しあわせのかけら。
小さな子どもの頃、拾ったビー玉やもみじの葉っぱ、キャンディーの包み紙やグリコのおまけ・・・いろんなものをとっておきたくて“秘密の箱”に入れてたっけ。そんな日記、かな?

2008年08月29日(金)  海の向こう。

甥っ子たちが
海の向こうに帰って行った。

両親は空港まで見送りに。
私とうちの子も
仕事を休めるなら行きたかったけど
お盆にもたくさん休んでいたので休みづらくて
行かなかった。

でも、
見送りに行ったら
涙出てただろうな。

甥っ子は
手荷物の中に
うっかり工作用のはさみを入れていたらしい。
没収されそうになったのを、係の人に頼んで
見送りに行っていた母に渡してもらったとか。

はさみには
甥っ子の名前がひらがなで書いてあったそうだ。

おばあちゃん、
それ見てうるうるしてたかも・・・。



お姉ちゃん、skypeやろうね!

海の向こうに帰った妹からメールがきた。

そうだな。
そうしないと、うちの子と甥っ子は
親に黙って国際電話をかけまくりそうだ。汗
(メモ用紙にお互いの電話番号と家にいる時間帯を書いて
 交換しているのを目撃してしまった。
 時差があることには思いが至っていないらしい。)

そちらは
今日もからっと晴れているんでしょうか?
あなたたちが帰ってから、
日本はあちこちで大雨です。



2008年08月27日(水)  今朝のひとりごと。

え〜ん。またやられちゃった。

朝からそんだけ速く走るパワーがあるんだったら
なぜもっと早起きしないの?

あーあ。
あと10秒早く来てくれてたら、
私も快速に乗れたし銀行にも寄れたのにぃ。

むなしいし蒸し暑いんですけど〜。

ドアが閉まる直前の快速に飛び乗ったあの人には、
ベンチの横に立っていた私なんて
全然見えてなかったな。
せっかくお気に入りのカットソーとスカートだったのに。
水曜日は漫画読むことしか頭になさそうだもんね。
え〜ん。

ま、私も油断してたんだけどね。
快速が発車するまでは、
いつでも走って飛び乗れるように
スタンバイしてなくちゃね。
なーんて
そんなことしないわよぅ。

そう言えば、
私がまだ見たことのないシャツを着てた。
秋らしい、栗みたいなモンブランみたいな
色だった。

スミマセン、つまんない日記で。

そうそう。
昨日の帰りに
うちの子のクラスメートのお母さん(たま子さん)に会った。
たま子さんはあの人の駅の駅前の会社で働いている。
でも、ストレスの多い職場だって前々からこぼしていて
私と同じ会社に変わりたいって言ってたんだけど、
この度めでたく派遣が内定(?)したそうで。
今のところはまだ欠員がないらしいけど、
近い将来私と同じ会社で働くことになるもよう。
うう。ちょっと困った。
もうあの人を待ち伏せできなくなるかもしれない。
透明人間になりたいよ・・・。



2008年08月26日(火)  ふにゃふにゃ。

今朝は、あの人の向かい側に座れたので
目をつぶって音楽を聴いている姿を
じっと見ていた。

なんとなく、
なんとなーくだけど
疲れているように見えた。

眉間の縦じわはいつものこと。
これがないとあの人に見えないかも。
おでこが
多分5年くらい前よりは広くなったよね。
人のこと言えないけど、
髪も前はもっとたくさんあったように思う。
顎ひげも
左半分がかなり白っぽくなってきてるし。

でも、そんなことではなく、
なんとなく弱々しく見える。

ゆったりめのキーネックなので
鎖骨のあたりが見えているけど、
肌にハリがなくなってる感じだ。
腕もあまり日焼けしてないし
お盆休みも家にいたのかな?

