| 2008年08月31日(日) |
「庭から昇ったロケット雲」 |
『夢をあきらめないこと』
ﾁｬｰﾘｰ・ﾌｧｰﾏｰの夢はロケットで宇宙に行くこと。彼の農場の納屋には、自らの手でｺﾂｺﾂ作り続けてきた完成間近のロケットが宇宙へ飛び出す日を待っていた―。妻オーディと３人の子供たちもﾌｧｰﾏｰがいつかロケットで宇宙に行くと信じている。決して夢をあきらめない父親と、それを支える家族の愛に満ちた物語。途方もなく大きな夢をみた男とそれを支える家族に、自分の夢へと一歩踏み出す勇気をもらえる感動作！
この映画は「父親」そして「家族」が主人公。
ﾘﾄﾙﾀﾞﾝｻｰみたいに子どもが夢を叶えるのではなく、大人が夢に向かって生きているのだ。
『自分の作ったロケットで宇宙に行きたい』
単純で明快なｽﾄｰﾘｰ。…しかし！ はじまった瞬間に間違いない映画だと確信。
とにかくキャスティングが最高にｲｲ☆ 笑顔を見ただけでもう泣けた…
「３・２・１…」イっけーーー！ ドリーマー！！ カウントダウンにチカラがこもる。
今年最大に泣いてしまった。。 宇宙に境界線なんてあるもんか―
ﾊﾟﾝﾌに載ってた監督の言葉より↓↓↓
夢を追うためには何かをあきらめなければならない。
人が夢を追うことをやめてしまうのは、その犠牲を払いたくないからだ。
…確かにそうカモ。。 犠牲＝リスク。
犠牲を払わないことを選ぶのも勇気だが、ﾜﾀｼはもうロケットに乗ってしまっている！
ﾜﾀｼに出来ることは 『踊りつづけること』 それしかない！
| 2008年08月30日(土) |
「みんなでケチャ！」 |
インドネシア・バリ島舞踊「ケチャ」踊ったぞーーーっっっ
こんなダンスがあったなんて信じられない！！！
地域のあらゆる人々に届けるダンスプロジェクト Dance Life Festival 第１弾
「子どもも大人もケチャ！」
実際は…
「子どもも大人も死ぬ気でケチャ！」
舞台は小説よりも奇なり。
死ぬ気＝真剣。 真剣だからこそ生まれる絶対的なコミュニケーション！！
正直、ケチャ踊った人間にしかわからないと思う。。
本気でケチャをやってる最中、瞬間にぶつかる視線に安心がある―
この安心こそは“幸せ”にほかならない。 …ひとりじゃない！！！
短いリハーサルだけで本番ここまでこれる「ケチャ」の凄み。本当に信じられない！！
「ケチャ」は確かに「究極のコミュニティダンス」だった☆
打ち上げはこれまでにない達成感が↑↑↑ ケチャにすっかりやられてしまった―
| 2008年08月29日(金) |
「紫」からの帰還 ※補足 |
最近は割とシビアな書き物になってたので話題的に書きにくかったんだけど
「紫」ﾊﾞﾗｼを終えて帰宅する１時間前、隣の隣の家が燃えてました
ﾜﾀｼが電車で揺られていたころ大変な騒ぎになっていたらしい
消防車、野次馬のおかげで（超実話
ほんと燃え移らなくて良かった…
事実は家が燃えたわけではなく“倉庫”が全焼。
民家が燃えなかったことは幸い。でも隣家は気が気でなかったはず。。
倉庫内でﾓﾉを焼かないようにしようキャンペーン☆
はい。一般的には焼きませんよね☆ 火の始末は絶対に確認を！！
| 2008年08月28日(木) |
イ・クトゥット・リノ Workshop |
8/30の本番に向けてインドネシア・バリ島舞踊『ケチャ』Workshopに挑んだ！
講師は本場バリバリのインドネシアン、イ・クトゥット・リノ氏とイ・ニョマン・アドゥニャノ氏☆
圧倒された…彼らのケチャに。 それなんやねん！！みたいな。。
※ケチャとは…
インドネシア・バリ島の舞踊。「ケチャックダンス」とも呼ばれる。子供から老人まで数十人から数百人が円陣になり、「チャッチャッ」などの発生音でリズムを刻む。その合唱に合わせてラーマーヤナ（古代インド叙事詩）などを題材とする舞踊が演じられる。
死ぬ気じゃないとケチャやっちゃダメ―
