断罪の時間 〜Dance!な日常〜

2008年06月29日(日) 「K-1 WORLD GP 2008」

格闘技の舞台へ初めて観戦!! ハッシールはK-1のTPOに失敗☆
もっとドレッシーに Fのりかと対決しないとw

 1階 スタンドA 9列 51番

…最高に見やすいんですけどw …もうこんな機会ないカモ。。
TVで見るのとぜんっぜん違うね、やはりホンモノは凄い!!

 ピーター・アーツ 貫禄のKO勝ち。
 JAPAN GP 武蔵が ま…負けた↓↓↓ Aミンと応援してたんだけど。。ヌオー
 黒船テイシェイラ、アンタどこからパンチ繰り出してんだー KO勝ち。
 ってかブラジルなのに「黒船」って何だー KO勝ち。
 Aミンとハッシールに至ってはROUND Girl コンビの上下関係に楽しみを見出していた― 何だそれ

◆ヘビー級タイトルマッチ◆
 バダ・ハリ × グラウベ・フェイトーザ
 バダ・ハリ 1R TKO勝ち―  瞬殺じゃないか…
 これが正真正銘の『圧倒的』ってやつか―

◆スーパーヘビー級タイトルマッチ◆
 セーム・シュルト × ジェロム・レ・バンナ
 国際世論はバンナ応援間違いなし。 鉄板。
 捕鯨家族の応援をもってしてもやはりシュルトは強かった。 凛さは感じられないが強い。
 212cmですぜ?! もうリーチ差ありえナイス… バンナも192cmあるのに。。
 もうこれはカラダの才能を考えざるを得ない! シュルト判定勝ち。

意外にも試合はガンガン進み、いつのまにか4時間が経過。

カラダからみなぎる戦う気迫…っていうかその質、『格』の差についてずいぶん考えた!
踊りにも通ズ☆



2008年06月24日(火) 「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」

史上最高のアドベンチャー・ヒーロー、インディ・ジョーンズ!!
彼の冒険は父との映画の歴史でもある。 ってわけで見てきました我が父と!

前3作では…
 「レイダース 失われたアーク」 神聖な力を守り―
 「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」 文明の発祥の地を救い―
 「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」 悪の軍勢に勝利した―

そして今回は!
 「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」 火星人の謎に迫る―

…って ( ̄◇ ̄;)え?! 宇宙いっちゃった?! 
ヲイヲイ!人類の古代文明の域じゃないじゃん。。 この時代は1957年よ???
宇宙はまだ早いだろ― 見てる我々現代人にとっちゃいーけども。。

シャイア・ラブーフ君、頑張ってましたよ。 トランスホームランから躍進してるね〜
トランスホームラン2も主演みたいだし。 こりゃーインディシリーズも続くカモ☆
個人的には熱帯雨林での戦いが面白!! 車よりもターザンのほうが速い事実!
シャイア君の股が割けてくれるんじゃないかと期待したw

今年度、最高に突っ込みをいれたくなるイイ映画に認定☆  家族で見よう!



2008年06月22日(日) 舞台上で強くいたい。

伝えたい気持ちほど踊り途切れ途切れで―

両親が応援に来てた。 頑張りは見せねばなるまい!
全力を尽くして20分を踊りきり、そのあとはまともに歩けないくらいに疲弊。。
苦しさの先になにかがある!

 結果…敗退。

己に負けた…のか、審査員の好みに負けた…のか?!
ともかく「圧倒的実力」さえあればどんなダンスを踊っても選ばれるはずだと信じる。
残念ながら事実は受け入れなければならない。

 審査員「そんなに世界は美しくないんだからさ〜」
  >美しかったようだw

 一般オーディエンス女性「わたしは楽しめました。一生懸命踊っていて好感がもてました」
  >ダンスへの誠実さは伝わっていた (=人前で踊る最低ライン

自分ひとりの責任なら仕方がないが今回は大作と一緒に踊っている。
時間を費やしているのはワタシだけではない。 なんとしてもそれに報いたかった…
Artコラボ せい子氏に申し訳がたたず、相当落ち込んで帰宅。。
嬉しかったことに父は「なかなかよかったぞ」と言ってくれた。
父は同情的にそんな言葉を使うひとじゃない。
 真実は間違いなくある―  それを信じて踊り続けるだけだ!!
小さなオーディションにしがみついていた自分が突然ばかばかしく思えた。
本来、踊るステージに大きいも小さいもない。
未来は自分で切り開こう。

