼓動くらいです

 あらためますが今は8月、夏真っ只中w
 今日はサングラス シャレオツスタイル。
 そんな格好でTシャツを前後ろに着ていた―

なんということでしょう!!
これじゃ自虐テロだッッ
こんな姿、見られるわけにはいかん。
そう、これは急いで支度した代償です。
わたしは一瞬責任を転嫁w ロミオめ… 笑笑
おおっといかん! 今、人として危うかったw
【急いだら間に合う】これがそもそもの原因です☆

 とにかく今すぐ隠れたい!!!
 しかしそんな場所はない!!!

完全無欠のパブリック乗り物サブウェイッッ
わたしは思いを馳せました…

 自分が亀だったらいいのに、と。

シュッって両腕を引っ込めた瞬間、
Tシャツの前後ろを逆転させるんだ!!!
必要なのは誰にも気付かれない圧倒的速度ですッッ

 人のカラダでは夢物語

下車したわたしは、誰にも知られないように首もとを
手で押さえ、猛烈に歩いた。
どこかで着衣をなおしたい、痛切にそう思いましたが
タグ以前の問題で、わたしは急いでいるのです(爆)
スタジオにゴール直後、すぐさま講師に尋ねます。

 「この姿、見た目おかしくない??」

 「どうされたんですか?おかしくないですよ??」

 「よしッッ」

わたしは確信を得たw
このTシャツは白地にゴールドで絵が描かれている柄
で、後ろ前もどちらも同じ柄ですw
そうでもなけりゃ間違えやしません!!

 パッと見では “わからない”

◎パッと見で性格がわからないのときっと同じです◎



クラスが終わってメガネメンテナンスに行きました。
すると、美人スタッフ女子に声をかけられました!

 「オシャレなTシャツですね〜」

わたしは笑顔で即答します

 「さっきまで前後ろ逆に着てたんですよ〜」

美人の女の子は笑いすぎてのたうちまわってました
あの調子じゃあと少しで絶命したかもしれませんw
俺も、できるならこんなふうに笑ってしに…

 笑いすぎだろ この女ッッ(爆)



もしも気付かなかったら、
恥ずかしいだなんて思うこともありますまいw
そう、おおよそ知らなければなんともないのです!
気づきってほんとうにおそろしいですよね
ここで一番の謎は、
恥ずかしいという気持ちが即座に死にたいって
なってしまいかねないリアルですw

 恥ずかしくても死ぬ必要はないじゃない! 笑笑

あまねく人がもつ恥ずかしいという気持ち。
それは自分というよりも、
誰かに馬鹿にされやしないか、という
他人の目におびえているという種類w

 わたしたちは思い込みで死ねてしまうのです

冷静になって考えると、
気づきを力にできるはずです できないはずがない
自分が前後ろに着ているということを
知ってしまえば、いくらでも堂々とできるのです!!

気づくことをわたしたちは力にできます
臆病になるよりも、世間よりも、なによりもまず、
わたしたちはわたしたちを生きようとすべし

豆腐の角で死ぬことはないんです☆



2015年08月21日(金) 荒れ狂う兄弟

リハビリ室に丸刈りのお子様が二体やってきた。
小学生低学年のそっくりな丸坊主兄弟見参!!
ちなみに小野妹子は男子です!
圧倒的な “子どもっぷり” 久しぶりに見ました。
その弟は、ずーーーーっと兄の真似をしていますw

 それも、AIR柔道。(爆)

なかなかいませんよ? AIR柔道兄弟は!!
そういう遊び、兄を真似る時期なのでしょう。
しかし、見ていてふと気がついた

 それはダンス高等技術《ミラー》だったのです

鏡のように相手と同じ動作を瞬時に繰り出す。
さすがは兄弟。
あれは、確実に考えなくても “わかって” います!!
その境地に至るには相手を感じとるセンスが何よりも
必要なのです。  苦闘の末に掴んだコツ
そんなものを “簡単に” やってしまえている弟w
二人は絶え間のないAIR柔道を続けていました―

 そのまま生涯を終えてしまいそうな勢いです

そんなリハビリ室トレーニングエリアにて。
わたしはマッキーに「歩いてみてください」指示を
受けます。

 その二人のミラー配置からして、
 ど真ん中を突っ切るしか方法はない

そのとき体感したのです
そう、例えるならあれは―

 荒れ狂う海の中を颯爽と流れる風(爆)

馬鹿にされるかもしれませんが、そんな感じでした
どんなに自分を崇高に感じたかしれません!!
怒濤のようにAIR一本背負いしてる兄弟の真ん中を、
ただただ歩いていく静謐さったらww

 こんな風景はもう二度と味わえんかもしれん

おそらく、これがモーセの海割りです
モーセもきっとこんな崇高な気持ちだったに違いない
今、このとき、そう確信したのです

わたしたちは実際に海を割ることはできません
しかし、同じ気持ちには “なれる” のだと
今、このとき、そう確信したのです



2015年08月20日(木) 瞬殺!ユーモアの真実

いつものようにマッキーに超地味トレを課せられ、
汗だくになってリハビリ室を出ると、
病棟看護師 f江さんにばったり出くわしました!
f江さんはわたしを見るなり目を丸くしてこう言った

 「わあ! 外、雨ふってました!?」

わたしは即答します

 「ふってましたよ〜」



 ほんとうのところは… 知りませんw



f江さん、間違いなく間違えてるだろッッ 笑笑
わたしは《汗だく》だっただけで、
雨に撃たれてなんかいないのです(爆)

リハビリ室に降るのは汗だけだ!!

