しあわせのかけら。
小さな子どもの頃、拾ったビー玉やもみじの葉っぱ、キャンディーの包み紙やグリコのおまけ・・・いろんなものをとっておきたくて“秘密の箱”に入れてたっけ。そんな日記、かな?

2009年06月29日(月)  変な夢〜。

木金月とあの人がいなかった。

ちょっとがっかりだけど、
もう慣れてしまった。


一日おきぐらいに
あの人の事務所に出入りしているk氏。

ほかの仕事仲間や知り合いのところにも
フットワーク軽く出かけるk氏は、
その方たちのお仕事やら作品やら・・・
建築物やら陶芸やら・・・
の写真をブログによく載せている。

でもあの人の事務所に関しては、
クライアントがいる仕事だから
勝手に写真は載せられないんだろうな。
というわけで、
窓と観葉植物とか
打ち合わせ用テーブルと電話とか、
だいたいいつもそんな写真だ。


昨日の晩、変な夢を見た。

あの人と話した夢。
話す前に
私が苦手なタイプの人だと
わかってしまったので、
すごく事務的に用件だけ話した。
途中から
なぜか偉そうに指図したりして
高飛車な態度になる私。
心の中で「キライ、キライ」
と思いながら。

なんでそんな夢を見たんだろう?


ベランダで咲いたランタナ。
お日さまがよく当たるほど
濃いピンク色になるようだ。



2009年06月24日(水)  その本、貸していただけませんか?

映画になったし、
演技がちょっとくどい(?)香川▲之も出てるし(笑)、
新田次郎の本だし、
読んでみたいなあと
確か頭の隅っこのほうで思ってたよね?

でも、『のぼうの城』やら
『沼地のある森を抜けて』やら
読みたいものがほかにもあって、
それらを読んでいるうちに
忘れかけてた、かも。

『沼地の・・・』は
あの人がよく行く
通称ボサノヴァ書店で買ったので、
ブックカバーがあの人とお揃い。
あの人は何を読んでるのかなあ?
隣から横目でちらっと覗くと・・・
おっ?なんか見たことある人名・・・。

あ。思い出した。
映画になったし、
演技がちょっとくどい(?)香川▲之も出てるし(笑)、
新田次郎の本だし、
読んでみたいなあと
確か頭の隅っこのほうで思ってた
あの本だっ!

気が合ってますよね?私たち。

ということで
その本、貸していただけませんか?

なーんて言えたらいいのになあぁ・・・。


休みの日、ぼおーっとしたり
本を読んだりするのに便利な
イートインのパン屋さん。
ス▽バとかよりも安くて
いかにも“カフェ”みたいな
気取った(?)感じもないので
素のままのんびりできるのがいい。
さすがに昼寝はできないけど。笑



2009年06月21日(日) 『のぼうの城』を読んだ。

短い話だけど面白かった。
歴史ライトノベル?
普通の歴史小説はちょっと難しくて・・・
という私にはちょうどよかった。

もともと脚本として書かれたものを
小説に書き直してあるからなのか、
読んでいると
頭の中にイメージというか映像が
どんどんわいてきて・・・
(石田三成はやはり小栗旬。笑)
読みやすかった。

話の途中にちょっとした解説
みたいなことも書いてあって
わかりやすかったし、
あの時代の合戦ではこんなこともあったのかと
改めて知ったこともあったり。

城を取るとか取られるとか・・・
その時代に生きていた人々にとっては
生死や尊厳に関わることだから、
「面白かった」で済ませるのはどうかと
いつも心の隅っこで思うけど。

ドラマ化された戦(いくさ)は
ドラマ化されたスポーツと
同じだなと思う。

相手の出方を予想して作戦を立てたり
臨機応変に陣形を変えたり
敵味方関係なくナイスプレイには拍手をおくったり・・・
うん。似てる似てる。
正々堂々と戦ったあとは
敵味方なくお互いを讃え合う・・・
そういう爽やかな姿は
ほんとによく似ていると思う。