 「まずくとも 生きていればいい」   画家 中川一政



2008年06月21日(土) あじびホールで会いましょー

明日、近い未来が決まる! 練習積み重ねたよ。 まだまだケド。

 ってか、ダンスに終わりないし。

昨夜、Art感性抜群のお方に「between」ひとり公開に至る。
いろいろ最終ダメ出しされまし… ありがたし☆
もうドスが3つくらい深く突き刺さって抜けない感じよ。。
引き抜いたら鮮血がビウーって大漁出血間違いなしよ。。(チーン

ってわけで完成度はかなり増したぞ☆ ヒャッホー
あとは審査員の好みですな。 もうこれはどうしよもナイス!

 踊るだけ踊ってくるぜ!!

 届けろダンススピリット! 夢の舞台へ駆け上がれ☆ (アニメmajor風



2008年06月16日(月) 「トロカデロ・デ・モンテカルロ バレエ団」

父の日presents 世界中が絶賛! ホンモノのコメディ・バレエを父と鑑賞―
「トロカデロ・デ・モンテカルロ バレエ団」JAPAN TOUR

 バレエ見て大声でバカ笑いができるなんて!!!
 こんなバレエがこの世にあったなんて信じられない☆
 ダンス関係者に一人も遭遇しなかったなんてもっと信じられないw

「誰もが楽しめるバレエ」を創り続けるトロカデロ。
それ考えればある意味で世界最強かもしれん!
実際のところ技術は凄いし、笑えないんだけど…w
とにかくいちいち芸が細かい!!(イイ意味で
もう男がバレリーナだろうが美しいものは美しかった!!(ズガーン
パンフにサインしてもらったぞ〜>カミロ・ロドリゲス氏
パンフの内容もそんじょそこらのものじゃない―
 例) ユージニア・レペルスキー
彼女はその放射能性体質のため、トロカデロの舞台に立つことができなかったが、最近になってやっと黒海にあるサナトリウムから退院し、舞台に姿を現した。モスクワスタイルの名バレリーナ、レペルスキー嬢の回転力は、彼女の「政治的屈辱の時代」にはゴルスキーダム近くの第14原子炉の動力となっていた。今シーズン彼女は、バレエ界における自身の微妙なポジションを回復した。
 …意味わからんw

◆始まる直前のナレーション◆
「携帯電話の電源をOFFに、とお願いをしているにもかかわらずマナーモードにしている方。静かな場面での振動は想像以上にうるさいものです。」

◆休憩に入るときのナレーション◆
「只今より15分間の休憩となります。ロビーではグッズ販売を行っております。財布のひもをゆるめましょう!既にパンフレットを購入されているお客様、今日の記念にご友人のぶんも是非お買い求めください。なお、ファンクラブにも勢いで入会してください。」

凄くイイ ナレーションですよ!奥様!! ここまでやってくれれば言うことないや☆
父なんてTシャツ購入ですよ?! うちの父にTシャツまで買わせるとは! 凄いぞトロカデロ!
…実は気功レッスンに通ってるんです、父。 着ていくそうですw


舞台で踊るとき、カラダの残像が残る場所を再確認。
あと、表情! これはマジで最後のファクターかも。。 
選考会前に見れてほんとによかった! 絶対にイカスぞ〜



2008年06月15日(日) そらとわたしのあいだ

本当に踊りたいもの・表現したいものがなんなのか自問自答を繰り返しながらこの数日、吐き気がするほど踊り込んだ。 その末に新作タイトルがようやく決定!!

 「between」

このタイトルは今回の新作でArtコラボーレションしている王丸せい子氏によるもの。
自分が考えていたタイトルはあまりにもそのまますぎて…没。
せい子氏の見解によると、ワタシが考えていたタイトルはダンスから結果として見えてくればいいものであって、直接タイトルにする必要ないんじゃない?…と。

没の例)
  「境界線」とか「イツクシミ」とか―

いつでもソロで踊るときは見てくれる人との距離を縮めたいと考えている。
境界線という言葉は絶対的な感じがして嫌だった。
そして、踊るワタシの奥底にあるもの。これは少なからずワタシを知ってるひとじゃないと苦しい。