それにしても、驚くべきは自分の受け答え。
だいぶ面白みのある直結回路に育ってきましたw
瞬時に「ふってましたよ」と言える能力(爆)

 なんという馬鹿げた能力でしょうか!! 笑笑

こういう台詞は《考える間もない》のが大事です。
一瞬でその答えに至ることこそが急務!!
そうでなきゃ、フツーの会話には組み込めません。
◎なんという頭の回転速度でしょうか◎
たぶん10回くらいは回ってるとおもいますw
頭部だけだと、かるくねじりきれるレベルです

 それって大惨事じゃないか!!!

ここでわたしはつい瞑想してしまいます。
浮き彫りになったのは―

 やっぱりわたしには 考えが至らないと
 そこには “いけない” という事実です

 世に言う天然な人たちはおそらく
 考えなしでそこに “いけてしまう” のですww

これこそは人の才能というやつでしょう。
道筋がいっちょん違う!! 笑笑
自分としては良く言えました花丸をあげよう、そう
思った矢先にそこまで頭が回ってしまったのですw
瞑想して迷走した挙げ句、突き止めてしまう怪。

 うまれかわったら、絶対 天然になりたいッッ

天然になれない劣等感。 これがわたしの真実ww
でもアドラーは言ってます。
その劣等感こそが人の生きる力になるのだと 笑笑

がんばろう自分ッッ ww



2015年08月11日(火) re + habilis 挑戦状

スタッフ女子 y罪ちゃんがプールに現れた。

 プールに女の子がいるなんていうのは
 経験者並びに競技者くらいしかいない

そのときライフガードにいたスタッフは、
ふてぶてしさMAXの某大学競泳部所属 o田くん。
120%ふてぶてしさで出来てる人物ですw
そんなo田くんが珍しく話しかけてきやがった。
いつもなら絶対話しかけてきたりなんかしない。

 「あの子、インターハイ3位とかですよ」

y罪ちゃんは数少ない話せる女スタッフのひとりw
しかし、そんな女だとは知るよしもなかった。

 かわいいだけかと思ってました(爆)

わたしは即座に勝負を持ち掛けます。
なにしろ水の中では兵器ですからね!
コートの中では兵器なのと同じです!
陸で踊ってたからこその、怖いもの知らず☆
わたしは果たし合いを申し込んでみました!
最初で最後の果たし合いです。
水に浸かりもしていないy罪ちゃんに、
準備もさせないうちにいきなりの果たし合い(爆)
もちろんフツーの勝負なんかしませんw

【対決方法】
 y罪ちゃん:自由型
 タイスケ:ダッシュ

わたしのダッシュはそこらへんの自由型に勝てます。
伊達に毎日走ってるわけじゃありません。
全力でプールリハビリしているんです!
しかし相手はそこらへんじゃあない(爆)
◎どう考えてもデコピンで瞬殺されるレベルです◎
良い勝負ができるのはたぶん―

 y罪ちゃん:25m
 タイスケ:その半分

y罪ちゃんは言った。
「そんな勝負やったことありませんよ〜 笑笑」

これなら勝てるかもしれん!
やるからには本気です。
なんたってy罪ちゃんは準備運動もしてませんw
現状では最大アドバンテージのはずだ!!
わたしは全速力で駆け抜けました
失踪してしまいそうなくらいに疾走しました
腰から下は水中なので全然駆け抜けていないように
見えると思いますが、駆け抜けているんです(爆)

 後ろから迫り来る怒濤のようなバタ足音

こんなめちゃくちゃな勝負も最初で最後です
後ろを振り向いたら負ける
とにかく全力で走りました
あと3、、2m―



 その罪の威力は半端ないとおもいました



そのあとゆっくりと泳ぎ始めたy罪ちゃん。

 その泳ぎはまるでマーメイドのようでした

メイドでも、冥土でもない、マーメイドは人魚です
とにかく無駄がない
無駄がないというのはこんなにうつくしいのか、
そう感じました

特にバタフライ。
テレビとかでしか見かけない泳法です。
このプールでやっている人もたまにいるのですが、
バタフライにこれほどの優美さを感じるとは思いもし
なかったのです。 すごい すごいなあ!!

