2004年07月26日(月) 頑張れ、お母さん達!

 生徒さんと連弾することにしたお母さん方。頑張ってらっしゃいます。

 ある方は、子どもの頃はいやで仕方がなかった練習が、今は楽しくて自分でも驚いている、とおっしゃっていた。
 その方は、その方の技術を考えたら、かなり大変な曲を練習している。お仕事が休みの日に補講を入れたりして、子どもさんよりも多くレッスンに見えている。

 他のお母さん達も、補講まではしなくても、子どもさんのレッスンのあとの5分、10分で必死な目をして頑張っている。

 大人になり、子どもを持つと、子どもの習い事優先で、おとなはその資金を生むことに力を注ぐようになってしまうけれど、こうやって一円も得にならないことに頑張れる、というのはすごいパワーだと思う。
 皆さん、お仕事をお持ちの方ばかりで、朝早く起きてちょっと練習したりと、工夫されて取り組んでらっしゃる。その姿を、上達したピアノの音から感じ、涙まで浮かんでしまう。
 そしてまた、オオゲサに誉めまくるのがakiyoせんせい(自分で言うな)。
 「すばらしいです!感動しました!!先週とは別人のようです!!直したことがすぐに反応できるのは若い証拠です!!!」
 照れながらも、うれしそうに「もっと練習してきます!」と帰っていくお母さん達。

 ちょっと心配なのがお父さん方。生徒さんに聞くと「練習している様子はない」とか、「お盆休みに頑張るって言ってたよ」とか。ま、そんなノリでもいいんですけどね。
 
 兄弟姉妹も、夏休みに入ったら、なんて言いながら、なかなか進まない。でも、もうレッスンは2,3回で本番なのに〜!生徒さんは、そんなノリでは困りますよ!!

 やはり、どこの家庭でもそうだろうけれど、母親というものは日頃の習慣で、忙しい中で時間を生み出し、事前に少しずつ準備をするようにできるものだ。で、本番は妙に緊張しちゃってね〜(爆)。お父さん!何であんなに練習してなかったのに、本番は強いわけ!!なんて怒れたりするんだよね〜(爆×2)。
 いえいえ。ピアノに限っては、練習したものが、強い、です。頑張れ、お母さん達!!



2004年07月21日(水) 幼稚園でのお仕事

 お引き受けすることにしました♪

 お話があった時は突然で、ちょっと無理です…ほかを当たってください…なんて消極的だったのだけれど、『やることにした場合の、いいこと』を考え始めたら、むくむくとやる気がわいてきて(笑)。私のいつものパターンなんですが。

 実際やりたかったこのお仕事。お話を持ってきてくれた方にも、大昔、幼稚園のリトミックをしたいです!なんてことを言ってあったくらいだった(それで私を思いついてくれて紹介してくれたらしい。ありがとうございました)。他の園の先生がお辞めになる時も、引き継ぎたいけれど、この子どもが小さくて家にいる今は、無理だ…と残念に思ったこともあったし。
 今回も、子どもが小さくて家にいる、というのは同じだけれど、実家の母も仕事を辞めた今年は協力が仰げるし、これからは放課後の仕事を増やすより、昼間できる仕事を少しでもした方がいい、と思っていた矢先のことだったので。
 今年はちょっと大変でも、長い目で見ればとってもうれしいお話。

 もちろん内容も。
 ピアノを教える前に、指先へのアプローチよりもまずしたいことはいっぱいある。音楽を感じて体で表現すること。音価を頭で数えるのでなく、イメージでとらえたり体感したりして自分のものにすること。その上で、楽譜上での決まりごととつなげていくこと。音楽を聴くこと。音列やリズムを自由に作り出すこと。
 こういうことはレッスンの中にも取り入れているのだけれど、やはり、ピアノを習いに来たら、その週からピアノは弾けるようになってほしいし、宿題も出したい。親としたらもっとそうだろう。お月謝を払いながら、ピアノにさわることよりも、その前のそういったレディネスに長く時間をかけていたら、ちょっと困ってしまうだろう。

 それに、こういうことはグループレッスンでしたいもの。ある子のイメージ、発見、動きに触発されて、どんどん他の子も変わっていくものだ。
 
 もちろん、その幼稚園の子ども達がそのまま生徒さんになるわけではないので、ピアノを教える上でのレディネスを、その後レッスンで生かす、発展させる、ということはほとんどないと思う。我が家からはちょっと離れた園だし。
 でも、いずれピアノを習ったり、ピアノではなくても、音楽にかかわっていく時に、この幼稚園での体験が生かされていくようなレッスンができるといいな。
 一番は、この時間がとっても楽しい時間であることと、音楽って楽しいな、楽譜や音符って、難しくないんだな、と思ってもらうこと。

 さて、夏休み明け第1回目の準備、ガンバロウ!!