どうして今日は
ふにゃふにゃな感じに見えるの?
何かあったの?
表情はいつも通りだけど・・・。


あっ・・・
もしかして・・・

多分、
オリンピックのせいだ!
うん。きっとそうだよ。

ここ2週間あまり
オリンピック選手たちの
鍛え抜かれた肉体と
緊張感に満ちた表情ばかり見ていたせいで、
普通の人が弱く元気なさそうに見えてしまうんだ・・・。

ははは。面白い現象だ。

さて。私も
疲れた夏のお肌にパックでもしよっと。




北京オリンピックを観て、
スポーツだけど舞台芸術みたいな
カナダのシンクロのファンになってしまった。
ニッポンも頑張れー!



2008年08月25日(月)  見つめる。

あの人の駅でベンチに座っていたら、
あの人が目の前を通り過ぎて行った。
今日は随分早いじゃない。
本でも読んでいたら気がつかないところだった。

だいたい2か月に1回ぐらいのペースで
あの人は一番後ろの車両に乗る。
そしていつもの駅で降りないで
どこかもっと先の駅まで行く。
今朝もそうらしい。

今日はマチコ先輩がお休みなので、
堂々とあの人のほうに首を回して
電車1両分ぐらい離れたところに立っている姿を
じっと見ていた。

今日は私の好きな色のシャツだ。

こっち向いてと思いながら
じーっと見ていると、
あの人がほんとにこっちのほうを向いた。

目は
合っていないんだろうけど
あの人もじっとこっちのほうを見ている。
1、2、3秒ぐらい?

これだけ離れていたら
もう何秒でもじっと見ちゃうよ私は。

でも4秒ぐらいして
あの人は前を向いてしまった。
そして私も。

そうだ。
今日はマチコ先輩もいないことだし、
あの人と同じ車両に乗っちゃおうかなっ。


やっぱりそこまではできなくて、
いつもよりドアひとつ分だけ
あの人に近いところに乗ることにした。
そして、
乗ってから連結部分に一番近いところまで行って
あいているところに座ろうと思った。
そこからだと
連結部分の窓かドア越しに
隣の車両にいるあの人が見えるかもしれないからね。

電車が来た。
少しドキドキしながら乗り込む。
あの人はどっち側に座るかな?
そう思って連結部分のほうをちらっと見た。

うっ!?
見えないっ。
連結部分に窓がない!
ドアも細長いスリットのようなガラスがはめられているだけで
隣の車両の様子がほとんど見えない!

なんで!?
なんでよりによって
今朝は新型車両が来たのよっ!?
そもそもなんで新型車両はこんなデザインなのよぉ。
がっかり・・・。

しかたがないので。
さっき、実は目が合っていたのかもしれない
などと妄想してみた。
妄想とわかっていても
ちょっといい気分・・・。


“異星人”さんの中には、
近くでじっと見つめられるのが
苦手な人もいるそうだ。

あまり見つめすぎると
迷惑がられるかもしれないな・・・。

でも、多分、
離れていたら大丈夫。
私も離れていたら大丈夫だし。笑
これからも、
そういうときは遠慮せず
じっと見つめさせてもらおうっと。



2008年08月21日(木)  今度会ったら足踏んでやるっ。



あの人の姿を全然見ないのは、
もしかしたら
私が“待ち伏せ”するために乗る各停よりも
1本前の電車に乗っているからかもしれない。
その電車だと、
始業時刻までには適度に余裕がある時間に
出勤できるはずだ。

だからって
私までそんな早い電車にわざわざ乗るの?
そこまでするぅ?
お盆休みに仕事してて
今夏休みなのかもしれないし、
またそのうち現れるよ。

そう思っていたはずだったのに、
気がつくと
私はいつもより15分も早く
出かける用意を終えていた。

一体いつ、
今日は早い電車に乗ろうって
決心したっけ?
・・・記憶がない。


1本早い電車は
ちょうどよく冷えていて
思ったよりもすいていた。

あの人の駅。
ホームにあの人の姿はなかった。
なあんだ。やっぱりいないじゃん。

いつものように降りてトイレに行った。
3分ほどしてホームに戻って
ベンチに座って本を読んでいた。

私がいつも乗って来る各停を見送った。

あの人は来ていない。

次に快速が来た。

やっぱり今日も休みなのかもな。

本に視線を戻して読み始めたとき、
慌てて階段を駆け上って来て
快速に駆け込んだ人がいた。

あの人?