 人の泳ぎはこんなにもうつくしくなれるのです

わたしにはタイムなんてどうでもよいのです。
しかし、時間とのたたかいがその泳ぎをうつくしく
してきたのかもしれません。

一体何がわたしたちを変えてゆくのでしょう

すくなくとも《なろうとする努力》が
心の強さ、意識が、必要なのではないでしょうか―



2015年08月10日(月) アイス記念日

病院到着。
さっそく電気療ほ… 空いてない!!
全力で全滅でした。賞味20分は無理。
わたしの始まりはたいてい電気療法から。
だって汗かいてから電気とかしたくない。
基本的に立ってるだけだったり寝てるだけなのだ。
目に見える動きでないため一気にカラダは冷えるw
そういうわけで、ひっさびさに
電気が空くまで怠惰にすごすことにしました 笑笑
まずは手始めに売店へ!!
ふだん絶対買わないハーゲンダッツとか買ってみる!

 なにしろ今は8月ですッッ(爆)

売店のお姉さん「おぉ〜セレブね〜?タイちゃ〜ん」
ふっ… 俺だって買うときは買うんだぜw
蓋を開けて、しばらく念入りに溶け具合を見る。
なんてセレブなんだ俺は!!

 そこから一気にーーーーーーーーーーッッ

 マッキーキターーーーーーーーーーーッッ

なんで施術に呼ばれちゃうかなーーーーーーーーッッ
マジかよ!!!
まだ何にも終わってないよ!!!
ってかアイス食べたいよ!!!
わたしは罪人のようにリハビリ室へ連行されました
小説『1984』の世界にいるみたいでした
施術中、マッキーが言い放ちます。

 「硬いですね〜」

  そりゃそうだ

今のわたしは 準備なしには動かないのだ
ヒザの反応なんて出やしないのだ―

 この日、わたしは PTマッキーpresents
 地味トレリハビリバランスアトラクション
 そのすべてを失敗した

マッキーは地球が壊れそうなくらいの笑顔でした

 「こういうときは単純作業ですね!! こちらへ」

連れて行かれたのはマシンエリア。
まるで執事のように勧められるリアル拷問マシンw

 「はい!30回ッッ」

うおりゃあああぁあぁああぁあああああああぁあああ

 「今の上がってませんよ!!」

ちくしょうちくしょうチックしょおおおおぉおおおお

これがさっきまで、今まさに優雅にハーゲンダッツを
食べようとしていた人間の姿です
なんとおぞましい末路でしょうか…
ささやかな希望は一体どこにあるのですか

 《そう、すべては “今” を解決しなければ!!》

わたしにはアイスを食べる時間などなかったのです



2015年08月09日(日) 80才のわかもの

【夜 22:00】
いつものようにビート板バタ足している時間帯。
淡々と。淡々と筋持久力強化です!

 そこにおじいさんが慌ててプールにやってきた―

おじいさんの霊力はすさまじく、わたしが100m
泳ぐ間に、一往復も追い抜かれてしまった
わたしのバタ足はそこらへんの自由型に勝てますw

 このじいちゃんマジですごい!!

営業時間終了まで一気に泳ぎ抜いたわたしたちはジャ
グジーで一緒になった。
話しかけてみるとおじいさんはこう言った。

 「明日は高宮の縁日で、俺は焼きそばの仕込みを
  しなきゃならんからここにこれないんだよ。
  だからちょっと欲張りすぎたなあ 笑笑
  いやあ やりすぎたな てへ 爆」

《思い》にカラダがついてくるってすごい!
このじいちゃんは《可能性》をおしえてくれます

 「俺は何才に見えるや??」

 「60後半ですか?」

 「80ぞ」

度肝を抜かれました  まるで80には見えない
おじいさんは林田さんといった。
毎日ここで見かける顔のひとり。
わたしも当然見知ってはいた。
しかし、今日まで話したことはなかった。
人生とはタイミングなのです!
林田さんは言った。

 「友だちに、今度あそびにいこう!と誘ったら、
  お前と一緒に行ったら殺される!と言われたよ
  はっはっは 爆笑」

これくらいのモサw
林田さんはここでできた二番目の友だちです(爆)
なかなかこんな人生の大先輩はいません。
友だちになるべしw
とにかく。とにかく明るいのだ
スポーツが大好きなのだ
それは、ひと目見さえすれば “わかる”

一緒に遊んで死んでみたいと思えるくらいです 笑笑

その明るさこそは、林田さんそのものなのです
心は、気付きで変わっていけます。
しかしカラダはそうはいきません。
それこそはそのひとの年月です
わたしも林田さんのように年を重ねられるだろうか―
その真実がわかるとき

◎それは、わたしたちが80才になったときでしょう◎



2015年08月08日(土) 奇跡とは “今” のことさ 2

会計を済ませて、病院ロビー。
通りかかったトレーナーの一人・h中さんに
盛大に挨拶をかましてみましたw

 「h中さん、さようなら〜」

すると険しい形相でh中さんはこう言った―

 「なんてことを!!」

度肝を抜かれました
その一言の意味が全くわからなかったからです!!
何!? 俺、何か悪いことでも言った???
挨拶しただけだよね?!
しばらく悩んで思い出した
そのときh中さんが見ていたのはテレビだ。