ワタシとそれぞれの距離感を破りたい。

 その「間」がタイトルになった―



2008年06月12日(木) 確かな自信

さて、来る6/22(日)公開オーディションに向けて最後の努力習慣。
 >「選考会」14:30〜 アジア美術館 あじびホール
なにごとにも器用でないワタシはひとつのことしか集中できない。
やはり舞台で表現するということにいつも逃げ出したいくらいのプレッシャーがある。

今回の新作に至る構想はなんとなくあったわけだけど、人と出会ったり刺激を受けたりでいろんな要素が加わり、どうやら内容的にワタシのコンテンポラリーダンスこれまでの総集編になりそうな展開になってきた。既にエンディングは見えているわけだが、つまるところあとはカラダの問題。そのダンスに説得力があるかどうか―

開発にあたり、3年前くらいの【黒沢美香Workshop】を受けたときのビデオを某財団で見せていただいた。 ひどく踊れていなかったワタシ…。 だけど「隆起」は違った! まさか自分のダンスで、しかもビデオ映像で癒されるとは思っていなかった―
 黒沢美香さん本人に思わずメールしていた。
 返事がきた…
「私もタイスケのあの『隆起』は今でもはっきり覚えています 身体がダンスと遭遇してしまった貴重で高貴な勇姿でした あの場にいた人達はみんなあのタイスケの姿を覚えているはずです 稀な素晴らしい瞬間に立ちあわせてもらいありがたかったです」

尊敬する最高のダンサーのひとり、黒沢美香 50年のダンスは本質を見抜く目をもっている。
いつも不安とともにあるワタシにとって これ以上の確かな言葉はない!!!

「タイスケが精神的に大人のダンサーになられた事を昨年つくづく嬉しく思いました。 イイ線いってます。 ぜひがんばって」 みか



2008年06月11日(水) バレエ人生

現在師事するC先生は「バレエ人生」という言葉をときどき発する。

例1
 「踊るときにそれを気をつけないとあなたのバレエ人生に未来はありませんよ―」

ワタシはあとから考える
 「俺ってもう既にバレエ人生終わってるんじゃ…」

ダンサーはアスリートよりも強しK子氏にその胸中を言ってみた!
その返事は以下。ドン!
 「人間が終わってないからいいじゃないですか〜♪」(明快

そうか…! たしかに人間は終わっていない☆

…ってヲイ!!! 可愛い顔して言ってること残酷だ!
頑張るしかないな。。 負けてたまるか―



2008年06月08日(日) 愛の奇蹟〜Debut!

圧倒的紳士 幹夫さん&圧倒的花嫁 まち子さん 結婚式二次会に出演☆

一般社会の人々にダンスを突然見てもらうには難しさがある。
しかし自分のダンスを客観視するにはこれ以上ないチャンスだ!

新作ソロ「愛の奇蹟」を踊り終えたあと、いつも通りへこんだワタシ。。
もちろんボーダーを超えるところまで練習を積んだが、本番には魔物が住む。

 新婦マチさんに「伝わったよ」と言われほっとした―

今日の「愛の奇蹟」はあらゆることを差し引けば新郎新婦のために踊った個人的なもの。
その二人に もし伝わらなかったりしたらダンサー辞めるしか!!

マチさんの母、せい子さんの友人で各国のバレエ団作品約250公演をその国のご当地劇場で鑑賞しているツワモノ、Oさん(東京)と話すチャンスがあった。
世界で最高のダンサーを見てきているOさん…。そんな人と知り合いになれたのも踊りの縁!!恐怖を伴ったが感想を聞いてみた!

 「ソウルフルなダンスが見れて良かった、来てよかった」

ソウルフル―
たしかにこの言葉にたどりつくダンスがワタシの最終目標。
その評にワタシのパフォーマンスが、あるラインを超えていると感じると同時に、自分に足りていない現実を突きつけられる。表現者にとって最も大切なソウルをもっていても、それを更に昇華させるための技術が足りていないということに他ならない。

 自分のダンスはまだまだ飛躍する余地がある―

※これは希望の物語です



二次会の催物でプレゼントが当選。
喜んで開封。
中身は…「婚姻届」っっっ!!!
 ( ̄□ ̄;;)!!!
な、なんでやねーーーん
い、いやがらせだーーーっ
 (ノ_<。)ううっ 初めてみた…

※これは絶望の物語です



2008年06月04日(水) 技術と想い

毎日スキルアップに励んでいるけど踊りたいダンスはただ一つ。
決して技術を見せつけるために日々鍛えているわけじゃない。

圧倒的に想いがあればダンスも肯定できるかもしれないという疑問。
しかしどんなに想いがあってもカラダに説得力がなければそれはダンスじゃない!
まず見てもらうために「技術」が必要だ。

振付はカラダと向き合わざるを得ない。
今の自分のカラダで、必要最低限のムーヴメントでなにかが伝わること。
それ以上を考えたら自分がつくりたい作品とは別のものになってしまう。
乱暴なダンスには絶対にしたくない。
たとえ時間がかかっても考えて考えて考えぬく。

 6/8 友人の結婚式二次会で踊らせてもらうことになった☆
 会場はVIORO 7F〜BISTRO ET VINS PÉTORO!!