本に合っていた目の焦点を
快速のドアに合わせ直すヒマもなく
その人は奥のほうに入って行き
ドアが閉まった。

やっと焦点が合った私の目に
見慣れた、でもとても久しぶりの背中と後頭部が
ほんの一瞬だけ映った。

そんなのあり?
私は、えっと、16分も待ってたのに。
うううう。

今度会ったら
足踏んでやるっ。

なんて無理。

そうだよ。
ふざけて足を踏むことも
会いたかったよ〜とhugすることも
ぷうっとふくれっ面をして見せることも、
なーんにも
できないんじゃん!

そして今、
「悔しいよぉ!」と言える相手もいない。

一瞬メル友さんにメールしようかと思った。
いやいや。大人げない。
朝の忙しい時間にそんなこと。
大丈夫だ。
今は膨らんだ気持ちが胸につかえてるけど、
もう少ししたら落ち着くから。

落ち着いたら
ニヤニヤしそうになった。
だってまた会えたから。
いなくなってなかったから。

でもニヤニヤしたあと
悲しくなった。
だってあの人にとって私は
全然どうでもいい存在だなと思ったから。

そんな気持ちも
あんな気持ちも
私の日常生活とはさほど関係もなく
浮かんでは消えての繰り返し。

一体いつまで続くんだろうねえ。



2008年08月19日(火)  百日紅。

先週の『篤姫』。
桜田門外の変で
井伊大老が亡くなった。
井伊直弼と言えば、
今までは非情でワンマンといった
悪役のイメージしかなかったけど、
そうでもないみたいで・・・。
ちょっと興味が湧いてきた。

このあいだ
お盆休みのプチ旅行のルートを地図で見ていたら、
井伊直弼ゆかりの地に寄り道できることに気づいた。
これも何かのご縁かも?

ねーねー、ちょっとだけ寄り道してもいい?
夫と子どもにむりやり「うん」と言わせる。

あまりゆっくりはできなかったし暑かったけど、
「ここか〜・・・」としばし感慨にふける。

小さいお城ってなんか好きだな。
それにこのお城からは
空と平野と山に加えて湖まで見渡せる・・・。

若いころ過ごしたと言われるお屋敷は
お盆のあいだ休館で入れなかったけど、
外から塀と門と庭の木立だけ観賞。
お屋敷の前の道はお堀に面していて、
井伊直弼が好きだったという柳並木が続いていた。

帰り道、お城のはずれに
背の高い百日紅(さるすべり)の木があった。
都会で見ると
少し暑苦しいピンク色だけど、
ここで見ると
周りの濃い茶色や白い塀、
鬱蒼とした木々の緑に映えて
ちょうどいい華やかさだ。

井伊直弼の生涯を描いた『花の生涯』は
NHKの大河ドラマ第一作目だったらしい。
こんど原作を読んでみようかなー。



2008年08月18日(月)  恐怖の館・・・?(2)−2

トイレをあんなふうに汚すのは
立って用を足す男の子だけ。
うちの子は器用なウソはつけない。
「してない」と自信満々に言うときはほんとにしていない。
で。甥っ子には前科があるらしい。苦笑

「次からは、汚して自分できれいに掃除できないと思ったら
 お母さんか伯母ちゃんに言いなさいね」
「遊んでて楽しくても、
 ここではちょっと落ち着いて汚さないように気をつけてね」


親たちにかばわれて、
甥っ子は謝らずに済んだ。

でも、それで終わっていいのか?