 たしか、甲子園 高校野球
 宮崎県代表校が負ける寸前…

はっ! まさかーーーーーーーーーーーーーッッ
その《まさか》でした

 h中さんは宮崎出身だったのです(爆)

なんてこった!!
そんなつもりは毛頭なかったのだが、タイミングが…
タイミングが悪かった!!!
わたしは目一杯明るく大きな声で挨拶したのです。
おそらくは、その明るさが裏目に出たのだ―

 ってかh中さんの出身地なんて知らないぞ俺ww

挨拶にこんな罠があろうとは、、、
この罠を避けるにはh中さんの出身地を事前に知って
おかなければなりませんw

 挨拶にどれだけの準備がいるというのでしょう

この世はなんとおそろしいんでしょうか― 笑笑
どこに何が潜んでいるのかわかりませんッッ
甲子園には魔物がいるくらいです!
こういうことわたしにはちょくちょくおきます。
けっこう笑えませんw
なんでこうもタイミングに恵まれているのでしょう

 ある意味、正反対の奇跡☆

こりゃ確実に嫌われたろうなあ…
落ち込んでいたわたしにマッキーは笑顔で言った。

 「たぶん憶えてませんよ〜」

うん。 きっとそうだろうねw
憶えてるの、俺だけだよね― 笑笑

◎ “今” はどんなことも奇跡そのものです◎



2015年08月07日(金) 「今日が残りの人生最初の日」

この本を読んでいて先ず感じたことは、
文章についてでした
人それぞれ、ひとりひとりに、そのときの自分に
すうっと入ってくる言葉があるのだろう
そうおもうのです

その距離感は、まことにダンスそのもので
まるっきりダンスなんじゃないかとおもうのです

ひとりに向き合うとき
ふたりに向き合うとき
たくさんの人に向き合うとき
どれくらいの強度で向き合うか
わたしたちはその全てを鑑みて、択んで言葉にします
わたしは、それをダンスだと
そうおもうのです
写真や絵でも、ひとに対するものなら
そこには等しく距離感があるからです


 『今日が残りの人生最初の日』 須藤元気
  僕たちは人生のストーリーを、
  自分で書き換える自由がある。


貴重な読書友U井さんが課してくれた二冊目w
この二冊目が終わると怒濤のように美輪明宏本が、
やってきます(爆)
これは、そんな未来を知らなかった頃のお話です―


 どんなに時間がなくとも、本を読む時間は惜しまな
 いほうがいい。 本は人生への投資、人生の視野を
 広くすることができるからだ。
 そして、本を読んで大切なのは、“これはいい” と
 思ったことを、すぐ実践してみることである。
 ダイエットの本を読んだだけでやせた人はいないよ
 うに、本で得た情報は、行動に移して自分のものに
 しなくては望む結果は得られない。

自分が無意識にしていることが漠然と文章になってた
文章にできるというのはかなり凄いことだと感じます
その方向性がわたしよりも明確だということです。
なんとなく、では意識が足りてないのです

◎その強度はすなわち成長の速度です◎

自覚しているのと無自覚は果てしなく違います。
すなわち筆者はそういう人間だとわかるのです。
その急進力は尋常ではないでしょう。

 メールでも口頭でもいいのだが、学んだ知識をアウ
 トプットすると知識が定着して自分のものになる。
 誰かに教えるときの “わかりやすくつたえよう” と
 する行為が、知識の定着を促進するのだ。
 逆に言えば、誰かに教えられないということは、
 知識が身についていない証拠でもある。

 教えることこそ最大の学びなのだ。

実のところ、わたしがこのblogをしているのも、
自分を知ることに他ならないと感じています。
思っていることを文章にすると自分がわかってくるの
ですw
日記などを書いてる人じゃないと共感はなかなか難し
いかもしれませんが、書いていると《知らない自分》
が現れたりするのです。
これはArtをしている人であればみんなそうでしょう
なにかに打ち込むその集中が雑念を払って、見えない
ものが見えるのです!
Artだけでなくスポーツでも何でもそうかも。

何かに必死に打ち込んだとき、
《自分を忘れる》からです

そのときこそ、ホンモノの自分
正にすべてを打ち払った自分がいるのです

その状態を知ってしまうともう麻薬のような気分です
これがダンスをやめられない理由のひとつかもしれん

圧倒的自由!!