もちろん作品をつくることも命がけだけど、こういう場面のほうが気を使う。
だってダンスを知らない人の前で踊るのだ。 こんなチャンスは滅多にない!!
舞台に立つのとは全くわけが違う。 だからこそ発揮させたい。
どれだけ自分にチカラがあるのか、ないのか はっきりわかることになるだろう。

数ある生き方の中からダンスを選んだワタシ。
できることならもっとダンスを知ってほしい。
そしてもし自分のダンスが心に残ってくれたらこんな幸せなことはない!



2008年06月03日(火) 「ランボー 最後の戦場」

『ムダに生きるか、何かのために死ぬか― お前が決めろ』

 20年の時を超えて、遂に帰結するランボー心の旅路。
 時間の間隙を縫って「ランボー 最後の戦場」を父と鑑賞!

「ヘビです、隊長!ヘビ売ってました!ランボーが!!」

のっけからありえない展開☆ ランボーがヘビの叩き売りしてるYO!
もう満足だよ…w 世界が平和になって本当によかった!!

 って世界は全然平和じゃないよ―

最後の舞台はミャンマー。
地球上で最も報道されていなくて、最も生々しく破壊的な人権侵害が行われている国。
この物語はリサーチに基づいた事実で、事実に基づいた映像なのだそうだ。
ミャンマー軍は自治州設立を求めたカレン族を抹殺。
スタロン「この映画では、現実の枠組みの中に架空の物語を設定している。従って、カレン族の真実を語る非常に大きな責任があるが、同時に我々の架空の物語と歩調を合わせたドラマ性も盛り込まなくてはならないんだ」

ランボーの心の帰郷はキリスト教支援団という意外な形で訪れた。
ランボーは彼らの人を助けようとする誠実さを見て、なにかを呼び覚ます。
ランボーの弓は相変わらず百発百中。

 ※これ以降はネタバレです。

ランボー「なにも変えられない。GO HOME!」 支援団唯一の女性サラさんとの会話より
サラさんとの協議の末、ミャンマーへ案内するランボー。しかし別れたあとミャンマー軍に早々と支援団は拉致られます。それに対し支援団は傭兵を救出に向かわせました。ミャンマー軍は知識も教養も皆無。こんな国は信じたくない。これが現実なら平和は確実に知識と教養からしか生まれない気がする。無知な人間が如何に残忍か。彼らはなんのために戦争を続けているのか本当に疑問だ。支援団は人を殺すことはなにがあっても絶対に許さないことを信念にしていますが本物の戦闘ではそんな理念は全く通用しませんでした。大勢の人間がこれ以上ない最高のリアル映像で死んでいきます。気分が悪くなるほど体は生々しく吹き飛びます。上半身、頭だけ…もうヒドイです。結果として支援団はなにもできませんでした。彼らを助けるためにやってきた傭兵もミャンマー軍と交戦せざるをえません。傭兵たちは支援団を救出して死んでいきます。ある意味で支援団が招いた殺し合いです。支援団は一体なにをしにきたんでしょうか。ランボーもそうなることはわかっていたんじゃないでしょうか。だとしたら相当な皮肉です。。支援団隊長のマイケル君は人を殺したランボーのことを「報告する」と最初は言ってましたが最終的には自分が生きるためにミャンマー兵士を殴り殺します。いくら理念があったところで人間の本能です。ほんとうに理念は通用しません。ランボーは我々一般人に理想を持ったまま戦争最前線に介入できないことを教えてくれました。そして、ランボー心の旅路は突然に帰結します…
大勢人が死ぬ映画は受け入れたくないけどいろいろ考えさせられました…
ランボーのテーマ曲の清々しさに涙も溜まりました…

『ムダに踊るか、何かのために踊るか― お前が決めろ』


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