「チャッ」CHKのコツは最後のKなのだ!!! キレが違うね。キレが。
はい。何度も死ぬ気の「チャッ」をやったら素人の声は即日限りで逝きました…
これはダンスというよりまず発音だ！ 発音からのダンスに違いなし☆
T永さんの息子二人なんてリノから無理矢理ｶﾗﾀﾞを揺さぶられたり頭つかまれて練習させられていたw 見かたによっては拷問だ… ﾜﾀｼたちも身をもって知ったけど。
可愛い女の子でさえ死ぬ気です。見応えあり。生きててよかった！
8/30アジア美術館15:00〜
この世のものとは思えない世界が繰り広げられようとしています。
是非とも期待してください☆
見なきゃ人生が終わるくらいの勢い！ だってみんな死ぬ気なんだもんw
| 2008年08月27日(水) |
何回見てもやっぱりキルドレ |
「スカイ･クロラ」をまたも鑑賞。 どうしても映画館でもう一度見ておきたかった。
新しくデト■イト〜とか別の映画を見る選択もあったけど結局しなかった。
今の自分にそれだけスカイ･クロラが深く突き刺さっているらしい…
いつも通る道でも 違うところを踏んで歩くことができる
いつも通る道だからって 景色は同じじゃない
それだけではいけないのか それだけのことだからいけないのか
いつもなにかしら痛みや苦しみを抱えて生きているﾜﾀｼたちは、生きることをなんとするのか その答えをいつも欲している。 ﾜﾀｼなんか事あるごとに見失う。見失いすぎる。 ところがいくら悩もうと自分にできる結論は最初から決まっている。…それしかない現実。
だけど「それ」は毎回同じじゃない― もう昔みたいに今を逃れたいと思っていない。
立ち向かっていきたいのだ！ 生きていたいのだ！！
谷本さんが言っていた「満たされている人間が表現をすべきではない、悲しみを知らない人に表現はできない」。 これはある種、絶対的に正しいと思える。
もちろん悲しみを知らなくても表現はできる。 しかし、誰に対しても普遍的に共感を生む表現には決してならないだろう。 ﾜﾀｼの目標もいよいよ定まってきた。
ﾜﾀｼにとって未来につづく希望の映画に違いなし！ ﾜﾀｼもキルドレですから―
| 2008年08月26日(火) |
「紫」〜まれびとエビス〜 |
ついに怒涛の水上野外劇「紫」５回公演が終わった―
観客者総数は…なんと１６００人を超えた！
雨天順延せずにいけば、1800は固かったらしい。 ｽｺﾞｲ、凄いぞ！ムラサキ！！
ﾜﾀｼはプレビュー公演から横尾邸を離れ、「紫」音楽監督・谷本さんの教会に移った。
横尾邸は[のこされ劇場]のﾒﾝﾊﾞｰで一杯になる予定だったからだ。
しかし、このおかげでようやくムラサキの一員になれた気がする。
ワタリ役・大槻オサム氏（単独旅行舎）と毎夜３人で「紫」について話ができたからだ。
この舞台における自分の役割について悩んでいたﾜﾀｼは教会に移っていきなり解消した。
プロのあり方を改めて学んだのだ
ﾜﾀｼはまだまだ甘かった。自分の実力以上のものなんてそうそうつくれるものじゃない。
それまでつちかってきた「今」の全力で挑むしか方法はないのだ。
単純に１日につき３００人が舞台を見た計算になる。
市民参加型でここまでの規模になるなんて尋常じゃない。
全てスタッフのチカラだと言っても過言じゃない！
そんな舞台に出演できたことは素直に嬉しいものだ。
日を重ねるごとにﾋﾛｲﾝ・ムラサキの歌は真に迫った。
大槻さん演じるワタリは自分自身のネタと格闘してﾜﾀｼたちの毎日を一新した。
谷本さんをはじめとする楽士たちの演奏はとどまることを知らない。
ﾜﾀｼ自身の未知の舞台は水上にあった―
| 2008年08月18日(月) |
テクニカルリハーサル |
水上野外公演ってことで衣裳に問題発生、一時帰宅を余儀なくされました…
経緯でもご覧あれ〜
昨夜、「紫」テクニカルリハーサルが敢行された。 音響・照明で「紫」は劇的に進化!!!