甥っ子とうちの子と3人
同じ部屋で寝ていた私は
夜中にふと目が覚めて考えていた。

ほんとに覚えていないのか
恐くて自分がしたと言えないだけなのか
どっちなのかはわからないけど・・・。

朝、うちの子が先に目覚めたので
「あなたはしてないと思うけど
 少し跳ぶことはあるもんね。
 〜中略〜
 ○君と一緒に『これから気をつけてします』って
 おばあちゃんに言おう」と言ってみた。
このままだと
おばあちゃだって引っ込みがつかなくなっちゃうし。

ところがうちの子は
「そんなことしたって無駄!
 もうおばあちゃんの信用は取り戻せないよ!」
と涙目でのたまった。
そうきたか。さすが“異星人”。苦笑
おばあちゃんの
「もうあなたたちのことは信用できないっ!」という言葉を
文字通り解釈してしまった模様。

「そんなことはないよ。
 お母さんだって、頭痛かったり忙しかったりすると
 オニババみたいに怒ることあるでしょ?
 つい『●なんて嫌い!』って言っちゃうこともあるでしょ?
 でもほんとはいつでもあなたのことが大好きでしょ?
 おばあちゃんだってお母さんのお母さんだから、同じだよ!
 〜以下省略」
といつものようにくどくどと説明。笑

途中から目が覚めた甥っ子は
じっとそれを聞いていた。

「○君、これから気をつけますって約束したら
 おばあちゃんももう怒らないよ。
 さ、一緒に言っておいで」
二人の頭をポンポンと撫でて促す。

“非異星人”の甥っ子は気持ちの切り替えが早い。
「うん!」とはりきって部屋を出て行った。
うちの子がのろのろとそれに続く。

おばあちゃんは洗濯をしていた。

「おばあちゃん、
 これからは気をつけておしっこします。」

「・・・どうして二人で来るの?!
 おばあちゃんはねっ、
 汚した人に正直に謝ってほしいのよっ!」

げ。まだ怒ってる・・・

「でもまあ、これから気をつけるって言うなら
 それは信じてあげる。はい(もう行っていいよ)。」

ふうぅ〜。
疲れた〜。笑


でも、
子どもたちにとっては
いい経験だったと思う。

そして私にとっても・・・。
親は意外と身近な存在だと実感できて
(簡単に言えば、
 「な〜んだ。お母さんだって
  子どもが粗相したらキレちゃうんじゃん。
 『そんなことぐらいで怒っちゃだめよ』って
  私たちには言ってるくせにさ〜」ってことです。)
今さらだけど、もう一歩親離れできた気がした。

私にとって特に母は
偉大すぎるようなところがあって
何となく距離を感じる存在だった。
いつもいい子にしてなくちゃいけないというか。
弱音を吐いても受け止めてもらえないというか。

でも今回、
一瞬だけど素(す)の姿を見せてくれたおかげで
何となく距離が縮まって、
もっといたわらなきゃとか
もっと思いやらなきゃとか
思えるようになった気がする。
なんかねー、
今までは形だけそうしてた感じだったけど、
これからは心からそうできそうな気がする。

それと。
自分の子育て能力が、親と比べて
決して劣っているわけではないとわかった。ははっ。
そうだよ。私はなかなか健闘してるよと
ちょっとだけ自分を見直しちゃった。へへっ。