さて、本の話に戻すと、わたし自身も “これはいい”
と思ったもの、たとえば、小説の登場人物の感性だっ
たり、そういったものが刻みつきます。
そして自分の中で咀嚼して、なりたい自分にたしてい
くのです。

それは、自分をつくりあげる過程といえます

めちゃくちゃいいと思った本を母に貸しました。
その本の記述のとおりに心の方向を示していけば、
すなわち人生が変わるような本。
実はその作者の本はわたしの父も数冊もっていた。
たずねたらそう答えたからだ。

 だが二人とも実践はしなかった

書かれたものを書かれたもののままにしていた。
これじゃあ何も変わらない。 よくなることがない
変えようとしない理由がわたしにはわかりません

 さっぱりぽんです

わたしはもっと明るくて楽しい両親がみたいのです
母は言いました。

「年を重ねるとなかなかできないものよ」

わたしはまったく信じません。 信じるもんか
そんなものが年だなんてことあってたまるか
だって、そんなことはないことを知っているからです
わたしたちは―
変わろうと思えば、その瞬間に変われるんです!!


 僕がプロの格闘家になって数年経ってから、高校時
 代の同級生が亡くなった。 自殺だった。
 それまで、僕の中で “自ら命を絶つ” ということに
 まったくリアリティはなかった。
 誤解を恐れずにいえば、むしろ幕末や戦国時代の
 切腹には、ある種の美しさすら感じていた。
 しかし、同級生の死は、そんな美しいものではなか
 った。
 プロの格闘家になる前の僕も悩みや葛藤が強く、
 いつも不安定な状態だった。 悩んで病院に入るか
 暴れて刑務所に行くか。 いまだから言えるが、
 それくらい不安の極限状態だった時期もある。
 不安の状態で、僕が無意識に取った行動は極端な
 ものだった。
 それは、あえて死と向き合わざるを得ないことを
 仕事にすることだった。
 僕が選択したのは、フランス外人部隊に入隊するか
 プロ格闘家になるかだった。
 結果的に格闘界に身を置くことになった僕は、少な
 からず死と向き合う格闘技での経験で、思考パター
 ンが少しずつ変わっていった。
 つねに危険が伴う格闘技は、ときに死に至る可能性
 だってある。
 だからこそ、明日は何があるかわからないから、
 毎瞬毎秒ベストを尽くして “いまを生きよう” とい
 う気持ちが生まれてきたのである。

 悩みのない人生を送るのに必要なこと。
 それは、“いま” を生きて、
 “いま” を少し変える勇気を持つことだけだ。


このblogで何度も書いてきましたが、
わたしたちの迷いがないという力の源は、
《自分自身がいつか間違いなく死ぬ》という自覚です
それを感じるには、おおよそ悲しみがあります。
たいせつな人の死。または自分の命。
死ぬということが絵空事でない出来事。
考えようによっては、迷ったりできるというのは
しあわせではないのか?と思えるくらいですw
死ぬことがわかってしまうと迷うことがないからです
たちどころに自分の方針が決まってしまう。
これは非情な事実です。

著書にはスティーブ・ジョブズの喩えがありました。

 「その仕事は本当に今日やらねばいけないのか?」

 「いいえ」

 と答えることしかできなかったとき、彼はいつも
 やり方を変えてきた。 そして、毎日を最後の日だ
 と思って暮らしていたからこそ、余命を宣告されて
 も生きる力を失わなかった。
 彼の成功の秘訣は、毎瞬毎秒を楽しいこと、やりた
 いことに費やしているところにあるといえる。

  多くの人はずっと人生が続くと思っている。
  しかし、人生には終わりがある。
  だから、「これはいまやるべきか?」
  「やりたいことはなんだ?」と
  自分に問いかけてみることだ。


興味が湧いた方は是非読んでみて下さい。
書いてあることは、知っていることでも
なかなか毎日向き合わないようなそんなことです
毎日というのは毎日じゃないということです

わたしたちはどんなことも気付きとともにあります
気付かないことにはただただ通り過ぎるだけのこと
気付いたときに、わたしたちはわたしたち自身と
なっていくのだとおもいます

わたしはそんなきっかけのようなダンスが踊りたい
いつもそうおもっています



2015年08月06日(木) 奇跡とは “今” のことさ

今日も通院リハビリです!
自分自身の未来への、最低で最高の仕事。

 なやんだりする前にやる
 やり続ける

立ち止まったら途端に懸念が襲ってきます

 いたい
 のびない
 まがらない
 毎日毎日何をやってるんだ
 どうしてこんなことに

とにかく、とにかく今出来ることをまずやるッッ
そうすれば、しさえすれば、すすんでいるはず!!
◎おおよその敵は自分自身◎
わたしはトレーナーs田さんに呼び止められました。

 「出っ尻になってますよ?」

 「なんだと!?」

sトレを毎日続けているわたしです。
そんなわけあるかw
s田さんはかるく言い放ちます。

 「写メとってあげますよ」

  出っ尻だった―

ちくしょう… まるで言い訳できん(爆)
でも筋トレは毎日してきたからね?

 「ああ それ、見せ筋ですね 笑笑」

s田トレーナーは続けます。

 「タイスケさんの場合、見せ筋じゃないでしょ?
  《使える》筋肉を育てないと!!
  鍛えるところを間違えないでくださいッッ」

なんてこった… まるで言い訳できん(再爆)
わたしはリハビリのため、ジムに通っています。
バーベルエリアは特に際立った人たちの魔窟w
嫌が王でもその姿は脳裏に刻まれてしまいます!