でも、
読もうと思ったきっかけは
どこかのレビューで引用されていた文。
「『武ある者が武なき者を足蹴にし、
 才ある者が才なき者の鼻面をいいように引き回す。 
 これが人の世か。ならばわしはいやじゃ。わしだけはいやじゃ』
 強き者が強きを呼んで果てしなく強さを増していく一方で、
 弱き者は際限なく虐げられ、踏みつけにされ、
 一片の誇りを持つことさえも許されない。
 小才のきく者だけがくるくると回る頭でうまく立ち回り、
 人がましい顔で幅をきかす。ならば無能で、人が良く、
 愚直なだけが取り柄の者は、踏み台となったまま死ねというのか。
 『それが世の習いと申すなら、このわしは許さん』」
これにとても共感したからなのだった。

のぼう様、私も負けませぬ。


夏野菜のラタトゥイユ。
私はズッキーニじゃなくてキュウリを入れます。笑
作ってから冷蔵庫で冷やしておいたのを
アツアツのオムレツやムニエルにかけて食べると美味しい〜。



2009年06月19日(金)  歩いても歩いても・・・。

仕事中、
また心配事で頭がいっぱいになって
かなりブルーになってしまっていた。

歩くと少し楽になるかなと思って
帰りにスーパーに寄ることにした。
歩いても歩いても心は晴れず、
買い物をしてからふらっと本屋さんに寄った。

雑誌売り場で
『和楽』という雑誌が目に入る。
「和」なモノやコトがいろいろ載っている
写真が大きくてきれいな大人の雑誌。

「前にあの人が見てたなあ。
 多分仕事で必要だったんだろうな」
そう思って手に取ったとき、
お店のスピーカーから
熊木杏里の『君の名前』が聞こえてきた。
胸がきゅんとなった。

私は君の名前も知らないけど・・・。苦笑

ふと
kさんのブログに載っていた写真を思い出した。
あの人の事務所に飾ってあるものの写真。
アクリルのフレームの中から
じっとこっちを見ている△△。
ボスの作品ではなさそう。
・・・あの人作かもしれない。

それも定かではないけど・・・。苦笑


おぉっと!
早く帰って
夕食の支度をしなくてはっ。



2009年06月18日(木)  朝から夢の中?

あの人の後ろに並んで
電車に乗った。

あの人が日陰側に座ったので
私はいつもなら
その向かい側に座るところだけど・・・
日が当たるほうは暑いので
あの人と同じ側に座ることにした。

隣があいてたけど、
ちょうどシートの継ぎ目だったし
そこを避けて
一人分離れて座った。

私がそばまで行ったとき、
ちょっとだけ・・・
ちょっとだけ、
何と言うか
電波のようなものを感じた。

「ふん、また隣に座るのかよ」
と思ったのか
「おお、隣に座るんだ〜♪」
と思ったのか
そこまではわからないけど、
何かこう
あの人の周りの空気が
一瞬揺らいだ・・・
ような気がした。

それで私は
隣を避けて座ってしまったんだ。
迷惑がられてたら嫌だなと思って。
あの人が何の文庫本を読んでるか
チェックするチャンスだったのに・・・。

見えないところに座ったので
退屈でつい居眠りしてしまった。
電車の揺れは
ほんとにゆりかごのようだ・・・。

あの人の隣のドアからC線に乗って、
ターミナル駅で降りて
早足で階段を駆け下りていくあの人を
早足で追いかける私。

速いっ。
待って。
うわ、もう改札を出たよ。
通路を斜めに歩いて
近道をしてやっと追いつきかける。
(追いついても何もしませんが。)
と思ったら
間に2人連れが入ってきて
私の行く手を邪魔する。
うう・・・。

もたもたしていると
あの人がいきなり走り出した。
信号がもうすぐ赤になるからだ。
う、うわ〜
走りたいけど、
今ここから走っても
絶対間に合わない・・・。

あの人が渡り切ると同時に
信号は赤に変わってしまった。

のろのろと
信号のところまで歩く。
ここの信号は長いのよね。
確か1分10秒か20秒・・・。

初夏の日ざしが眩しい。
周りに人がたくさんいるので
日傘をさしにくい。
でも1分以上も紫外線を浴びるのは嫌なので
数メートル下がって日陰に入る。

あの人は
ずっと遠くで人ごみに紛れて
もう全然見えない。
あーあ。
「いってらっしゃ〜い」
と心の中でつぶやく。

うん?
これは夢?