でも終わったのは深夜1:00。 ゲエエェェ(゜Д°;)ェェエエグ
あ〜さがくれば〜Tomorrow〜いいことが〜R〜（ｶﾁｮｰトラウマ事件の再来
もちろん中学製からお年を召された方々、老若男女問いません。
終電に間に合わなかった人も続出!!!
野外公演だから関係者の時間に終わりはないけどさ〜
22:00過ぎても音響・照明チェックやってたし！
周辺地域の迷惑をかえりみず、ただひたすらに本番に向けて挑んでるこの勇姿w
明日はゲネプロですから！
ってわけで…これはもう「紫」、期待していいでしょう☆
出演者一同、芝居に命を賭けさせられてますよ〜（ｦｲ
あっ…出演者じゃなくても命かかってる人がいました！！
ﾋﾛｲﾝの両親です！ もう顔色相当悪くて心配しました… 間違いなく命削ってるよ。。
仕事終わってリハ見て衣裳持って帰ってﾁｹｯﾄとか… それは削れる。 絶対削れる。。
ﾜﾀｼは舞台で最初に挨拶されるオダさんに次ぐNo.2の地位で時間を持て余して…（殴
たとえ命がかかってる出演時間が少なくとも！ たとえ群舞に埋まろうとも！
…全力をそそげなければ舞台人の恥☆
水上野外劇「紫」〜まれびとエビス〜（8/20〜24）
友情出演に伴い、ﾘﾊｰｻﾙ→本番まで北九州・横尾邸に滞在しています。
この屋敷は市内に残る数少ない貴重な戦前期の大規模純日本建築。
informationこちら↓↓↓※容量が大きいのでpcでｱｸｾｽ！
ttp://www.yokoo-tei.jp/index.html（※ｈ足して下さい
日本人たるもの、一度は体感すべき住まいに間違いない。
女中部屋、茶室、果ては土蔵まである！
こんなところに滞在できてﾜﾀｼは本当に幸せです☆
もう深夜なんて幽霊が絶対出そうなくらいの大変な豪邸なんです…（ﾋｨｨー
現在、のこされ劇場の男女役者数名と生活しています。
「さかのぼれども青」（8/22〜24）北九州芸術劇場
期せずして合宿状況。
「紫」演出家、ペーター・ゲスナー氏も豪快に長期滞在中。
ﾜﾀｼとしてはダンス以外の話ができるチャンスを満喫w
チカラを発揮するには出番が少ないけど「紫」がｲｲ舞台になるように盛り立てたい！
| 2008年08月08日(金) |
「ダッタン人の踊り」 |
先生を名乗り、ダッタンｶﾁｮｰ見にいきました。
※本来、今日の公演は一般人は見れません。教員が対象ですw
�吃瑤療喘罎蚤臺僂覆海箸�起こりました。
�〕醉襪撚饐譴�停電。。予備電源起動―
�⊇乎羚覬�で冠水している車があります― で、一時中断。
こんな本番、信じられない！
ﾎｰﾙにいた私たちはまるで事態をのみこめていなかった！
慌てて外に出ると…本当のことでした。
（￣□￣;;）!!! なんじゃこりゃー
愛車ﾀﾁｺﾏ君の安全を確認。助かった。。遠くを見ると見事に冠水した車たち！ﾋｨｨー
注意警報が鳴り響く楽屋！「異常発生、異常発生…」（超実話
あ！ダッタンｶﾁｮｰいました！ ヒゲヅラの怪しげなダッタンｶﾁｮｰ！ 元から怪しいけど！
ダッタンｶﾁｮｰ「ﾀｲｽｹ、車大丈夫なん？」
ﾀｲｽｹ「うむ。施設側の駐車場に停めれたけん」
ダッタンｶﾁｮｰ「停めれたんだ…ﾁｯ」
「…ﾁｯ」ってなんだーーー!!! 明らかに不満そうな顔すんなーーー!!!