 筋力はかっこよさに直結しているからです

そうしていつの間にか筋トレ覚醒。
心のどこかで《かっこよくなりたい》が覚醒。
すべての元凶はこれでしょう(爆)

 「ああ それ、見せ筋ですね 笑笑」

しかし振り返ってみると不思議です。
筋力がつくと無意識に堂々さが出てくるのです!

 堂々さが身に付いてくるのを感じる

なぜなのでしょうか??
やみくもに自信があるんですよ 笑笑
その自信の正体って何!?
これは複雑です
たとえば技術に置き換えてみたらどうでしょう?

 自信。 それは、《出来ること》
 人ができないことができる。
 ん…??
 人ができないことができると自信なんですか?

 わからん 自信わからんッッ

 比べてる時点で、
 ホンモノの《自信》であるものか―

自信って、ただの慢心!? いいや待て
こんな浅はかな《自信》がほしいんじゃあない!!
いかん!! 何を目指してんだ俺はッッ

 「ああ それ、見せ筋ですね 笑笑」

まるで出刃包丁のような一言が頭をめぐります!!
しかしこの一言でものすごい旅ができてしまいました
出刃包丁、、とんでもない威力ですッッ(爆)

 かっこいい自分になりたいんじゃない
 それよりも “いろんなダンス” にいきたい
 ダンスに何かを感じてもらいたい
 そんなカラダになりたいのだ

わたしも影響を受けながら毎日を生きています
毎日というよりも一日一日

 目が覚めたらうまれかわってる勢いです

流されるのも大事なことですが、
その土台こそは見失っちゃいけない。
それには《順序》です

 “自分のやるべきことを何よりも最初にやる”

そのあとなら少々流されてもだいじょうぶw
そこんとこのヨユーが豊かさにつながるのです☆


そんなわたしは電気療法の真っ最中、
マッキーに施術呼ばれてしまいますッッ
(早く呼ばれるとか宝くじに当たるレベル)
ちくしょう… 終わるまでもうちょっとかかる!!
電気の流れるわたしは叫びます

 「仕方がない! 藤野さんを先にッッ 笑笑」

  大事なのは施術までの順序ですッッ(爆)

通院大先輩・藤野さん。 二礼二拍手一例です
わたしの直後に待ち構えていたのだww

 繰り上げ当選を果たした藤野さんw
 藤野さんは飛び上がってよろこんでいます
 えっ!? そんなに???
 骨まで大喜び超えてるよ!?
 ってか、飛び上がって大丈夫なんですか―

◎今日は藤野さんの誕生日だった◎
AMAGINGきたーーーッッッ

 「今日は早く帰れるわ〜
  ありがとーう!! 奇跡ね 笑笑」

奇跡って、身近なところにあるのですw
こんなに喜んでくれるなら、いくらでも譲りたい笑笑

わたしたちは決して早く帰れません
ですが、そんなわたしたちにも奇跡はおこるのです
こうして やむを得ない状況が、
とつぜん《奇跡》に変わったくらいにッッ 笑笑



2015年08月05日(水) ファイターズ vs ホークス

本日ホークスが勝てば、お盆前にM38点灯です。
おいおい快挙すぎだろそれ―
このままじゃM78星雲にかなり近づくよ??
※マジックはたいてい減っていくものです

 『ファイターズ vs ホークス』

めちゃくちゃ久々のドーム球場!!
今日の観戦、実はフツーの観戦じゃあなかった。

 ◎全席iPad完備 シスコシート セレブ観戦◎

試合7回裏までビュッフェ式食べ放題!!
味噌汁からケーキまでッッ いくつデモ。
わたし自身も初となるシスコシート感染。
しかし、誘った人たちにはことごとく断られましたw

 感染できるの俺だけかーーーッッ 涙涙

そもそも今日は平日の水曜日。
フツーに仕事だったりテスト勉強とかで…
えーっと、たぶん勉強が猛烈に好きなんでしょう。
きっとそうだ そうに違いない(爆)
せっかくのセレブ観戦でしたが、
孤独観戦とか、、セレブでも何でもないぞッッ

 最終兵器・姉ちゃん

姉ちゃんはセレブ大好き女子。
そしてイケメン売り子の捕獲を趣味にしています。
その上で自分好みのイケメン選手への全力応援。
(その応援はチームの枠をかるく超えています)
これでもう絶対の無敵ですッッ 号泣
そんなAみん姉ちゃんが延長戦の最中にこう言った。

 「次の回でホークスが勝つわ」

試合は長かった。
延長11回。
試合は総力戦を呈し、今宮くんの神技・送りバントか
らの代打 本多くんサヨナラ安打キターーーッッ!!!