さて
どっちだったのか・・・
ご想像にお任せします。笑


ぬかづけの季節。
今読んでいる梨木香歩さんの小説は
ぬか床から人が出てきたりする
不思議な話。



2009年06月14日(日)  日曜の朝は曇り空。

今あの人がいなくなったら、
あのころよりももっと大雨になるだろう。
覚悟しとけよ、私。
・・・と前々回書いたけど。

あの人がいなくなる可能性は
かなり低いと思う。

元気である限り、
あの人は今の事務所に
ずっと通い続けると思う。

同じ電車の
同じドアに乗って
同じ駅で降りて
同じ面々と仕事をする・・・
という毎日の繰り返しは
あの人にとって
心地良いものなんだろうと思う。

私にとってもそれは同じ。
そうだ。
私は変化が苦手なんだ。

今、私の周りや私の中で
いろんなことが定まっていない。

どこへ向かうのか
何が起きるのか
誰と出会うのか、
その場所は居心地がいいのか
心の平安を保証してくれるのか、
五里霧中・・・。

そういう状況に、
もしかしてわくわくする人や
比較的耐えられる人もいるかもしれない。

でも私は変化が苦手。
不確定なことや予想外なこと、
未知のものごとが
気持ちを不安定にする。

今は、
いつも変わらないあの人だけが
私を私らしく保ってくれている。

こんなのは恋じゃないかもしれないけど。

あの人の存在が、
毎朝あの人に会えることが、
月並みな言葉しか思いつかないけど
私を支えてくれていると思う。



あの人は・・・
私がいなくなっても
何とも感じないんだろうな。
悲しいけど
そうだろうな。



2009年06月11日(木)  合図?

最近またずっと各停なのに
たまにフェイントで快速に乗ったりするあの人。

今日は音楽聞きながら漫画ですか〜。
私のところからは
ほとんど見えなかったけど。
仕方ないので私も本を読んでいた。

電車を降りてから
「そうだ。アイロン用スムーザーを買わなくちゃ」
と思って、ドラッグストアに寄ることにした。

ドラッグストアに行くためには
あの人が乗り換えるC線のホームを通らなくてはならない。
(別のルートもあるにはあるけど。笑)

あの人より前のほうに乗っていた私は
ちょっとゆっくりめに歩きながら、
追い抜かしてくれないかなと
あたりをうかがっていた。

階段を上っていたら
斜め後ろから
キュッキュッという音が聞こえてきた。
雨で濡れた階段の滑り止めに
スニーカーの底がこすれて
音がしているらしい。

けっこう派手な音だなあ。
若いコかなあ。
と思って
ちらっと見たら
あの人だった。笑                   
音楽聞いてるから、
自分では
そんなに大きな音がしてなんて
気づいてないのかもなあ。

・・・うん?
もしかして、
「俺はここにいるよ」っていう
合図だったのかしら〜?
な〜んて。
 
 関係ないけど、タラ(多分)を背負った漁師さん→


今日の仕事中は・・・
詳しく書けないけど
何とも言えない緊張感がピリピリと伝わってきて
肩が凝って頭まで痛くなりそうだったので、
このキュッキュッという合図(違うって〜)を
思い出してニヤニヤすることで乗り切った。
ふう・・・。
凝りをほぐすために(?)
今夜は芋焼酎を飲んだ。
ちょっと酔っぱらってるかも。



2009年06月08日(月)  ネズミモチとマルベリー。

この季節に
ときどきどこかから香ってくるいい匂い。
ちょっと青臭くてちょっと甘い。
何の花なのかずっと気になっていたけど、
どうやらネズミモチという木の花っぽい。
白くて小さな花がたくさんついている。


何年も前だけど、
あの人が1か月間ぐらい
いなくなったことがあった。

そのときは
どうしちゃったのか全然わからなくて
(今でも謎だけど)、
どこに勤めているかも知らなかったし
(これは知ってるけど)、
「もう二度と会えないかもしれない」
と思った。

ちょうどネズミモチの花が香っていた。

今年も同じ香りがして、
あのときの喪失感を
思い出してしまった。


その後1か月ほどして
あの人が姿を見せた。

そのときの嬉しい気持ちも
今でもよく覚えている。

雨上がりの朝に虹を見つけたみたいに
はしゃいでしまった。


今あの人がいなくなったら、
あのころよりももっと大雨になるだろう。
覚悟しとけよ、私。


桑の実(マルベリー)のジャム。
ブルーベリージャムと似てる。
栽培から収穫・製造まで
一貫して手がけたのは
職場のCちゃん。
ありがとう。おいしかった♪



2009年06月06日(土)  話してみたくなった。

快速が3分遅れていた。
各停に乗るつもりで来たあの人も
「おお、ラッキー」って感じで快速に乗った。
もちろん私も。

ドアのすぐ横に
背中合わせで立った。
額面広告のカバーに映る
あの人の後ろ姿(首から上だけ)。
今日もiPodを聞いている。

しばらくすると横を向いた。
何かを見ている。
中吊りポスターかな?