2004年07月02日(金) 小学校の音楽会

 みづきの通う小学校の音楽会を聴きに行った。
 
 週5日制になり、だんだんとこの行事もしなくなっているらしいけれど、クラスで気持ちを一つにして1曲を作り上げる、という体験は他には代え難いものだと思う。今日、その思いがさらに強まった。いい音楽会だった。

 みづき達のクラスは「勇気100%」を歌った。担任の先生が指揮をする代わりにギターで伴奏をしたのだが、ギター1本であんなによく響くとは。驚いた。
 先生のギターと子ども達の歌とがとても相性がよく、歌い出しは元気がありすぎて、音程も気にせず声を張り上げる子がいたりしたけれど、どんどん声がそろっていって、手をつないだり、こぶしを突き出したり、という動作も決まり、終わった時には間髪入れず拍手が。親のひいき目なく、すばらしい出来だった。
 かえってきたみづきにそう告げると「そりゃ、いっぱい練習したもん」。
 5クラスある1年生の他のクラスではシュプレヒコールを入れたり、物を持ったりしていたけれど、純粋に歌だけ、というのがよかった気がする。シュプレヒコールも悪くないけれど、大人の浅知恵に感じてしまう。

 他では、保育園の送り迎えで小学校の中を通る時に、いつも練習が聴こえてきて楽しみにしていた5年生の「アフリカンシンフォニー」という合奏曲、6年生で、クラスの子達で作詞作曲した歌などが飛びぬけてよかった。
 もちろん、生徒がステージに上がると、それだけでそのクラスは楽しみになる。レッスン中でも皆、音楽会の曲についていろいろと話してくれたり、「先生、見に来るの!?」とうれしそうな笑顔をみせてくれたりしていたものだ。
 
 今年は方針なのか、音楽専科の若い男の先生がほとんどのクラスの伴奏をし、生徒の伴奏はなかった。
 去年は伴奏をした子が今年はしなかったり、教室の練習では伴奏を弾いていてレッスンでも弾いて聴かせてくれた子が、本番では弾かなかったりして、ちょっと拍子抜けだった。
 伴奏も、そのクラスらしい音楽の一部となるものだ。全部の伴奏が同じに聴こえ、全然魅力的でなかったのが残念だ。
 音や速さがあっていればいい、というものでもないだろう。クラスごとの差は出ないし、誰が伴奏者になるか、ということで時間をとったりする必要もなく、公平といえば公平だけれど、つまらなかった。

 そんな中、合奏で、ハイジの「おしえて」をやった2年生のあるクラス。生徒のRちゃんの、キーボードでホルンの音を使ったソロ…最初の「ドーソー ドラソー ミードー レッレソー ソソソレソー」。それから1番と2番の間の、ヨーデルの部分もソロで、思わず涙が…。
 責任の重い役を誇らしげに担当し、堂々と弾いていて感激した。隣りの隣りに座っていたお母さんも、きっと嬉しかったと思う。

 Rちゃん、頑張りやさんなので、私もついつい宿題を多く出してしまい、少し前に、練習を負担に感じているようだ、とお母さんが心配されていたことがあった。
 それが、ハイジのソロの部分を、学校で楽譜を見て初見でぱっと弾けて、合奏の要であるキーボードに決まった、ということで、普段の宿題も練習も、自分の力を高めている実感をもてたようだ、とその後またお母さんからの報告があり、ほっとしていたのだった。

 そんなRちゃんを始め、生徒たちの音楽をする姿を、私のところ以外で見られるというのは、とっても嬉しかった。みんなとってもいい顔だった。来週のレッスンで、いっぱいいい感想を言ってあげたい。


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