その予見がめくるめくリアルに!!! マジか―
さすがAみん姉ちゃんッッ ゾッとしたーーー 笑笑


こうしてシスコシートセレブ観戦は劇的な勝利で
幕を閉じたのです☆
ここからは、そんなシスコシートについての感想を
全力で伝えていきますw かなり面白いので見てね

シスコシートは上階のスーパーボックス席がつぶされ
て新造されたエリア。 すなわち。
このエリアは一般観客席と一切つながってません。
完全な独立エリアです。一般じゃあないんです!!
入場してまず最初に気付くこと。

 イケメン売り子など来やしない

姉ちゃんは頭をかかえていましたw
これが楽しみを奪われた者の姿だとおもいました
ドーム内のコンコースなんかにも足を運べません。

 トイレくらいしか行くところはない

そのぶんサービスは充実しており、iPadで注文すれば
運んで来てくれます。
買い物に自分で出歩く必要なし。
それに7回裏までは後方で食べ放題が待っています。
ここでかなり興味深い感覚を味わったのです
後ろにいけば行くほど試合の歓声は聞こえません。
歓声が、まるで走馬灯のように聞こえてくるのです
まるで別世界にいくような感じなんですよ!!

 あまりにも静かすぎて怖い

静寂の中、取り皿に食べ物を盛ってい…
何この空間、、やたら気持ちわるい!!
テレビ放送くらいガンガン流そうよッッ
これじゃあお葬式だよ―
席に戻ったら更なる恐怖が襲いました

 隣りのシートのおばちゃんは
 iPadで錦織の試合を観戦していた

えーっと、、野球… 見に来たんだよね!?
そ、そんなバカなーーーーーーーーッッ
混沌だ!! ここは混沌だよ!!

そして9回ちかくになった終盤戦。
試合はこう着状態でめっきり熱気がさめていました。
シスコシートは観客席とはかけ離れた天上界です
下界が静まり返ると、もうね、、

 もう何も聞こえないんですよッッ
 いやもうマジでッッ

 誰かのささやきでさえ聞こえるレベルです

シスコシートでもメガホンをガンガン叩いてる人は、
たしかにいます。 ですが、どうにもピエロなのです
天皇陛下がメガホン叩いてたらどう思いますか?

 みんなと一緒ではない圧倒的孤独感!!

もしかしたら天皇陛下たちはこんな気持ちかもしれん
そう思いました

 本物の熱気が届かないのです

同じ世界にいるはずなのに歓声は明らかに遠かった
怒濤のような声援を上から観察しているような、
そんな気分にもなりました
上に座っているのもつらいだろうな、
そうおもったのです
同じ世界なのに遠い世界に “見える” だなんて!!

これまでは下から見上げていただけでしたが、
いざ上からを経験してみると、
上の人が違うと見えていたのと同じくらいに
下の人たちが違うのです

よろこびをわかちあえる密度が明らかに違う

世界が違うように “見える” というのは、
わたしたちのこころも分けてしまいかねない
そうおもいました

 ダンスを遠いものには絶対したくない
 そう強く感じたのです



《エピローグ》
わたしは、ホークスと超関わりのある病院に通院して
います。 そんなわたしが応援に行って負けでもした
ら、もう施術してもらえないかもしれません。

 何事も一事が紐なしバンジージャンプなのです

勝つことが正義。 負けたら…
《タイスケさんが応援にいったせいで負けた》
いいがかりも甚だしい未来が広がっていますw
そういうわけで 人生のリスクが大きすぎるため、
試合観戦のこと、みんなには内緒にしてましたww
勝って… ほんとうによかった☆
これで明日も胸張って通院でき―
そう思った矢先、謎のメッセージを受信。

 「通院を認めます」

こっわ!! それこわすぎ― 笑笑
どこまで知られているかわからない世の中です
みなさんも是非に。
是非に気をつけてくださいッッ(超実話



2015年08月04日(火) 人の思いの結晶は

超音波治療を超高速でやってるおじさん。
そんなおじさんが目の前にいる。
わたしも毎日電気療法&超音波治療やってます。
超音波治療とは患部にジェルを塗り超音波の流れる
金属ヘッドを自分で動かして治療するというもの。
誰しもがまず最初に聞かされているはずのこと。

 「ゆっくり動かしながら使ってください」

それを超高速で患部にグルグル回していらっしゃる!
それがもう、、気になって気になってーーーーー
わたしは心で叫びました

 「それ、意味ないからね」

しかし、声に出すわけにはいきません。
しかし、頭からも離れやしません。
イライラしながら思いました

◎この感じ、、何かに似ている◎

一体なんだっけ… これに超酷似してる感じ―
のどまでデカ狩ってるのになぜか言えない!!
しかしその時はきた。
こころギリギリしながらも感覚の引き出しに成功。
〜そうだ、、あれだ!! この感じッッ〜

それは、急いでエレベーターに乗ったひと。
それも めちゃくちゃ急いで乗った人ですッッ

 急いでる人が停止階ボタンを連打している姿(爆)

連打したところでその階に速く到着はしないw
超音波ヘッドを速く動かしても治りはしないのだ!!