家に帰ってからの子どもとの会話。。。
「おばあちゃんの信用、
 まだ取り戻せてないと思う?」
「ううん。もう大丈夫!」
「だよね!」



2008年08月15日(金)  恐怖の館・・・?(2)−1

7月に実家で軽い熱中症になったあと、
もう一度日帰りで実家に行った。
そして今回お盆にも1泊。

今年の夏休みは、
妹親子も滞在しているので
にぎやかなことこの上なし。
散らかり放題で暑さ倍増。
暑さ倍増でイライラ増幅。

それは、
ちょっと子どもが苦手な私だけが
感じていることだと思っていた。
でも実は、
一番大変なのは母だったんだ。
と、あとで気づくことになる。

今回は保冷剤やら冷たいお茶やらを多めに持参。
子どもたちにたくさん楽しい思い出ができるようにと
外出イベント(遊園地に行く)も計画して
いざ出陣(大げさ)。

実家についてすぐ
子連れで遊園地に出かけたので、
両親も少しのんびりできたと思う。

遊園地から戻って、
シャワーを浴びてお昼寝をしておやつを食べて
男の子たちは“離れ”に隔離状態で仲良く遊び
下の女の子はお兄ちゃんたちと大人の間を往復して
まあまあいい感じで過ごしていた。

が。
夜になって花火をしたあと
事件が起こった。

きれいに掃除したばかりのトイレの床に
オシッコの池を作られたことに母が逆上して、
問いただされても“自白”及び謝罪をしなかった孫に
さらに激高してしまった。
という事件。

私は主に祖母に育てられたので、
母があんなにキレた姿は見たことがなかった。
妹たちに言わせれば
「子どもの頃と同じ。
 いつもあんな感じで怒られてた。
 怖かったよぉ」。

「その叱り方は良くないよ。
 子どもが萎縮するだけだよ。」
「もしかしたしたら遊ぶのが楽しくて舞い上がっちゃってて
 途中で自分がしたことを覚えてないかもしれない。
 したつもりがなければ謝ろうとは思わないよ」
「お母さんは男の子を育てたことないから
 あんなことされてショックだったんだろうけど」
子どもの前では言いたくなかったけど、
あまりにも母がしつこく激怒し続けていたので
少し落ち着いてほしくて言ってしまった。

母は「お風呂に入って寝て頭冷やすわ!」と
頭にツノを生やしたまま
不満そうに居間から出て行った。

娘3人で話していたら
父がぼそっと言った。

「お母さんも疲れてるんだよ」

そうか・・・
そうだよねえ!

いつもは二人で静かな生活なのに
6月の終わりからほぼずっと
こんなにぎやかな毎日だったんだから・・・。
言われるまで気づかなかった。
あまり表には出さない人だから。



2008年08月11日(月)  一期一会。

大河ドラマ『篤姫』を見て、
徳川幕府の大老井伊直弼が茶人でもあり
茶道の心得「一期一会」を
世の中に広めた人だったことを知った。

ずっといがみ合っていた
天璋院(篤姫)と井伊大老だったけど・・・
安政の大獄のあと、
天璋院が井伊大老のもとを尋ねて
彼の点てたお茶を飲みながら
話し合うシーンでは、
それぞれの信念に基づいた生き方と
お互いの考えを尊重し心を通わせていく様子が
美しく描かれていた。

心が通じ合ったと思った直後、
大老は桜田門外で殺害されてしまうんだけど・・・。
まさに天璋院とは「一期一会」の交流。

桜田門外で銃弾を受けた井伊大老の手には、
天璋院から贈られたばかりの
お手製の袱紗(ふくさ)が握られていた。

袱紗を見て、
茶室で井伊大老が天璋院に言った
「亡き上様(天璋院の夫)のお気持ちが
 少しだけわかった気がいたしまする」
という言葉を思い出した。

恋だとか愛だとか
そういう言葉では言い表せない・・・
大人の友情?
自分がこの世を去っても、
天璋院がこの国のために力を尽くすだろう。
そう信じられる相手と出会えて、
彼は満足していたんじゃないかと思った。

というわけで
今週も泣きました。
これだから
大河ドラマはやめられませんっ!