しばらくすると
また同じように横を向いて
何かを見ている。

何だろう?
何のポスター?
私もつられて横を向いた。

あ。
きれい・・・。
B3のポスターの上から3/4ぐらいが
ほわんとぼやけたラベンダー畑の写真。
薄緑と淡い紫。

もしかして
あのポスター見てたの?
だとしたら
ちょっと気が合うかも。

ずっと前にも
私がいいなあと思って見ていた
日本画の展覧会のポスターを
あとから来たあの人も
じっと見ていたことがあった。

なんだか、
ちょっとでいいから
話してみたくなった。

夢に出てきてくれないかなー。




2009年06月04日(木)  おしゃべりなおばさん?

最近のあの人は
また各停に乗ることが多い。
ボサノヴァ書店にも寄らず
急ぎ足で会社まで行ってるんだろうな。

今朝も快速が行ったあと
人が少なくなったホームで
ぼーっとベンチの横に立っていた私。

何となく視線を感じた気がして
ふと顔を上げると、
4月にうちのグループに入ってきた人
(Yさん)だった。
げ・・・
見つかってしまった。

「おはようございます」
「あ、おはようございます。
 ここから乗ってらっしゃったんですねえ」
「はい。ここか、もう一つ向こうか
 日によって違うんですけどね。
 マチコさんもこの駅の近くですよね。
 さら家さんも近いんですか?」
「あ、いいえ。汗
 私はちょっと用事があって途中下車して。
 家はもっと向こうなんです」

なんて会話をしていたら
あの人がやって来た。

各停が来て、
うまい具合にあの人と同じブロックの
ちょっと離れた斜め向かいに座れた。

新しく入ったばかりのYさんに
勤続(もうすぐ)7年の私は
職場の内情(?)その他について
聞かれるままにあれこれ話し、
聞かれていないことまであれこれ話し、
話しながらあの人のほうをちらちら見ていた。

あの人は目をつぶってiPodを聞いていた。
今日の曲はロックっぽいのか?
あの人はかすかに足でリズムをとっている。
・・・ということは寝てないな。

でも、いつもと比べると
何となくノリがいまいち?
ときどきうす目を開けてるし。
ときどききょろきょろしてるし。

うっ。もしかして、
おばさんの話し声がうるさいって思ってるとか?汗
いやいや、そんなはずはない。
私もYさんもどちらかというと
性格だけでなく声の大きさも控えめだもんね。笑
ベラベラ大声で話すタイプじゃない。
でも、私たちの隣(あの人の向かい側)にも
同じ会社のおばさん2名が座っている。
この人たちがうるさいんじゃないの?
うん。私たちよりはうるさい。

あの人から見ると、
向かい側のロングシートにおばさんがたくさん座って
ぺちゃくちゃしゃべってる・・・というふうに
ひとくくりに見られているかも。汗

いや、そうじゃなくて、
もしかすると・・・
人と話をしている私を見るのが初めてだから
何となく気になっちゃって落ち着かないとか?
・・・なんてことはないか。
・・・ないですかね?
・・・ないでしょうね。

結局、電車を降りてから会社に着くまで
私達はずっと職場ネタで盛り上がっていた。
のどが乾いてしまった。
・・・やっぱりしゃべりすぎだったのか?

それにしても。
これからもときどきこうなっちゃうのかな。
たまにならいいけど
しょっちゅうはちょっと困るなあ・・・。

もしかしたら。
もう一つ向こうの駅から乗ってるYさんに
毎日のように見られていたのかも。
毎日用事があって途中下車してるなんて
思いっきり怪しいよねえ、さら家さん・・・。汗


イタリアのトマト缶。
かわいいので
つまようじ入れにしてみました〜。


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