気を取り直して指揮者の息子（小学6年製）山本龍くんチェロ登場。ﾊﾞｯﾊ演奏。
ﾛｼｱ・サハ高等音楽院出身。ﾔｸｰﾂｸ国際ｺﾝｸｰﾙ２位とかﾑﾗｳﾞｨﾝｽｷｰ国際ｺﾝｸｰﾙ・ｳﾗｼﾞｵｽﾄｯｸ国際ｺﾝｸｰﾙ優勝の経歴。ｽｺﾞｲ。小6にして正確無比。以上！
「ダッタン人の踊り」
さすがｽﾀｼﾞｵMuse！創作ﾊﾞﾚｴです。衣裳映え最高です。
あのDancingｶﾁｮｰの中臣鎌足やらオシリの大きさが全く気になりません。
そんなの信じられない！（ｦｲ
偉大な王を踊ってましたよ。見せかけの偉大な王w
ほんとは女の子たちに虐げられてますから（壮大に
でも舞台上では今夜のおともを選んでます。偉大です。…ってか犯罪。
とんでもない天災ｱｸｼﾃﾞﾝﾄが起こったけど舞台は総じて良かったと思うんですよ〜
（※ダッタンｶﾁｮｰ挙動ルベランスは除く）
| 2008年08月05日(火) |
「The Sky Crawlers」 |
こんにちは 本日配属された、タイスケです （初
「スカイ･クロラ」 意訳：空を這うキルドレたち …見てきた!!!
まず絶対に押さえておかなきゃならない『ショーとしての戦争』。
そのショーを続ける、思春期のまま年をとらない『キルドレ』と呼ばれる子供たち。
※どうやらショーのために開発された人造人間らしい…
永遠を生きる主人公たちの映画はとても間があり永遠を感じさせると同時に眠気も誘う…
Cold飲み物買ってなかったら中盤ヤバかった―
さて、主人公・函南優一が駆るROSTOCK社戦闘機 『散香』。
ポヌヨをｶｯｺｲｲ戦闘機に例えるとしたら、間違いなく散香になるでしょう☆
コックピットの後方にプロペラがあるのがポヌヨ機関っぽい！
ときどきポヌヨの軍勢が空飛んでる気がしました（ｦｲ
キルドレたちは基本的に、ぬ〜ったりした会話で感情に起伏がない。
故に、戦闘シーンを除けば一貫して淡白な映画になりかねない。
しかし！そんな映画じゃないのだ。
純粋すぎるﾋﾛｲﾝ・草薙水素ちゃんは直情ストレートに優一君に迫ります。
自らの使命に目覚めた優一君は無謀にも「優一」自身の人生を賭けて戦いを挑みます。
「ティーチャーを撃墜する」
その意志力に涙―
最強の敵、ティーチャーを倒せるのか！？ 倒してくれ!!!
ってか倒せたとして、どうにかなるのか？！ …つづきは小説で☆
こんにちは 本日配属された、タイスケです （ﾀﾞﾝｽなら数えきれない回数だよ…
| 2008年08月02日(土) |
中村恩恵 Workshop 第２回戦 |
今回のお題 『キリアン作品の一部を踊る』
megumi「じゃあまずﾜﾀｼが踊りますね☆」
ﾜﾀｼたちが踊る部分だけかと思ったら作品踊りきりました…約15分。
いいモン見たよ― もう帰ってもいいや…（素
ってか、普段の感じ・雰囲気からは予想もできない圧倒的な静謐さ!!!
こんなダンサー初めてだ。。
自分が求めているのは舞台に立っただけで空間を圧倒するチカラ。
それは普段から養われるものだ、と思っていたのだ。
それがどうだ、中村さんから感じるものは一体何の圧倒さなんだ？！
次元が違う
基礎が如何にﾊﾞﾚｴだとしてもﾊﾞﾚｴからくるものじゃない、直感そう思った。
ｲﾒｰｼﾞを素直にダンスに出来るそれ。 まったくカタチのダンスじゃない。
表現芸術としてのダンス
誰にでも出来ることじゃないと改めて痛感してしまった。
人間力、感じるチカラ、そしてそれを表現するカラダ。
ダンスってほんとに尊いじゃないか―
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