おっと。今日は
『のだめカンタービレ』21巻の発売日だった!
篤姫に夢中で忘れてた。
明日買いに行こうっと。



2008年08月09日(土)  ちょい吐き出し。

深く考えないようにしていたのにぃ。

そうすれば楽だったのに、
深く考える材料を
また自ら手にしてしまった。
1680円も払って。笑(意味わかんないですよね。汗)

少なくとも、
私だっていろいろと忙しい。
考えることもやることもたくさんある。
あの人のことばかり
追いかけてもいられない。
いつまでも今までみたいなわけにはいかない。

うーん。
だから深く考えないようにしていたのに。

どうして敢えて
どうしてわざわざ
考えちゃうんだろう?

単なる好奇心?
子どもの将来のため?
やっぱり「もうちょっと何とかならないものか?」
と思っているから?
どれも正解かも・・・。

でもまあ。
今のままでは
どうにもなりません。
断言。

1680円のおかげで
それがますますはっきりしてきた。

で。
そんな望み薄なことを続けているのが
嫌になった。

今のままから一歩進んだとしても
やはりどうにもできません私には。
おそらくは
彼の元?奥さんがそうだったように。


なーんて思う日もあったりします。笑
吐き出し日記でした。

オリンピックも始まったし。
来週はお盆だし。
しばらく遠ざかっていようと思う。

余談。
オリンピックの開会式の総合演出者は
映画監督の張芸謀(チャン・イーモウ)
だったんだー。
十数年前に観た『紅夢』という映画の、
暗い群青色の夜の帳に浮かび上がった
朱色のランタンが放つ妖しい美しさは
今もまぶたに焼きついています・・・。
ほおずきは英語で Chinese Lantern と
言うそうです。



2008年08月02日(土)  やっぱり秋が恋しい。

今週は木金しか会えなかった。

最近は家でできる仕事が多いのかな。
じゃなくて、
会わない日は
もっと早く家を出てるのかな。
それとも、
もっと遅い電車に乗ってるのかな。

4年くらい前の私なら、
早い時間から遅刻すれすれの時間まで
あの人の駅のベンチに座って
本でも読みながら待っていたかもしれない。

そこまでして
いつも自分と同じ電車に乗る女がいたとしたら
(ほんとにあの人が毎日来てたとして)、
あの人だって
不思議に思うかもしれない。
気づくかもしれない。
私がわざとそうしてるって。

今はもう
そこまでする気はないけどね。
でも
1本だけ早い各停に乗って待ち伏せする・・・
というのは
やめられないのよね。


木曜日は久しぶりに会えて嬉しかった。

最初あの人と同じ側に座ったのに
「しまった。これじゃ見えない」と思って
向かい側に移動してしまった。
しかも真向い・・・。
ちょっと挙動不審だったかも。
でもその場所のほうが日陰で涼しかったし。

あの人はiPodを聴いていた。
私はというと、
結局ほとんどあの人のほうを見ることもなく
本を読んでいた。

金曜日は隣に座っちゃった。

服の色が久しぶりにお揃いっぽかったので、
(あの人は、薄ーい茶色のガーゼのシャツと
 黒いパンツに焦げ茶の靴。
 私は、白×薄いグレーの細いボーダーのカットソーと
 薄い茶色のスカートに焦げ茶の靴。)
ときどきちらっと斜め下を向いて、
自分のカットソーとスカートと靴と
あの人のシャツとパンツと靴を視界に入れて
「これを写真に撮れたらなあ・・・」
と思ってみたりした。
秋を恋しく思っているような色。

やっぱり夏は苦手だな〜。
早く涼しくなってほしいな〜。

あの人はなんとなく退屈してるっぽかったけど
居眠りすることもなく。
私のほうが途中から眠くなってきて
「せっかく隣に座れたのに
 寝たらもったいないよ!」
と思いながらも
うとうとしそうになっていた。

これを読むと、
な〜んかやる気がなさそうというか
緊張感がないというか
そんな感じがするかもしれません。

でも
「待ち伏せ」はやめられないし。
すぐそばにあの人がいるということを意識しすぎると、
弱冷房車じゃないのに
おでこに汗がにじんできます。。。


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