ぴんよろ日記
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最近立て込んでいたのと、昨日はヒコの野球で6時前に起きたので、今朝は遅くまで寝た。 のそのそ起きだして、そのうち誰かが「佐賀のラーメン食べたい」とか言い出すので、みんな佐賀ラーメンモードになってしまってでかける。昔っぽい味の佐賀のラーメン。なんというか、麺の細さとか固さとか、替え玉のタイミングとか、紅ショウガがどうのとか、妙なええかっこ基準というか、自己責任のようなものとせわしなさに追い立てられる福岡的なラーメンに疲れたというのはある。おなじ九州とはいえ、こちらはちゃんぽん王国。ラーメンと言えば長らく三八と思案橋とうまかっちゃんだけだったのだから、正直、ラーメンを攻めながら食べるのは慣れていない。そんなこんなで、佐賀ラーメン。今日の店は替え玉はおろか、大盛りすらもなかった。気取りのない、ほっとする味。白衣とエプロンのおじちゃんおばちゃん。店の前や揃いのTシャツや壁一面に「一生懸命仕込み中」とか「この麺に賭けたどうたらこうたら」とか、筆文字で書かれたりしてない。ああうれしい。
今週はずっと歳時記本の作業をしていた。作業といっても、もう「本体」はすることを終えて、来週の最終校正を待つのみ。今週はあとがきやら表紙のデザイン案やら、そういうものを仕上げていった。今までの3冊はデザインやレイアウトはデザイナーさんにやってもらったけど、この本はとにかく、ほぼ一人で作り込んできた。この先どういう仕事をしていくのかわからないが、こんな本は最初で最後になるような気がする。
終日ホテル広報誌の原稿書き…と思いきや、朝からパレットを買って学校に届ける。ずいぶん前に「絵の具が足りない」というので、とりあえず私の絵の具を渡したら、どうやらアクリル絵の具だったらしく、そこにヒコの「洗ってなかった。てへへ」が加わり、がっちり固まっていたのだった。
もぎくんに少しずつ老いが見られる。体つきとか、いろいろ。「少しずつ」のスピードが少しでもゆるいものであるように暮らしたい。
朝から激しく肩を寝違え。今日から歳時記本の作業をガシガシやるはずが、いきなりマッサージへ。 昼からは地道な作業に没頭する。幸せな時間ではあるが、この本にまつわる作業がひとつずつ終わっていくのが寂しい。 夜はまさに散りかけの桜を少しだけ花見。出店もすっかり減っていて、たこ焼きだけ食べて帰る。 驚きのスケジュールが記されたお仕事メールがやってきて動転。そそそ、そうだったの???と、少しでも作業を進めておこうと思ってパソコンに向かうと、これまた最近薄々感じていた重さが、やはりあまりよろしくなかったらしく、なんとテキストエディタがフリーズ。画像をHDに移したり再起動したりして、月曜のお楽しみ「酒場放浪記」を2本ふいにしつつ、なんとかマイナスからゼロの状態へ戻す。
朝からいくつかの仕事の連絡や修正や仕上げをして、ついに歳時記本の画像入り再校とご対面。「いくつかの仕事」が、まさにこの日めがけたように終わり&終わりが見えた(一時期見えなかったものもあった)。 この本の打ち合わせは、いつもアミュの「ウミノ」。かもめ広場のポストに頼まれものの郵便物を入れて、いよいよスッキリした気持ちで歩きだし、ふと、かもめ広場の大きなビジョンを見上げたら、なんとそこには、慶賀さんの絵(出島の宴会図)がでかでかと映し出されていて、シーボルトが私を見おろしていた!ふるふるわなわな。 そして、慶賀さんの絵がどっさり入った再校は、おおおおお…。この本、すごいかもしれない…。
そんなこんなで、夜は酔っぱらった。
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