 わたしはその感覚に
 すごく、そりゃあもうすごく
 納得したのです

我ながら自らの感性に感心してしまったのです

わたしたち人間には、いてもたってもいられない、
そんなときがあります。 そんなときは、特に。
気持ちがそのまま人体から溢れ出してしまうのです
《気持ちが見えてしまう》

これはそう、ダンスそのものです☆

まさか超音波治療から、エレベーター、
そしてダンスにまで飛び火しようとは
思いもしなかったのです(爆)

わたしたちの無意識には
なんと “しんじつ” が詰まっているのでしょうか

 人の思いの結晶は《ダンス》なのです

そうだ、おじさんの名誉を今こそ回復しよう
おじさんもきっと一刻も早く治したい気持ちがそう
させているのかもしれません!!
わたしには言えませんが、答えはたったひとつです

 「それ、意味ないからね」



2015年08月03日(月) 識別知

認識。 人間の識別能力。
それは、これまでの経験から引き出されるものです。
わたしがたまに女子と間違われるのも、
ここに何かしらひっかかっているのでしょう。
わたしの四肢の長さとか、姿勢や所作、
女子に見えてしまう要素が大いにあるかもしれん。
だが、それは―

 わたしが努力して培ってきたものです

そもそもの容姿はどうにもなりませんが、その他のこ
とはわたしのこれまでの努力の賜物なのです。
《堂々と舞台で踊れるように》
厳しい先生はいつも言ってました。

 「フツーじゃダメなのよ」

舞台に立つこととは、そのように学んできたのです。
《フツーの人間では舞台には立てない》
見てもらうという仕事とはそのように学びました。
しかし、自分の努力とは裏腹に見え方はそれぞれです
ひとりひとりの経験や感性に依存しているからです
そこには “これでいい” というものはありません
努力しつづけるしかない


そんなわたしは、
今日もリハビリ室の《おもてなし業務》に邁進中w
最近、電気療法のやり方を更新されました。
これまでは寝ていながらやっていたことですが、
それを《直立でやれ》と言われたのです。
立っておこなうとさらに負荷がかかります。
痛いけどここは我慢。
全力で膝を伸ばしにかかります。
最初は冷や汗がどっとでてましたが、
それもだいぶ慣れてきました。
何事も最初がいちばん大変です
しかし人間というのはすぐに慣れてしまうのです
ほんとうにおもしろいものですねw
さあ慣れたといえど痛いものは痛い。
かといって全力でやらなければなんにもなりません。
電気がビリビリ来たときが勝負です!

 うおりゃああああああぁああああぁぁあああ

これは第三者から見ると何をしてるかわかりませんw
至ってわかりません。 絶対 謎。
なにしろ、立ってるだけにしか見えないのです。
しかしわたしは死ぬ気で膝を伸ばしています。
けっこう苦しい。

 ※これを20分続けます

術後のわたしはこれをやらないと膝が伸びません。
もう一息ってところが伸びないのです。
毎日が絶望です
電気療法は電気を流してればいい人がほとんど。
自発的に何かを課せられている人はわたしくらいです
わたしは 付けてるだけの人が羨ましかった

 わたしだって楽がしたいのです

寝てれば終わるだなんて最高じゃないですか!?
こんにゃろう
でもそれじゃ足りないんだッッ やるしかないッッ
こうして毎日をすごすうち、わたしは妙なことに
気付いたのです。
なんだかこの時間、俺、リハビリ室の置物みたいだ…
ずーっと立ってるだけ。。
これじゃ置物と同じです!!
でもその内部じゃどうだ!!

 死ぬ気で全力です

このことは大いにわたしを悩ませました
他人から見れば圧倒的に《変な人》です
そんな中、わたしはそれを楽しむことにシフト。

 リハビリ室に毅然と立つ人物
 まるでシークレットサービスです 笑笑
 リハビリ室を守る会、会長ですッッ

だれも守ってほしいなんて思ってなんかいますまい!
でも俺は守る。 絶対守ってやるw
すると、その厳しい視線を「怖い」って言われました
どうすりゃいいんだ!!

そしてわたしは考え方をさらにシフトしたのですw
そうだ、何事も笑顔だ!!
知ってる人が来たら、もう絶対笑顔で挨拶だ!!
こうしてわたしは《勝手におもてなし業務》を得たの
ですww

 仕事とは自分で見つけるものですね

今日も元気にリハビリしながら患者をおもてなしw
これはもう一粒で二度おいしいとかいうあれです!
その最中、リハビリ室室長m上先生が眼前を通ります
わたしは颯爽と報告しました。

 「今日もおもてなし課がんばってます!!」

m上先生は言った

 「いや、、それむしろ 悪いことして
  立たされてるみたいですよ 笑笑」

 そっちかーーーーーーーーーーーーーッッッ 涙涙

どんなに頑張っても超えられないものはある―
見え方というのは本当にそれぞれなのだと、
思い知る日になりました

おかっしいなあ…
こんなに頑張ってるのになあ(爆)


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